みずほ銀行の分割融資のデメリットは?利用する際の注意点を解説のサムネイル画像
・みずほ銀行の分割融資のデメリットってなんだろう?
・分割融資を利用する際の注意点を知りたい!

このように感じていませんか?

分割融資には注意すべきポイントもありますが、事前に理解しておけばスムーズに利用できます。

本記事では、みずほ銀行の分割融資のメリットとデメリットを詳しく解説し、特に気をつけるべき点についてファイナンシャルプランナーの視点からご紹介します。

さらに、マネーキャリアの無料相談では、こうした融資に関する疑問にも専門家がしっかりとサポートしてくれるので、ぜひ相談を検討してみてください!

この記事の監修者「谷川 昌平」

この記事の監修者 谷川 昌平 フィナンシャルプランナー

株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー証券外務員を取得。メディア実績:<テレビ出演>テレビ東京-テレ東「WBS」・テレビ朝日「林修の今知りたいでしょ!
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この記事の目次

みずほ銀行の分割融資のデメリット

 
みずほ銀行の分割融資を検討しているけど、デメリットって何だろうという点から解決していきましょう。まずはデメリットを把握しておくことで、今後の選択肢として本当に選択できるのか否かを決められるかと思います。

以下の2点について解説しています。

  • 抵当権の設定手続き・費用が2回分必要になる
  • 登録免許税の優遇措置が受けられない

それぞれ内容を見ていきましょう。

抵当権の設定手続き・費用が2回分必要になる

みずほ銀行で分割融資を選ぶと、土地購入時建物完成時の2回に分けて融資が実行されるため、それぞれのタイミングで抵当権の設定が必要になります。このため、登記のたびに司法書士報酬や登録免許税が発生し、通常の一括融資に比べて手続きや費用が2倍になる点がデメリットです。

抵当権の設定の際にかかる司法書士報酬の相場は、1回あたり5万円~10万円程度が目安で、金額は地域や内容によって変動します。2回分のコストがかかるということを認識しておきましょう。コストを抑えたい方は、事前に見積もりを取ることが大切です。
みずほ銀行の分割融資は便利な制度ですが、抵当権設定が2回必要になることは見落としがちです。特に建築期間が長引く場合は、2回目の手続きが後ろ倒しになり、スケジュール管理も重要になります。費用だけでなく、手続きの負担やスケジュール調整も考慮して選びましょう。

登録免許税の優遇措置が受けられない

みずほ銀行の分割融資を利用すると、土地の購入時に設定する抵当権には登録免許税の軽減措置が適用されず、税率は通常の0.4%となります。

本来、住宅ローンの抵当権設定には優遇税率0.1%が適用されますが、建物が未完成で住宅ローンとしての条件を満たさないと判断されるため、特例の対象外になるのがデメリットとなるでしょう。この差は借入金額によっては数万円単位の負担増となることもあり、事前に把握しておくべき重要なポイントといえます。

登録免許税は細かい税率差でも金額にすると意外と大きくなります。土地だけ先に購入して分割融資を使う場合、税率が0.4%になることを知らずに進めてしまうケースもあるので注意が必要です。


申請時期や融資内容によって扱いが変わるため、事前に金融機関や司法書士に確認しておくと安心です。

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住宅ローンのFP相談窓口おすすめ15選!後悔しない選び方を解説

分割融資や住宅ローンのお悩みは無料FP相談で解決しよう!

 
みずほ銀行やその他の銀行の分割融資に関する費用や手続きの疑問、将来の返済計画に不安がある方には、ファイナンシャルプランナー(FP)に相談するのがおすすめです。

ファイナンシャルプランナーへの相談は、無料相談サービス「マネーキャリア」の活用がおすすめです。住宅ローンに詳しいプロが中立の立場でアドバイスしてくれるので、みずほ銀行だけでなく、その他の銀行ごとの違いや自分に合った融資方法を客観的に比較できます。

オンライン相談も可能なため、忙しい方でも自宅にいながらじっくり相談できるのが魅力です。 

分割融資は仕組みがややこしく、判断を誤ると余計な費用や負担につながることもあります。


そんなときこそ、マネーキャリアの無料FP相談が役立ちます。メリットだけでなくデメリットについてもきちんと教えてくれる点や、無理に商品をすすめられる心配もなく、ライフプランに合わせたアドバイスを受けられるので安心ですよ。

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住宅ローンのFP相談窓口おすすめ15選!後悔しない選び方を解説

みずほ銀行の分割融資の特徴

 

