
- 糖尿病だけど保険に入りたいと考えている人
- 糖尿病で保険に入れるか知りたい人
- 糖尿病でも加入しやすい保険があるか知りたい人
内容をまとめると
- 糖尿病の入院は長期化するケースもあるので、保険や貯蓄で備えておくと安心。
- 糖尿病でも、一般の生命保険や医療保険に加入できる可能性がある。
- 告知で一般の保険に入れない場合は、「引受緩和型保険」や「無選択型保険」を検討しよう。
- 糖尿病をお持ちの人におすすめ生命保険相談窓口1位はマネーキャリア!
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糖尿病になって初めて生命保険の必要性を感じてるものの、保険加入の告知で入れないと思っていませんか?保険の中にも、詳細な数値などを告知することで糖尿病でも入れる保険はあります。この記事では、糖尿病でも加入しやすい生命保険と加入の注意点について詳しく解説します。
この記事の目次
目次を閉じる糖尿病とは?【前提知識】
糖尿病になると病院に通うことが増え、生命保険や医療保険の必要性を感じる人も多いと思います。しかし、「糖尿病では保険に入れないのでは…」と諦めていませんか?
結論から言うと、糖尿病でも保険に入ることは可能です。
しかし、一般の保険に無条件で入るというのは難しいので、正確な数値を告知し一般の保険への加入を検討するか、加入条件が緩やかな商品への加入になります。
加入条件が緩やかな商品は、健康な人向けの商品に比べ、保障に制限がかかることが一般的です。しっかり保障を備えるために、商品内容をしっかり比較して選びましょう。
糖尿病とは?
糖尿病は血液中のブドウ糖が増えてしまう病気で、多くの場合は自覚症状がありません。男性では約5人にひとり、女性では約10人にひとりが糖尿病の可能性があると言われている、身近な病気です。
自覚症状がないことがほとんどですが、血糖値が高い状態が長く続くことで合併症を発症します。
糖尿病が悪化すると意識障害や網膜症などを引き起こしたり、脳卒中や心筋梗塞、動脈硬化性疾患などの重い病気につながるため、早めの治療が大切になります。
糖尿病の主な症状
糖尿病はほとんど自覚症状がない病気と言われていますが、体には症状が少なからず現れます。
糖尿病の初期症状はこちらです。
- 喉が渇く
- 尿の回数が増える
- 疲れやすい
- 体重が減る
もしこのような異変を感じた場合、早めに医師に相談しましょう。
糖尿病は症状が重くなると、意識障害を起こしたり手足の感覚が鈍くなります。網膜症で視力に影響を与えることもあるので、症状が軽いうちに治療をすることが大切です。
糖尿病の種類
糖尿病は血糖値を下げるホルモン、インスリンがうまく働かなくなってしまう病気です。インスリンがうまく働かなくなってしまった理由によって、糖尿病の種類が分かれます。
糖尿病の種類は、こちらの4種類です。
糖尿病 | 内容 |
---|---|
Ⅰ型糖尿病 | 膵臓内のβ細胞が破壊され、インスリンがほとんど出なくなる状態。 インスリン治療が必要。 |
Ⅱ型糖尿病 | 遺伝的な影響、環境的な影響を受け、インスリンの分泌が低下、またはインスリン抵抗性によって血糖値が高くなる状態。 Ⅰ型糖尿病と異なり、食事療法や運動療法、飲み薬で治療を行い、必要な場合にインスリン治療を行う。 |
妊娠糖尿病 | 女性が妊娠した場合に発症する可能性がある糖尿病。 胎盤から分泌されるホルモンの影響を受けて、結果としてインスリンが十分に働かない状態。 基本的には食事療法と体重管理で血糖値をコントロールし、必要に応じてインスリン注射による治療を行う。 |
その他 | 他の疾患、ステロイドの服用などが原因で発症した糖尿病を指す。 |
世界的に見た場合、糖尿病患者の約5%がⅠ型糖尿病に分類されますが、日本の糖尿病患者のほとんどがⅡ型糖尿病に分類されます。
Ⅱ型糖尿病は生活習慣病の一つに数えられていて、最近は患者数も増え、身近な病気となっています。
糖尿病の主な合併症
糖尿病の症状は、簡単に言うと「血糖値が高い状態が続いていること」を指します。
血糖値が高いということは血液中の糖分が多く、この糖分が血管や腎臓を傷つけたり、負担をかける状態が続くことで合併症を引き起こします。
糖尿病が原因による三大合併症はこちらです。
病名 | 内容 |
---|---|
糖尿病腎症 | 糖尿病が原因で、腎機能が低下する症状。 早急に治療が必要で、重症化すると透析治療が必要になる。 |
糖尿病網膜症 | 糖尿病が原因で網膜が障害を受け、視力が低下する症状。 末期になると視力低下や飛蚊症が起こり、さらには失明に至ることもある。 |
