新NISA(つみたてNISA)は毎月いくら積み立てる?平均額や年代別金額を解説のサムネイル画像

▼この記事を読んでほしい人

内容をまとめると

▼新NISA(つみたてNISA)はみんないくら積み立ててる?

  • 金融機関の月最低積立金額は100円からがほとんど!少額投資でも長期間続ければ複利効果で資産が大きくなるので、毎月1,000円からでもはじめると効果的
  • 積立プランを立てる際に考慮すべき要素は銘柄の年利・手数料や年代はもちろん、ライフスタイルや現時点での貯蓄額、収入などさまざま!
  • 誤った投資計画による損や機会損失を回避したい方はマネーキャリアの新NISAの無料窓口に相談!新NISAに特化したFPが「自分自身がいくら投資すべきなのか」を提案。
  • 満足度98.6%・相談実績80,000件以上の実績があり、新NISA系の相談はとくに人気が高いので、すぐに無料で予約だけでも押さえておきましょう。

監修者「井村 那奈」

監修者 井村 那奈 フィナンシャルプランナー

ファイナンシャルプランナー。1989年生まれ。大学卒業後、金融機関にて資産形成の相談業務に従事。投資信託や債券・保険・相続・信託等幅広い販売経験を武器に、より多くのお客様の「お金のかかりつけ医を目指したい」との思いから2022年に株式会社Wizleapに参画。
>> 井村 那奈の詳細な経歴を見る

この記事の目次

新NISAを利用してる人は何割?

株式会社400Fの「新NISAの利用意向調査」で「2024年1月から始まった新NISAを利用していますか?」という質問に対してが2024年4月の時点で4割超が「利用している」と答えました。




<新NISAの利用率に関する調査アンケートの概要>

約半数以上が「利用中もしくは利用を検討している」との結果でした。


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新NISAで毎月いくら積み立てている?

新NISAを利用していると回答した人の、つみたて投資枠を利用した毎月の積立金額は、平均58,628円でした。

【年代別】新NISAの毎月の積立平均額

年代によって大きな差は目立ちませんが、全年代の平均積立額は60,689円でした。


あなたはいくら積み立てる予定ですか?


もしかしたらそれ、積立過ぎかも…?

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【金額別】新NISA毎月の積立平均額

毎月の積立平均額は9万円~10万円未満が36%を上回る結果となりました。


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つみたてNISAでは月いくらまで積み立てられる?


ここでは、新NISAの非課税投資枠や最低積立金額を解説します。投資額の上限や最少額を理解しておくと、自分に合った投資額を設定することにも繋がります。


▼つみたてNISAでは月いくらまで積み立てられる?

  • つみたてNISAの非課税投資枠
  • つみたてNISAの最低積立金額
  • つみたてNISAの積立頻度は?

つみたてNISAの非課税投資枠


新NISAでは、金融庁の基準を満たした投資信託に積立投資を行う「つみたて投資枠」と、投資信託のほかにETFや株式なども購入できる「成長投資枠」の2種類があります。 


新NISAでは、つみたて投資枠では年間120万円/月10万円、成長投資枠では年間240万円/月20万円、合計では年間360万円/月30万円、積み立てられます。生涯の非課税投資枠は1,800万円です。


旧NISAでは、つみたてNISAと一般NISAの併用は不可でしたが、新NISAではつみたて投資枠と成長投資枠の併用が可能です。


また、非課税期間は、旧NISAではつみたてNISAが20年、一般NISAが5年だったのに対し、新NISAではつみたて投資枠と成長投資枠の両方で無制限になりました。そのため、長期的な目線での投資が可能になりました。



つみたてNISAの最低積立金額


金融機関によっても異なりますが、つみたてNISAの最低積立金額は100円です。


以下のように、特に大手ネット証券では、最小で月100円から気軽に積み立てられる証券会社が多いです。



投資に不安や抵抗を感じる場合でも、100円なら気軽にスタートできます。手元にまとまった資金が無くても開始できるので、十分な資金を準備できずに悩んでいた方は、投資を始めるチャンスです。

つみたてNISAは少額投資が可能で、初心者でも簡単にスタートできます。


しかし、長期的な投資を前提としているため、ご自身に最適な積立額や投資計画などを決めるのは難しいものです。


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つみたてNISAの積立頻度は?

