
・住宅ローンを組んだ後にやってはいけないことはある?
・安定して返済を続けていくにはどうすればいいの?
なんてお悩みではありませんか?
結論、住宅ローン契約後に「収入が減少する転職」「高額ローン契約」など、家計に大きな変動をもたらすような行動を取るのはリスクが高いでしょう。
住宅ローン契約はゴールではなくスタート。安定した返済を続けていくため、生活防衛資金を確保しておく、家計の見直しをして支出を最適化するなどの対策をしておきましょう。

この記事の監修者 井村 那奈 フィナンシャルプランナー
ファイナンシャルプランナー。1989年生まれ。大学卒業後、金融機関にて資産形成の相談業務に従事。投資信託や債券・保険・相続・信託等幅広い販売経験を武器に、より多くのお客様の「お金のかかりつけ医を目指したい」との思いから2022年に株式会社Wizleapに参画。
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この記事の目次
- 住宅ローンを組んだ後にやってはいけないこと7選
- 転職や退職をする
- 高額なローンを契約する
- クレジットカードを延滞する
- 無理に繰り上げ返済をする
- 住宅ローン控除を申告し忘れる
- 保険の見直しを怠る
- 家計簿をつけず支出を把握しない
- 住宅ローンを組んだ後にも不安が残る人はFPにお金の相談をしてみよう
- 【体験談】住宅ローンを組んだ後にやって後悔したことは?
- 住宅ローン契約後に後悔した行動は?
- その行動の後に取った対処法は?
- 住宅ローンを組む人にアドバイス
- 住宅ローンで後悔しないために!今からできる対処法
- 転職してしまった場合
- 高額ローンやカード利用が増えてしまった場合
- 繰り上げ返済で貯蓄が不足してしまった場合
- 住宅ローン控除を申請し忘れた場合
- 住宅ローンを組んだ後に家計を守る3つのコツ
- 生活防衛資金を優先的に積み立てる
- 固定費を最適化する
- ライフプランに応じた見直しを
- 住宅ローンを組んだ後に後悔したくない!まずはマネーキャリアに相談してみよう
- 【まとめ】住宅ローンを組んだ後にやってはいけないことを学び安心のマイホーム生活を
住宅ローンを組んだ後にやってはいけないこと7選

住宅ローンを組んだ直後にやってしまいがちなNG行動を具体的に紹介していきます。
一見問題なさそうな行動も、金融機関の信頼を損ねたり、生活の破綻につながるケースも。住宅ローンを組む前に、チェックしておきましょう。
- 転職や退職をする
- 高額なローンを契約する
- クレジットカードを延滞する
- 無理に繰り上げ返済をする
- 住宅ローン控除を申告し忘れる
- 保険の見直しを怠る
- 家計簿をつけず支出を把握しない
転職や退職をする
住宅ローンを組んだ後にやってはいけないこと、一つ目は「転職や退職をする」。
安定収入が大前提の住宅ローン。審査時には現職の収入での返済能力で判断されており、転職等により収入変動があると今後の返済が難しくなる可能性も。
特に、起業やフリーランス転向は収入だけでなく社会保障にも大きな変化があリます。
高額なローンを契約する
住宅ローンを組んだ後にやってはいけないこと、二つ目は「高額なローンを契約する」。
住宅購入後、車や家電などが必要になることも多いのではないでしょうか。
ただし、住宅ローン以外の借り入れが増えると年収に占めるローン返済額の割合「返済負担率」が上がり、家計のやりくりに行き詰まるリスクが高まります。
カードローンやクレジットのリボ払いにも同様に注意しましょう。
クレジットカードを延滞する
住宅ローンを組んだ後にやってはいけないこと、三つ目は「クレジットカードを延滞する」。
というのも、信用情報にキズがつくと、今後借り換えを検討する際に支障が出る可能があるからです。
特に日常的にクレジットカードを利用している人は要注意。住宅ローン組んだ後はカードの利用により慎重になりましょう。
無理に繰り上げ返済をする
住宅ローンを組んだ後にやってはいけないこと、四つ目は「無理に繰り上げ返済をする」。
「金利上昇が不安」「早く返済を終えて楽になりたい」といった理由で早期の繰り上げ返済を検討する人も多くいらっしゃいます。
しかし、多くの預金を繰り上げ返済に回してしまうと予想外の出費に対応できなくなり、家計が破綻するリスクも。
早期の繰り上げ返済は場合によっては有効な手段になりますが、生活防衛資金を残すことが大前提です。
住宅ローン控除を申告し忘れる
保険の見直しを怠る
住宅ローンを組んだ後にやってはいけないこと、六つ目は「保険の見直しを怠る」。
住宅ローンを契約すると多くの場合、火災保険や地震保険、団体信用生命保険など新たな保険に加入することに。それに伴って、保険の見直しを行って保障を最適化しておくことがとても重要です。
併せて、予期せず働けなくなった場合、「団信ではどういうケースなら保証される?」「足りない保証は収入保障保険に入るべき?」など、返済が滞らないための予防策を取っておくことも必須となります。
家計簿をつけず支出を把握しない
住宅ローンを組んだ後にやってはいけないこと、七つ目は「家計簿をつけず支出を把握しない」。
住宅ローンは審査に通過して契約が成立して終わりではなく、何十年と返済を続けなければなりません。
固定費も今までと大きく変わるので、見直しと可視化が必要。安心してローンを返済し続けられるよう、より意識して家計管理をしていきましょう。
住宅ローンを組んだ後にも不安が残る人はFPにお金の相談をしてみよう

