一人暮らしの家計簿の項目は?つけ方・書き方のコツもFPが解説!のサムネイル画像

内容をまとめると

  •  家計簿に含める項目を現役FPが徹底解説!
  •  おすすめ家計簿アプリもご紹介!
  •  効率的な貯金方法を学ぶには「マネーキャリア」開催のオンラインマネーセミナーがおすすめ!スマホ1つで気軽に参加できるだけでなく参加費も完全無料

一人暮らしの家計簿ではどの項目をつくればよいのかわからない。この記事では、一人暮らしの人が家計簿に含めるべき項目をFPが解説します。含めるべき項目の他に、家計簿を続けるコツ、書き方のコツ、一人暮らしの収入・生活費平均も説明しています。

監修者「谷川 昌平」

監修者 谷川 昌平 フィナンシャルプランナー

株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー証券外務員を取得。
>> 谷川 昌平の詳細な経歴を見る

この記事の目次

一人暮らしの人が家計簿に含めるべき項目は?

こんにちは、マネーキャリア編集部FP大野翠です。


私は普段、家計改善に関するコンサルティングを業務としていますが、とても多い相談はこのような内容です。

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特に一人暮らしの人の場合、市販の家計簿では記入する項目が多すぎることや、働く世代では忙しくて家計簿をつける時間がないという声をよく耳にします。


 「家計簿を長く続けるコツを知りたい!」


家計簿をつけることは、自分のお金の動きを可視化することができます。


可視化した内容を基に、今後のお金の流れを自分で作っていくことができるようになります。


今回は、一人暮らしの人が家計簿をつける上でのポイントや長続きのコツについて、マネーセミナーが人気のFPがわかりやすく解説します。


今度こそは家計簿を長くつけたい!と思っている方のお手伝いになれば幸いです。

家計簿の項目を決める手順①固定費と変動費に分けて考えよう!

「家計簿を長く継続してつけていきたい」と考える際、継続していきやすいスタイルを整えることはポイントになります。


具体的には「自分のスタイルにあった家計簿の項目を決める」ことが大事です。


特に一人暮らしの人の場合、家計簿に記入する項目はそこまで多くないのではないでしょうか。


そこで、まずは大きく「固定費」「変動費」にわけて、記入する習慣をつけてみませんか。


固定費とは、毎月一定額の支払いがされているものです。


例えば、家賃や生命保険料などが固定費にあたります。


変動費とは、毎月金額の変動があるお金のことです。


例えば、食費、日用品費などが変動費にあたります。


固定費は、毎月一定額ずつの支払いなので、毎月家計簿に記入する金額も一定です。


金額が一定ということは、先々のライフプランが立てやすく、家計全体のお金の流れを考える際の基準になります。


一方変動費は、毎月だいたい予算を立てて、その範囲内でやりくりすることはできますが、最終的な金額は一か月が終わってみないとわかりません。


この、固定費と変動費の考え方は、家計管理の基本になりますので、知識として覚えておくことをおすすめします。


家計簿の項目を決める手順②変動費を4項目に分けよう!