つみたてNISAは、比較的自由度高く積立頻度を設定できます。

毎月の積立が一般的ですが、毎日や毎週など、より細かい頻度での積立も可能です。


 積立頻度を選ぶ際のポイントは以下の通りです。

  • 毎月:給与日に合わせて設定しやすく、多くの人が採用
  • 毎週:市場の変動を平準化しやすく、ドルコスト平均法の効果が高い
  • 毎日:より細かく投資のタイミングを分散できる

ただし、頻度を増やすと手数料が増加する可能性があるため、詳細は各金融機関の手数料体系をご確認ください。


初心者の方は、まずは毎月の積立からスタートし慣れてきたら頻度を調整していくのがおすすめです。

つみたてNISAの平均積立額は?


実際に、「毎月いくら積み立てる人が多いのか」を表を使って紹介します。


一般社団法人投資信託協会が行ったアンケート結果によると、2022年のNISAの積立投資希望額は、平均で2.9万円でした。


NISAでの月次積立投資希望額

NISAでの月次積立投資希望額

グラフからわかるように、2019年の平均1.9万円から年々増加しています。

ただし、あくまでも希望額のため、全員に適する金額ではない点に注意しましょう。人によって貯金額や収入は異なるため、無理のない範囲で運用をすることが大切です。

つみたてNISAの毎月積立額で悩んでいる方は多いです。


上記は投資希望額を示したものです。

このデータを参考に、ご自身の投資計画を考える際の指針としてお役立てください。


また、マネーキャリアにて経験豊富な専門家に相談するのも賢い選択肢のひとつです。

実際の平均積立額や年代別の目安を知ることで、より自分に合った投資計画を立てやすくなります。


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つみたてNISAで毎月いくら積立するか決める際のポイント

ここでは、つみたてNISAの積立額設定のポイントを解説します。投資額を決定する際のポイントや流れをよく理解して、自分にとって無理のない、適切な「毎月の積立額」を設定しましょう。


▼つみたてNISAで毎月いくら積立するか決める際のポイント

  • 収入の10%を運用資金の目安にする
  • 生活費を確保して無理のない範囲で積立額を設定する
  • 目標額と運用年数から毎月の積立額を逆算する

収入の10%を運用資金の目安にする


つみたてNISAで毎月いくら積立するか決める際のポイントの1つ目は「収入の10%を運用資金の目安にする」です。 

毎月の生活が困窮するほどに、無理をして投資する必要はありません。基本は「毎月の収入の10%」を目安に、毎月の積立額を決めましょう。

手取り収入からの貯蓄割合では「10~15%未満」の人が最も多く、収入のうち10%を投資に回すのがベストバランスといえます。無理なく投資に活用できる金額の目安となっています。


たとえば、収入が月30万円であれば、投資額の目安は月3万円となります。


投資額は収入の10%程を目安にして、生活費の捻出に困ることが無いように留意することが重要です。


※参考:金融広報中央委員会 家計の金融行動に関する世論調査(令和5年)

収入と同様に家族構成も積立金額を決める指標となります。


同じ収入でも、子供の養育費やご自身のライフイベントなどが重なると、たとえ収入の10%を積立金額と決めても、無理をすることになりかねません。


人それぞれに置かれている状況が異なるため、最適な運用スタイルも個々に異なります。


ご自身で積立金額や投資計画を決めるのに不安がある方は、ぜひ一度、実績豊富な専門家によるアドバイスを受けてみることをおすすめします。


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生活費を確保して無理のない範囲で積立額を設定する


つみたてNISAで毎月いくら積立するか決める際のポイントの2つ目は「生活費と生活防衛資金を確保する」ことです。 

投資を始める際、まずは家計の状況を確認したうえで、生活費と緊急時に備えた生活防衛資金を確保する必要があります。 

家計を切り詰めて投資を始めても、結果的に長期的な継続ができずに、損をしてしまうリスクがあるのです。実際に投資計画を立てる際の流れは以下の通りです。 
  1. 家計の状況を確認 
  2. 生活費・生活防衛資金を確保する
  3. 残りの余裕資金をつみたてNISAで運用する
また、家計と相談したうえで、十分な運用資金が得られない場合は、小額投資を検討しましょう。少額からでも長期運用によって複利効果を得られるので、運用資金がないからと言って、やめてしまうのはもったいないです。


