小銭貯金は手軽に誰でも続けることができる節約・貯金方法として有名ですよね。しかし、小銭が大量に貯まった貯金箱を銀行ATMなどで入金するのは迷惑にもなりますし手数料がかかってしまう場合もあります。この記事で時間やお金をかけずに入金する小銭貯金の方法を紹介します。

監修者「井村 那奈」

監修者 井村 那奈 フィナンシャルプランナー

ファイナンシャルプランナー。1989年生まれ。大学卒業後、金融機関にて資産形成の相談業務に従事。投資信託や債券・保険・相続・信託等幅広い販売経験を武器に、より多くのお客様の「お金のかかりつけ医を目指したい」との思いから2022年に株式会社Wizleapに参画。
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この記事の目次

小銭貯金とは?小銭貯金で貯めた小銭を迷惑をかけずに入金する方法は?

小銭貯金とは小銭を少しずつ貯めていくことです。


積立預金や貯蓄型保険のように毎月決まって大きい金額を貯めるものではないので、無理なくできるというメリットがあります。


ただ、多くなった小銭を銀行に持って行くと迷惑になるのではないかと不安に思っている人もいるのではないでしょうか。


結論、ゆうちょ銀行や、その他小銭を一気に入金できる銀行ATMでまとめて入金をするのがおすすめです。


この記事では小銭貯金で貯めた小銭の入金方法について詳しく解説していきます。


ぜひ参考にしてください。

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迷惑にならない‼銀行ATM/郵便局の小銭貯金の入金方法

たまった小銭の入金方法には、下記の2つの方法があります。

  • 口座に入金
  • 両替(お札などに換える)

一般的には「口座に入金」する方が手数料が優遇される場合が多いです。


今回はゆうちょ銀行を例に挙げて小銭の入金方法について解説していきます。


大量の小銭を入金するには手間がかかり、窓口では迷惑に思われる場合があります。


また、入金方法によっては手数料がかかる場合があります。1回の小銭貯金額よりも手数料のほうが高いとなったらもったいないですよね。


銀行ATMや郵便局で迷惑をかけず損をしないように小銭貯金をするにはどのようにするのがよいのでしょうか。

結論:ゆうちょ銀行の口座に入金するのが最もおすすめ

結論として、ゆうちょ銀行の口座に入金するのが最もおすすめです。


銀行窓口での手続きには手数料がかかるイメージがあるかと思いますが、ゆうちょ銀行の窓口(郵便局の窓口)では入金するだけなら手数料がかかりません。


手順は、以下の通りです。

  1. 来店する前に、大量の小銭を入金したい旨をあらかじめゆうちょ銀行の支店に連絡する
  2. 小銭貯金で貯めた大量の小銭通帳・キャッシュカードを郵便局の貯金窓口へ持って行く 
  3. 「全部入金してください」と伝える
  4. 係の人から伝えられた合計金額を「入金票」に記入する
  5. 両替が目的でゆうちょ銀行の口座に小銭を入金した場合は、ATMからお札でお金を引き出す


ゆうちょ銀行で大量の小銭を入金する場合には、事前に連絡しておくとスムーズです。


また、金額は係の人が機械を使って数えてくれるので、事前に自分で金額を数える必要はありません。


金種別の内訳はお願いすれば明細をもらえる場合もあるようです。


店舗内のATMでも小銭を入金することはできますが、

  • 枚数制限がある(店舗によって違いますが、100枚以下であるところが多い)
  • 旧500円硬貨は入金できない
  • 投入口が小さく投入に時間がかかる

といったことがあるので、時間がかかって待っている他のお客さんに迷惑をかけることがあります。

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小銭を一気に入金できる銀行ATMに入金する

銀行店舗内のATMでも小銭を入金することができます。ゆうちょ銀行のATMと違って、投入口が広いので、まとめて投入することも可能です。


ただし、1回に投入できる枚数は100枚までです。100枚を超える場合でも何回かに分けて入金することができます。ただ、何回も入金手続きをすると迷惑になることもあります。