変動費は、その人の生活スタイルによっていろいろな種類があります。


ここでは、誰でも必要となることが多い主な4項目について確認していきます。


もちろん以下は参考であり、長く家計簿をつけていくためには、自分のスタイルにあった家計簿を続けていくことが大事です。


主な変動費の項目は以下の4つです。

  • 食費
  • 日用品費
  • 水道光熱費
  • その他

①食費

総務省統計局の「家計調査報告(令和元年)」によると、働いている一人暮らしの人の食費の平均は、月に44、263円でした。


一人暮らしの場合、外食(テイクアウトも含む)を利用することも多いかもしれません。


まずは、食費として以下月どれくらいかかるのかを把握し、家計簿をつける習慣が身に付いたら、先々では自炊分と外食分に分けて食費の管理をするのも良いでしょう

②日用品費

日用品費には、生活をする上で買いそろえなくてはいけない商品の購入費が含まれます。


洗濯洗剤、シャンプーや歯ブラシなどです。


節約という観点でいえば、なるべく買い物に行く回数を減らすことがポイントになります。

買う頻度を確かめるためにも、日用品費は詳細につけることをおすすめします

③水道光熱費

水道光熱費は、変動費のなかで大きなウエイトを占めています。


水道料金は住んでいる地域によって料金のばらつきがあり、水道料金が安い地域では、毎月の支払ではなく、2カ月に1度徴収される場合もあります。


光熱費に関しては、ガス代、電気代などが含まれます。

④その他

その他、交際費や冠婚葬祭費なども変動費に含まれます。


新型コロナウイルス感染症の影響から、職場での歓迎会や送別会はほとんど開催されなくなりましたが、突発的な交際費として出費がある場合もあります。


これに関しては、毎月必ず出費があるというわけではありませんので、出費があった場合はその他項目へ記入するという形で良いでしょう

家計簿の項目を決める手順③必要に応じて新しい項目を追加しよう!



ここまで、一人暮らしの人が家計簿をつける際、最低限必要な項目について紹介しました。


ここからは、家計簿をつける人それぞれで、毎月必ず発生するお金をしっかり管理するために、追加したい必要な項目について紹介していきます。


あくまで参考ですので、これらを参考にして自分なりの項目を追加しましょう


①美容費

働いている一人暮らしの人では、美容関係に毎月お金を使っている人も多いのではないでしょうか。


特に女性では、美容室をはじめとしてネイルサロンなども美容費に計上しましょう。


これ以外でも、化粧品やボディケアにかかるお金も、美容費としてまとめて管理するとわかりやすいです。


毎月美容におかねがかからない場合などでは、かかった月の「その他」や「雑費」の中の一つとして出費をまとめて管理してもよいでしょう。

②衣服費


衣服にかかるお金も、毎月発生するようなら追加項目として計上しましょう。


衣服費に含まれるのは、洋服の購入代金が真っ先に頭に浮かぶと思います。


毎月購入する場合はそのままでも良いですし、購入ではなくスーツのクリーニング代金も衣服費にまとめて良いかと思います。


家計簿に追加する項目の基準は「毎月必ずある出費かどうか」です。購入は毎月でなくても、クリーニングなら毎月ある場合もあります。


③娯楽費

娯楽費には、趣味やレジャーに関するお金が含まれます。


趣味に関連する道具の購入も含めて、まとめて管理するようにしましょう。


最近では、新型コロナウイルス感染拡大予防のため、なかなか娯楽費を使うことも少なくなった人も多いのではないでしょうか。


その際は、先々のレジャーや趣味に使うお金を貯めておくための項目としても良いです。

④仕事費

仕事費は、会社勤めの方では別計上で管理することをおすすめします。


仕事に関連する書籍の購入や、スキルアップのための費用などが含まれます。


趣味や日常生活にかかる費用とは別に管理した方が、集計した時にわかりやすいでしょう。


また、勤務先の福利厚生制度を利用して、仕事上必要なスキルアップやキャリア形成のためのお金が戻ってくるようなことがある場合でも、仕事費を参考にすればよいので後々助かる場面もあるかもしれません。

