
「変形性膝関節症になると生命保険に入れない?」
「変形性膝関節症でも生命保険に入りたい」
とお悩みではないでしょうか。
結論、変形性膝関節症でも生命保険(医療保険)に入れる可能性はあります。
ただし、保険会社や保険の種類によって加入基準や保障内容が異なるため注意が必要です。
この記事では、変形性膝関節症で入れる可能性のある生命保険(医療保険)について、その特徴を詳しく解説します。
生命保険の加入条件や入れない場合の対処法、保険金(給付金)請求についても解説するのでぜひ参考にしてください。
内容をまとめると
- 変形性膝関節症でも生命保険に加入できる可能性がある
- 引受基準緩和型保険は告知項目が少なく、加入しやすいが保険料が割高になる
- しかし個人で加入できる生命保険を探し、どの保険が適しているか比較・検討することは難しい
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この記事の監修者 谷川 昌平 フィナンシャルプランナー
株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー、証券外務員を取得。メディア実績:<テレビ出演>テレビ東京-テレ東「WBS」・テレビ朝日「林修の今知りたいでしょ!」
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この記事の目次
変形性膝関節症でも生命保険に入れる可能性がある

結論、変形性膝関節症でも生命保険に加入できる可能性はあります。
しかし、治療状況によって加入可否が異なります。
そのため、まずはどの治療段階であればどんな保険に入れるのかという加入条件の目安を知ることが大切です。
ただし、詳細な加入条件は各保険会社によって異なるため、注意しましょう。
変形性膝関節症でも生命保険に加入できる条件

- 完治後2年経過していれば無条件で入れる可能性が高い
- 治療中や人工関節手術を受けている場合は部位不担保になる可能性がある
完治後2年経過していれば無条件で入れる可能性が高い
変形性膝関節症の方でも、完治後2年が経過していれば、無条件で通常の生命保険に加入できる可能性が高いです。
そのため、今すぐ保険が必要ではない方や、きちんと完治してから通常の生命保険に加入するという方法でも問題ない方は完治後2年経過するまで待つのもおすすめです。
2年経つのを待つ間に、保険に関する知識をつけたり、自分に適した保険を探したりしましょう。
治療中や人工関節手術を受けている場合は部位不担保になる可能性がある
変形性膝関節症に罹患した方で、以下の条件を満たす場合は生命保険の加入時に膝関節が部位不担保になる可能性があります。
- 変形性膝関節症が完治しておらず、現在治療中である
- 人工関節を埋め込む手術を経験している
変形性膝関節症で生命保険に入れない場合の対処法2つ

ここでは、変形性膝関節症で生命保険に入れない場合の対処法を紹介します。
変形性膝関節症で生命保険に入れない場合は以下の2つを行いましょう。
- 引受基準緩和型保険への加入を検討する
- 変形性膝関節症の引受基準に詳しい専門家に相談する
引受基準緩和型保険への加入を検討する
通常の生命保険に加入できない場合、「引受基準緩和型保険」への加入を検討してみましょう。
引受基準緩和型保険は通常の生命保険より告知項目が少ないため、通常の生命保険に加入できない人でも加入できる可能性があります。
具体的には、以下の告知項目に該当しなければ加入できる可能性が高いです。
- 過去2年以内に入院・手術をしたことがある
- 過去5年以内にがんで入院・手術をしたことがある
- 現時点でがん・肝硬変と医師に診断または疑いがあると指摘されている
保険の専門家に相談する
変形性膝関節症と診断されたけど良い条件で生命保険に加入したい方は保険の引受基準に詳しい専門家に相談することをおすすめします。
専門家に相談することで複数の保険会社の保険を簡単に比較できるため、あなたに適した保険を選ぶことができます。
保険は、自分の万が一に備える重要なものであるため、どの保険に加入するべきか慎重に検討する必要があります。
そのため、信頼できる専門家に相談することが重要です。
変形性膝関節症の生命保険に関するよくある質問

変形性膝関節症の生命保険に関するよくある質問について回答します。
以下の4つの質問に対する回答を紹介します。
- 保険金(給付金)請求できますか?
- 障害者手帳は何級になりますか?
- 傷害保険が支払われない例は?
- 手術費用は保険適用ですか?
保険金(給付金)請求できますか?
変形性膝関節症は、生命保険の保険金(給付金)請求の対象になりません。
膝関節や肩関節の関節症は、それらの部位が年齢とともに変形して痛みが発症するものであり、「ケガ」に該当しないため保険金(給付金)請求の対象外となります。
ただし、2023年6月1日からは変形性膝関節症新たな治療法が保険適用になり、公的保障制度を利用することができるようになりました。
公的保障制度を利用することで自己負担が3割以下になるため、以前より安価に治療を受けられるようになっています。
障害者手帳は何級になりますか?
変形性膝関節症になった場合、障害者手帳は原則として「3級」です。
初診日において厚生年金または共済年金に加入している方であれば、障害厚生年金を受け取る権利が生じます。
また、障害者手帳の等級が3級になった場合、労働や生活に特に支障がなくても、障害年金を受け取ることが可能です。
障害等級3級の方が受け取れる年金額は報酬によって異なりますが、昭和31年4月1日以後に生まれた方は612,000円の年金が最低保証されています(令和6年4月分から)。
傷害保険が支払われない例は?
突発的な事故や予知できない事故などに備えられる「傷害保険」は変形性膝関節症でも加入できる可能性がありますが、以下のケースでは支払われません。
▼傷害保険で支払対象にならない例
- 「急激」「偶然」「外来」の要件に外用しないケガ
- 酒酔い運転や無免許運転によるケガ
- 細菌性食中毒やウイルス性食中毒
- 地震によって生じたケガ
手術費用は保険適用ですか?
変形性膝関節症の治療は2023年6月1日から保険適用になっています。
変形性膝関節症の治療のために「人工膝関節置換術」をおこなう場合、公的保障が適用されて医療費の自己負担が3割以下になります。
さらに、1ヵ月間の医療費が上限を超えた場合には「高額療養費制度」も対象です。
自己負担限度額を超えて支払った自己負担は、後日に払い戻しが行われます。
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こちらの記事では、変形性膝関節症と診断された人が加入できる生命保険について解説しました。
記事のポイントは以下のとおりです。
- 変形性膝関節症の治療から2年以上経過すれば一般の生命保険に加入できる可能性がある
- 引受基準緩和型保険は告知項目が少なく、加入しやすいが保険料が割高になる
- 加入できる生命保険を探すなら引受基準に詳しい専門家に相談する
- 専門家に相談することで複数の保険会社の保険を簡単に比較できる
- 専門家の知見をもとに加入できる生命保険の選択肢を教えてもらえる
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