

この記事の監修者 谷川 昌平 フィナンシャルプランナー
株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー、証券外務員を取得。メディア実績:<テレビ出演>テレビ東京-テレ東「WBS」・テレビ朝日「林修の今知りたいでしょ!」
>> 谷川 昌平の詳細な経歴を見る
この記事の目次
- 子供3人で貯金ができない主な原因と対策4つ
- 教育費の負担が大きい
- 家計の見直しをしていない
- 住宅ローンや車の維持費の負担が大きい
- 貯金の優先順位が低い・後回しになる
- 貯金を増やすには家計の見直しが必須!プロと一緒に最適な貯蓄プランを立てよう
- 子供3人で貯金できない家計を立て直す!5つの改善ステップ
- 固定費を削減して貯金に回す
- 子供の教育費を計画的に管理する
- 食費・日用品の買い方を工夫する
- 先取り貯金で「自然と貯まる仕組み」をつくる
- 収入を増やす方法も検討する
- あなたの家庭にぴったりの方法は?無料FP相談で効率的に家計改善をしよう
- 【実際どう?】子供3人世帯を対象に貯金に関するアンケート調査を実施
- 現在のご家庭の貯金額はいくらですか?
- 毎月の貯金額はいくらですか?
- 貯金が思うようにできない理由は何ですか?
- 将来のお金に関して最も不安に感じることは何ですか?
- 【まとめ】子供3人世帯でも家計管理をすれば貯金ができる!
子供3人で貯金ができない主な原因と対策4つ
子供3人の家庭で貯金ができない原因はさまざまですが、教育費の増加・家計管理の不足・住宅関連費用の負担・貯金の優先順位の低さなどが要因として挙げられます。
これらの問題は多くの子育て世帯が直面する共通の悩みです。しかし、それぞれの原因に対して効果的な対策を講じることで、家計を立て直し、貯金を増やすことは可能です。
貯金ができない4つの原因と対策について詳しく見ていきましょう。
- 教育費の負担が大きい
- 家計の見直しをしていない
- 住宅ローンや車の維持費の負担が大きい
- 貯金の優先順位が低い・後回しになる
教育費の負担が大きい
子供3人の家庭で貯金ができない最大の原因のひとつが、教育費の負担です。子供1人が大学を卒業するまでにかかる教育費は、公立なら約1,000万円、私立なら約2,000万円以上にもなります。
私立大学の学費は年間平均で約100万円、4年間で約600万円もかかるため、子供が3人いれば単純計算で1,800万円の大学費用が必要です。塾や習い事の費用も侮れません。
中学受験や高校受験の塾代は月額3万円〜5万円、夏期講習などの特別講座は10万円以上かかることもあります。子供3人がそれぞれ塾や習い事に通えば、月に10万円以上の出費になるケースも少なくありません。
家計の見直しをしていない
多くの家庭が貯金できない主な理由は、家計の見直しが不十分なことです。子供が成長するにつれて、食費や衣服費、教育費などの支出は自然に増加します。成長に合わせた家計の見直しをしないまま過ごしていると、気づかぬうちに赤字家計に陥ってしまいます。
「なんとなく」お金を使ってしまう傾向がある場合、月末には予想以上にお金が減っていることもあるでしょう。
子供のおやつ代やちょっとした買い物、外食費などは少額でも積み重なれば大きな出費になります。子供が増えると日用品の消費量と支出とともに増加します。
この問題の対策は、徹底した家計の把握が必要です。家計簿をつけて、何にいくらお金を使っているのか明確にしましょう。固定費(住宅ローン・保険料・光熱費など)と変動費(食費・日用品費・交際費など)を分けて管理すると、削減できる余地を見つけられますよ。
住宅ローンや車の維持費の負担が大きい
子供3人の家庭では、広い住居が必要になるため、住宅ローンの負担が大きくなりがちです。子供部屋を確保するために広い家を購入すると、月々の返済額が10万円を超えることも珍しくありません。固定資産税や修繕費などの維持費も家計を圧迫する要因でしょう。
家族が多いと移動手段として車が必須になり、場合によっては2台目の車を所有する可能性もあります。1台の車の維持費(ガソリン代・保険料・税金など)だけでも年間30〜50万円ほどかかるため、2台所有していれば年間60〜100万円もの出費になりますね。毎月5〜8万円が車の維持費としてかかってしまっています。
貯金の優先順位が低い・後回しになる
多くの家庭で「余ったお金を貯金に回す」という考え方をしていますが、実際に貯金できる額はごくわずかになりがちです。子供3人の家庭では、日々の生活費や教育費などの支出が優先されるため、月末に貯金に回せるお金がほとんど残っていないというケースが多いです。
「将来のために」という漠然とした目的での貯金は、具体的な計画がないため後回しにされやすく、結果として貯金ができない状況に陥ります。子供の急な出費(学校行事や習い事の道具購入など)があると、貯金どころか赤字になってしまうこともあるでしょう。
貯金を増やすには家計の見直しが必須!プロと一緒に最適な貯蓄プランを立てよう
子供3人で貯金できない家計を立て直す!5つの改善ステップ