⑤習い事費

習い事費は、毎月払っている月謝の管理のために項目を追加する場合に使います。


仕事費の場合のスキルアップの費用とは別で、純粋に自分の趣味として習い事を受けている場合はこちらに分類されます。



⑥医療費

毎月通院している場合は、医療費も項目を追加して管理しておきましょう。


これは、追加項目の中でも一番おすすめします。


なぜなら、年末に医療費控除の計算をする時に、毎月項目として分けられていると集計しやすいからです。


併せて、領収書などの管理も行っておくと便利です

⑦車関連費

車関連費は、車の保険代、ガソリン代や整備費用に毎月かかる場合は項目を追加しましょう。


通勤に車を使っている人は、交通費に含めても良いかもしれません。


この場合、車が趣味の人は娯楽費に入れたほうが良いのではないか?と悩むかもしれません。


答えは「どちらでもよい」です。


家計簿は、その人が使いやすいスタイルで、記入しやすい項目で、管理するのが一番です。


つまり、車関連費でも娯楽費でも良いので、自分の家計の管理をしやすい方で自在に選んでよいという事です。


⑧交際費

交際費は、毎月の接待交際費を指します。


現在、新型コロナウイルス感染症拡大予防の観点から、複数での外食を控える場面がほとんどです。


しかし、交際費には外食費だけが含まれるわけではありませんので、例えばプレゼント代なども交際費として管理するとわかりやすいです。

一人暮らしの人が家計簿を付け始める前にすることは?

一人暮らしの人が家計簿をつけ始める前にすることを紹介します。


まずは「家計簿をつけようと思った自分を褒める!」ところから始めませんか。


自分の家計状況がどうなっているのか気になりながらも、なかなか行動に移すことができない人が多いです。


そのなかで、家計簿をつけよう!と思っただけでも大きな一歩です。


家計簿を付け始める前にすべきことは以下の5つです。

  • 家計簿を付ける目的を決める
  • 家計簿の記録開始日を決める
  • 貯金目標額を決める
  • お金を使う優先順位を決める
  • 1週間・1ヶ月分の生活費を決める
一つ一つ解説していきます。

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①家計簿を付ける目的を決める



家計簿をつけ始める前にやっておきたいことの一つは

何のために家計簿をつけるのか?」ということを明確にすることです。


目標設定をすることで、おのずと意識が目標達成モードに切り替わります。


たとえば「貯金をしたい!」という目標で家計簿をつけ始めるとしたら貯金ができるような家計管理ができるようになります。

②家計簿の記録開始日を決める

家計簿をつける際のテクニックとして、「自分の給料日に合わせた家計簿を作る」ことが挙げられます。


家計簿が続かない理由で多いのが

  • 項目が多すぎて書きたくない
  • 市販の家計簿では、1日から31日までの1カ月管理になっていて自分の給料日とサイクルが合わない

などがあります。


つまり、家計簿の記入項目はシンプルにして、家計簿の開始日、締め日を自分の給料日と合わせてしまえば、管理がしやすく継続できるということです。

③貯金目標額を決める


貯金することを家計簿をつける目標とする場合、必ず貯金の目標額を設定しましょう。


いつまでに、いくら貯めるのか。


期限と目標額を決めて、それに向かって家計簿を通じて家計管理をしていきましょう。

④お金を使う優先順位を決める

お金を使う優先順位を決めることは、家計簿をつけるテクニックということでもありますが、家計改善のポイントにもなります。


自分が優先したいお金の遣い方を明確にしておくと、自分なりのお金の流れが見えてきます。


衣服費にはこだわりがなく長く同じものを着ている人でも、車が好きで車にはある程度お金を使いたいと考える人もいるかもしれません。


それはそれで、自分の中でのお金の遣い道や優先順位がはっきりしているので良いです。


それよりも問題になるのは、優先順位を決められないままに、むやみやたらに何にでも出費してしまうパターンに陥ることです。

⑤1週間・1ヶ月分の生活費を決める


毎月使う生活費の予算をあらかじめ決めておくと、家計管理がしやすい家計簿になります。


まず、大枠で1か月の生活費予算を決めましょう。


それを単純計算で4週分で割れば、一週間の生活費の予算の目途が立ちます。


たとえば、一か月の生活費10万円とすると、1週間あたり2.5万円という事になります。

一人暮らしの人が家計簿を付ける際に必ずすべきことは?

