- 生命保険の解約のタイミングはいつがベストか知りたい人
- 生命保険を解約、乗り換えすると損しないか気になる人
- 生命保険を解約する時の方法や注意点を知りたい人
内容をまとめると
- 解約のタイミングは、ライフステージの変化や解約返戻金、支払い方法などがあげられる
- 生命保険の解約には、無保険状態の可能性や解約返戻金の元本割れといったデメリットがあるため注意が必要
- 生命保険が負担に感じる場合は、契約内容の見直しや払済保険の利用など、解約以外の選択肢もある
- 生命保険の解約タイミングに迷ったらマネーキャリアへ相談を!
- オンライン相談無料!興味のある方はぜひ公式サイトをチェックしてみてください!
ライフステージの変化や、新たな保険に乗り換えする時に加入している生命保険の解約タイミングに迷うことがあると思います。しかし、いつがおすすめか、損しないのか気になりますよね。この記事では、生命保険解約・乗り換えのベストタイミングや注意点、年末調整を解説します!
この記事の目次
- 生命保険解約・乗り換えのベストタイミングとはいつ?
- タイミング①ライフステージが変化したとき
- タイミング②解約返戻金の元本割れ期間を過ぎたとき
- タイミング③新たに加入した保険の承認を受けたとき
- 月払いや年払いなど支払い方法が影響することも
- 生命保険解約・乗り換えのデメリット4選
- デメリット①無保険状態になる
- デメリット②元本割れすることがある
- デメリット③一度解約した保険には再加入できない
- デメリット④解約返戻金が課税対象となることも
- 途中解約したら年末調整に影響はあるのか
- 生命保険解約後に保険料が還元されることも
- 生命保険を負担に感じている人必見!解約以外の選択肢を紹介
- 選択肢①保障内容や特約を見直してみる
- 選択肢②払済保険を利用する
- 選択肢③契約者貸付制度を利用する
- 選択肢④保険のプロに一度相談してみる|マネーキャリアがおすすめ
- 【参考】生命保険の解約手続き方法かんたん紹介
- まとめ:生命保険の解約タイミングに迷ったらマネーキャリアへ相談!
生命保険解約・乗り換えのベストタイミングとはいつ?
生命保険に加入しているとき、新たな保険に乗り換えるなど現在の生命保険を解約したいと考えている人もいるでしょう。
生命保険を解約するする際、いつがおすすめなのか、損したりしないか、解約のタイミングに迷いますよね。
生命保険の解約は、場合によっては損をしてしまうこともあるため、タイミングが重要です。
ここでは、生命保険の解約、乗り換えのベストタイミングを4つ紹介します。
- タイミング①ライフステージが変化したとき
- タイミング②解約返戻金の元本割れ期間を過ぎたとき
- タイミング③新たに加入した保険の承認を受けたとき
- 月払いや年払いなど支払い方法が影響することもある
それぞれ詳しく見ていきましょう。
タイミング①ライフステージが変化したとき
1つ目は、ライフステージが変化したときです。
子どもが産まれたときや子どもが独立したとき、あるいはご自身が退職したときなど、ライフステージが変化したときは保険の見直しどきになります。
生命保険は加入時のライフスタイルに合わせて保障内容を決めているため、ライフステージが変化したときは、加入時の保障内容と合わなくなっている場合があるのです。
契約内容を見直さずそのままにしていると、必要ない保障をつけているなど損してしまうこともあるでしょう。
ライフステージが変化したときは、生命保険の解約もしくは新たな保険への乗り換えがおすすめです。
タイミング②解約返戻金の元本割れ期間を過ぎたとき
2つ目は、解約返戻金の元本割れ期間を過ぎたときです。
解約返戻金とは、契約を解約した場合などに戻ってくるお金のことをいいます。
支払った保険料の一部が積み立てられ、解約時に積立金の一部が戻ってくる仕組みです。
基本的に解約返戻金は、支払った保険料よりも少額となります。
とくに、契約から早いタイミングで解約してしまうと解約返戻金がもらえない、あるいはもらえてもごくわずかとなるため注意しましょう。
しかし、なかには一定期間保険料を支払うことで、解約返戻金が支払った保険料よりも大きくなる商品があります。
この場合は、一定期間が経過し、解約返戻金の元本割れ期間を過ぎるまで待つことで、損をせず解約できるでしょう。
ただし、加入している保険が「貯蓄型」であるなどの条件が必要です。
契約している保険が解約返戻金のあるものか、生命保険証券などで確認してみましょう。
タイミング③新たに加入した保険の承認を受けたとき
3つ目は、新たに加入した保険の承認を受けたときです。
