月5万円貯金は少ない?年代別の平均貯金額と貯金を増やす方法を解説のサムネイル画像
「月5万円の貯金は少ない?」
「月5万円の貯金で老後に備えられる?」

とお悩みではないでしょうか。

結論、月5万円の貯金が多いか少ないかは、一概には判断できません。

そのため、貯金額の平均を知ることで、自分の貯金額が適正かどうか判断するのがおすすめです。

この記事では、年代別の貯金額の平均値・中央値を紹介し、現在の貯金額が適正かどうかを判断する基準を示します。

あわせて月5万以上に貯金を増やす方法も解説するので、ぜひ参考にしてください。
  • 周囲の人と比べて、貯金が少ないと感じた
  • 結婚・マイホーム購入・老後など、将来のライフイベントに備えて貯金を増やしたい
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この記事の監修者「谷川 昌平」

この記事の監修者 谷川 昌平 フィナンシャルプランナー

株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー証券外務員を取得。メディア実績:<テレビ出演>テレビ東京-テレ東「WBS」・テレビ朝日「林修の今知りたいでしょ!
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この記事の目次

月5万円貯金は少ない?貯金額の平均値を年代別に紹介

月5万円の貯金が多いか少ないかは、年代や手取り収入によって異なります


そのため、ここでは貯金額の平均値を以下の年代別に紹介します。

自分の年代と照らし合わせて、月の貯金額の目安にしてください。

ただし、月の貯金額は年収によっても異なります。

一般的に、生活に無理のない貯金額は手取り収入の15%前後とされているため、まずは自分の年収に合わせた無理のない貯金額を設定することも大切です。

  • 子どもの教育費や将来に安心できるように貯金を確保したい
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20代は月3.6万〜5.0万円

20代は月約3.6万〜約5.0万円が平均の貯金額になります。


以下に、平均手取り収入と平均貯蓄割合をもとにまとめた、平均貯金額を示します。

世帯区分月別平均貯蓄額
(a×b÷12ヵ月)
平均手取り収入
(税引後)(a)
手取り収入からの
貯蓄割合(b)
単身(※1)3万6,150円241万円18%
2人以上(※2)4万9,700円426万円14%

※1参照:家計の金融に関する世論調査[単身世帯調査]令和5年度調査結果|金融広報中央委 員会

※2参照:家計の金融に関する世論調査[二人以上世帯調査]令和5年度調査結果|金融広報中央委員会


単身世帯の貯蓄割合は18%、2人以上世帯は14%と、手取り収入に対する貯蓄割合が異なります。


単身世帯の方が貯蓄割合が高いのは、固定費が比較的少ないことが要因と考えられます。

一方で、収入の差により、実際の貯蓄額は2人以上世帯のほうが多くなっています。 


おもな理由は、世帯収入が増えることで、生活費の負担を分担できるためです。 


このデータをふまえると、20代で月5万円以上貯金できれば、平均を超える貯蓄ペースといえます。 


貯蓄を増やしたい場合は、固定費の見直しや先取り貯金を取り入れると効果的でしょう。

30代は月4.2万〜6.4万円

30代は月約4.2万〜約6.4万円が平均の貯金額になります。


以下に、平均手取り収入と平均貯蓄割合をもとにまとめた、平均貯金額を示します。

世帯区分月別平均貯蓄額
(a×b÷12ヵ月)
平均手取り収入
(税引後)(a)
手取り収入からの
貯蓄割合(b)
単身(※1)4万2,642円301万円17%
2人以上(※2)6万3,700円546万円14%