子供3人の家庭で貯金ができない状況を改善するには、具体的なアクションプランが必要です。貯金ゼロの状態から脱出するためには、支出の削減と収入の増加、効率的な資金管理の3つの観点からのアプローチが重要です。
ここでは、家計を立て直すための5つの改善ステップを紹介します。どれも無理なく続けられる方法なので、今日からでもはじめられるものばかりです。
- 固定費を削減して貯金に回す
- 子供の教育費を計画的に管理する
- 食費・日用品の買い方を工夫する
- 先取り貯金で「自然と貯まる仕組み」をつくる
- 収入を増やす方法も検討する
固定費を削減して貯金に回す
家計改善の第一歩は、毎月確実に出ていく固定費の見直しです。子供3人の家庭では、固定費が家計に占める割合が想像以上に大きくなっています。
見直すべき固定費を確認しましょう。
- 住居費(住宅ローンの借り換え・団信の見直し・繰り上げ返済)
- 通信費(格安SIMへの変更・家族割引の活用・セット割の利用)
- 水道光熱費(電力/ガス会社の見直し・節電/節水の習慣化)
- 保険料(不要な特約の削除・重複保障の見直し・掛け金の適正化)
- 車関連費(2台目の必要性検討・自動車保険の見直し)
固定費を効率的に削減すれば、毎月確実に貯金に回せるお金を生み出せますよ。
子供の教育費を計画的に管理する
子供3人の家庭が貯金できない大きな理由の1つが、教育費の負担です。計画性のない教育費支出は家計を圧迫するため、長期的な視点での管理が必要です。3人の子供それぞれの年齢から進学のタイミングを把握し、教育費のピークがいつ訪れるかを把握しましょう。
教育費は子供の年齢によって大きく変わります。大学進学時には入学金や授業料だけでなく、一人暮らしの場合は生活費も必要です。私立大学なら4年間で約800万円、公立大学でも約400万円の費用がかかります。子供3人が同時期に進学すると、短期間に2,000万円以上の教育資金が必要になることも珍しくありません。
対策としては「教育費積立専用口座」を作り、毎月一定額を積み立てからはじめましょう。月収の10%程度を目安に、無理のない範囲で継続的な積み立てが重要です。
食費・日用品の買い方を工夫する
子供3人の家庭では、食費と日用品の支出が大きな割合を占めています。変動費は工夫次第で大きく削減できるため、効率的な買い物方法を身につけましょう。
子供3人の家庭の場合、月収の15〜20%程度を食費の目安とし、予算内でやりくりする習慣をつけることが大切です。食材購入の基本は「計画性」です。買い物に行く前に冷蔵庫や食品庫をチェックし、必要なものだけをリストアップしましょう。
計画なく買い物に行くと必要以上の食材を購入してしまい、結果として食材を無駄にしてしまうことも少なくありません。週末にまとめ買いをするなど、買い物の頻度を減らすことも衝動買いを抑える効果があります。
先取り貯金で「自然と貯まる仕組み」をつくる
貯金が難しい理由は「余ったお金を貯金に回す」という考え方にあります。子供3人の家庭では支出が多く、月末に残るお金はほとんどありません。このサイクルを断ち切るには「先取り貯金」の習慣化が必須です。
先取り貯金とは、給料が入ったら決めた額を貯金に回し、残ったお金で生活するという方法です。具体的には、給料日に自動的に別口座へ一定額が振り込まれる仕組みを作りましょう。最初は月収の5%程度の少額からはじめ、生活に支障がなければ徐々に増やしていくことがポイントです。
NISA(税制優遇制度)を積極的に活用しましょう。NISA制度は、子供の教育資金や将来の資産形成を目的に、毎月一定額を投資信託などで積み立てる方法です。長期的な視点で資産を増やしたい場合におすすめで、非課税枠を最大限活用すれば将来的な税負担も軽減できます。
収入を増やす方法も検討する
家計改善の最も効果的な方法の一つが、収入源の見直しです。支出の削減には限界がありますが、収入増加の可能性は無限大といえます。教育費などの大きな支出に備えるため、積極的に収入増加を検討すべきでしょう。
検討したいのが、現在の仕事での収入アップです。正社員であれば、資格取得やスキルアップによる昇給・昇進を目指しましょう。業界の資格や語学力など、市場価値の高いスキルを磨くことで、長期的な収入アップが期待できます。
転職も一つの選択肢で、子育て支援が充実している企業や住宅手当など福利厚生が手厚い企業への転職は、実質的な収入増加につながります。パートタイムで働いている場合は、時給アップや勤務時間の調整を検討しましょう。子供の成長に合わせて勤務時間を延ばす、時給の高い職種への転換も有効です。
扶養控除内で働いている場合は、収入の上限を意識しすぎず、家計全体での手取り額を試算したうえで最適な働き方を選ぶことが大切です。
あなたの家庭にぴったりの方法は?無料FP相談で効率的に家計改善をしよう