上記表のように、月5,000円の投資でも20年間運用し続けることで、十分なリターンを得られます。

したがって、つみたてNISAでは、最低限の生活費を確保したうえで、小額投資を選択したとしても、長期運用することが重要です。継続運用により行うことで複利効果を享受できるためです。

目標額と運用年数から毎月の積立額を逆算する


つみたてNISAで毎月いくら積立するか決める際のポイントの2つ目は「目標額と運用年数から毎月の積立額を逆算する」です。

 

投資を行う目的はさまざまですが、ライフイベントや老後に向けての資産形成を目的とするはは多いのです。その際、目標とする金額があることで、投資に対するモチベーションが保ちやすく、適切な計画を立てられます。 


まずは、何年後までにいくら貯めたいのか、目標から1ヵ月あたりの金額を逆算しましょう。計算方法は以下の通りです。

目標とする金額÷運用年数÷12ヵ月=毎月の積立金額

目標額からシミュレーションを行い、毎月いくら積み立てるべきか逆算することで、毎月の積立金額に不安を抱えず計画通りに資産運用を進められます。

投資をはじめる際は、余剰資金の範囲内で行うことをおすすめします。


余剰資金を捻出するためにも、毎月掛かる固定費の見直しや、将来のライフイベントへ向けた目標額の決定など現状の把握をすることがなにより大切です。


マネーキャリアで国家資格を保有した専門家に相談することで、普段なにげなく負担している固定費の見直し余地が見つかり、さらなる余剰資金の捻出ができるかもしれません。


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【積立額別】つみたてNISAでは月いくら積み立てるべき?


つみたてNISAで毎月一定額の積立投資をした場合の具体的なシミュレーション結果を紹介します。


月いくら積み立てれば運用益はどのように変化するのかなど、金額ごとの特徴を理解し、自分が最も成果を出せる積立額を選択すべきなのです。


以下の金額で利益を想定して紹介するので、月いくらからにするか参考にしましょう。

なお、年利3%で運用したケースを紹介します。

  • 月1,000円の場合
  • 月5,000円の場合
  • 月10,000円の場合
  • 月20,000円の場合
  • 月100,000円の場合
※シミュレーションは過去のデータに基づいた結果であり、将来の収益を保証するものではありません。

月々の積立金額によって、将来の資産形成に大きな差が出る可能性があります。


例えば、月1,000円と月100,000円の積立金額では、20年後の資産額に約千万円もの差が出ることも考えられます。


しかし、収入や家族構成、生活スタイルなど考慮すべき要素が多いため、自分に合った最適な積立額を見つけるのは難しいです。


NISAの無料相談窓口」などを利用することで、自分の条件でより詳細なシミュレーションを専門家に無料で依頼することができます。


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月1,000円積み立てた場合


※引用:金融庁 「つみたてシミュレーター」(令和5年)