ここからは、一人暮らしの人が、家計簿をつける前に必ずすべきことについて紹介します。


以下の3つを紹介しますので、自身のライフスタイルに合った方法を取り入れてみてください。

  • どの支出をどの項目にするのか決めフォーマットを変えない
  • その日の内に家計簿に記入する
  • 家計簿を月終わりに読み返す

①どの支出をどの項目にするのか決めフォーマットを変えない


あらかじめ決めた項目に対して、含まれる支出は変えない方が良いでしょう。


後に集計をする際に、わからなくなってしまいます。


上の項目で紹介した「車関連費」を例にしましょう。


日頃は電車で通勤している人の電車代は「交通費」になります。


たまに車で出勤することがあり、その際のガソリン代を「車関連費」に含んでしまうと

本来交通費に仕分けしていた「仕事に通勤する際の移動費=交通費」という支出の概念がわからなくなってしまいます。


この場合は自分なりのルールを決めて、車であっても電車であっても、通勤にかかる交通費は全て「交通費」とし、それ以外の趣味の車関連のお金を「車関連費」にすることをおすすめします。

②その日の内に家計簿に記入する

その日のうちに家計簿に記入するのは、是非やっていただきたいことのひとつです。


なぜなら、明日にすると、忘れてしまうからです。


働く世代の場合は、毎日忙しく、毎日家計簿に向き合う事が難しいかもしれません。


そのようなときは、スマートフォンのメモ機能を使って、簡易的に金額だけでも入力しておくと良いでしょう。

③家計簿を月終わりに読み返す



一般的に、家計簿を締める(集計する)のは、月に一度です。


集計をする際に、全ての出費項目について計算をすると思いますが、同時に「無駄遣いが無かったか」もチェックすると良いでしょう。


毎日チェックすると、気が滅入ることにもなります。


気が滅入ることは、家計簿が続かない原因のひとつです。


是非、月の終わりだけは読み返すようにしましょう。

一人暮らしの人が「家計簿を付ける」習慣をつけるコツは?

一人暮らしの人が「家計簿を付ける」習慣をつけるコツについて、以下の4つを紹介していきます。

  • はじめの頃は家計簿の項目数を少なくする
  • 滅多にかからない費用は項目に含めない
  • 日々の記入・集計を簡潔にすませる
  • 雑に記入する方法もある

モチベーションを保つためにも、是非参考にしてみてください。

①はじめの頃は家計簿の項目数を少なくする


家計簿をつけ始めた当初は、「家計簿を付ける」という習慣をつけるための練習だと思ってください。


習慣付けのためには、行動はシンプルな方がよいです。


このことから、まずは「家計簿に記す項目自体を少なく」しましょう。


そのことで、わずらわしさが軽減され、継続することができます。

②滅多にかからない費用は項目に含めない

滅多にかからない費用は項目に含めない、ということもオススメです。


①でも紹介しましたが、記入する項目はシンプルな方が継続しやすいです。


つまり、毎月あったりなかったりする出費まで、わざわざ項目を設けて管理する必要はありません。


細かく家計管理をしすぎると、あとが続かなくなるリスクが高くなります

③日々の記入・集計を簡潔にすませる


①や②と関連していますが、毎日の記入や月に一度の集計も、やはり簡潔な方が良いでしょう。


とにかく最初は「家計簿を付ける」という習慣をつけるためにシンプルを徹底することがおすすめです。


0を1にするのは容易ではありません。


0から1になれば、あとは2でも3でも増やすことはできます。


まずは0(家計簿を付ける習慣がなかった)から、1(家計簿を付ける習慣ができる)になるように心がけましょう。

④雑に記入する方法もある

家計簿は、シンプルな方が継続できます。


雑でも良いので、とにかく「家計簿を付け続ける」ことを目標にしましょう。


「食費」「生活費」「その他」など、大きな4種類に分けてしまうやり方もおすすめです。


これくらいシンプルでも、月の終わりに収支を確認して赤字になっていなければ合格です。

家計簿を付け始める目的が「貯金」であれば、貯金額を達成することがゴールですので、必ずしも月々の細かいお金の管理までしなくても良いということです。

一人暮らしの人は家計簿をどこに記録する?

