

この記事の監修者 谷川 昌平 フィナンシャルプランナー
株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー、証券外務員を取得。メディア実績:<テレビ出演>テレビ東京-テレ東「WBS」・テレビ朝日「林修の今知りたいでしょ!」
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この記事の目次
- 共働きなら5500万円の住宅ローンも実現可能!年収の目安と審査のポイントは?
- 年収の目安は800万円以上
- 審査のポイントは「安定した返済能力」
- 共働きだけど5500万円の住宅ローンを組める?不安を解消するにはFPへの相談が必須
- 【実際どうだった?】5500万円の住宅ローンを組んだ人の体験談
- 審査時の世帯年収はどれくらいでしたか?
- 返済が苦しいと感じたことはありますか?
- もっとこうすればよかったと思うことは?
- 5500万円借りたら返済額はどれくらい?返済期間別にシミュレーション
- 返済期間30年の場合
- 返済期間35年の場合
- 返済期間40年の場合
- 共働き夫婦が5500万円の住宅ローンを安心して組むためのポイント3選
- 金利プランを慎重に選択する
- 負担のないよう毎月の返済額を設定する
- ライフプランを踏まえた返済計画を立てる
- 5500万円は共働きのわが家に最適?住宅ローンの相談はマネーキャリアにおまかせ
- 【まとめ】共働きなら5500万円の住宅ローンを組めるが慎重な計画が必須
共働きなら5500万円の住宅ローンも実現可能!年収の目安と審査のポイントは?

お互いに収入があり、世帯年収の高い共働き夫婦ならば5500万円という高額なローンも夢はありません。
以下で、その根拠を目安年収とともに解説していきます。
- 年収の目安は800万円以上
- 審査のポイントは「安定した返済能力」
年収の目安は800万円以上
一般的に、5500万円の住宅ローン組むには世帯年収が800万円以上必要だとされています。
ただし、実のところは「夫婦ともに正社員なのか」「夫婦それぞれの年収はいくらか」など、各ご家庭の状況によるところも多く、一概に「年収800万円以上なら大丈夫」とも言えません。
審査のポイントは「安定した返済能力」
5500万円の住宅ローン組めるかどうか。審査のポイントは「安定した返済能力」です。
現在の年収だけでなく、将来に渡り安定した収入が見込めるかどうか、勤続年数などからも判断されることになります。
共働きだけど5500万円の住宅ローンを組める?不安を解消するにはFPへの相談が必須

5500万円の住宅ローンを組める世帯年収の目安は800万円以上。ただし、実際には共働きか、夫婦ともに正社員なのか、今後も安定した収入が見込めるのかなどの要件によっても審査に通る可能性は変動します。
「理想の住まいを手に入れるために共働きで頑張ってきたけど、本当に5500万円ものローンを組めるのかな…」と不安な方は、マネーキャリアのFPに相談してみましょう。
年収だけでなく、現在の家計の収支などの状況をヒアリングし、ローンを組める可能性から審査に通る方法、返済シミュレーションを提示。契約前の不安を解消できます。

【実際どうだった?】5500万円の住宅ローンを組んだ人の体験談
実際に5500万円の住宅ローンを組んだ共働き夫婦へ実施したアンケート結果を紹介します。住宅ローンを組むにあたって、ぜひ参考になさってください。
- 審査時の世帯年収はどれくらいでしたか?
- 返済が苦しいと感じたことはありますか?
- もっとこうすればよかったと思うことは?
審査時の世帯年収はどれくらいでしたか?

実際に5500万円の住宅ローンを組んだ共働き夫婦の審査時の世帯年収を調査したところ、最も多かったのは「700万円未満」(35.7%)、次いで「700万円~800万円未満」(19.0%)でした。
返済が苦しいと感じたことはありますか?

「返済が苦しいと感じたことがある」と回答したご家庭は全体の50%でした。
もっとこうすればよかったと思うことは?

