紀陽銀行は、1895年に設立した和歌山県に本店を置く銀行です。和歌山県には67店舗、大阪府には41店舗も展開しており、地域の人々の生活を支えています。
ただし、一生に一度の大きな買い物である住宅ローンの契約を、このまま家の近くにある紀陽銀行でしてもいいのか、他の銀行と比較するべきか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、「紀陽銀行住宅ローン相談のメリット」から「紀陽銀行の住宅ローンの特徴」「金利交渉について」など、詳しく解説していきます。
・家が近いから、という理由で紀陽銀行を検討しているが、このままでいいのか不安
・住宅ローンについてプロに話を聞きたいが、相談する人がいない
という方は、本記事を読むだけで正しく住宅ローンについて理解でき、紀陽銀行にするか、他の銀行も検討するか決めることができます。
内容をまとめると
- 紀陽銀行の住宅ローン相談の評判は、いい口コミもあれば悪い口コミもあった。
- 紀陽銀行住宅ローン相談のメリットは、地域に詳しい担当者に相談できたり、「紀陽すまいるプラン」など、その銀行にしかない商品について相談をすることができること
- 紀陽銀行の住宅ローン相談のデメリットはサービス範囲が和歌山周辺になってしまうのがデメリット。引越しや急な転勤などに対応できず、不便に感じてしまう可能性がある
- 住宅ローンに悩んでいる方は、まず大手住宅ローン相談窓口である「マネーキャリア」に話を聞くのがおすすめです。マネーキャリアならお金に詳しいプロが、数多くの銀行を比較しながらあなたに最善の住宅ローンを教えてくれます。
この記事の監修者 谷川 昌平 フィナンシャルプランナー
株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー、証券外務員を取得。
>> 谷川 昌平の詳細な経歴を見る
この記事の目次
- 紀陽銀行の住宅ローン相談の評判
- 紀陽銀行住宅ローン相談のメリット
- 和歌山県周辺に詳しい行員に相談できる
- 「紀陽すまいるプラン」について相談をすることができる
- 災害時の特別対応付きのローンについて相談ができる
- 紀陽銀行の住宅ローン相談のデメリット
- サービス範囲が和歌山県周辺に限定されている
- 相談内容は住宅ローンに限定される
- 金利が高いプランでの相談になる場合がある
- 紀陽銀行の住宅ローンの特徴
- 紀陽銀行の住宅ローン審査は厳しい?
- 紀陽銀行の住宅ローンの金利交渉は可能?
- 「紀陽銀行住宅ローンの評判は?」と気になる人におすすめのサービス
- 住宅ローンに関する相談が何度でも無料で可能:マネーキャリア(丸紅グループ)
- 紀陽銀行住宅ローンの口コミ評判やメリット・デメリットまとめ
紀陽銀行の住宅ローン相談の評判
紀陽銀行の住宅ローン相談では、いい口コミもあれば悪い口コミもありました。
良い口コミは、以下の通りです。
40代男性
説明が丁寧
担当者の説明がわかりやすく、話やすかった。
20代女性
金利が安い
優遇金利があり、金利が安いこと
30代女性
和歌山県なら便利
和歌山県で利用する分には便利だと感じた
30代女性
店舗数が・・・
店舗数が少なく、ATM設置場所も限られている
イレギュラーなことが生じたときの早期対応が困難だと感じた。
40代男性
問い合わせをしたのに・・・
問い合わせをしたのに、返事が無かった
30代女性
他の銀行のほうが・・・
金利の面やいろんなサービスで考えると、他の銀行の方が優遇されることが多いと感じた
結論、担当者次第では有意義な住宅ローン相談ができるといえます。
ただし、逆にいい担当者に当たらなければ相談が無駄になってしまったり、条件によっては他の銀行のほうがよかった、となってしまう可能性も考えられます。
そのため、住宅ローン相談に行く際には大手窓口を活用し、自分にあった担当者を選ぶべきです。
