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ネット銀行でつなぎ融資はどうするべき?
ネット銀行でもつなぎ融資を利用することはできるの?

このような疑問を持っていませんか?

ネット銀行でのつなぎ融資には、通常の銀行と異なるポイントがいくつかありますが、しっかりと確認しておくことが大切です。

本記事では、ネット銀行を利用したつなぎ融資の利用方法や、選ぶ際の注意点についてファイナンシャルプランナーの視点から解説します。

マネーキャリアの無料FP相談では、ネット銀行を利用した融資に関する疑問にも専門家がしっかりとサポートしてくれるので、ぜひ相談を検討してみてください! 


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この記事の監修者「谷川 昌平」

この記事の監修者 谷川 昌平 フィナンシャルプランナー

株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー証券外務員を取得。メディア実績:<テレビ出演>テレビ東京-テレ東「WBS」・テレビ朝日「林修の今知りたいでしょ!
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この記事の目次

ネット銀行で住宅ローンを組む際のつなぎ融資はどうする?

 

つなぎ融資は、住宅ローンが実行されるまでの間、土地の先行決済や建物の中間金の支払いに利用される一時的な融資です。


昨今はメガバンクや地方銀行のほかにネット銀行も多く、利用している人も多いのではないでしょうか。今現在自分が使用しているネット銀行でもつなぎ融資は利用できるのか?どのような特徴や注意点があるのかポイントがありますので、順番に見ていきましょう。


  •  つなぎ融資が使えるネット銀行は限られている
  • つなぎ融資は住宅ローンとセットで利用するのが原則


つなぎ融資が使えるネット銀行は限られている

ネット銀行で住宅ローンを組む際、つなぎ融資を利用できる銀行は限られています。これは、ネット銀行が従来の銀行と異なり、支店を持たないため、つなぎ融資の提供が難しい場合があるからです。

しかし、最近ではネット銀行もつなぎ融資の提供を始めるケースが増えてきています。例えば、楽天銀行や住信SBIネット銀行などがつなぎ融資を提供しています。

これにより、ネット銀行を利用する際の選択肢が広がりつつありますが、まだまだ限られた選択肢であることを理解しておくことが重要です。

つなぎ融資を利用する際には、いくつかの注意点があります。まず、つなぎ融資の金利は通常の住宅ローンよりも高めに設定されていることが多いため、返済計画をしっかりと立てることが重要です。


また、つなぎ融資の期間が短い場合が多いため、建築スケジュールに遅れが出ないように注意する必要があります。さらに、つなぎ融資を提供しているネット銀行の条件や手数料を事前に確認し、自分に最適な銀行を選ぶことが大切です。

つなぎ融資は住宅ローンとセットで利用するのが原則

つなぎ融資は、住宅ローンとセットで利用するのが原則です。これは、つなぎ融資が住宅の建築や購入のための一時的な資金を提供するものであり、最終的には住宅ローンで返済されることを前提としているからです。

つなぎ融資単体での利用や、つなぎ融資のみの利用は原則としてできません。そのため、つなぎ融資を検討する際には、住宅ローンの金利や諸費用、返済期間などを含めてトータルで比較し、最適な選択をすることが重要です。

例えば、つなぎ融資の金利が高い場合でも、住宅ローンの金利が低ければトータルでの負担が軽減される可能性があります。各銀行の条件をしっかりと確認し、総合的な視点で検討することが求められます。

つなぎ融資を利用する際には、住宅ローンと合わせたトータルコストを比較することが非常に重要です。


つなぎ融資の金利が高い場合でも、住宅ローンの金利が低ければ、総合的な負担が軽減されることがあります。


また、諸費用や返済期間も考慮に入れることで、より正確なコスト比較が可能になります。各銀行の条件をしっかりと確認し、最適な選択をするためには、総合的な視点での検討が不可欠です。

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住宅ローンのFP相談窓口おすすめ15選!後悔しない選び方を解説

ネット銀行のつなぎ融資で迷ったら今すぐ無料FP相談を活用しよう!