住宅ローン返済にはなみなみならぬプレッシャーがあります。契約後は「この家電、買って大丈夫かな?」「今の返済計画に無理はない?」など、何かにつけて不安になることも。
安定してローン返済をしていきたい方は、FPの無料相談を活用し、住宅ローンを組んだ後にやってはいけないことについてレクチャーを受ける・家計や保険の見直しをするのがおすすめです。
人生の転機である「住宅購入」のタイミングで、家計管理や保険はもちろん、資産形成やライフプラン設計も最適化していきましょう。

【体験談】住宅ローンを組んだ後にやって後悔したことは?
実は、住宅ローンを組んだ後に「こうしておけばよかった…」と感じる方は少なくありません。
ここでは、実際にマイホームを購入した方々のリアルな後悔と、その対処法・アドバイスを紹介します。
※ 口コミ調査方法:ランサーズ
※ 調査期間:2025年6月20日~2025年6月25日
※ 口コミ内容は回答者の主観的な感想や評価です。
- 住宅ローン契約後に後悔した行動は?
- その行動の後に取った対処法は?
- 住宅ローンを組む人にアドバイス
住宅ローン契約後に後悔した行動は?

住宅ローン契約後に後悔した行動で最も多かったのは「転職や収入減を想定しておらず、返済が苦しくなった」(41.4%)でした。
その他「家具・家電を一気に買い替えてしまい、貯金が激減した」(20.2%)、「引越しなどの費用がかさみ家計が赤字に」(18.2%)という声も目立ちました。
その行動の後に取った対処法は?

その後にとった対処法で多かったのは「保険の見直しなど、固定費を削減した」(35.4%)、「家計簿をつけて、収支を可視化した」(33.3%)でした。
住宅ローンを組む人にアドバイス