月1,000円で積み立てた場合、運用益は以下の通りです。利回りは3%で計算しています。


▼月1,000円×20年運用した場合の元本と運用益





元本(万円)運用益(万円)元本+運用益(万円)
5年後606
10年後12214
15年後18523
20年後24933



月1,000円でも、実際に自分のお金を投資をしてみることで、市場の相場感が身につきます。


また、少額の積立でも長期間続けていれば、何もやっていなかった場合と比べて、将来的に大きな差が出る可能性があります。

月5,000円積み立てた場合

月5,000円で積み立てた場合、運用益は以下の通りです。利回りは3%で計算しています。

▼月5,000円×20年運用した場合の元本と運用益





元本(万円)運用益(万円)元本+運用益(万円)
5年後30232
10年後601070
15年後9023113
20年後12044164



月5,000円でもつみたてNISAをやってみる価値は十分あると言えます。 

大学生や新社会人の方など初めて投資をする方は、このような少額から慣れていくこともおすめです。 

月1万円積み立てた場合


月1万円で積み立てた場合、運用益は以下の通りです。利回りは3%で計算しています。

▼月1万円×20年運用した場合の元本と運用益





元本(万円)運用益(万円)元本+運用益(万円)
5年後60565
10年後12020140
15年後18047227
20年後24088328



複利効果によって効率的に資産を増やしていけることがわかります。

月2万円積み立てた場合


月2万円で積み立てた場合、運用益は以下の通りです。利回りは3%で計算しています。 

▼月2万円×20年運用した場合の元本と運用益





元本(万円)運用益(万円)元本+運用益(万円)
5年後1209129
10年後24039279
15年後36094454
20年後480177657



1万円と比較すると、差の大きさがわかります。 

社会人になり、月2万円ほど貯金に回す余裕が出てきたら、銀行ではなく資産運用で増やしていくことが大切です。

月10万円積み立てた場合

月10万円で積み立てた場合、運用益は以下の通りです。利回りは3%で計算しています。 

▼月10万円×20年運用した場合の元本と運用益





元本(万円)運用益(万円)元本+運用益(万円)
5年後60046646
10年後1,2001971,397
15年後1,8004702,270
20年後2,4008833,283



毎月10万円を積み立てることは簡単ではありませんが、元本が大きいほど効果を発揮できます。

収入が安定し、子育てがひと段落した40~50代の方は、10万円の投資にチャレンジするのもおすすめです。

月々の積立金額にわずかな違いがあるだけでも、長期的な運用により、将来大きな差が生じる可能性があることがおわかりいただけたかと思います。


つみたてNISAは、最初の投資計画の設計が非常に重要となります。


一度、実績豊富な専門家によるアドバイスを受けてみることで、自分の条件に合ったより詳細なシミュレーションを専門家に無料で依頼することができます。


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【年代別】つみたてNISAでは月いくら積み立てるべき?


つみたてNISAで毎月一定額の積立投資をした場合の具体的なシミュレーション結果を紹介します。

各年代の収入分布を参考にして、収入の10%を運用資金の目安にシミュレーションしていきます。 月いくら積み立てれば運用益はどのように変化するのかなど理解し、自分が最も成果を出せる積立額を選択しましょう。

なお、年利5%で運用したケースを紹介します。

 ▼【年代別】新NISAでおすすめの毎月の積立額 
  • 20代:3万円 
  • 30代:3.5万円 
  • 40代:4万円 
  • 50代:5万円  
※これから紹介するシミュレーションは過去のデータに基づき投資信託(年利5%)で運用した場合のシミュレーションであり、実際の結果を保証するものではありません。

下記のシミュレーションを参考に、積立金額を決定することをおすすめします。


積立金額や投資計画の決定についてお悩みの際は、一度専門家へ相談してみるのも選択肢のひとつです。


マネーキャリアでは納得いくまで、経験豊富な専門家に無料で相談でき、ご自身に最適な運用方法のアドバイスなどもできます。


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20代:月3万円


20代は毎月3万円の積立がおすすめです。 


ただし、働き始めたばかりの新社会人は十分に貯蓄がない点を考慮して、月に1万円からの小額投資もおすすめです。


働き始めて間もないので、貯蓄に余裕がないかもしれませんが、まずは少額からでもいいので、投資の習慣を身に付けましょう。 


20代の収入分布によると、平均給与は25~30万円ですので、毎月の積立額は月収の約10%である3万円が最適です。 


毎月3万円、年利5%で運用した場合、以下のような積立が予想されます。20年後の評価額は約1,233万円、運用益は約513万円となります。


▼月3万円×20年運用した場合の元本と運用益






元本(万円)運用益(万円)元本+運用益(万円)
25歳18024204
30歳360106466
35歳540262802
40歳7205131,233



一人暮らしか実家暮らしかでも、出費額や貯金に回せる金額は変わるため、自分にとって無理のない金額を選択しましょう。

20代のうちから積立をしておくことは、将来にとって非常に効果的ですが、若いうちから自分に合った積立金額や投資計画を自己判断するのは非常に難しいものです。


将来への備えはしておきたいけど、具体的にどうすればよいかわからないといった悩みをお持ちの方は、ぜひ一度「NISAの無料相談窓口」で専門家のアドバイスを受けてみることをおすすめします。


