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お金がなかなか貯まらない、貯金を始めるのが難しい、という方も多いかと思います。そのような場合は、何よりも先取り貯金がおすすめです。この記事では、先取り貯金の始め方、貯金を増やすための工夫などを解説します。この記事を読んで、ぜひ貯金を成功させましょう。

この記事の目次

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先取り貯金で明るい将来を築こう


貯金
は将来の安心につながる重要な習慣です。


ただ、貯金をすることが苦手でなかなかお金が貯まらないという方も多いようです。


多くの方におすすめしたいのが先取り貯金です!


最初にいくつかの設定さえしてしまえば、あとは自動でお金が貯まっていきますので、ぜひ先取り貯金を始めましょう。


先取り貯金のメリットは、毎月一定額を貯金口座に振り込むことで、無理なく貯金ができることです。


将来の目標を達成するためにも、先取り貯金は有効な手段です。

まずは貯金用の口座を準備しましょう

毎月の生活費のやりくりも、貯金も、ひとつの口座で管理しようとしていませんか?


それでは貯金はたまりません。


口座がひとつでは、今月の支払い分はいくら残しておけばいいのか、貯金はいくら貯まっているのか、見分けがつかなくなってしまうからです。


給与の受取りや生活費の支払いをするメイン口座とは別に、貯金用の口座を準備しましょう。


毎月給与を受け取ったら、まずはその貯金用口座の中に一定金額を移し、残ったお金で生活をする、というのが大原則です!


ただし、メイン口座から貯金用口座へお金を移すために毎月ATMで操作をするのは手間がかかります。


「今月は時間がなかった」「忘れてた」「今月はちょっとお金を使う予定があるから」と、貯金をしない月が出てきてしまいます。


それらを防止するためには、貯金用口座へ自動でお金を移す仕組みを作りましょう。


勤務先に、給料を複数口座に支払う制度や財形貯蓄制度がある方はぜひ制度を利用しましょう。


そのような制度を利用できない方は、メイン口座の方で自動送金の設定をしてしまうのがおすすめです。

次に金額を設定しましょう

目標金額や期間を設定し、それに基づいて貯金額を調整していきましょう。


個人の生活スタイルや将来の目標によって異なりますが、手取り金額の10%から25%が貯金の目安と言われています。


また、一般的に、高校生や大学生のいる家庭は教育費がピークを迎え、貯金がとても難しい期間かと思われます。


そのような場合は、数年間のことだけと割り切って、貯金が手取り金額の5%でもかまいません。


もちろん教育費でなくても、どうしても手取り金額の10%の貯金も難しいという場合もあるでしょう。


貯金のために生活がひっ迫してしまっては本末転倒ですので、自分の状況に合わせて、貯金に回す割合や金額を考えましょう。


ただし、ほんの少額でもいいので、貯金を継続させる習慣を身につけることが大切です。

貯金を増やすための工夫

貯金を増やすためには、節約の方法を見直し、無駄な出費を減らすことが重要です。


まずは、生活費や光熱費などの固定費を見直し、削減することから始めましょう。


例えば、家計簿をつけて自分の支出を把握し、無駄な出費がないかをチェックしてみてください。


また、外食や買い物などの娯楽費も見直すことで、貯金額を増やすことができます。


無駄なものを買わず、必要なものだけを購入するように心がけましょう。 


さらに、収入を増やすためには副業を始めることも有効です。


自分の得意なことや趣味を活かして、副業を始めることで別の収入源を確保することができます。


これらの工夫を日々の生活に取り入れながら、無理なく続けていきましょう。  

まとめ


確実な貯金を実現させるためには、何よりも先取り貯金が有効です。


まずは貯金用口座を準備し、自動でお金が貯まる仕組みを設定しましょう。


貯金金額を無理のない範囲で設定し、貯金する習慣を身につけましょう。


また、貯金金額を増やすために、節約を心がけたり、収入を増やす工夫も有効です。


上記をひとりで考えて実行するのが難しいという場合には、お金のプロであるファイナンシャルプランナーに相談することもおすすめです。


プロと一緒に家計を見直し、将来のために先取り貯金に取り組みましょう!

記事監修者「谷川 昌平」

この記事の監修者谷川 昌平
フィナンシャルプランナー

東京大学の経済学部で金融を学び、その知見を生かし世の中の情報の非対称性をなくすべく、学生時代に株式会社Wizleapを創業。保険*テックのインシュアテックの領域で様々な保険や金融サービスを世に生み出す一歩として、「マネーキャリア」「ほけんROOM」を運営。2019年にファイナンシャルプランナー取得。