今回の記事では、年末年始のイベントごとの出費について紹介しています。年末年始の出費は家計に大きな影響を与えます。みなさんは何にどれくらいお金を使ったでしょうか。自身の年末年始を振り返り、これからのお金の使い方を見直せるように、是非最後までご覧ください。
監修者 谷川 昌平 フィナンシャルプランナー
株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー、証券外務員を取得。
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この記事の目次
年末年始、何にどのくらいお金を使った?
何にどのくらいのお金を使ったのか、各イベントごとに見ていきましょう。
お正月の出費
まずは、お正月の出費について見ていきましょう。
- お年玉
年末年始の出費の中でも、子どもや親戚が多ければ特に多額の出費となったであろうお年玉。
子どもの頃はお年玉をもらえることが楽しみで仕方がありませんでしたが、大人になると痛い出費ですよね。
甥っ子や姪っ子が多く、自分の子どもも含めると10万円以上の出費となってしまった人もいるようです。
- お節料理
お年玉に続くお正月の大きな出費といえばお節料理です。
お節料理はいくらやかずのこなど高級食材ばかりです。
手作りするにも、スーパーに並ぶ食材はどれもお正月価格となり普段の買い物より割高となってしまいます。
最近では、高級おせちをお取り寄せする家庭も多いのではないでしょうか。
手作りでも10,000円前後、市販だと15,000円前後のお節料理が平均的な価格のようです。
お節料理の他にも、すき焼きやカニ料理など、普段よりも豪勢な食事の機会が増えるため、食費がかなりかかったようですね。
- 実家への帰省
年末年始に実家へ帰省した人も多いでしょう。
一人で帰省した人、家族で帰省した人とパターンはそれぞれですが、交通手段や人数によっては大きな出費となったようです。
家族で子供もおり、夫婦両方の実家へ、それぞれ飛行機を使って、となると交通費だけで数万円になってしまったようです。
クリスマスの出費
次は、クリスマスの出費について見ていきましょう。
- プレゼント
- クリスマス料理
忘年会の出費
最後に、忘年会の出費について見ていきましょう。
3年ぶりに外出制限のない年末だったこともあり、忘年会の数も前年より多かったようです。忘年会で多かったのは5,000円前後のコース料理だったようですね。
人によっては、会社の忘年会、仕事のお付き合いの忘年会、友人と、親戚と、と多くの忘年会に参加した人もいたのではないでしょうか?
忘年会の数だけ、また、2次会、3次会へと参加している内に、どんどんと出費が嵩んでいったようです。
年末年始イベントの節約方法
年末年始の出費を抑えるための4つの方法を紹介します。
次の年末年始では上手に出費を抑えられるように、4つのポイントを覚えておきましょう。
- 早割でお得に買い物をする
年末年始に必須なものについては、早めに購入することで割安で購入するのがおすすめです。
おせち料理やクリスマスのケーキなど、日程も決まっていて高額なものについては早いうちから予約をして賢く購入しましょう。
- クリスマス以降は買い物をしない
年末年始は、普段よりも割高に金額設定されています。
特に、クリスマスのケーキで使用する生クリームや、お肉などの年末年始に欠かせない品物は割高になる傾向があります。
割引がされているわけではありませんが、早めに買い込んでおくことで年末年始の節約に大きく響くでしょう。
- ふるさと納税をする
ふるさと納税をすることで税金面の優遇だけではなく、パーティー用の大容量の食材や、お節料理なども頼むことができます。
ふるさと納税は実質2,000円の負担で、街の返礼品を受け取ることができる制度なのでぜひ活用したいですね。
肉や魚などの食材はもちろん、ビールや米なども頼むことができるので年末年始の出費を抑える大きな手助けとなるでしょう。
- 食料品の福袋を買う
年末年始と言えば福袋。
福袋の中でも食料品の福袋はコストパフォーマンスが高いと言われています。
衣類や雑貨だと人それぞれの好みなどが分かれてしまい、入っているものが自分では使わないものだったりしますが、食料品であればはずれを引くことが少ないです。
自分が食べられなくても家族にあげることもできるので、一度購入してみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回の記事では年末年始の出費について紹介しました。
年末年始には多くのイベントが集まり、楽しみである反面出費が多く苦労してしまうこともあるでしょう。
しかし、ポイントを抑えることで賢く節約しながらイベントを迎えることができます。
お正月も明けてこれから新年会などもあるかと思いますが、気を引き締めていきましょう。