糖尿病神経障害 | 糖尿病が原因で末梢神経が障害を受ける症状。 比較的初期から症状が出ることが多く、放置すると足が壊疽したり突然死の原因になることもある。 |
糖尿病で一番怖いのは、この合併症を引き起こすことです。合併症は、糖尿病をしっかり治療し、血糖値をコントロールすることで発症を未然に防ぐことができます。
糖尿病の可能性が考えられる場合は、生活習慣を見直しながら、主治医の指導の元で適切な治療を行っていきましょう。
糖尿病の平均入院期間
厚生労働省が行った、「令和2年(2020)患者調査の概況」によると、糖尿病の平均入院期間は約30.6日です。
全体平均 | 0~14歳 | 15~34歳 | 35~64歳 | 65歳以上 | 75歳以上 | |
---|---|---|---|---|---|---|
糖尿病での入院日数 | 30.6 | 16.7 | 11.5 | 15.6 | 40.7 | 51.1 |
入院期間は年齢による差も大きく、64歳以下では2週間前後なのに対し、65歳以上になると1ヶ月以上と、年齢が上がるにつれ長期化する傾向があります。
糖尿病での入院には「退院後にも自身で血糖コントロールを良好に管理できるようになること」という目的があります。そのため、入院中は運動療法や食事療法を行い、自宅でも同じように食事療法が行えるよう、栄養指導を受けます。
また、インスリンが導入される場合は、血糖測定やインスリンを注射する手順などの指導を受けるため、これが完璧にならないと退院できません。
糖尿病は自覚症状が薄く、気づいたときには重症化していることも多い病気です。意図せず入院が長期化してしまうケースも多いので、保険や貯蓄など、ある程度の備えをしておくことが大切です。
糖尿病になったら生命保険に加入できない?
糖尿病と診断された場合でも、生命保険や医療保険に加入できる可能性はあります。
しかし、加入の際には告知と言う手続きが必要なため、一般の健康な人向けの保険に加入するのはハードルが高くなります。
糖尿病は上記でも解説したように、糖尿病は合併症や重い病気を引き起こす可能性があるため、リスクが高いと判断されます。
保険商品は年齢などの条件からリスクを計算し、保険料を設定していて、その保険料を元に、保険会社は給付金や保険金の支払いを行います。
はじめから保険金や給付金の支払事由に該当する可能性が高い人を、健康な人と同じ条件で引き受けてしまうと、全ての保険加入者の公平性を保つことができません。そのため、糖尿病患者の加入条件を厳しく設けているのです。
健康な人よりも加入条件が厳しくなっているものの、絶対に健康な人向けの保険に加入できないわけではありません。保険会社が定める一定の基準をクリアしていれば、加入できる可能性があります。
糖尿病の人が通常の医療保険に加入するために用意しておきたいデータはこちらです。
- 血糖値などを示すデータ
- 定期健康診断や人間ドックの結果表
- 診療機関名、治療期間、治療のために飲んでいる薬剤名など
これらのデータを正確に伝えることで、保険会社も的確な診査をすることができます。
糖尿病でも加入しやすい生命保険
上記のデータを正確に伝えても、健康な人向けの保険加入を断られてしまった場合は、
- 引受緩和型保険
- 無選択型保険
と言う選択肢があります。
「糖尿病だから保険には入れない…」と諦めず、様々な選択肢を検討して、その中で最も条件の良い保障の商品を選ぶようにしましょう。
引付基準緩和型保険
引受緩和型保険は、持病や入院の経験がある人も加入しやすい保険を指します。一般的な保険は加入時の告知事項が多いですが、引受緩和型保険では告知事項が3~5項目と少なく、その分加入しやすくなっています。
引受緩和型保険の健康状態の告知項目例はこちらです。
- 過去2年以内に入院・手術をしたことがある
- 過去5年以内にがんで入院・手術をしたことがある
- 今後3ヵ月以内に入院・手術の予定がある
- 現時点でがん・肝硬変と医師に診断または疑いがあると指摘されている
- 現在までに公的介護保険の要介護認定を受けたことがある
保険会社や商品によって告知項目は変わりますが、このような告知内容に該当しなければ加入できる可能性が高いです。
しかし、健康な人向けの保険と比べると保険料が割高で、保障内容にも制限があります。保険料や保障内容、加入条件をしっかり確認して、検討しましょう。
無選択型保険
もし、引受緩和型保険の告知事項でも厳しい場合は、事前告知が不要な無選択型保険も検討しましょう。
無選択型保険では引受緩和型保険と同じく保障内容が制限されていますが、事前告知がいらないので、糖尿病でも関係なく加入できます。