ここからは、みずほ銀行の分割融資の特徴についてまとめていきたいと思います。


  • 金利の一例
  • 団信に無料で加入できる
  • 店舗で直接相談できる


それぞれについて解説していきますので、よく確認しましょう。

金利の一例

みずほ銀行の分割融資は、一般的な住宅ローンと同様の金利が適用されます。


2025年5月現在、住宅ローンの金利は以下のとおりです。

  • 変動金利:年0.525%~ 
  • 固定金利選択型(10年):年0.700%~
  • 全期間固定金利(35年):年1.200%~ 


これらの金利は、借入条件や審査結果により異なる場合があります。詳細は、みずほ銀行の公式サイトをご確認ください。

分割融資を検討する際は、金利だけでなく、手数料や登記費用などの諸費用も含めた総返済額を確認しましょう。


また、金利タイプ(変動・固定)の選択は、将来の金利変動リスクやライフプランに応じて慎重に判断することが重要です。

団信に無料で加入できる

みずほ銀行の住宅ローンでは、借入時に団体信用生命保険(団信)への加入が原則必須となっており、保険料は銀行側が負担するため、利用者は実質無料で加入できます。

団信は、返済中に万が一のことがあった際に、残りの住宅ローン残高が保険で完済される仕組みです。特に家族のいる方にとっては安心感につながる大きなメリットといえるでしょう。

また、がんや三大疾病などの保障が付いた団信プランも選択でき、必要に応じた保障内容の検討も可能です。

団信が無料で付帯するのは嬉しいポイントですが、保障内容はプランによって異なります。基本プランでは死亡・高度障害のみが対象ですが、有料で疾病保障付きのプランも選べます。


将来の不安や家族構成を踏まえて、保障内容をカスタマイズすることも視野に入れておきましょう。

店舗で直接相談できる

みずほ銀行では、住宅ローンに関する相談を店舗で直接行うことが可能です。特に「ローンコンサルティングスクエア」では、専門スタッフが住宅ローンや教育ローンなどの個人ローンに関する新規申込や相談業務を中心に対応しています。


これらの拠点は、平日最長20時まで営業しており、土曜日も営業しているため、平日忙しい方でも利用しやすい体制が整っています。また、電話での相談も受け付けており、平日9時から17時まで対応しています。詳細な営業時間や営業日は店舗によって異なるため、事前に確認することをおすすめします。


相談方法営業時間・曜日備考
店舗
(ローンコンサルティングスクエア)
平日:9:00~20:00(店舗により異なる)
土曜日:10:00~17:00(店舗により異なる) 
一部店舗では土曜日も営業。事前予約がおすすめ。
電話相談平日:9:00~17:00みずほインフォメーションダイヤル:0120-3242-86(5#1#)



<土曜日に相談可能なローンコンサルティングスクエアの店舗例>  

以下の店舗では、土曜日も住宅ローンの相談を受け付けています(営業時間は店舗により異なります)。

  •  銀座ローンコンサルティングスクエア
  •  新宿西口ローンコンサルティングスクエア
  •  渋谷ローンコンサルティングスクエア
  •  池袋ローンコンサルティングスクエア
  •  錦糸町ローンコンサルティングスクエア

住宅ローンの相談は、専門のスタッフがいる「ローンコンサルティングスクエア」を利用するのがおすすめです。


平日夜間や土曜日も営業している店舗が多く、忙しい方でもスケジュールを調整しやすいです。また、電話での相談も可能なので、まずは気軽に問い合わせてみると良いでしょう。 

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住宅ローンのFP相談窓口おすすめ15選!後悔しない選び方を解説

あなたの家庭にぴったりの方法は?FPと一緒に最適な返済プランを考えよう

 
住宅ローンには、分割融資やペアローン、固定・変動金利の選択など、複数の選択肢がありますが、自分の家庭に最適な組み方を見つけるのは簡単ではありません。

そんなときに頼れるのが、マネーキャリアの無料FP相談です。住宅購入や将来の教育費、老後資金まで含めた総合的な視点で、ライフプランに合った返済方法を一緒に考えてくれるので、無理のない計画を立てることができます。

オンライン相談も可能なので、場所にとらわれず時間も節約できますし、プロの視点で判断できる安心感が魅力です。 

分割融資に限らず住宅ローンの仕組みは難しいと思う方も多いでしょう。金利や融資の仕組みは複雑ですが、焦らずに専門家に相談することが成功のカギです。


マネーキャリアでは、ファイナンシャルプランナーの資格を持ったプロが中立の立場で最適なプランを提案してくれるので、銀行に行く前に相談しておくのがおすすめです。オンライン相談も可能なので、特に共働きや子育て中の家庭には心強い味方になりますよ。

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みずほ銀行の分割融資を利用する際に確認すべき3つのポイント

 

みずほ銀行のデメリット、特徴についてご紹介してきましたが、ここからはみずほ銀行の分割融資を利用する際に確認すべき3つのポイントについて解説します。


  • 分割融資の詳細な条件を確認する
  • 建築スケジュールと融資実行日にズレがないか確認する
  • つなぎ融資との違いを比較して総合的に判断する


この3つのポイントについてくわしく解説していきます!