店舗によっては、大量の硬貨をまとめて数えてくれる「ロビー入金機」が設置されています。


ロビー入金機の利用する場合の手順は、

  1. 窓口でロビー入金機用のカードを借りる
  2. 持参した小銭をガバっと投入すると、機械が計数する
  3. 計数完了後に出てきたレシートと通帳を窓口へ持って行く

です。


500枚以下は無料です。計数時間は短いので迷惑に思われることも少ないでしょう。


また、この記事では小銭の入金方法を説明していますが、貯金した小銭をお札に両替する方法をまとめた記事もありますのでそちらもあわせて読むと良いでしょう。

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小銭貯金で貯めた小銭を入金するときの注意点


ここからは小銭貯金で貯めた小銭を入金する時の注意点について解説していきます。


特に注意すべきなのは以下の2つのポイントです。

  • 郵便局へ入金に行くタイミング
  • 小銭の入金に手数料がかかる銀行もある
一つずつ解説していきます。

➀郵便局へ入金に行くタイミング

まずは、郵便局やATMに行くタイミングには気をつけたほうがよいでしょう。


上記でお伝えしたように、小銭貯金でたくさん貯めた貯金も、手数料を支払うことなく銀行や郵便局で入金することが可能でした。


しかし、たくさんの硬貨を入金するには時間がかかりますので、迷惑にならないようにした方が良いです。


例えば、連休前や連休明けの午前中、給料振込み日に設定されていることが多い毎月25日、年金支給日である偶数月の15日などは、混んでいることが多いです。迷惑になるかもしれないので避けるようにしましょう。


混んでいるときでも係員の方は笑顔で対応してくれるますが、内心では迷惑に思われるかもしれません。


また他のお客さんを長い時間待たせて迷惑をかける可能性もあります。


悪いことではありませんが、迷惑に思われないように注意したいですよね。空いている曜日、時間帯を狙って行けば迷惑にならないでしょう。


また、ゆうちょATMに入金できる時間帯は以下の表のようになります

ATMに入金できる時間帯
平日7:00~18:00
土日祝日取扱不可

上記の表以外の時間帯に行っても入金できませんので注意しましょう。


また、ゆうちょ銀行や郵便局のATMでは小銭を入金できますが、ファミリーマートに設置されているゆうちょATMには小銭の入金ができませんので注意しましょう。


ゆうちょ銀行設置のATMとファミリーマート設置のATMの違い

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②銀行で小銭の両替するときには基本的に手数料がかかる

ゆうちょ以外の銀行では、基本的に小銭の両替には手数料がかかります。


ここでは、以下の4つの銀行の小銭の入金手数料をあげてみます。

  • 三菱UFJ銀行
  • 三井住友銀行
  • みずほ銀行
  • りそな銀行

三菱UFJ銀行

硬貨の枚数手数料(税込み)
1~10枚口座保有:無料  口座なし:550円
11~500枚770円
501枚以上(500枚毎) 770円を加算
三菱UFJ銀行のATMで硬貨を入金できる時間帯は、8:45~18:00(平日のみ)です。

三井住友銀行

硬貨の枚数手数料(税込み)
1~10枚口座保有:220円 口座なし:330円
11~500枚770円
501枚~1,000枚1,540円
1,001枚以上500枚ごとに770円
三井住友銀行のATMで硬貨を入金できる時間帯は、8:45~18:00(平日のみ)です。

みずほ銀行

硬貨の枚数手数料(税込み)
1~10枚口座保有:無料(1日1回限り) 口座なし:550円
11~500枚550円
501枚以上1,320円(以降、500枚ごとに660円)
みずほ銀行のATMで硬貨を入金できる時間帯は、8:45~18:00(平日のみ)です。

りそな銀行

硬貨の枚数手数料(税込み)
1~500枚550円
501~1,000枚1,100円(1,001枚以降500枚毎に550円を加算)
りそな銀行のATMで硬貨を入金できる時間帯は、8:45~18:00(平日のみ)です。

硬貨の両替にこれだけの手数料がかかる理由としては、硬貨の取り扱いは銀行に取って相当なコストがかかるからです。

硬貨の枚数を数えることや、硬貨を保管すること、硬貨を持ち運ぶことには相当な手間がかかるため、サービスの品質の維持のためには、どうしても手数料がかかってしまうという現実があります。

このようにほとんどの銀行では小銭の入金に手数料がかかる一方で、ゆうちょ銀行は小銭の入金に手数料がかからないので、やはり小銭貯金をする際はゆうちょの口座を作っておくことがおすすめです。

小銭貯金のやり方と効果を解説!