 
ネット銀行のつなぎ融資を検討する際、選択肢が限られているため、どの銀行を選ぶべきか迷うことがあるかもしれません。

そんな時には、マネーキャリアの無料FP(ファイナンシャルプランナー)相談を活用することをおすすめします。専門家があなたの状況に合わせて最適なアドバイスを提供してくれるため、つなぎ融資や住宅ローンの選択に関する不安を解消できます。

金利や諸費用、返済期間など、トータルで比較して検討する重要性を理解し、最適な選択をするためには、専門家の助言が非常に有益です。マネーキャリアの無料FP相談を利用して、安心してネット銀行のつなぎ融資を選びましょう。

無料FP相談を利用することで、つなぎ融資や住宅ローンに関する専門的なアドバイスを受けることができます。


特に、ネット銀行の選択肢が限られている場合、専門家の助言は非常に役立ちます。金利や諸費用、返済期間など、トータルで比較して最適な選択をするためには、専門家の視点が欠かせません。


マネーキャリアの無料FP相談を活用することで、安心してネット銀行のつなぎ融資を選び、住宅ローンの計画を立てることができます。


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つなぎ融資が使えるネット銀行一覧

 

以下の比較表は、つなぎ融資を提供しているネット銀行の融資条件をまとめたものです。各銀行の融資回数、金利、借入期間、手数料などを比較して、ネット銀行のつなぎ融資を選択をする際の参考にしてください。


項目auじぶん銀行イオン銀行楽天銀行
融資の回数最大4回最大2回最大3回
金利固定金利固定金利固定・変動金利
借入期間(つなぎ融資の)最大1年最大1年最大1年
手数料110,000円なし110,000円


auじぶん銀行

auじぶん銀行では、東光商事株式会社が提供する「とうこうブリッジローン」を紹介しています。住宅ローンは建物完成時の一括融資となりますが、とうこうブリッジローンを利用することで、土地購入代金や建物完成までの複数回の支払い費用を賄うことができます。


<メリット> 

  • 返済の柔軟性:住宅ローン実行時に一括返済するため、つなぎ融資の返済計画が明確です。
  • 解約手数料なし:期限前返済の違約金が発生しないため、早期返済が可能です。

<注意点>

  • 担保設定の必要性:土地に対する担保設定が必要となるため、手続きが増えます。
  • 審査の必要性:東光商事株式会社による所定の審査があり、希望に添えない場合もあります。


<手数料・諸費用の内容>

  • 手数料: 110,000円です。
  • 諸費用:電子契約の場合は収入印紙代が不要です


<つなぎ融資の利息の支払いタイミング>

  • 住宅ローンの融資実行時に一括返済されます。そのため、つなぎ融資期間中に利息の支払いは発生しません。


<相談方法の種類>

  • 電話相談: 専用の相談窓口に電話で問い合わせ可能。

auじぶん銀行が提携している、とうこうブリッジローンは、注文住宅の建築資金をスムーズに用意できる便利な手段です。住宅ローン実行までの資金ギャップを埋めるため、資金計画に不安がある方におすすめです。ただし、手数料や利息の負担も確認し、計画的に活用しましょう。

イオン銀行

イオン銀行のつなぎ融資は、住宅ローンが実行されるまでの間に必要な資金を提供します。最大2回の融資が可能で、着工時と上棟時に利用できます。 

<メリット>
  • 保証料無料:保証料が0円で、初期費用を抑えられます。
  • 返済の明確化:住宅ローン実行時に一括返済するため、返済計画が立てやすいです。

<注意点>
  • 担保設定の必要性:土地に対する担保設定が必要となるため、手続きが増えます。
  • 審査の必要性:所定の審査があり、希望に添えない場合もあります。

<手数料・諸費用の内容>
  • 手数料: つなぎ融資の取扱手数料は無料です。 
  • 諸費用: 収入印紙代が必要です。金額は借入金額に応じて異なります。 

<つなぎ融資の利息の支払いタイミング >
  • つなぎ融資の利息は、住宅ローン融資実行時に一括返済されます。そのため、つなぎ融資期間中に利息の支払いは発生しません。

<相談方法の種類>
  • オンライン相談: 公式サイトから申し込み可能。 
  • 電話相談: 専用の相談窓口に電話で問い合わせ可能。 
  • 店舗相談: イオン銀行の店舗で対面相談が可能です。