子供3人の家庭の家計管理は、一般的なアドバイスだけでは解決しきれない複雑な課題が多いです。家計改善の一般論は理解できても「自分の家庭の状況に本当に当てはまるのか?」と迷うことは少なくありません。
そのような場合にファイナンシャルプランナー(FP)による個別相談が役立ちます。マネーキャリアでは、子育て世帯の家計相談に特化したFPが無料で相談可能です。教育費のシミュレーションや住宅ローンの見直し、保険の適正化など、子供3人の家庭特有の悩みに対してアドバイスが受けられます。

【実際どう?】子供3人世帯を対象に貯金に関するアンケート調査を実施
子供3人世帯の貯金事情について改善案などをお伝えしてきました。ここからは「実際の貯金状況はどうなのか」を見ていきましょう。当編集部では、子供3人世帯の方を対象としたアンケートをもとに実情を調査しました。
下記の4つの項目にまとめましたので参考にしてくださいね。
- 現在のご家庭の貯金額はいくらですか?
- 毎月の貯金額はいくらですか?
- 貯金が思うようにできない理由は何ですか?
- 将来のお金に関して最も不安に感じることは何ですか?
現在のご家庭の貯金額はいくらですか?

毎月の貯金額はいくらですか?

貯金が思うようにできない理由は何ですか?

将来のお金に関して最も不安に感じることは何ですか?

【まとめ】子供3人世帯でも家計管理をすれば貯金ができる!

子供3人がいる場合は、貯金ができないと悩んでいるご家庭は少なくありません。しかし、適切な対策を講じれば、家計を立て直して貯金を増やすことは十分可能です。家計の見直しからはじめ、どこに無駄な支出があるのかを把握しましょう。
固定費の削減は即効性があり、住宅ローンの借り換えや通信費の見直しなどで月に数万円の節約ができます。教育費の計画的な管理も重要です。3人分の進学時期を把握し、計画的に資金を準備することで、将来の大きな出費に備えられます。
食費や日用品の買い方を工夫し、先取り貯金の習慣を身につけましょう。給料日は自動的に一定額を貯蓄に回す仕組みを作りが大切です。収入を増やす方法も積極的に検討すべきです。スキルアップでの昇給や副業など、家庭の状況に合わせた選択肢があります。