しかし、無選択型保険は保険料が割高な引受緩和型保険よりも、さらに保険料が割高になります。加入年齢などの条件も制限があるので、自分が該当するのか確認しましょう。
また、引受緩和型保険とは違い、既往症(既にかかっている病気)については保障されません。糖尿病の人が加入しても、糖尿病に関する治療については給付金が支払われないということを把握しておきましょう。
糖尿病患者が生命保険を選ぶ際の注意点2つ
糖尿病患者の人が生命保険を選ぶ際は、「入りやすさ」と「自分のリスク」を考えて加入することが大切です。
そのため、生命保険を選ぶ際はこちらの2点に注意しましょう。
- 保険の告知項目を確認
- 複数の保険を比較して選ぶ
それぞれのポイントについて解説しますので、しっかり検討して、納得いく保障の商品に加入しましょう。
注意点①保険の告知項目を確認
保険の告知項目は「入りやすさ」に関わる大切なポイントです。
加入告知では健康状態や病歴、受診歴などを告知します。嘘の報告や間違った告知をすると、給付金や保険金が支払われず、契約解除というケースもあるため、告知は正しく行う必要があります。
引受緩和型保険の告知項目は保険会社によって異なるので、さらに項目が少ない商品や、基準が緩やかな商品を選ぶと、加入しやすくなります。しかし、診査が厳しい保険もあるので、引受緩和型保険だから大丈夫だろうと安心せず、告知項目はしっかり確認しましょう。
また、健康状態や傷病歴によっては、一般の保険に加入できる場合もあります。
一般の保険であれば、引受緩和型保険や無選択型保険よりも割安な保険料で保障を充実させることが可能です。加入を検討する際には、保険会社に問い合わせることをおすすめします。
注意点②複数の保険を比較して選ぶ
「自分のリスク」に配慮するためには、複数の保険を比較して自分の考え方に合った保険商品を選びましょう。
年齢を踏まえた商品選びも大切です。上記でも解説したように、糖尿病の入院は若い人は入院が短く、年齢が高くなると長引く傾向があります。
そのため、若い人は給付金が「入院日額×入院日数」で給付される日額タイプよりも、一時金で給付されるタイプの方が多く給付金を受け取れる可能性があります。
逆に、年齢が高い人は一時金では給付が足りない可能性もあるので、日額タイプの方が安心ですね。
だからと言って、「若いうちは一時金タイプで、年齢が高くなったら日額タイプに入り直そう」という考え方は危険です。年齢が高くなった時に、必ずしも医療保険に入り直せるとは限らないからです。
複数の商品をしっかり検討し、今だけではなく年齢が高くなった時にも備えられるような保障を選ぶよう意識しましょう。
糖尿病をお持ちの方におすすめ生命保険相談窓口ランキング3選

糖尿病の人の保険加入は、告知項目を確認したり、複数の保険を比較して選ぶなど配慮が必要です。そのため、生命保険窓口に相談しながら加入手続きを進めると安心です。
- マネーキャリア
- 保険見直し本舗
- 保険見直しラボ
相談形式 | 対応エリア | 在籍FP数 | 取扱保険会社数 | 特徴 | |
---|---|---|---|---|---|
マネーキャリア | 訪問相談 オンライン相談 | 全国47都道府県 | 3,000名 | 40社以上 | 相談できる分野が業界トップクラスに幅広い |
保険見直し本舗 | 店舗相談 訪問相談 電話相談 オンライン相談 | 全国47都道府県 | 記載なし | 40社以上 | 安心の1担当者制 |
保険見直しラボ | 店舗相談 訪問相談 オンライン相談 | 全国47都道府県 | 記載なし | 36社 | コンサルタントの平均業界経験年数12.1年とベテランぞろい |
それぞれの窓口の特徴や強みを解説していますので、ぜひ窓口選びの参考にしてください。
おすすめ1位:マネーキャリア
- 保険相談満足度93%以上
- 保険相談件数12,000件以上
- 取扱保険会社数40社以上※業界トップクラス
- 3,000人以上の優秀なFPが在籍
おすすめ2位:保険見直し本舗
- 無料相談限定キャンペーンあり
- 40社以上の保険会社と提携
- プランの見直しからアフターフォローまで充実
おすすめ3位:保険見直しラボ
- お客様満足度97.3%の相談実績
- 業界経験年数平均12.1年のベテラン相談員
- 訪問保険相談をしたい人におすすめ
糖尿病でも加入しやすい生命保険に関してよくある質問
こちらでは糖尿病でも加入しやすい生命保険に関してよくある質問について、3つの質問を解説していきます。
- 糖尿病の保険適用は?