現在加入している保険を解約して新たな保険の加入を考えている場合は、新たに加入する保険の承認を受けたあとで現在の保険を解約しましょう。
解約時は加入時よりも年齢が上がっており、健康状態も変化しているはずです。
健康状態によっては、必ずしも新たな保険に加入できるとは限りません。
新たな保険に加入できないとなると無保険状態になってしまい、その期間に万が一のことがあっても保障を受けられないため危険です。
また、年齢の関係で現在の保険よりも保険料が割高になることも考えられます。
新たな保険に乗り換えする際は、承認を受けてから現在の保険を解約するのが賢明です。
月払いや年払いなど支払い方法が影響することも
その他、生命保険の解約には月払いや年払いといった支払い方法が影響することもあります。
保険料の支払いが半年払いや年払いの場合、保険を解約すると解約日以降の保険料が戻ってきます。
ただし、この仕組みは2010年4月以降契約の場合に適用されるルールです。
解約を検討する際は、契約した時期や支払い方法を見て、保険料が返ってくるかも確認するとよいでしょう。
また、保険料の支払いが月払いの場合は、月末の解約がおすすめです。
保険料が月払いの場合、保険料を払い込むべき月の翌月1日から末日まで保険は適用されます。
そのため、月末に解約したほうが保障をギリギリまで受けられるので損をしません。
保障が有効な翌月末までに新たな保険の契約を進め、承認を受けてから現在の保険を解約すれば、保険料の二重支払いや無保険状態になることなくお得に乗り換えできるでしょう。
生命保険解約・乗り換えのデメリット4選
生命保険を解約、乗り換えするタイミングはさまざまですが、場合によっては損をしてしまうこともあるため、注意が必要です。
ここでは、生命保険解約・乗り換えのデメリットを4つ紹介します。
- デメリット①無保険状態になる
- デメリット②元本割れすることがある
- デメリット③一度解約した保険には再加入できない
- デメリット④解約返戻金が課税対象となることも
デメリット①無保険状態になる
1つ目は、無保険状態になることです。
新たな保険に加入していない状態で解約すると、無保険状態になります。
この場合、万が一のことがあっても保障を受けられないため注意が必要です。
新たな保険に加入する際は、現在の保険よりも加入のハードルが上がっている可能性があります。
そのため、乗り換える場合は、新たに加入する保険の承認がおりたあとで現在の保険を解約しましょう。
また、解約では「主契約」と「特約」のすべてがなくなる点に注意が必要です。
主契約とはメインとなる保障のことで、特約とはオプションとなる保障のことを指します。
たとえば、死亡保障を主契約に、医療保障を特約に付けている場合、主契約である死亡保障を解約すれば、特約である医療保障も解約されてしまいます。
特約の個別解約は可能ですが、特約のみを残すことはできません。
生命保険を解約する際は、特約の内容を確認してからにしましょう。
デメリット②元本割れすることがある
2つ目は、元本割れすることがあることです。
「貯蓄型」の生命保険を契約していれば、解約時に解約返戻金が受け取れます。
ただし、解約返戻金は支払った保険料よりも少額になる可能性が高く、契約の早いタイミングで解約すれば解約返戻金はほとんどもらえないため注意が必要です。
解約を検討する際は、解約返戻金はどのくらい戻ってくるのか、どのくらい経過すれば元本割れしないかなどを事前に確認してから判断しましょう。
また、外貨建て保険に加入している人は、為替の影響も考慮する必要があります。
外貨建て保険を契約している場合、解約返戻金は外貨で支払われるのが一般的です。
解約時に円安であれば返戻金は高く、円高であれば返戻金は安くなります。
為替の値動きはなかなか予想できませんが、受け取る金額が変動することは覚えておきましょう。
デメリット③一度解約した保険には再加入できない
3つ目は、一度解約した保険には再加入できないことです。
一度解約しても、入りたくなったらまた同じ保険に加入すればいいという考えもあるかもしれません。
しかし、その考え方には注意が必要です。
保険の契約は、加入時の状況をもとに保険料や保障内容を決定します。
保険は加入時の年齢や健康状態が加味されるため、同じ内容の保険であっても同じ条件で契約できるわけではないのです。
また、健康状態の変化によっては、同じ保険であっても審査に通らない可能性も考えられます。
解約の際は、再加入できると考えず、慎重に判断していきましょう。
デメリット④解約返戻金が課税対象となることも
4つ目は、解約返戻金が課税対象となる可能性があることです。
生命保険を解約して解約返戻金を一括で受け取る際、支払った保険料よりも解約返戻金のほうが多い場合には、その差額に対して課税される場合があります。