小銭貯金を試してみたいけれど、どういう感じでやっていこうかな?」と悩んでいる方は以下の方法を試してみてはいかがでしょうか。

  • 自分なりのルールを決める
  • 期限や目標金額を決める
  • つもり貯金

自分なりのルールを決める

ルールといっても、

  • 「買い物をしたあとに財布の中に100円が残っていれば、それを貯金する」
  • 「500円は崩さないようにして貯金に回す」

など、無理のないルールを決めて取り組んでみましょう。


無理な小銭貯金のルールを定めても、直ぐに挫折してしまうでしょう。


無理のない範囲で、継続を重視して小銭貯金を行っていくのが一番のコツです。

期限や目標金額を決める

半年間、1年間と近いゴールがあると続けやすいです。


ひたすら貯金を続けていると「いったいいつまで続けばいいのだろう…」ということになりかねません。


また、「5万貯めるまでは途中で止めない」というように目標金額を決めると継続意識が高まります。

「つもり貯金」をしてみる

  • 「お菓子を買おうと思ったけれど買わなかった」
  • 「コンビニでお弁当を買おうと思ったけれど、手作りした」

などというときに、節約できた分を払ったつもりで貯金していきます。


お金が貯まっていくことをより実感できるように、1年、2年と続けたと仮定してどのぐらいの金額になるのかを算出してみるのもおすすめです。


例えば、1日50円を貯金すると1年で18,250円、3年で54,750円となります。これが2倍の1日100円の貯金となると1年で36,500円、3年で10万円を超える金額になります。

小銭貯金を継続するコツ


ここからは、小銭貯金を継続するコツについてお話していきます。


継続するコツとして、以下の3つを紹介します。


  • 目標を達成したときのご褒美を決めておく
  • ルールのハードルを低めにする
  • いつ貯金をやめてもいいというスタンスで小銭貯金を行う

小銭貯金は気軽に始められる分、工夫しないとモチベーションを保ちにくいものです。

始めてみたのはいいけれど、1ヶ月も続かなかったり、少しずつ使ってしまってなかなか貯まらなかったりということがないように参考にしてみてください。

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目標を達成したときのご褒美を決めておく

期限や目標金額を決めるという方法に加えて、達成した場合のご褒美があるとやる気に繋がりますよね。


小銭貯金なので大きな出費をともなうご褒美はできませんが「5万円たまったら、高いレストランで食事を楽しむ」というような、ちょっとした贅沢程度のご褒美に決めるとよいですね。


マネーキャリアでは、小銭貯金の使い道についての記事を他の記事でまとめてありますので興味を持った方は参考までに読んでみてください。

ルールのハードルを低めにする


小銭貯金をする期間を短くしたり、1回に貯金する金額を少なめにしたりなど、ハードルを低めにしてまずは貯金するという習慣を身につけることから始めてみましょう。


それから少しずつ期間を長くし、貯金額を高くしていくとよいでしょう。

いつ貯金をやめてもいいというスタンスで小銭貯金を行う

小銭貯金はいきなり大きな金額がたまるような貯金方法ではないため、小さな目標を立ててコツコツ行うのが大切です。


また、大きな金額がたまらないという性質からもわかる通り、メインの資産形成方法としてはふさわしくなく、あくまで補助的なものとして考えておくべきです。


ですので、いつ小銭貯金をやめても資産形成としては大丈夫というスタンスでいることが大事です。あまり自分にプレッシャーをかけると継続が難しくなります。

その他オススメの小銭貯金の方法を10種類紹介‼


これまでにご紹介した小銭貯金の方法の他にもオススメの方法がありますのでご紹介します。


ここでは、以下の10種類の小銭貯金の方法について触れていきます。

  • 貯金箱にこだわる
  • キャッシュレス決済で節約できた分を貯金する
  • 財布が重たくなったら整理する
  • 365日貯金
  • 週末貯金
  • 500円玉貯金
  • 100円玉貯金
  • 銀色貯金(シルバー貯金)
  • ズボラ小銭貯金
  • 昭和貯金

