「リボ残債があるけど住宅ローンは組めるの?」「住宅ローン審査で信頼度を上げる対策は?」そんな疑問をお持ちではありませんか?
リボ払いは毎月一定の金額を支払うため、便利で利用しやすいのがメリットな反面、利息が高く返済が長引いてしまうなどデメリットもあります。
そんなリボ払い残債が残っている方は、このまま住宅ローン契約ができるのか、審査に落ちないか不安に感じてしまいがちです。
そこで本記事では「リボ払いと住宅ローンの特徴」から「リボ残債がある場合の対処法」を詳しく解説していきます。
・住宅購入をしたいが、リボ残債があり住宅ローン審査が通る不安
・今後住宅ローン契約をするために、今の借金(リボ残債含む)をどうすべきか知りたい
という方は、本記事を読むことでリボ残債がある場合の住宅ローン契約について正しく理解でき、今後のローン審査に役立つことができます。
内容をまとめると
- リボ払い残債がある方でも少量かつ返済が滞りなく行えていれば、審査に通る可能性がある。
- リボ払いがある方の住宅ローンの対処法は、信頼度のアップやその他のローンの整理などがおすすめ。ただし、素人判断で行うのは逆に損をしてしまうケースもあるため、注意すべきです。
- 住宅ローン審査では返済比率が重要となる。一般的には返済比率20〜30%程度に収めておくべきです。
- リボ払い残債などで住宅ローン審査に不安がある方は、専門家の意見を聞くのがおすすめ。「マネーキャリア」ならお金と住宅専門家としての知識から、何をしていくべきか考えるのがおすすめです。
この記事の監修者 谷川 昌平 フィナンシャルプランナー
株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー、証券外務員を取得。
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この記事の目次
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リボ払い残債があっても住宅ローンは組める?
リボ払い残債があっても住宅ローンは組めるのか、疑問に感じていませんか?
結論、リボ払い残債があっても少額かつ遅れていなければ住宅ローンを組める可能性があります。
ただし、住宅ローン契約においてリボ払いの残債があることは、少なからず審査に影響があります。リボ払いは通常の一括払いや分割払いに比べて利息が高く設定されているため、なるべく早めに返済しておくべきです。
リボ払いと住宅ローンについて理解しよう
リボ払いと住宅ローン、それぞれの特徴をまとめました。
- リボ払いの特徴
- 住宅ローンの特徴
リボ払いの特徴
リボ払いの特徴は、以下の通りです。
- 金利が高く借金が膨らみやすい
- 返済が長引くと総支払額が増える傾向にある
- 月々の返済額が固定されており、一度に高額の買い物をしても支払いの負担が見えにくく、使い過ぎるリスクがある
住宅ローンの特徴
住宅ローンの特徴は、以下の通りです。
- 20〜35年と長期間借りられるローン商品
- 固定金利と変動金利の2種類から選べる
- 住宅が担保となるため、他のローンに比べて低金利で借りられる
- 住宅購入資金となるため、借入金額は高額になる
- 住宅ローン審査では、返済能力が重視される
- 既存の借り入れや借金は審査に大きく影響する
リボ払い残債が住宅ローン審査に与える影響は?