※1参照:家計の金融に関する世論調査[単身世帯調査]令和5年度調査結果|金融広報中央委 員会 

※2参照:家計の金融に関する世論調査[二人以上世帯調査]令和5年度調査結果|金融広報中央委員会  


単身世帯の貯蓄割合は17%、2人以上世帯は14%となっています。


収入が増えるにつれて貯金額も増えていますが、貯蓄割合は大きく変わりません。


これは、2人以上世帯では生活費や教育費などの支出も増えるため、貯蓄割合が増やしにくいことが理由と考えられます。


2人以上世帯の方が貯金額が多くても、家計に余裕があるとは限らないでしょう。 

単身世帯では、月5万円以上の貯金ができれば、平均を超えるペースといえます。


2人以上世帯の場合は、月6万円以上を貯蓄できていれば、平均的な水準といえるでしょう。


貯金をさらに増やしたい場合は、固定費の見直しや収入アップの工夫が効果的です。

40代は月3.7万〜6.3万円

40代は月約3.7万〜約6.3万円が平均の貯金額になります。


以下に、平均手取り収入と平均貯蓄割合をもとにまとめた、平均貯金額を示します。

世帯区分月別平均貯蓄額
(a×b÷12ヵ月)
平均手取り収入
(税引後)(a)
手取り収入からの
貯蓄割合(b)
単身(※1)3万6,867円316万円14%
2人以上(※2)6万2,900円629万円12%