イオン銀行のつなぎ融資を利用する際には、手数料が無料である点が大きなメリットです。また、固定金利であるため、借入期間中に金利が変動しない点も安心です。


ただし、土地購入資金には使えず、利息も発生するため事前の資金計画が重要です。相談は店舗できる点も魅力です。

楽天銀行

楽天銀行のつなぎ融資は、土地取得資金や着工金、中間金の支払いに利用でき、最大3回まで分割融資が可能です。住宅ローンが実行されるまでの間、必要な資金を提供します。 

<メリット>
  • 返済の明確化:住宅ローン実行時に一括返済するため、返済計画が立てやすいです。
  • 保証人不要:保証人が不要で、手続きが簡素化されます。

<注意点>
  • 担保設定の必要性:土地に対する担保設定が必要となるため、手続きが増えます。
  • 審査の必要性:楽天銀行所定の審査があり、希望に添えない場合もあります。

<手数料・諸費用の内容>
  • 手数料: 融資事務手数料: 一律110,000円(税込)。
  • 諸費用: 収入印紙代、抵当権設定登記に関わる登録免許税、司法書士報酬、火災保険などが別途必要です。 

<つなぎ融資の利息の支払いタイミング>
  • 利息は融資実行時に一括前払いとなり、融資金から差し引かれます。 

<相談方法の種類>
  • オンライン相談: 予約制のオンライン相談公式サイトから申し込み可能。

楽天銀行のつなぎ融資を利用する際には、手数料や諸費用、利息の支払いタイミングをしっかりと確認することが重要です。


オンライン相談を活用して、アドバイスを受けることで、より安心して融資を利用することができます。詳細情報は、楽天銀行の公式ページをご覧ください。

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住宅ローンのFP相談窓口おすすめ15選!後悔しない選び方を解説

あなたの家庭にぴったりの方法は?FPと一緒に最適な返済プランを考えよう

 

住宅ローンやつなぎ融資を検討する際、最適な返済プランを見つけることは非常に重要です。家庭の状況や収入、支出に合わせた返済計画を立てることで、無理のない返済が可能になります。


そんな時には、マネーキャリアの無料FP(ファイナンシャルプランナー)相談を活用することをおすすめします。専門家があなたの状況に合わせて最適なアドバイスを提供してくれるため、安心して返済プランを立てることができます。


<マネーキャリアの無料FP相談のメリット>

  • 個別相談: あなたの家庭の状況に合わせた具体的なアドバイスを受けられます。
  • オンライン相談: 自宅から簡単に相談が可能です。
  • 専門家のアドバイス: 金利や諸費用、返済期間など、総合的な視点で最適なプランを提案してくれます。

無料FP相談を利用することで、住宅ローンやつなぎ融資に関する専門的なアドバイスを受けることができます。特に、家庭の状況に合わせた返済プランを立てることは、無理のない返済を実現するために重要です。


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住宅ローンのFP相談窓口おすすめ15選!後悔しない選び方を解説

ネット銀行のつなぎ融資で後悔しないための選び方

 
ネット銀行のつなぎ融資で後悔しないためには選び方が重要です。どのように選べばいいのか選び方のポイントを3つご紹介します。

  • 金利・手数料・諸費用の総コストを比較する
  • 建築スケジュールと融資実行のタイミングに問題がないか確認する
  • 利息の支払いタイミングを確認する


事前に確認することであとから知らなかった…ということを防げますのでよく確認しておきましょう。

金利・手数料・諸費用の総コストを比較する

つなぎ融資を利用する際には、金利や手数料、諸費用などの総コストをしっかりと比較することが重要です。

以下に、主要なネット銀行のつなぎ融資にかかる諸費用を一覧でまとめました。手数料のほか、諸費用などもよく確認しましょう。


auじぶん銀行イオン銀行楽天銀行
金利年2.975%(固定)年2.875%(固定)年3.975%(固定)
 ※毎月見直し
手数料110,000円0円110,000円
利息支払い利息は住宅ローン実行時に
一括支払い
利息は住宅ローン実行時に
一括支払い
融資実行時に前払い
(利息差引支給)
諸費用印紙代、登記費用などが別途必要登記費用などが別途必要
印紙代は電子契約であれば不要
印紙代、登記費用などが別途必要
※金利は2025年5月現在の情報です。

