子育て世帯の方必見!若くして子育てを経験されながら資産形成をしてきた佐々木FPに投資の重要性と金融教育の重要性をご自身の経験談を踏まえてお話を聞いてきました。
広島県出身。2児の母として育児をしながらファイナンシャルプランナーを取得。現在は、マネーキャリアの広報として活動中。NISA歴 6年目!
専門家プロフィール:マネーキャリア佐々木FP
専門家プロフィール
- 氏名:佐々木愛子
- 年代:40代
- 出身地:大阪府
- 趣味:料理・ゴルフ
- 得意な相談ジャンル
資産形成・老後の年金対策・少額投資(iDeCo・NISAなど)・子供の教育費の積立 ・保険の新規加入・見直し、社会保険・税金の効率化
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今回は、佐々木FPに資産形成、新NISAにまつわるインタビューをしていきます。
インタビュー質問1:新NISAについて相談者からどんな質問がある?
- 新NISA制度について、どのような相談が寄せられることが多いですか?
NISA制度の仕組みがわからないと質問を受けます。多くの方が、制度自体と、売買の手法や有価証券の種類とを、ごちゃ混ぜに理解されています。まずは売買の手法、短期売買と長期運用の違いや、積立投資の方法などを説明し、そのうえで政府が施行した(NISA)制度があることを伝えています。また運用の結果については誰にもわからないものなので、誤解がないように説明を心がけています。
インタビュー質問2:新NISAを利用して投資の始め方とは?
- 投資初心者が新NISA制度を利用して投資を始める事についてどのようにお考えですか?
そもそもですが、金融教育を受けていない私達にいきなり投資をはじめましょう!は難しい話だと感じています。投資は特別な事ではないのですが、知らないからハードルが高く感じられるのだと思います。資本社会の成り立ちや株式とはどうゆうものなのか、公的サービスや社会保障について基礎の理解が深まれば、投資も身近に感じられると思います。まずは私たちの生活の中の社会制度や、経済環境、運用の基礎を理解することが大切だと考えます。
インタビュー質問3:家庭でも取り組める方法とは?
- お話を聞く中で金融教育の重要性を強く感じられているかと思います。佐々木様は何か取り組まれている事はありますか?
私達の親世代は、家族の中でお金の話はタブーだとされていたと思いますが、もっとオープンに当たり前に会話ができようになるといいなと思っています。私自身は、家庭で投資を身近に触れてもらう為に、現在大学生の子供には、ジュニアNISA時代、子名義の証券口座を開設し、教育資金を証券口座で運用してきました。運用で得た利益をふくめ、その資金で学費を振込していることを伝えています。学生のうちから証券口座に触れることや、投資を身直に感じてもらえるように心掛けています。5教科と同じくらいお金の流れを知ることは大事だと思います。投資を知るきっかけを家庭で作ってあげることが大切だと思っています。
インタビュー質問4:投資先のファンドの選び方のポイントは?
- 投資先のファンドの選び方についてどのようなポイントを重視して選ぶべきでしょうか?
投資信託は国内ものだけでも販売数が多く、運用成果は結果論なので、これがベストだということは誰にも分かりません。ですが、ひとつの判断基準の参考として、純資産総額500億円以上であることや、過去のパフォーマンスを見る事を提案しています。運用チームが優秀なファンドは、マーケットが下げている年でも、うまく切り抜けています。投資結果に一喜一憂せず年間の投資パフォーマンスで、お持ちの有価証券全体を見るといいと思います。経験を積む事が何より大切であり、観察と売買を自分の経験値にしていくことが、投資家の自信につながります。リスク管理について一言添えておきたいのですが、商品がハイリスクだったらハイリターン、低リスクだったら低リターンの原則を、忘れてはいけません。利益を沢山出したいと思うのなら、その分沢山損失が出ることも、覚悟が必要になります。原則を理解していると、世の中にある疑わしい情報に流されて、詐欺被害やトラブルに遭うことも、少ないのではないかと思います。
インタビュー質問5:新NISAの投資策の活用方法は?
- 新NISAでは成長投資枠とつみたて投資枠が併用できるようになりますが、どのような使い方があると思いますか?
新NISA制度はこれまでのNISAと異なり、運用期間の制限が撤廃されましたので、各段に利用しやすくなったと思います。つみたて投資枠は年間120万円投資が可能で、自分自身の老後の資産形成に向いています。DC制度(確定拠出年金)の追加口だと思って、少額でも構わないのでコツコツと長期で積み立てを行なっていくことがいいでしょう。成長投資枠については個別株に興味があれば売買をチャレンジして、枠を使用したらいいと思います。個別株は難しいと思う方や興味がない方は、投資信託やREIT、ETFなどで運用すればいいわけで、頻繁に売買しないといけないわけではありません。つみたて投資枠より、比較的自由度の高い枠だと思って、楽しめればいいと思います。
佐々木FP、ご自身の経験も交えてお話しいただきありがとうございました!家庭での取り組み方について参考になりました。金融教育の不足で投資に関する基礎的な知識が不足しているので、ハードルを高く感じさせますが、社会の仕組みなどを理解すれば投資がより身近に感じられると思います。また、家庭でお金の話をオープンにし、子供たちに投資に触れる機会を持つことが大切です。新NISA制度は長期投資に適しており、つみたて投資で少額から始めることが勧められます。成長投資枠は個別株に興味がある場合に活用し、楽しむことができます。投資の基本を理解し、慎重に進めることが大切です。
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