※1参照:家計の金融に関する世論調査[単身世帯調査]令和5年度調査結果|金融広報中央委 員会 

※2参照:家計の金融に関する世論調査[二人以上世帯調査]令和5年度調査結果|金融広報中央委員会  


単身世帯の貯蓄割合は14%、2人以上世帯では12%となっており、30代と比べてやや低下しています。


これは、住宅ローンや教育費など、大きな支出が増えることが影響していると考えられます。


特に2人以上世帯では、収入は増えているものの、支出も増える傾向にあるため、貯蓄割合は単身世帯よりも低くなっています。


そのため、40代で貯蓄を増やすには、固定費の見直しや資産運用を検討することが重要です。 


単身世帯の場合、月4万円以上、2人以上世帯なら月6万円以上貯金できれば、平均的な貯蓄ペースを維持できているといえるでしょう。


貯金をさらに増やしたい場合は、今後の支出を考え、無理のない範囲で貯蓄額を増やす工夫が求められます。

データを見ると、月5万円の貯金ペースは多くの年代で堅実な水準といえます。


しかし、ライフスタイルや将来の支出を考えると、本当に足りるのか不安に感じる方もいるでしょう。 


特に、住宅購入・教育費・老後資金など、大きな支出を考えると「今のペースで本当に足りるのか?」と悩むこともあるかもしれません。


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月5万円貯金する具体的な方法

月5万円貯金する具体的な方法は、以下3つです。

それぞれ詳しく解説するので、月5万円貯金を実現するための参考にしてください。

「我が家の場合はどの固定費から削るのがよいか、迷ってしまう」


「 先取り貯金が大事なのはわかるけど、今の収入で本当にできるかな⋯」


 家計の状況やライフスタイルによって、効果的な節約ポイントや貯金の方法は異なるため、堅実に貯金を増やすためには専門家のアドバイスを活用するのが近道です。 


そこで、マネーキャリアを利用し、お金のプロ(FP)に「無料で何度でも」相談しながら、自分に合った貯金・節約の方法を見つける人が増えています。


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固定費の見直し

固定費を見直すことで、毎月の支出を効率よく削減できます。


固定費とは、毎月必ず支払う必要があるお金です。


家賃・スマートフォン代・保険料など、支出がほぼ変わらないものを指します。


一度削減すれば、そのあとも継続的に節約効果が続くのがメリットです。


削減する際は、支出の大きい項目から手をつけると効率的です。


具体的には、家賃・車関連費・保険・スマートフォン代・インターネット代・サブスクの順で見直すとよいでしょう。 

先取り貯金

先取り貯金をおこなうことで、無理なく貯金を増やせます。 


先取り貯金とは、毎月の給料が入ったら、使う前に貯金分を取りわける方法です。


お金を使う前に貯金を確保するため、無駄遣いを防ぎながら、ストレスなく貯金できるのが特徴です。 


具体的な先取り貯金の方法としては、自動積立定期預金を活用した仕組み化をおすすめします。


給与振込口座から自動で積み立てることで、意識せずに貯金を増やせます。 

例えば、毎月5万円の自動積立を続けると、1年で60万円・5年後には300万円が貯まります。 


先取り貯金でシンプルな仕組みを作ると、無理なく貯金を増やすのに効果的です。

現職の給料アップ・副業・転職

収入を増やし、そのまま貯金に回すことで、節約のストレスを感じずに貯金を増やせます。


収入を増やすには、給料アップ・副業・転職のいずれかを選ぶと効果的です。


給料アップを目指すなら、資格取得による手当や昇進試験に挑戦するのが有効です。


副業は、就業後や休日に在宅でできるものを選ぶと、負担を少なくできます。


転職は、副業の時間が取れない人向きです。


業界を変えるだけで、同じ職種でも年収が上がる場合があります。 

月5万円貯金できるか不安ならお金のプロ(FP)に無料相談がおすすめ

月5万円貯金できるか不安なら、お金のプロ(FP)に無料相談がおすすめです。


貯金を増やしたいと思っても、「お金の管理が苦手」「家計簿が続かない」と感じている方は少なくありません。


計画的に貯めたいのに、どこから手をつければいいのかわからず、不安になることもあるでしょう。


しかし、FPは、あなたと一緒に"いつまでにいくら貯めればいいのか"を整理し、今すぐできる具体的な行動を考えます。

FP相談のなかで特におすすめなのが、無料で何度も相談できるマネーキャリアです。 


マネーキャリアなら、あなただけのために家計診断をして、月5万円以上に貯金額を増やす方法や、ギリギリの家計を改善するアドバイスができます。


あなただけのライフプラン表を作成し、将来必要な金額を可視化することも可能です。


具体的な期限・目標が明確になると、モチベーションも維持しやすくなるので、ぜひお気軽にご相談ください。


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月5万円の貯金を無理なく続けるためのポイント

月5万円の貯金を続けるためには、無理のない計画と管理が大切です。

ポイントは、以下3つです。

貯金の理由・目標額を明確にする

貯金の理由と目標額を具体的に設定すると、モチベーションが向上します。

何のために・いつまでに・いくら貯めるのかを決めることで、目的意識を持って貯金できます。

貯金の理由は人それぞれですが、老後の備え・教育費・住宅購入・旅行資金などが代表的です。

例えば、子どもの教育資金として200万円貯めたいなら、毎月5万円の貯金で約3年4ヵ月で達成できます。

具体的な金額と期間を決めることで、貯金の継続がしやすくなるでしょう。 

ゴールを決めると、無駄遣いが減る効果もあります。


目標が決まっていない人は、具体的に設定することが大切です。  

家計簿アプリを活用する

家計簿アプリを使うと、手間をかけずにお金の流れを把握できます。 

表計算ソフトや手書きよりも簡単に記録でき、自動で集計されるため、管理が楽な点が特徴です。

また、外食費や被服費など支出の傾向を分析しやすく、無駄な出費を減らすヒントを得られる点もメリットです。 

無料で始められるアプリも多くあるので、使ったことがない方は活用を検討してください。

銀行口座やクレジットカードと連携できるアプリを使えば、手入力の手間が省け、家計管理がさらに継続しやすくなります。


お試しで、無料のアプリをいくつかダウンロードし、使いやすいものを見つけてみましょう。

月5万の貯金が負担な場合は貯金額の見直しも大切

月5万の貯金が負担な場合は貯金額の見直しも大切です。

無理のない貯金額
を設定することで、貯金が継続しやすくなります。 

高すぎる目標を立てると、途中で生活費が足りなくなり、結局貯金を崩すことになりがちだからです。

例えば、月収の10〜20%を目安に貯金すると、家計への負担を抑えながら貯金できます。 

20%以上貯金できそうな場合でも、急な出費が発生することを考え、ある程度の生活費の余裕を持たせることも重要です。

自分の生活に合った貯金ペースを見つけ、コツコツと積み立てましょう。

  • 目標を決めたけど、金額が妥当か自信がない
  • 毎月の貯金額を決めても、収入が変動するのでどう調整すればよいかわからない⋯

家計の状況やライフプランによって適切な貯金額は異なるため、プロのアドバイスを受け、無理なく貯金していくことが大切です。


そこでマネーキャリアを利用し、お金のプロ(FP)に自分の年収から算出する適切な貯金金額を教えてもらいましょう。


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貯金だけではもったいない!余剰金でできるおすすめの投資2選