特に働いている一人暮らしの人は、忙しい日々の暮らしの中で、どの場面でどのツールを使って家計簿を付けるかは、その後の継続にも大きく影響してきます。


ここからは、以下の3つの家計簿をつける方法を紹介しますので、自分でもできそうなのもを試してみませんか。

  • 手書きで記録する
  • エクセルなどの表計算ソフトを用いて記録する
  • PC・スマホアプリで記録する

①手書きで記録する


従来からある家計簿と言えば、手書きで記録する方法があります。


昔からある方法ではありますが、忙しい世代にとっては「書く時間がない」という人もいるかもしれません。


その時は、普段持ち歩いている手帳の空いているスペースに走り書きでも良いので書いておきましょう。


それを、休日などで時間がある時にノートに書き写す方法もおすすめです。

②エクセルなどの表計算ソフトを用いて記録する

普段からパソコンを使って作業をすることが多い人は、エクセルなどを用いて入力して管理する方法もおすすめです。


自分でシートを作って管理しても良いですし、家計簿用の無料シートを公表しているサイトもありますので、そこからダウンロードして使うこともできます。


エクセルのような表計算シートで記録する場合のメリットは、自分なりの項目や記載期間を自在に設定できることです。


例えば、給料日が15日の人は。15日から1か月間の管理が可能です。

③PC・スマホアプリで記録する

パソコンスマートフォンアプリで家計簿を付ける方法は、近年人気があります。


表計算ソフトの利用もパソコン上で行いますが、パソコンやアプリの利用だと日々の入力や集計が自動で行われることから、特に働いている一人暮らしの人には向いていると言えます。


ほとんどの場合、パソコンとアプリが連動しているため、自宅にいる場合はパソコンから、外出先ではアプリから、それぞれ入力することができ、一括管理で時短にもなります。



一人暮らしの人が使いやすい家計簿アプリを紹介!

一人暮らしの人が使いやすいアプリを2つ紹介します。

  • LINE家計簿
  • マネーフォワードME

どちらも無料で利用できますので、是非試してみませんか。

➀LINE家計簿


トークアプリLINEの中に「LINE家計簿」というものがあります。 


特に忙しい人にオススメのポイントとして 「LINEのトークに買い物の内容を送信するだけで、家計簿に自動反映される」機能があることです。 


スマートフォン自体のメモ機能に記入する手間と、LINEのトーク機能を利用する手間はほぼ変わりません。 


出先での買い物記録を忘れないために、便利な機能を使ってみるのも良いでしょう。

②マネーフォワードME


マネーフォワードMEは、家計簿アプリ利用数がNo1ということですが、その秘訣は使いやすさにあります。 


無料会員での利用でも、10カ所までの金融機関と自動連携することが可能です。 


自動連携をしておくと、銀行から家賃や生命保険などの引き落としがされると、自動的に家計簿に反映してくれます。 


わざわざ入力しなくても良いという事です。 


また、レシートを撮影するだけで自動で内容や金額を読み取り、家計簿に反映させる機能もあるので、こちらも同様に入力する手間が省けます。

一人暮らしの収入・生活費平均とその内訳を紹介【女性・男性別】

ここからは、日本の1人暮らしの一か月の収入・生活費平均とその内訳を、男女別で紹介します。


以下のデータは、政府統計ポータルサイトを参考にしています。


働いている一人暮らしの男性の収入と生活費の平均は以下の通りです。

  • 収入の平均…約32万円
  • 可処分所得…約27万円
  • 生活費(消費支出)…約19万円
  • 生活費のうち食費…約4万円
働いている一人暮らしの女性の収入と生活費の平均は以下の通りです。
  • 収入の平均…約24万円
  • 可処分所得…約20万円
  • 生活費(消費支出)…約17万円
  • 生活費のうち食費…約3万円
可処分所得とは、いわゆる「手取り月収」の事です。一か月の収入から、税金や社会保険料を差し引いた額のことを指します。

この可処分所得は、実際に使うことができるお金という意味です。

参考:一人暮らしをしている方の家計簿を紹介!