つなぎ融資を利用する際には、金利や手数料、諸費用などの総コストをしっかりと比較することが重要です。


また、手数料や諸費用が発生するタイミングも確認し、計画的に資金を準備することが大切です。無料FP相談を活用して、専門家のアドバイスを受けることで、より安心して融資を利用することができます。


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建築スケジュールと融資実行のタイミングに問題がないか確認する

つなぎ融資を利用する際には、建築スケジュールと融資実行のタイミングに問題がないかを確認することが非常に重要です。


以下は融資実行が遅れる場合の問題点とどのような場合に問題が起きるかの例をあげています。


<融資実行が遅れる場合>

建築スケジュールに遅れが生じると、予定していた融資実行のタイミングがずれ込み、必要な資金が間に合わない可能性があります。

例: 着工金や中間金の支払いが迫っているのに、融資がまだ実行されていない場合。


<融資実行が早すぎる場合>

予定よりも早く融資が実行されると、利息の支払いが早まるため、無駄なコストが発生する可能性があります。

例: 建築がまだ始まっていないのに、融資が実行されてしまい、利息の支払いが始まる場合。 


このようにタイミングは重要ですのでよく確認しましょう。

つなぎ融資を利用する際には、建築スケジュールと融資実行のタイミングに問題がないかを確認することが重要です。


特に、融資の回数や利息の支払いタイミングが建築スケジュールに影響を与える可能性があるため、事前にしっかりと確認しておきましょう。


建築スケジュールに余裕を持たせ、融資実行のタイミングを慎重に設定することで、遅れや早まりに対応できるようにしくことや、建築業者や銀行と事前に詳細なスケジュールを確認し、必要に応じて調整を行うことも非常に重要です。

利息の支払いタイミングを確認する

つなぎ融資を利用する際には、利息の支払いタイミングを確認することが重要です。以下に、よくある支払い時期の例を3つまとめました。

・融資実行時に一括前払い
タイミング: 融資が実行された時点で、利息を一括で前払いします。
特徴: 利息を一度に支払うため、後から追加の支払いが発生しません。
例: 楽天銀行では、融資実行時に利息を一括前払いする方式を採用しています。

・毎月の利息支払い
タイミング: 毎月、一定の日に利息を支払います。
特徴: 毎月の支払いが発生するため、計画的な資金管理が必要です。
例: 一部の銀行では、毎月の利息支払い方式を採用しており、融資期間中に定期的に利息を支払います。

・融資完済時に一括支払い
タイミング: つなぎ融資が完済される時点で、利息を一括で支払います。
特徴: 融資期間中は利息の支払いが発生せず、完済時にまとめて支払うため、資金の準備が必要です。
例: 一部の銀行では、融資完済時に利息を一括で支払う方式を採用しています

つなぎ融資を利用する際には、利息の支払いタイミングをしっかりと確認することが重要です。


融資実行時に一括前払いする方式や、毎月の利息支払い方式、融資完済時に一括支払いする方式など、銀行によって異なるため、自分に合った支払いタイミングを選びましょう。

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住宅ローンのFP相談窓口おすすめ15選!後悔しない選び方を解説

【まとめ】ネット銀行のつなぎ融資は諸費用も含めてシミュレーションしよう

 

ネット銀行のつなぎ融資はどうするべきかについて解説してきましたがいかがでしたでしょうか。


ネット銀行のつなぎ融資を選ぶ際には、金利だけでなく手数料や諸費用も含めて総合的にシミュレーションし、比較検討することが重要です。銀行によって金額や発生するタイミングが異なるため、詳細を確認していくことが重要です。


自分で全て調べて相談してというのは、時間も労力もかかり、慣れない住宅ローンについてということで間違いや不明な点も多く出てくることもあるでしょう。


そのようなときは、マネーキャリアの無料FP(ファイナンシャルプランナー)相談を活用することで、専門家のアドバイスを受けながら最適な返済プランを立てることができます。


個別相談やオンライン相談を利用して、あなたの家庭の状況に合わせた具体的なアドバイスを受けることができるため、安心して融資を利用することができます。


相談は何度でも無料なので、まずはマネーキャリアの無料相談をぜひ予約しましょう!

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