解約返戻金と支払った保険料の差が50万円を超える場合、50万円は控除対象で、残りの金額の半分について所得税がかかります。
計算式にすると、以下のようになります。
一時所得=解約返戻金-支払った保険料-特別控除額(50万円)
解約返戻金と支払った保険料の差が50万円を超えない場合や、元本割れしている場合には課税されません。課税される可能性は少ないかもしれませんが、おさえておきましょう。
途中解約したら年末調整に影響はあるのか
年の途中で生命保険を解約した場合でも、1年の間に支払った保険料があるときは生命保険料控除の対象となります。
生命保険解約後に保険料が還元されることも
生命保険を解約するとき、支払い方法によって保険料が還元されることもあります。
生命保険を負担に感じている人必見!解約以外の選択肢を紹介
ライフステージの変化によって生命保険の保障内容が合わなくなったり、保険料を負担に感じることもあるかもしれません。
しかし、現在加入している保険を解約すると無保険状態になったり、新たな保険に加入できない可能性も出てきます。
できれば、加入している保険を解約したくないですよね。
実は、生命保険を解約せずに保障を継続する方法があるのです。
ここでは、解約以外で保険を継続する選択肢を4つ紹介します。
- 選択肢①保障内容や特約を見直してみる
- 選択肢②払済保険を利用する
- 選択肢③契約者貸付制度を利用する
- 選択肢④保険のプロに一度相談してみる
選択肢①保障内容や特約を見直してみる
見つかった場合には、保険金額を減額したり、特約のみを解約したりすることで保険にかかる負担を軽減しましょう。
生命保険自体は解約せずに「部分解約」するイメージです。
たとえば、終身保険の保障内容を3000万円から1000万円にするといった変更をすることで、保険料をその分おさえることができます。
ただし、見直しにより削減した分だけ保障の範囲は狭くなりますので注意が必要です。
部分解約する際は、減らした保障内容が適切か判断したうえで検討していきましょう。
選択肢②払済保険を利用する
選択肢③契約者貸付制度を利用する
3つ目は、契約者貸付制度を利用することです。
契約者貸付制度とは、解約返戻金の所定範囲内で保険会社からお金を借りられる方法になります。
この制度を利用すれば、保障を継続しながら一時的に資金を手にすることが可能です。
一般的な貸付と異なり、解約返戻金を担保に保険会社からお金を借りられるため、一時的にお金が必要になったときには検討してもよいかもしれません。
ただし、貸付制度である以上、借りた金額については返済が必要です。
また、借りた金額には利息がかかり、予定利率が高い商品ほど利息も高い傾向にあるため気をつけましょう。
返済ができなかったり、借りた金額が解約返戻金を上回る場合には、保険の契約を解除されてしまいますので、利用の際は十分に検討してください。
選択肢④保険のプロに一度相談してみる|マネーキャリアがおすすめ
4つ目は、保険のプロに一度相談してみることです。
解約以外にも保険を継続する方法はさまざまありますが、どれを利用すればいいのか悩みますよね。
また、加入している保障内容が現在のライフスタイルに適したものかわからないこともあるでしょう。
そんなときは、保険のプロに相談してみることをおすすめします。
相談することで、解約以外の選択肢や自分に合ったベストな保険が見つかるかもしれません。
マネーキャリアは保険のプロが在中しており、いつでも保険の相談が可能です。
オンラインで簡単に相談できますので、お悩みの方はお気軽にお問い合わせください。
【参考】生命保険の解約手続き方法かんたん紹介
ここで、生命保険の解約手続き方法をかんたんに紹介します。
解約手続きは、以下の流れを参考にしてください。
- コールセンターや店舗窓口、担当者に解約の旨を伝える
- 解約請求書に必要事項を記入し、保険会社へ提出する
- 解約請求書が処理され、解約完了の通知が届く
- 解約返戻金があれば、保険会社から後日支払われる
- 保険証券
- 本人確認書類
- 印鑑
- 解約返戻金の振込口座
まとめ:生命保険の解約タイミングに迷ったらマネーキャリアへ相談!
今回は、生命保険の解約のタイミングについて解説いたしました。
この記事のポイントは以下のとおりです。
- 解約のタイミングは、ライフステージの変化や解約返戻金、支払い方法などがあげられる
- 生命保険の解約には、無保険状態の可能性や解約返戻金の元本割れといったデメリットがあるため注意が必要
- 生命保険が負担に感じる場合は、契約内容の見直しや払済保険の利用など、解約以外の選択肢もある