実際に一人暮らしをしている人が、ブログやSNSなどで家計簿を紹介しているのを目にすることも増えてきました。

参考までに紹介します。


いずれもブログで、自身の家計状態を公表しています。

こちらを参考に、自分のスタイルに近い内容で実践してみることをおすすめします。

参考:家計簿の項目を消費・浪費・投資にする方法もある

これまで、シンプルな項目で家計簿を付けることは、長続きの秘訣でもあるということを繰り返し紹介しました。


究極のシンプルな方法は

  • 「消費」
  • 「浪費」
  • 「投資」

の3つだけで管理することです。


「消費」には、普段の生活の中で必要な出費全般が含まれます。


細かい項目でいうと、食費や日用品費などがあたります。


「浪費」には、いわゆる「ムダ遣い」が含まれます。


電車を待っている間に入ったコンビニで、つい買ってしまうドリンクなどです。


浪費の項目に、思い切って仕分けてしまうことは、次の浪費を減らすことにも繋がります。


ムダ遣いをムダ遣いと認識できているということだからです。


「投資」は、その通り金銭的な投資のことです。


また、自己投資にあたることも「投資」に仕分けてしまいましょう。


スキルアップのための習い事は自己投資にあたりますので、消費でも浪費でもありません。


将来的に自分にメリットのある消費行動や、資産運用全般は「投資」に仕分けしましょう。

無料のマネーセミナーに参加するのもおすすめ!

他におすすめなのは、マネーキャリアのオンラインセミナーです。 

 このセミナーでは、下記のことを学ぶことができます。 

  •  ライフプランニングの方法 
  •  正しいお金の基礎知識 
  •  自分にあった資産運用商品の選び方 


 次に、数多くあるオン来なセミナーの中でも、マネーキャリアのオンラインセミナーが選ばれる理由をご紹介していきます。 

 ①予約不要でもちろん無料 

 予約が必要なセミナーは多いのですが、ほけんROOMのオンラインセミナーは予約が必要なく思い立った時にすぐに受講することができます。 

 もちろん参加費は無料で料金は一切かかりませんので、少し時間が空いたから受講してみようかなというような気軽に受講できるようになっています。 


 ②何処からでも参加可能 

 家事や育児で忙しい方や仕事で中々時間がない方でも自宅からスマホやタブレット・パソコンで受講できるようになっています。 

 予約することもないので、場所を選ばず参加可能で、途中で抜けたり途中で参加することも可能です。 


 ③しつこい勧誘はなし 

 参加したからと言ってしつこい勧誘や商品を無理に売りつけたりすることは一切ありません。 そのため安心して受講できます。 


 参加方法はLINEでマネーキャリアを友達登録し、セミナー前日に送られるYouTubeリンクにアクセスするだけでオッケーです。 

 予約不要で途中の入退出も可能なので、インターネット環境さえあれば参加可能です。 

 そのため、子育て中の忙しい人や新型コロナウイルスで外出を控えている人も安心して参加することができます。

マネーキャリア公式HPはこちら

まとめ:一人暮らしの人は手順に沿って家計簿の項目を決めよう

いかがでしたか。働いている一人暮らしの人は、時短や効率を意識して家計簿の項目を決めると良いでしょう。


細かい項目にすると、長続きしなくなる確率が高くなります。


まずは、大まかに3~5項目程度で「家計簿を付ける」という習慣を身に付けることを意識することをおすすめします。


次に、何のために家計簿を付けるのか、目的をはっきり設定しましょう。


「少しでもお金を貯めたい」や「老後資金のために資産運用の資金を増やしたい」「車を買いたい」など、何でも良いです。


自分なりの目標を設定して家計簿を始めましょう。


家計簿をより長く継続するためのツールは、自分にあったものが良いです。


手書き、エクセル、アプリ、どんなツールが自分に適しているのか、色々と試してみるのも楽しいです。


家計簿に記載する項目や、一月の日付は、自分なりに設定しましょう。


給料日に合わせてお金の管理をするのが、主計が取りやすくておすすめです。


一人暮らしの人で、家計簿を付けてみたいがなかなか一歩が踏みだせない人のお手伝いになれば幸いです。

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