紀陽銀行住宅ローン相談のメリット
紀陽銀行住宅ローン相談のメリットは、以下の3つです。
- 和歌山県周辺に詳しい行員に相談できる
- 「紀陽すまいるプラン」について相談をすることができる
- 災害時の特別対応付きのローンについて相談ができる
和歌山県周辺に詳しい行員に相談できる
紀陽銀行の住宅ローン相談では、和歌山県周辺に詳しい銀行員に相談できるのがメリットです。
紀陽銀行は和歌山県、大阪府、奈良県などに店舗があり、その地域で働く担当者に話を聞くことができます。そのため、地域の特性や土地勘が分かった上で話を進められるのがメリットです。
同じ地域に住む担当者だからこそ共感できる部分も多く、スムーズな相談が期待できます。
「紀陽すまいるプラン」について相談をすることができる
紀陽銀行の住宅ローン相談では、紀陽銀行で取り扱っているさまざまな住宅ローンから、その他のプランまで細かく相談できるのがメリットです。
紀陽銀行の住宅ローンプランは以下の通りです。
- 手数料一律プラン
- 金利引き下げプラン
- 全期間固定金利プラン
災害時の特別対応付きのローンについて相談ができる
紀陽銀行の住宅ローン相談では、災害時の特別対応付きの住宅ローンについて相談できるもメリットです。
災害時の特別対応とは、住宅ローン返済時の「もしも」の場合に備えることが可能です。
特に、
- 火災リスク
- 風災リスク
- 水災リスク
紀陽銀行の住宅ローン相談のデメリット
紀陽銀行の住宅ローン相談のデメリットは、以下の3つです。
- サービス範囲が和歌山県周辺に限定されている
- 相談内容は住宅ローンに限定される
- 金利が高いプランでの相談になる場合がある
サービス範囲が和歌山県周辺に限定されている
紀陽銀行の住宅ローン相談は、サービス範囲が和歌山県周辺に限定されていることがデメリットです。
和歌山県・大阪府・奈良県に店舗を構える紀陽銀行ですが、急な転勤や引越しでその他の県に暮らすことになった場合、気軽に店舗へ相談に行くことができず、話が進まなくなってしまうことが懸念されます。
住宅ローンの相談は、自分の都合のいい時間に話を聞ける体制の整っている窓口を選ぶのがベストです。そのため、なるべく店舗数が多かったり、オンライン相談に対応している窓口を選ぶのがおすすめです。
相談内容は住宅ローンに限定される
紀陽銀行では、相談内容が住宅ローンに限定されるのがデメリットです。
住宅ローンは人生の中でも大きな買い物となるため、
- ライフプランの作成
- 長期的な返済計画
- 家計の見直し
- 団信保険と重複している保険内容の見直し
- 老後資金計画
- 教育資金計画
金利が高いプランでの相談になる場合がある
紀陽銀行では、金利が高いプランでの相談になってしまう可能性も考えられます。
住宅ローン相談を行う担当者によっては、高いプランを勧めてきたり、デメリットを教えてもらえない可能性もあります。
そもそも、銀行員は住宅ローンの契約をとることで評価が上がったり、歩合を受け取る可能性もあるため、完全な第三者の立場にはなりません。そのため、本当に利用者の立場に立って考えてくれるのか、見極める必要があります。
優遇金利が適用されず、高い金利プランでの契約になってしまうと、その後の返済がきつくなる場合もあります。住宅ローン選びでは、事前にシミュレーションなどで確認しながら、無理のない返済計画を立てるべきです。
紀陽銀行の住宅ローンの特徴
ここでは、紀陽銀行の住宅ローンの特徴について解説します。紀陽銀行の住宅ローンの種類は以下の通りです。
- 固定金利選択型住宅ローン
- 全期間金利引き下げ型住宅ローン
- 全期間固定金利住宅ローン
- 無担保住宅ローン
- 紀陽リバースモーゲージ型住宅ローン
- 紀陽【フラット35】パッケージローン
プラン | 金利 | 備考 |
---|---|---|