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小銭貯金の方法➀貯金箱にこだわる


貯金箱は、小銭を入れるたびに貯まった金額を表示してくれるもの、賽銭箱のデザイン、100円玉でいっぱいにしたら10万円貯まるものなど、色々な種類があります。


小銭貯金の入れ物についての記事でも詳しく解説していますのであわせて読んでおくと良いでしょう。


お気に入りの貯金箱を選べば、小銭貯金に対するモチベーションを高めてくれるかもしれません。

小銭貯金の方法②キャッシュレス決済で節約できた分を貯金する


スマホ決済やクレジットカード決済などのキャッシュレス決済を利用するとポイントで還元されますよね。


そのポイント分をお金に換算して小銭貯金をしてみましょう。


キャッシュレス決済でたまったポイントは、コンビニ等で実際のお金と同様に利用出来るのでその分の金額を小銭貯金に回しても苦にならないですので、継続しやすいです。


なかなか小銭貯金が継続できないという方におススメの方法です。

小銭貯金の方法③財布が重たくなったら整理する

現金で買い物をしていると、いつの間にか財布が小銭で重たくなっていることがありますよね。


財布をすっきりとさせるためにも、小銭を貯金に回しましょう。


とくに、支払い時にもたついて迷惑にならないようお札で支払いをすることが多い人は、この方法を続けると貯まる速度が速くなります。

小銭貯金の方法④365日貯金

365日貯金」とは、365日毎日貯金を継続する小銭貯金の方法です。


365日貯金を始めるために必要なものは、

  • 貯金箱
  • 365日貯金シート
  • シートに記入していくペン

の3つです。


365日貯金のやり方としては、まずシートに1から365までの数字を書き(画像を参考に)、そのシートに書いてある数字と同じ金額を貯金箱に入れていきます。


小銭を貯金箱に入れたら、シートに書いてあるその数字の部分はペンで塗りつぶしてください。


365日間毎日小銭貯金を継続できれば、約66,795円貯めることができます。

小銭貯金の方法⑤週末貯金

週末貯金」とは、週末に財布に入っている小銭をまとめて貯金箱にうつすという小銭貯金の方法です。


貯金をするのが週末だけですので、なかなか貯金額が増えにくいかもしれませんが、気楽に始められる方法であるのは確かです。


注意点としては、週末にしか貯金をしない分、週末に小銭を貯金箱に移すのを忘れてしまい、貯金の習慣が身に付かないことがありますので、スマホのリマインダーを利用するなどして、毎週末に小銭貯金するのを忘れないようにしましょう。

小銭貯金の方法⑥500円玉貯金

500円玉貯金」とは、財布の500円玉を貯金箱に移す小銭貯金の方法です。


500円玉貯金は毎日継続すると、1年後には182,500円という大きな金額を貯金することができます。


小銭貯金を継続するコツの一つとして、なるべく500円玉のおつりが出るように買い物をするというものがあります。


例えば、1,400円の商品を買うときには、1,500円ではなく、1,000円札2枚の2,000円で支払うようにすれば、500円玉をおつりとして得ることができます。

小銭貯金の方法⑦100円玉貯金

100円玉貯金」とは、500円玉貯金の100円ヴァージョンのことで、財布に入っている小銭をまとめて貯金箱にうつすという小銭貯金の方法です。


500円玉貯金は難しいという人でも、100円玉貯金なら継続しやすいという人は多いでしょう。


小銭貯金を継続する習慣がなかなか身に付かない方は、まずは100円玉貯金から始めてみるのがいいかもしれません。

小銭貯金の方法⑧銀色貯金(シルバー貯金)