5500万円の住宅ローンを組むにあたって、もっとこうすればよかったと思うことは「借入額を減らせばよかった」(42.3%)、「金利プランを別のものにすればよかった」(17.9%)でした。
5500万円借りたら返済額はどれくらい?返済期間別にシミュレーション
実施に5500万円の借り入れをしたとして、返済額はどれくらいになるのでしょうか?
- 金利1.94%
- 全期間固定
- 元利均等返済
- ボーナス返済なし
上記の条件で、毎月の返済額と返済負担率、総返済額をシミュレーションします。
- 返済期間30年の場合
- 返済期間35年の場合
- 返済期間40年の場合
返済期間30年の場合
5500万円の住宅ローンを30年で返済していく場合、返済額は下記のようになります。
- 毎月の返済額:20万1,644円
- 総返済額:7259万1,817円
返済期間が短めな分、利息・総返済額は抑えられますが月々の負担はやや大きめです。
返済期間35年の場合
5500万円の住宅ローンを35年で返済していく場合、返済額は下記のようになります。
- 毎月の返済額:18万505円
- 総返済額:7581万2,118円
返済期間30年の場合に比べると、月々の返済額は2万円ほど抑えられます。
返済期間40年の場合
5500万円の住宅ローンを40年で返済していく場合、返済額は下記のようになります。
- 毎月の返済額:16万4,822円
- 総返済額:7911万4,785円
短期間で返済する場合と比べて毎月の負担はかなり抑えられます。
総返済額は返済期間30年の場合と比べると650万円増加の約7900万円。5500万円の元金に対し、1400万円もの利息を返済することになります。
共働き夫婦が5500万円の住宅ローンを安心して組むためのポイント3選

ここでは、5500万円の住宅ローン返済を続けていくポイントを解説します。契約前に、無理のない返済計画をしっかり考えておきましょう。
- 金利プランを慎重に選択する
- 負担のないよう毎月の返済額を設定する
- ライフプランを踏まえた返済計画を立てる
金利プランを慎重に選択する
住宅ローンを無理なく返済していくために、金利プランを慎重に選択しましょう。
5500万円もの大金を借り入れる場合、元金が大きい分少しの金利差でも返済額に大きな影響を与えることに。例えば、金利が0.2%上昇するだけで以下のような差が生まれます。
▼金利プランによる返済額の変化
金利 | 毎月の返済額 | 総返済額 |
---|---|---|
0.6% | 14万5,215円 | 6099万491円 |
0.8% | 15万183円 | 6307万6,867円 |
毎月の返済額は5,000円ほど増加。総返済額は、金利が0.2%変わるだけで200万円以上増えます。
負担のないよう毎月の返済額を設定する
5500万円もの住宅ローンを返済していくために、無理のない毎月の返済額を設定することが重要です。
住宅ローンを「借りられる上限額」と「無理なく返済できる額」は異なります。無理なく返済していくには、返済負担率を手取り収入の20~25%以内に収めましょう。
現在の固定費や変動費など家計の収支や貯蓄を正確に把握した上で、現実的な毎月の返済額を設定することが求められます。
ライフプランを踏まえた返済計画を立てる
共働きで5500万円もの住宅ローンを返済していくには、ライフプランを踏まえた返済計画を立てることが大切。
ライフイベントに伴う収入・支出の変化を予測するため、キャッシュフローを併記したライフプラン表の作成し、長期的な家計の見通しを立てましょう。
5500万円は共働きのわが家に最適?住宅ローンの相談はマネーキャリアにおまかせ

収入の安定した共働き夫婦であっても、5500万円という高額ローンを組む際には目先の金利だけでなく、数十年にわたるライフプラン全体を見据えた計画を立てることが重要。
「5500万円の住宅ローンがわが家に合っているのか」不安な共働き夫婦は、ぜひマネーキャリアの無料FP相談をご活用ください。
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【まとめ】共働きなら5500万円の住宅ローンを組めるが慎重な計画が必須
本記事では、5500万円の住宅ローンを組める年収の目安と審査のポイント、返済シミュレーションを解説。実際に5500万円の住宅ローンを組んだ共働き夫婦の体験談を紹介しました。
<結論>
共働きで世帯年収が800万円以上あれば、5500万円の住宅ローンを組める可能性があります!
ただし「本当に無理なく返済できるか」は各人のライフプランにより大きく異なるもの。住宅資金・返済の計画は、ライフイベントを踏まえた具体的なシミュレーションをもとに、慎重に検討しましょう。

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