分割融資の詳細な条件を確認する

みずほ銀行の分割融資を利用する際は、事前に条件を細かく確認することが大切です。特に、以下の点については正確な情報を把握するようにしましょう。

  • 諸費用の内訳
  • 融資ごとの利息発生時期
  • 実行回数の上限
  • 団信の保障開始時期など

見落としがちな要素を正確に把握する必要があります。ホームページ上の情報は概要にとどまることが多く、個別の融資条件は異なるケースもあるため、必ず窓口やローン相談で直接確認し、書面での説明を受けることが重要です。

あとから想定外の費用や条件に気づくことのないよう、事前の聞き取りと確認を徹底しましょう。 

分割融資は仕組みが複雑なので、「聞きにくい」と感じることこそ積極的に質問しましょう。利息のカウント開始時期や団信がいつから適用されるかなど、細かな点も契約に大きく影響します。


また、ホームページで情報収集することも重要ですが、実際に自分の場合はどのような条件になるのか、適用されないものはないのかなど、可能な限り直接店舗で確認し、さらに書面でも確認をすることをおすすめします! 

建築スケジュールと融資実行日にズレがないか確認する

分割融資を利用する際は、建築の進行スケジュール融資実行のタイミングが合っているかを事前にしっかり確認することが不可欠です。

みずほ銀行では、分割実行ができる時期や回数、金額に一定のルールが設けられており、例えば建物の着工時や上棟時、引き渡し時など、段階的に実行されるのが一般的です。

もし工事の支払スケジュールと融資の実行日が噛み合っていないと、自己資金を一時的に多く用意する必要が生じる可能性もあります。建築業者と銀行の両方に相談し、ズレのない計画を立てましょう。

銀行の融資スケジュールは、建築の流れと自動的に一致するわけではありません。例えば、分割実行は2回までなどの制限がある場合、建築側の請求とズレるリスクがあります。


資金繰りに余裕を持たせるためにも、早めに業者と銀行の両方に確認をとっておくのが安心です。

つなぎ融資との違いを比較して総合的に判断する

住宅ローンの実行タイミングが建築費の支払いと合わない場合、「分割融資」か「つなぎ融資」のいずれかが必要になるケースがあります。

<つなぎ融資が向いているケース>
  • 自己資金が少ない
  • 建築会社が「着工金・中間金」を早期に求める
  • 手続きの簡便さを重視したい

<分割融資が向いているケース>
  • 住宅ローン控除を最大限活用したい
  • 金利を抑えたい
  • 手数料が多少かかっても、トータルコストを抑えたい

みずほ銀行では、つなぎ融資の取り扱いがないため、建築中に支払いが発生する場合は分割融資が選択肢となりますが、それが最適とは限りません。

分割融資は実行のたびに抵当権設定費用などの諸費用が発生し、手間もかかります。つなぎ融資には別途金利や手数料がかかることもありますが、まとめて一本化できる点が魅力です。費用や手間を総合的に比較し、自分に合った方法を見極めることが大切です。 

「分割融資=お得」とは限りません。手続きの煩雑さや抵当権の費用を考慮すると、つなぎ融資の方が結果的にスムーズだった…というケースもあります。みずほでは取り扱いがありませんが、他行との比較も含めて検討してみる価値は十分にありますよ。 


どちらがいいのかプロの意見も聞いてみたい。そんな方はマネーキャリアの無料相談も可能です。住宅ローンに詳しいファイナンシャルアドバイザーが相談することができます。


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住宅ローンのFP相談窓口おすすめ15選!後悔しない選び方を解説

【まとめ】分割融資や住宅ローン選びで迷ったら無料FP相談を活用しよう

みずほ銀行の分割融資に関するデメリットや特徴、確認すべきポイントについて解説してきましたがいかがでしたでしょうか。

分割融資には、抵当権の手続きや登録免許税の負担、実行スケジュールの制約など、デメリットとなる注意すべき点がいくつかあります。これらの条件はみずほ銀行に限らず、金融機関ごとに異なるため、自分の住宅購入計画に本当に合っているかどうかを慎重に見極めることが大切です。

自分だけで複数の金融機関に相談に行くのは大変だしもっとフラットな立場の情報が欲しい…そうしたときに頼りになるのが、マネーキャリアの無料FP相談です。

金融機関に縛られず中立的な立場でアドバイスが受けられるので、不安や疑問を解消しながら、最適な住宅ローン選びができます。オンライン相談も可能ですし、相談は何度でも無料です。迷ったときは一人で抱え込まず、まずは気軽にプロに相談してみましょう。

「この銀行が良さそう」と思っても、比較して初めて気づくことが多いのが住宅ローン。分割融資が向いているかどうか、ライフプランや資金計画と照らし合わせて考えることが重要です。


マネーキャリアなら、複数の選択肢を中立的に比較してもらえるので、安心して決断できますよ。

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