リボ払い残債が住宅ローン審査に与える影響は、以下のことが考えられます。
- 住宅ローンの返済比率を高める
- 信用力が低減する
- 借入可能額が減少する
住宅ローンの返済比率を高める
住宅ローンの審査では、返済比率を重視する傾向にあります。
返済比率とは、年収に対する年間の借入返済額の割合であり、「年間返済額÷年収×100」の計算式で求められます。一般的に返済比率は30~40%程度に収めることが推奨されており、高すぎると住宅ローン審査に落ちてしまうケースも少なくありません。
そのため、リボ払いの残債がある場合、その返済額が他の借入と合算され、返済比率が上がってしまうことが懸念されます。
例えば自動車ローンや教育ローンなどにプラスでリボ払い残債もある場合は、全ての借入額をまとめて計算する必要があるため、返済比率が高くなり住宅ローン契約が難しくなる可能性があります。
信用力が低減する
リボ払いの残債が多かったり、支払いに遅れがあったりすると、クレジットカードやローン返済の管理が不十分とみなされ、金融機関からの信用が低下する可能性もあります。
特に、リボ払いを長期間利用している場合は「住宅ローンを借りても返済できないのでは」と金融機関に判断されるケースも少なくありません。
住宅ローンの審査では、信用力があり支払い能力が高いと判断されることが重要です。リボ払い残債が多い場合は、住宅ローンの審査で不利になってしまうことだけではなく、借入可能額の制限や金利の引き上げといった条件の悪化につながる可能性もあるため、注意しておくべきです。
借入可能額が減少する
リボ払いの残債がある場合、住宅ローンの借入金額が減少する可能性もあります。
一般的に、金融機関は総返済額をもとに、顧客が返済できるかどうかを判断しています。そのため、既に他の借り入れがある方は、その分本来借りれるはずの資金が減り、住宅ローンの限度額が少なくなってしまうことも考えられます。
結果、欲しい物件の購入額を借りられなかったり、希望エリアでの物件購入が難しくなってしまうケースもあるため、注意が必要です。
リボ払い残債があるが住宅ローンを組みたい場合の手段
リボ払い残債があるが住宅ローンを組みたい場合の手段は、以下の3つです。
- リボ払いを繰り上げ返済する
- その他のローンを整理する
- 信用力を上げる方法を専門家に相談する
リボ払いを繰り上げ返済する
基本的に、リボ払いはいつでも簡単に繰り上げ返済を行うことが可能です。リボ払い残債をできるだけ早く繰り上げ返済しておくことで、住宅ローンの審査における返済比率を低く抑えることができます。
また、繰り上げ返済は、結果的に支払う利息負担を減らし、完済後には住宅ローン審査におけるマイナス要因を取り除くことができるのがメリットです。リボ払いの利息は高いことが多いため、繰り上げ返済ができそうな方は、積極的に行うべきです。
その他のローンを整理する
リボ払い以外にも他のローンの支払いがある、という方は、これらを一括返済または統合することで、月々の返済額を減らし、返済比率を改善することが期待できます。
例えば、車のローン残債や携帯機種の分割料金などがある方は、事前に整理しておくべきです。
住宅ローンの審査で不利になってしまうような負債は、極力少なくまとめておくのがおすすめです。その他のローンを整理し、支払えるものはまとめて返済しておくことで、返済比率を下げ借入の総額を増やすことが可能です。
信用力を上げる方法を専門家に相談する
「リボ払い残債があるけど住宅ローンを組みたい」という方は、信用力を上げる方法を専門家に相談するするのがおすすめです。
例えば、金融機関やファイナンシャルプランナーはお金や住宅ローン商品について詳しい方も多く、今後信用力を高めるにはどうすべきか、方法をアドバイスしてもらえます。
特に、返済履歴を改善したり、収入証明を整えるなどの家計に合わせた対策を教えてもらえるため、今どんなことをすべきか分かり、住宅ローンの悩みも相談可能です。専門的な知識を持ったプロだからこその視点で答えてくれるため、リボ残債が不安な方は相談してみてみるのもひとつの方法です。
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リボ払い残債がある方の中には「住宅ローンは無理かも」と諦めていませんか?リボ払い残債があっても、信頼度やその他のローン整理で住宅ローン契約ができる可能性はあります。
ただし、何を整理すべきなのか、今の家計の状況からどこを改善していけばいいのか、素人では分からないことも多いのが現実です。
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リボ払い残債があっても住宅ローンは組める?
本記事では、リボ払い残債があっても住宅ローンは組めるのか、対策方法について解説しました。
結論、リボ払い残債があっても少額かつ返済が遅れていなければ住宅ローンを組めるケースもあります。ただし、住宅ローン審査に少なからず影響はあるため、審査前には対策をしておくことが重要です。
例えば、リボ払いを完済しておいたり、その他のローンを減らしたり、まとめておくことがポイントです。
しかし、家計の状況によっては信頼度をアップさせるために取るべき手段が違ったり、できる対策が間違っているケースもあります。素人では住宅ローン審査の仕組みを理解するのは難しく、今何をすべきなのか分からない、という方も多くいます。
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