銀色貯金(シルバー貯金)」とは、銀色の小銭である、50円玉、100円玉、500円玉が財布に入っている場合に、まとめて貯金箱にうつす小銭貯金のやり方です。


小銭を3種類に設定すれば、どれか一つの小銭は財布に入っている可能性が高いので、継続がしやすいです。

小銭貯金の方法⑨ズボラ小銭貯金

ズボラ小銭貯金」とは、気づいた時に財布に入っている小銭をまとめて貯金箱にうつす小銭貯金のやり方です。


気づいた時にだけ小銭を貯金箱にうつせばいいので、気楽に小銭貯金を始められる一方で、小銭貯金の習慣づけが難しいという欠点があります。


ズボラ小銭貯金を継続するためには、モチベーションを維持することがとても重要ですので、貯金箱を自分の気に入ったものにするなどの工夫が必要です。

小銭貯金の方法⑩昭和貯金


昭和貯金」とは、1日に1回、財布に入っている、「昭和○○年」に製造された小銭を貯金箱にうつすという小銭貯金のやり方です。


年号を決めてその年号に製造された小銭を探すのは楽しいですし、継続しやすい方法です。


年号の決め方は、スマホアプリのルーレット等を利用するのが良いでしょう。

紙幣を硬貨(小銭)に両替する方法は?

ここまで、硬貨を入金して紙幣に両替する方法を見てきましたが、ここからは紙幣を硬貨に両替する方法について解説していきます。


紙幣を硬貨に両替する主な方法は以下の3つです。

  • 金融機関の両替機や銀行の窓口で両替する
  • 金種指定払戻で硬貨の種類と枚数を指定する
  • 小銭が出る金額をATMから引き出す

➀金融機関の両替機や銀行の窓口で両替する

銀行に設置されている両替機

銀行に設置されている両替機金融機関の両替機は、紙幣を硬貨に両替する一つの手段です。


しかし、無料で両替できるお札の枚数が少なかったり、手数料が高くなってしまうこともあります。


以下が両替機を使ってお札から貨幣に両替する際の各銀行の手数料です。

キャッシュカードを利用する場合の手数料両替機専用カードを利用する場合の手数料
三菱UFJ銀行お札10枚まで無料
1〜500枚まで400円
501~1,000枚まで800円
三井住友銀行お札10枚まで無料1~500枚まで400円
501~1,000枚まで800円
みずほ銀行お札10枚まで無料(1日1回限り)お札10枚までは1回目は無料、2回目以降300円
11~500枚まで400円
501~1,000枚まで800円
ゆうちょ銀行お札から硬貨への両替は不可お札から硬貨への両替は不可

また、以下は窓口でお札から貨幣に両替する際の各銀行の手数料です。
窓口での両替手数料
三菱UFJ銀行口座保有:無料 口座なし:550円
三井住友銀行お札10枚まででも220円
みずほ銀行お札10枚まで手数料無料

②金種指定払戻で硬貨の種類と枚数を指定する

「金種指定払戻」とは、ご自身の銀行口座に入っているお金を払い戻す際に、硬貨の種類と枚数を指定して払い戻すやり方です。


例えば、「100円玉○○枚、50円玉△△枚、10円玉□□枚」のように指定できます。


しかし、金種指定払戻を使ってお札を小銭に両替する際にも、手数料無料で利用できる硬貨の枚数には制限があります。


以下が、金種指定払戻を利用する際の各銀行の手数料です。

金種指定払戻の手数料
三菱UFJ銀行硬貨10枚まで手数料無料
三井住友銀行220円
みずほ銀行硬貨10枚まで手数料無料

③小銭が出る金額をATMから引き出す

硬貨が出るATMで、「1990円」等の端数の出る数字を出金すれば小銭に両替できます。


ただし、コンビニATMなどは小銭の取り扱いがないので注意が必要です。


硬貨の取り扱いができるATMは、郵便局や銀行と直結している場所に設置されていることが多いです。


お使いの金融機関ごとに調べてみるとよいでしょう。

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番外編:「小銭全部貯金」で月15000円貯めた人の体験談を紹介!


