1000世帯以上の資産形成・家計・保険の悩みを解決されてきた、マネーキャリア東大森FPに新NISAについてインタビューをしてきました。東大森FPは24歳から投資をスタートされたそうです。若くから投資に触れらたお話も詳しく聞いていきたいと思います。
広島県出身。2児の母として育児をしながらファイナンシャルプランナーを取得。現在は、マネーキャリアの広報として活動中。NISA歴 6年目!
専門家プロフィール:マネーキャリア東大森FP
専門家プロフィール
- 氏名:東大森勝太
- 年代:30代
- 出身地:東京都
- 趣味:サッカー・フットサル・読書
- 得意な相談ジャンル
資産形成(つみたてNISA・NISA・確定拠出年金)
・家計の見直し(将来におけるライフプランシミュレーションの作成)
・保険相談(生命保険・自動車保険・火災保険)
今回は、東大森FPに資産形成、新NISAにまつわるインタビューをしていきます。
インタビュー質問1:20代で投資を始めた理由とは?
- プロフィールに記載されている内容についての質問です。20代から投資を始められたそうですが、なぜ24歳から投資を始めたのでしょうか?投資をするにあたり気をつけている点などございますか?
投資を始めたきっかけは、「投資信託はこの8本から選びなさい。」中野晴啓著(今は8本から9本に変わっています。)
この本を読み、これからの時代は株式など使って将来に備えないといけなくなると投資に必要性を感じました。投資をする際に気をつけている点は受け取る年齢のゴール設定です。私は20代から投資を始めていますが、投資金額を受け取る際のゴールについても考えています。
年代によって投資戦略に違いがあると思います。
インタビュー質問2:年代ごとに異なる投資戦略とは?
- 30代で投資を始める方と50代、60代から投資を始める方では投資戦略にどのような違いがありますか?リスク許容度や現金保有割合の必要性が違ってきますか?
おっしゃる通りです。
例えば自分の例で言うと20代、30代のうちは積極的に株式に投資していいと思うのですが、
50歳後半で債券に投資先を移す作業をすると思っています。そうしたら60歳以降で大きな下落を防ぎながら運用資金を受け取れるのではないかと考えています。
相談の際は年代や家庭の状況によってリスク許容度や投資のゴールが違ってくるので、新NISA制度で投資できるジャンルについて、相談者ご自身がどのような商品が向いているかポートフォリオの考え方をお伝えしています。
インタビュー質問3:新NISAについては相談者からどんな質問がある?
- 新NISA制度について、どのような相談が寄せられることが多いですか?
新NISAの概要はなんでしょうか?のお問い合わせをよくいただきます。
新NISAを待たずに、つみたてNISAを始めようか悩んでいる方には、旧制度では20年間の非課税期間が利用できる点と、新NISAの利用枠1800万円の限度枠を使用しないで投資できる点がメリットだと思うのでその点をお伝えしています。
新NISAの概要については旧制度と比較しやすいように表に書いて説明しています。
あとは旧制度の一般NISAではレバレッジがきいているファンドが購入できますが、新NISAではレバレッジの効いたファンドの選択肢が限られてきます。そのようなデメリットもお伝えしています。
インタビュー質問4:投資先のファンドの選び方のポイントは?
- 投資先のファンドの選び方についてどのようなポイントを重視して選ぶべきでしょうか?
先程もお話ししたように投資を始める年代によってファンドの選び方が変わってくると思います。
例えば20年以上積み立て期間があるような方や投資が初めてという方にはインデックス投資をお勧めします。
インデックス投資の中でもS&P500(アメリカの代表的な指数)を選択する方が多いかも知れませんが、「全世界株式ファンド(日本、先進国、新興国など全世界の株式)」は銘柄数でいうと1000銘柄以上あるので分散投資先の数としては多いので無難かと思います。
「S&P500ファンド」はアメリカの大型株500社に絞っているのでアメリカが好きな方は投資されるのがいいかと思います。
過去20年間の実績はいいのでその結果を信じてこの先20年間も投資するのもいいと思います。
ただ今後S &P500がこの先20年間いいかどうかは誰にもわかりません。
なので過去のデータを見てそれで決めるのでもいいですし、これから伸びそうだなというところに絞って投資先を選定するのもいいですよね。
個人的にお勧めするのであれば全世界株式のインデックスファンドで銘柄の数を多く買ってもらって、なおかつ手数料が低いところを選んでもらえるといいかと思います。
インタビュー質問5:新NISAの投資策の活用方法は?
- 新NISAでは成長投資枠とつみたて投資枠が併用できるようになりますが、どのような使い方があると思いますか?
旧制度のつみたてNISAを利用されているのであれば、大体の証券会社は旧NISA口座から新NISA口座へ移行されると思うので、そのまま月々つみたて投資枠を利用して投資をされるのがいいかと思います。
(新NISA口座へ移行とはロールオーバーの事ではございません)
短期的に成長投資枠を使って個別株をしたり攻めた株が欲しい場合はそちらの枠を使ってもいいように思いますが、投資初心者の方にはお勧めしにくいです。
それであれば無難につみたて投資枠を利用して積立投資を長期で運用させることがリスク回避ができていいかと思います。
これから投資をはじめる方は、投資初心者の方向けには先程申し上げたような「全世界株式のインデックスファンド」をつみたて投資枠を利用してみるのがいいかと思います。
旧制度
のつみたてNISA口座の開設だけでも今から作っておいて、2024年からすぐに使用できるように口座開設しておくのもいいですよね。
インタビュー質問6:東大森FPは新NISAをどう活用する?
- 東大森FPは新NISA制度をどのように利用するか教えて欲しいです!
私自身は個別株など買ったりしているので、成長投資枠でETFなどを購入したいと思っています。
つみたて投資枠も月額10万円できるようになったり、
成長投資枠も年間240万円購入できるようになるので、大きいお金を運用させたいと思っています。
景気が悪い時期に普段より価値が下がっているのものを買い足そうと思っています。
上手くいくかはわかりませんが、、、、
個人的な戦略はつみたて投資は景気関係なく購入して、成長投資枠は景気が悪くなった時に大きく買いに行きたいと思っています。
景気が回復するか不透明なのでみなさまにはお勧めはしません。
インタビュー質問7:新NISAを活用するか悩んでいる方へのアドバイス
- 最後にNISA制度を利用するか悩んでいる方にアドバイスはございますか?
ご相談をいただく世帯で住宅を購入している方には、住宅ローンを変動金利で組まれている方が多いかと思います。
貯蓄はなぜ変動させないのでしょうか?
今、物価上昇を体感されていると思うのですが、今後も物価は上がり続けると思います。
今の円の価値が銀行に置いておけば減らないと思われてるんですが、実質的な価値はマイナスになっていきます。
銀行預金に預けてマイナスをずっと持っている状態よりも、
増えた分が非課税になるお得なNISA制度を利用して、一部でもそういうところに移して物価上昇に対応している投資先を持っておくのもいいかなと思います。
NISAの場合は、途中の解約もできます。
短期間の運用だと元本割れのリスクはありますが、必要な時金額を下ろせるので流動性もあると思うので1つ持っていてもいいかと思います。
東大森FP、貴重なお話をお聞かせいただきましてありがとうございました! 新NISA制度は、成長投資枠・つみたて投資枠など、選択肢は豊富です。 ファイナンシャルアドバイザーのアドバイスを受け、ライフステージと目標に合わせた最適な戦略を見つけましょう。通貨価値の減少や物価上昇が懸念される中、資産を増やし守るためのスマートな選択を検討することは非常に重要です。将来の備えて、賢明な選択をすることが大切だと思います。
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