20代に特化したNISAの専門家による、最適な積立金額などのアドバイスを無料で受けられます。


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30代:月3.5万円



30代は毎月3.5万円の積立がおすすめです。


30代になると、仕事や生活が安定し、余裕資産が増える人も多いです。一方で、30代は結婚や出産、住宅や車の購入など様々なライフイベントが発生する時期でもあります。


また、子どもがいる家庭では、養育費や教育費も必要となります。そのため、大きな出費も計算に入れて、積立額を設定しましょう。


30代の収入分布によると、平均年収は447万円なので、毎月の積立額は月収の約10%である3.5万円が最適です。 


毎月3.5万円、年利5%で運用した場合、以下のような積立が予想されます。20年後の評価額は約2,913万円、運用益は約1,653万円となります。。


▼月3.5万円×20年運用した場合の元本と運用益






元本(万円)運用益(万円)元本+運用益(万円)
35歳21028238
40歳420123543
45歳630306936
50歳8405991,439



30代は結婚、出産、住宅購入などの大きなライフイベントが多い時期で、予想外の出費なども発生する可能性があります。


30代で積立運用する際は、あらかじめ想定しうるリスクを考慮に入れた投資計画を心がけるとよいです。


また、全国各地にて対応可能な、国家資格を保有した専門家による無料相談サービスなどで一度話を聞いてみるのもおすすめです。


とくに、30代に特化した積立金額の相談ができる窓口であれば、30代ならではの事情も考慮した心強いアドバイスが受けられます。


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40代:月4万円


40代は毎月4万円の積立がおすすめです。


40代では、30代に比べて余裕資金が増えます。毎月の積立額を増やし、資金に余裕がある場合は成長投資枠にも挑戦しましょう。 


40代の収入分布によると、平均年収は511万円なので、毎月の積立額は月収の約10%である4万円が最適です。 


毎月4万円、年利5%で運用した場合、以下のような積立が予想されます。20年後の評価額は約1,644万円、運用益は約684万円となります。


▼月4万円×20年運用した場合の元本と運用益






元本(万円)運用益(万円)元本+運用益(万円)
45歳24032272
50歳480141621
55歳7203491,069
60歳9606841,644



40代は豊富な経験を蓄積し、キャリアが円熟期を迎える時期です。


それに伴い収入も安定し、20代や30代に比べて余裕資金が増加する傾向がありますが、その結果として固定費などの支出管理が疎かになりやすくなります。


この時期に家計をしっかり管理し、余裕資金を確保することで、投資などにより多くの資金を充てられます。


国家資格を保有した専門家に、40代に特化した適切な積立金額について相談できます。

全国各地で対応しており、オンラインで気軽に相談もできます。


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50代:月5万円


50代は毎月5万円の積立がおすすめです。


50代は、子育てや仕事が一段落着き、収入がピークを迎える方も多い年代です。子どもが大学を卒業するなど、教育資金が落ち着いたら、新NISAの非課税投資枠1,800万円の使い切りや、老後の資産形成も視野に入れながら運用しましょう。


また、「50代からつみたてNISAを始めるのは遅くないか」と不安を感じる方もいますが、40~50代は投資を開始する方が最も多い年代です。決して遅くはなく、不安に思う必要はありません。


50代の収入分布によると、平均年収は607万円ですので、毎月の積立額は月収の約10%である5万円が最適です。 


毎月5万円、年利5%で運用した場合、以下のような積立が予想されます。20年後の評価額は約2,055万円、運用益は約855万円となります。


▼月5万円×20年運用した場合の元本と運用益






元本(万円)運用収益(万円)評価額(万円)
55歳30040340
60歳600176776
65歳9004361,336
70歳1,2008552,055



40代から50代にかけて収入のピークを迎える方が多く、それに伴い投資をはじめる方も非常に多いです。


かつて5%前後であった預貯金金利は、現在多くの金融機関で1%を下回る低水準となっています。

このような環境下において、中立的な立場の専門家によるアドバイスは、今後の資産形成において非常に効果的です。


積立金額の相談にとどまらず、その他資産運用や老後資金などの相談など、50代に特化したお金にまつわる相談を無料でお受けしております。


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つみたてNISAで毎月いくら積立するか決める際のポイント

つみたてNISAで毎月いくら積立するか決める際のポイント
ここでは、つみたてNISAの積立額設定のポイントを解説します。投資額を決定する際のポイントや流れをよく理解して、自分にとって無理のない、適切な「毎月の積立額」を設定しましょう。 

▼つみたてNISAで毎月いくら積立するか決める際のポイント
  • 収入の10%を運用資金の目安にする
  • 生活費を確保して無理のない範囲で積立額を設定する
  • 目標額と運用年数から毎月の積立額を逆算する