コロナによって残業代が減ったAさんは、財布にある小銭は全部貯金に回すというやり方で、小銭貯金を始めました。


1円でも10円玉でも、財布に入っている小銭は家に帰ったらすべて貯金箱に投入するのがポイントだそうです。


家に帰ったら、毎日小銭をすぐに貯金箱に移さないと、コンビニ等で使ってしまうので注意するべきだそうです。


ただし、小銭貯金は一気におかねはたまらないため、モチベーションの維持が難しいのも事実です。モチベーション低下を防ぐためにも、根気よく続けるという覚悟が必要だそうです。

番外編:インスタで話題の「ゆうちょ小銭貯金チャレンジ」とは?

今インスタで話題の「ゆうちょ小銭貯金チャレンジ」とは、財布に溜まってしまった小銭を、ゆうちょ銀行の口座にコツコツ入金していく小銭貯金のやり方のことです。


ゆうちょ銀行の口座を使う理由は、この記事で述べてきた通り、ゆうちょ銀行は他の銀行とは違い小銭の両替が無料だからです。


ここでは、

  • 「ゆうちょ小銭貯金チャレンジ」のメリット
  • 「ゆうちょ小銭貯金チャレンジ」の注意点

を解説します。

➀「ゆうちょ小銭貯金チャレンジ」のメリット

「ゆうちょ小銭貯金チャレンジ」のメリットとしては、

  • 小銭貯金なので気軽に継続できる
  • ゆうちょの口座に入金するので両替手数料が無料
  • 通帳の数字が増えていくのが目でわかるのでモチベーションが下がりにくい
といったことが挙げられます。

「ゆうちょ小銭貯金チャレンジ」は小銭で行う貯金なので、気軽に始めることができます。月に数万円貯めるというわけではないので、プレッシャーなく、誰でもお手軽に始めることができます。

また、ゆうちょ銀行の口座は小銭の両替手数料が無料なので、他の銀行と違って両替手数料を気にする必要がありません。

そして、通帳に金額が増えていくのが記録されていくので、モチベーションも落ちにくいです。貯金箱での貯金は、重さは増えていくものの、はっきりとした金額がわからないためモチベーションが低下してしまう人もいるようです。

②「ゆうちょ小銭貯金チャレンジ」の注意点

「ゆうちょ小銭貯金チャレンジ」の注意点としては、

  • 一度に大量の硬貨を入金しないようにする
  • 銀行やATMに人が多い時間帯は避ける
といったことが挙げられます。

ATMに硬貨を大量に入れると、処理にかなりの時間がかかりますので、ひとが多い時間帯だと、並んでいる人に魔いわくがかかってしまいます。

「ゆうちょ小銭貯金チャレンジ」で貯めた小銭を両替する際は、給料日や連休前は避けましょう。また、おすすめの場所は、ATMがたくさんある大きなゆうちょ銀行の店舗です。

まとめ:小銭貯金を入金の際は迷惑にならないように工夫しよう

迷惑にならない小銭貯金の入金方法について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。


今回の記事のポイントは、

  • ゴールを決めることで小銭貯金を続けやすくなる
  • 銀行や郵便局でたくさんの硬貨入金する際は、迷惑にならないように注意する
  • 小銭貯金が続かない人は、色々な貯金方法を試して自分に合ったものを見つける

でした。


小銭貯金はお金が貯まっていく様子が目に見えてわかるので、達成感を味わうことができればどんどん続けたくなるでしょう。


ただ、大量の小銭を家に保管し続けるのも大変です。無料で利用できる銀行ATMやゆうちょ銀行の窓口などで、貯まった小銭を定期的に入金しましょう。


その際、混んでいる時間を避ける、専用の入金機をを使うなど、迷惑にならないように工夫することも忘れないようにしましょう。