- 糖尿病に告知義務はある?
- 糖尿病でも保険金はおりる?
糖尿病の保険適用は?
糖尿病治療は健康保険が適用されます。そのため、加入している健康保険の自己負担割合で治療を受けることができ、医療費が高額になった場合は高額療養費制度を利用できます。
入院治療の場合、教育入院として2週間ほど入院するので、高額療養費制度の対象となるケースが多くあります。上限額を超えた分が払い戻されるので、医療費の負担を軽減することができます。
しかし、高額療養費の対象にならない、
- 入院中の食事の自己負担分
- 差額ベッド代
- 自由診療の治療費や手術代
- 先進医療費
- テレビカード代
- 入院や通院時の交通費
- 入院時の消耗品費
- 見舞いのお礼、快気祝い
これらの費用は全額自己負担となることを覚えておきましょう。
糖尿病に告知義務はある?
生命保険加入時に行う告知では、糖尿病の告知義務があります。
告知は一般的に直近5年以内の健康状態や受診歴、病歴を告知します。告知項目は保険会社によって異なりますが、よくあるケースとしては病名の表があり、「表の病気で医師の診察・治療・投薬を受けたか」のような項目があります。
この病名の表の中には、大抵糖尿病が含まれているので告知の必要があります。
また、もし表の中に糖尿病が無かったとしても、表以外の病気での受診歴も問われるので、糖尿病の治療で病院に通院している人は必ず告知をしなければいけません。
糖尿病でも保険金はおりる?
糖尿病の治療に関して、加入している保険があれば対象の治療は保険金・給付金が支払われます。
糖尿病で受け取れる保険金、給付金はこちらが考えられます。
- 入院給付金(日額・一時金)
- 生活習慣病に関する給付金
- 通院給付金
- 診断給付金
入院の場合は、基本的に他の病気の入院治療と変わりません。加入内容によって、一時金や日額で給付金が支払われます。生活習慣病特約のような、生活習慣病の場合は手厚く保障される内容であれば、その分の給付金が支払われます。
通院給付金は、入院に伴う通院に対して給付されるのが一般的です。入院前後の通院を保障してくれますが、「入院前後○日以内」と制約があります。
診断給付金は、糖尿病と診断されたら給付される給付金で、そのような内容の保険に加入しているか、特約を付加している場合のみ受け取ることができます。
まとめ:糖尿病でも生命保険に加入したいならまずはマネーキャリアで無料相談!
こちらの記事では、糖尿病でも生命保険に加入したい人向けに、糖尿病でも加入しやすい保険や生命保険を選ぶ際の注意点を解説しました。
糖尿病の人の保険加入は、健康な人に比べてハードルが高くなるものの、加入できる可能性は高いです。条件によっては一般の保険に加入できるケースもありますし、もし難しい場合は「引受緩和型保険」や「無選択型保険」と言う選択肢があります。
しかし、どの保険に加入する場合でも、告知を正確にする必要があります。告知事項や商品内容は保険会社によって異なるので、様々な商品を比較することも大切です。
そのため、糖尿病の人の保険加入は、保険相談窓口を利用するのがおすすめです。保険相談窓口では一つの窓口で複数社の商品を取り扱えるので、比較検討もスムーズに行うことができ、保険のプロが様々な保険商品についてアドバイスしてくれます。
糖尿病でも生命保険に加入したい人には、マネーキャリアの無料FP相談がおすすめです。マネーキャリアでは全国に3,000名以上在籍している提携FPが、40社以上の保険会社の商品から、あなたに合った商品を選びます。
訪問相談やオンライン相談に対応しているので、周りに病気の話を聞かれるリスクも無く、安心して相談することができます。
糖尿病でも生命保険に加入したいなら、まずはマネーキャリアで無料相談しましょう。