積立金額の決定に悩む人は多いですが、すべての人に効果的な運用方法はなく、個々の状況や将来の目標などによってそれぞれ異なります。


また、自分に最適な投資計画を立てるのもそう簡単ではありません。


とくに、時間に余裕がない方や、大規模な投資は避けつつも定期的な積立を希望する方は、専門家と相談を経て投資計画を決めることをおすすめします。

47都道府県全国で対応しており、オンラインでも手軽に相談できます。


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収入の10%を運用資金の目安にする


つみたてNISAで毎月いくら積立するか決める際のポイントの1つ目は「収入の10%を運用資金の目安にする」です。 

毎月の生活が困窮するほどに、無理をして投資する必要はありません。基本は「毎月の収入の10%」を目安に、毎月の積立額を決めましょう。

手取り収入からの貯蓄割合では「10~15%未満」の人が最も多く、収入のうち10%を投資に回すのがベストバランスといえます。無理なく投資に活用できる金額の目安となっています。


たとえば、収入が月30万円であれば、投資額の目安は月3万円となります。


投資額は収入の10%程を目安にして、生活費の捻出に困ることが無いように留意することが重要です。


※参考:金融広報中央委員会 家計の金融行動に関する世論調査(令和5年)

生活費を確保して無理のない範囲で積立額を設定する


つみたてNISAで毎月いくら積立するか決める際のポイントの2つ目は「生活費と生活防衛資金を確保する」ことです。 

投資を始める際、まずは家計の状況を確認したうえで、生活費と緊急時に備えた生活防衛資金を確保する必要があります。 

家計を切り詰めて投資を始めても、結果的に長期的な継続ができずに、損をしてしまうリスクがあるのです。実際に投資計画を立てる際の流れは以下の通りです。 
  1. 家計の状況を確認 
  2. 生活費・生活防衛資金を確保する
  3. 残りの余裕資金をつみたてNISAで運用する
また、家計と相談したうえで、十分な運用資金が得られない場合は、小額投資を検討しましょう。少額からでも長期運用によって複利効果を得られるので、運用資金がないからと言って、やめてしまうのはもったいないです。


上記表のように、月5,000円の投資でも20年間運用し続けることで、十分なリターンを得られます。

したがって、つみたてNISAでは、最低限の生活費を確保したうえで、小額投資を選択したとしても、長期運用することが重要です。継続運用により行うことで複利効果を享受できるためです。

目標額と運用年数から毎月の積立額を逆算する


つみたてNISAで毎月いくら積立するか決める際のポイントの2つ目は「目標額と運用年数から毎月の積立額を逆算する」です。

 

投資を行う目的はさまざまですが、ライフイベントや老後に向けての資産形成を目的とするはは多いのです。その際、目標とする金額があることで、投資に対するモチベーションが保ちやすく、適切な計画を立てられます。 


まずは、何年後までにいくら貯めたいのか、目標から1ヵ月あたりの金額を逆算しましょう。計算方法は以下の通りです。

目標とする金額÷運用年数÷12ヵ月=毎月の積立金額

目標額からシミュレーションを行い、毎月いくら積み立てるべきか逆算することで、毎月の積立金額に不安を抱えず計画通りに資産運用を進められます。

投資をはじめる際は、余剰資金の範囲内で行うことをおすすめします。


余剰資金を捻出するためにも、毎月掛かる固定費の見直しや、将来のライフイベントへ向けた目標額の決定など現状の把握をすることがなにより大切です。


国家資格を保有した専門家に相談することで、普段なにげなく負担している固定費の見直し余地が見つかり、さらなる余剰資金の捻出ができるかもしれません。


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よくある質問Q&A


新NISA制度は2024年から始まった比較的新しい制度のため、名前は聞いたことはあっても正しく理解はできていない方も多いです。 


そこで、新NISAで毎月の積立額を決める際に、よくある質問をQ&A形式で回答していきます。


▼よくある質問Q&A

  • つみたてNISAでは途中で金額変更はできるの?
  • つみたてNISAで効果的に資産を増やすために意識すべきことは?
  • 年度途中からの開始で使える「ボーナス設定」ってなに?

つみたてNISAの積立金額は途中で金額変更はできるの?


Q.つみたてNISAの積立金額は途中で金額変更はできるの?