固定金利選択型住宅ローン | 変動金利 店頭金利:2.825% 適用金利:0.430%~ | 金利引き下げ幅:最大2.395% 取引状況、審査状況によって金利 引き下げ幅は異なる |
全期間金利引き下げ型住宅ローン | 固定金利選択型 店頭金利:2.825% 適用金利:0.775%~ | 金利引き下げ幅:最大2.050% 借り入れ時には取扱手数料55,000円 |
全期間固定金利住宅ローン | 1.900%~ | 住宅ローンお借入時に 取扱手数料(お借入金額×2.20%(税込)) がかかるプラン |
無担保住宅ローン | 年2.825% (最大引き下げ後 年2.025%) | 給与振込指定 紀陽カード契約 カードローン契約の 取引内容によって融資利率を引き下げ |
紀陽リバースモーゲージ型住宅ローン | 紀陽銀行の変動金利が適用となる 店頭金利:2.825% 適用金利:0.430%~ | 申込時の年齢が満60歳以上の方の 住宅購入やリフォームなどに利用できる 住宅ローン |
紀陽【フラット35】パッケージローン | 変動金利か固定金利を 借り入れ時に選択可能 | フラット35と同時に利用できる 住宅ローン |
- 独立行政法人住宅金融支援機構・住宅ローンに詳しい専門スタッフが在籍
- ライフサポート団体信用生命制度で万が一に手厚く備えることができる
- 住宅ローンを利用している方はローソン銀行・イーネット・セブン銀行・ゆうちょ銀行ATMの手数料が月3回まで無料になる
紀陽銀行の住宅ローン審査は厳しい?
- 前年度の年収
- 勤続年数
- 健康状態など
紀陽銀行の住宅ローンの金利交渉は可能?
紀陽銀行の住宅ローンの金利交渉は可能なのか、気になっていませんか?
結論、紀陽銀行では、その他カードローンの契約などで金利の引き下げをしているプランもあり、金利の交渉ができる可能性も高いです。
例えば、借り換えを行う際などに「金利が高いため、借り換えを検討している」など、一度担当者と話あってみるのもおすすめです。
銀行側からしてみれば、住宅ローンを継続してほしいと考えるため、スムーズな交渉が期待できます。あくまで失礼や横暴な態度はとらず、真摯に向き合っていくのがポイントです。
「紀陽銀行住宅ローンの評判は?」と気になる人におすすめのサービス
以下では、「紀陽銀行住宅ローンの評判は?」と気になる人におすすめのサービスを紹介します。
紀陽銀行の住宅ローンを調べている方の中には、実際の口コミをみたり、知人に話を聞いている方も多くいます。ただし、一方で近くに紀陽銀行がない・知人で利用した方がいない場合は、どこで話を聞くべきか悩んでしまうケースもあります。
住宅ローンの契約は一生のうちで大きな買い物となるため、契約時は慎重に多くの情報から選ぶべきです。
そこでおすすめなのが、数多くの住宅ローン相談を取り扱ってきた「マネーキャリア」です。マネーキャリアなら実際にたくさんの住宅ローン相談に乗ってきた担当者が、経験と豊富な知識から詳しく住宅ローンについて説明してくれます。
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紀陽銀行住宅ローンの口コミ評判やメリット・デメリットまとめ
本記事では、紀陽銀行住宅ローンの口コミ評判やメリット・デメリットについて解説しました。
結論として、紀陽銀行の住宅ローンは種類も多く、無担保で借りられるローンや60歳以上の方に対応しているローンがあることがわかりました。住宅ローン契約者にはATMの手数料がお得になるなど、サービスも充実している点も魅力です。
ただし、紀陽銀行での住宅ローン相談では、紀陽銀行の商品についての説明しか受けられず、ライフプランの作成や家計診断は行ってもらうことができません。
住宅ローン契約時には、団信保険と重複している保険を見直したり、家計にとって無理のない返済計画を立てることが重要です。
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