貯金だけでは資産は増えにくいため、余剰金を活用して資産運用をおこなうことが重要です。

ここでは、おすすめの投資として以下2つを紹介します。
低リスクで始められる投資を選べば、安全性を確保しながら資産を増やすことが可能です。

それぞれの特徴について解説するのでぜひ参考にしてください。 

投資信託

投資信託は、専門家に運用を任せられるため、投資初心者でも始めやすい投資です。

投資信託とは、多くの投資家から集めた資金をプロが運用し、リターンを狙う仕組みです。

NISAやiDeCoなどの非課税制度を活用すると、リターンに税金がかからないので、効率よく資産を増やせます

投資なので元本割れに考慮が必要ですが、長期・積立・分散を意識すれば、リスクを押さえた運用が見込めます。

例えば、毎月1万円をNISAで年利5%の投資信託に20年間積み立てると、240万円の元本が、411万円になります(※)。 


一方、同じ額を銀行で年利0.3%の積立貯金に回した場合、20年後の資産は247万円(※)です。


このように投資信託は、貯金だけでは難しい、資産の増加をサポートします。 


少額から始めて、計画的に資産を増やす検討をするとよいでしょう。


※参照:つみたてシミュレーター|金融庁

個人向け国債

個人向け国債は、普通預金よりも利率が良く、元本割れのリスクがない安全な資産運用方法です。 

特に"変動10年"の国債は、金利上昇時に利息が増えることが期待できます。

2025年2月時点の年利は、0.83%(※)です。

普通預金に預けた場合、年利は0.1%程度のため、個人向け国債のほうが効率的といえます。 

1万円から購入できる点も魅力なので、堅実な貯金手段として、選択肢に加えてみてください。

マネーキャリアでは、資産運用の種類の説明や、自分にあった資産運用方法に関するオンライン無料相談サービスを行っています。


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月5万円の貯金に関するよくある質問

月5万円の貯金に関して、よくある質問は以下2つです。
 それぞれの疑問について詳しく解説するので、貯金を管理する際の参考にしてください。

月10万円の貯金はすごいですか?

月10万円は、かなり高い貯金水準といえます。 

一般的に、無理のない貯金割合は手取り収入の15%程度とされています。

この基準で考えると、手取り月収が約67万円(年収約800万円)ないと、自然に10万円の貯金は難しくなるからです。 

しかし、収入が上記より少なくても、家賃の低い地域に住む・車を持たない・固定費を抑えるなどの工夫次第で月10万円の貯金は可能です。

収入が限られている場合は、支出を管理しながら、先取り貯金や固定費の見直しを活用するとよいでしょう。 

月10万円の貯金は簡単ではありませんが、工夫次第で十分可能です。


自分に合った貯金スタイルを見つけ、無理なく続けられる方法を選ぶことが成功のポイントです。

手取で18万貯金5万円は多い方ですか?

手取り18万円で毎月5万円の貯金は、多いといえます。 

貯金割合を計算すると、収入の約27.8%にあたるからです。

一般的に、無理のない貯金割合は手取りの15%程度とされており、それと比較すると約1.8倍の割合で貯金できています。 

生活費のやりくりをしながら、高い水準で貯金ができているといえるでしょう。 

手取で18万で貯金5万円の貯金を続けられれば、年間60万円、5年で300万円の資産形成が可能です。 


ただし、貯金に重点を置きすぎると、生活に余裕がなくなる可能性もあります。 


手取り18万円で5万円の貯金は優れたペースですが、無理のない範囲で続けていくことが、貯金を成功させるポイントです。

月5万円貯金が十分かは状況次第!今後のライフプランを見据えた資産形成を検討しよう【まとめ】

月5万円の貯金が十分かどうかは、家庭のライフプランや目標次第です。

貯金額を増やしたい場合、収入を増やすだけでなく、固定費の見直しや生活費の最適化によって、貯金に回せるお金を確保することが可能です。 

まずは、自身の世帯収入や毎月の支出を把握し、どれだけ貯金に回せるのかの確認から始めましょう。

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