A.途中で積立金額を変更できます。


投資上限額の範囲内であれば金額を自由に変えられます。たとえば、1か月あたりでは10万円までの範囲で、積立額を変更できます。


また、途中変更には以下のようなメリットがあります。

  • ネット証券の場合は、スマートフォンから手軽に変更できる
  • 急な出費や家計の状況の変化に対応できる

資産運用は家計に影響を及ぼさないように、無理のない範囲で行うのが重要です。 貯金を切り崩してまで積み立てるのは、得策とはいえません。

途中変更によって、積立額が年間投資枠360万円に到達しなかった場合、余った投資枠を翌年には繰り越せないので注意しましょう。

つみたてNISAで効果的に資産を増やすために意識すべきことは?


Q.つみたてNISAで効果的に資産を増やすために意識すべきことは?

A.意識すべきことは「長期的に継続する」「分散投資する」ことです。

「長期的に継続する」理由として、積み立てる期間が長いほど、複利効果が大きくなるからです。複利効果とは、長期投資をすると元本に加え利息額にも利子がつくシステムによるもので、雪だるま式にお金が増えていきます。 

そのため、つみたてNISAは運用途中で売却ができますが、一時的に金額が増えてもすぐに売却をせずに継続が大切です。 

「分散投資する」理由として、分散投資によって暴落時のリスクを軽減できるためです。投資先を一つに絞ると、投資対象が好調時はリターンも大きくなりますが、その分暴落時のリスクもかなり大きくなります。

つみたてNISAを始める方は投資初心者が多いため、リスクの少ない分散投資をおすすめします。

また、つみたてNISAは250以上ある銘柄から投資先を選定するので、初心者ほどどれを選ぶべきか迷いがちです。成長が見込めない資産を選択すると元本割れして損をする可能性があるため、分散投資先の銘柄を決める際は慎重に検討しなければなりません。

年度途中からの開始で使える「ボーナス設定」ってなに?


Q.年度途中からの開始で使える「ボーナス設定」ってなに?


A.ボーナス設定とは、年2回任意のタイミングで月の上限額をプラスできるシステムです。ボーナス設定のおかげで、年度の途中から始めた方でも年間上限額まで購入できます。


年度途中からつみたてNISAを始めた場合、月いくら、年間でいくら投資できるのか気になる方も多いです。


そこで、月々の積み立て上限額は変えられませんが、「ボーナス設定を利用することで、月々の上限額に追加で積み立てられます。

ボーナス設定について詳しく知りたい方におすすめのサムネイル画像

つみたてNISAのボーナス設定のデメリットとは?設定のやり方などを紹介

つみたてNISAで自分だけの積立プランを簡単に知る方法とは

ここからはつみたてNISAで自分だけの積立プランが無料で簡単にわかる方法を紹介します。 


積立プランを立てる際に考慮すべき要素は銘柄の年利・手数料や年代はもちろん、ライフスタイルや現時点での貯蓄額、収入などさまざまです。 


しかし、複数の要素を同時に検討しつつ、一人で判断するのは時間もかかるうえに、独断で立てた積立プランが最善策とは限りません。誤ったプラン作成によって損をしてしまうリスクもあるのです。


そこで、誤った投資計画による損や機会損失を回避したい方は、プロのFPに「無料で何度でも」相談できる「マネーキャリアが必須です。


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つみたてNISAは毎月いくら積み立てるべきかのまとめ


ここまで、つみたてNISAの毎月の投資上限額や最低積立金額、金額別と年代別で毎月のおすすめ積立額、毎月の積立額を決める際のポイントまで解説しました。 


新NISAの毎月の投資上限額は積立投資枠が120万円、成長投資枠が240万円です。また、大手ネット証券会社であれば、月100円から積立が可能です。


投資上限枠を踏まえた上で、各年代のライフイベントや目標とする生活水準を考慮し、金額別と年代別でつみたてNISAの毎月のおすすめ積立額をご紹介しました。 しかし、自身の投資スタイルや収支状況を考慮しながら、個人で正確な積立プランを作ることは困難なのです。 


そこで、毎月いくら積み立てるか、どのようなロードマップを作成するか悩んだ際は、NISAの無料相談窓口のような「無料で何度でも」新NISAへ特化したプロへ相談できるサービスを利用する方も増えています。


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