住宅ローンを組む人にアドバイスで最も多かったのは「万が一の収入減も見据えて、返済計画を立てること」(35.4%)。
「引越しなどローン以外の費用も予算に入れておくこと」(24.2%)、「繰り上げ返済は貯蓄とのバランスが大事」(20.2%)という声も多く見られました。
住宅ローンで後悔しないために!今からできる対処法
住宅ローン契約後すでにNG行動に該当することをしてしまった方も、すぐに対処すればリカバリーは可能。
ここでは、代表的なNG行動別に、今からできる具体的な対策を紹介していきます。
- 転職してしまった場合
- 高額ローンやカード利用が増えてしまった場合
- 繰り上げ返済で貯蓄が不足してしまった場合
- 住宅ローン控除を申請し忘れた場合
転職してしまった場合
住宅ローンを組んだ後にやってはいけないことの一つ、転職をしてしまった場合。
特に転職後、収入が下がったという方はなるべく早めに家計を見直し、支出を抑えましょう。
何よりマズいのはローンを滞納してしまうことです。「返済が厳しい…」と感じたら、金融機関に返済条件の変更相談を行うことも検討を。
高額ローンやカード利用が増えてしまった場合
住宅ローンを組んだ後にやってはいけないことの一つ、高額の借り入れ・無計画なリボ払いいをしてしまった場合。
まずはローン返済以外の支出を徹底的に見直し、家計の引き締めを行うことが重要。
可能なら借入を一括返済・整理し、信用情報への悪影響を最小限に抑えましょう。
繰り上げ返済で貯蓄が不足してしまった場合
住宅ローンを組んだ後にやってはいけないことの一つ、無理な繰り上げ返済によって貯蓄が不足してしまった場合。
生活防衛資金を再構築するため、緊急支出を最小限に抑えることを最優先しましょう。
無理な返済は直ちにやめること、将来的な借り換えや返済プランの見直しも同時に行うことをおすすめします。
住宅ローン控除を申請し忘れた場合
住宅ローンを組んだ後にやってはいけないことの一つ、住宅ローン控除を申請し忘れた場合。
実は住宅ローン控除は過去5年分まで遡って還付申請することができます。
初年度、期限内に申告するのがベストですが、忘れてしまった場合も焦らず税務署や税理士、FPなどに相談するのがおすすめです。
住宅ローンを組んだ後に家計を守る3つのコツ

住宅ローンは返済が長期に及ぶからこそ、日々の習慣で家計を安定させることが重要です。
ここでは、実践的な家計管理のポイントを3つ紹介します。
- 生活防衛資金を優先的に積み立てる
- 固定費を最適化する
- ライフプランに応じた見直しを
生活防衛資金を優先的に積み立てる
住宅ローンを組んだ後に家計を守るコツは、生活防衛資金を優先的に積み立てること。
失業や病気に備え、最低でも3ヶ月~半年分の生活費を預金などの流動性のある資金で確保しましょう。
万が一の際に使える手元資金さえ準備できれば、繰り上げ返済を目指す、投資運用も含めたより柔軟な資産設計ができるようになります。
固定費を最適化する
住宅ローンを組んだ後に家計を守るコツは、固定費を最適化すること。
通信費や保険、サブスクなどの固定費は、一度見直すだけでも家計に大きなゆとりができる可能性があります。
ただし固定費は闇雲に削るのではなく、必要なものを見極めて最適化することが大切です。
ライフプランに応じた見直しを
住宅ローンを組んだ後に家計を守るコツは、ライフプランに応じて家計の見直しをすること。
出産や子どもの進学、老後資金の準備をする際には、状況に応じた資金計画の見直しが重要です。 毎月の収支を踏まえた保険の見直し、資産形成計画の再設計も検討しましょう。
住宅ローンを組んだ後に後悔したくない!まずはマネーキャリアに相談してみよう

【まとめ】住宅ローンを組んだ後にやってはいけないことを学び安心のマイホーム生活を
本記事では、住宅ローンを組んだ後にやってはいけないこと7選、今からできる対処法、家計を守る3つのコツを解説。実際に住宅ローンを組んで後悔したことのある方の体験談を紹介しました。
<結論>
住宅ローン契約はゴールではなくスタート。長期的に安定した返済を続けるためには契約後の行動が重要です。
特に「転職による収入減少」「高額ローン契約」など、家計に大きな変動をもたらすような行動はリスクが高いと言えます。
今回紹介したNG行動や対処法を参考に、安定した返済を目指しましょう。

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