
「NISAは今から始めたら遅いのかな?」
「今からNISAを初めても損しない?」
とお悩みではないでしょうか。
結論、NISAを始めるタイミングは今からでも遅くありません。
ただし正しい知識を備えてから始める必要あるため注意が必要です。
この記事ではNISAを今から始めても遅くない理由について詳しく解説します。
また、今から始める際の注意すべきポイントについても紹介します。
NISAを上手に活用して、安全かつ着実に資産を築いていくためのポイントが満載なので、ぜひ参考にしてください。
- NISAを始めたいが、リスクが不安で踏み出せない方
- 株価暴落時にNISAをどのように運用すればいいのか知りたい方
- 長期的な視点で資産運用の計画を立てたい方
内容をまとめると
- NISAは少額で始められ非課税メリットがある一方で、市場変動のリスクも存在する
- 株価下落時も焦らず、ドルコスト平均法や定期的な積立で安定した投資を続けよう
- 得られた分配金を再投資に回すことで複利の力を活かした資産形成ができる
- 短期的な変動に一喜一憂せず、長期視点でリスクを理解した運用が成功の鍵
- 投資初心者や不安のある方は、専門家による「新NISAの無料相談窓口」の活用がおすすめ

この記事の監修者 谷川 昌平 フィナンシャルプランナー
株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー、証券外務員を取得。メディア実績:<テレビ出演>テレビ東京-テレ東「WBS」・テレビ朝日「林修の今知りたいでしょ!」
>> 谷川 昌平の詳細な経歴を見る
この記事の目次
- NISAは今から始めても全く遅くない!むしろ今がはじめどきな理由!
- 非課税保有期間が無制限になり投資枠も拡大された
- 長期的に見ればいつから始めてもメリットがある
- NISAを始める前に知っておくべきポイント4選
- 初心者こそ専門家にまずは相談
- つみたて投資枠と成長投資枠の違い
- 分散投資で投資のリスクを小さくする
- NISAで投資ができる商品の種類
- NISAを始めるときにおすすめの専門家
- NISA初心者が投資で失敗しないためには
- NISAを始める際によくある質問
- 円安と円高のどちらの時に始めるべきですか?
- 積立投資と一括投資はどっちがいいですか?
- NISAをやめたくなったらいつでもやめられますか?
- 元本割れをしたらどのように対処すればいいですか?
- NISAは今から始めても遅くない【まとめ】
NISAは今から始めても全く遅くない!むしろ今がはじめどきな理由!
NISAを始めるのに遅すぎることはありません。
理由は、主に以下の2つです。
- 新NISAは非課税保有期間が無制限になり投資枠も拡大されたから
- 長期的に見ればいつから始めてもメリットがあるから
新NISAは制度変更により、投資を始めやすくなっているといえます。
また、今からでもなるべく早く新NISAを始めることで長期的な運用をしていけば、資産をより増やせる可能性が高まります。
そのため、NISAを今から始めたいと思っている方は「遅いかも」と気にする必要はありません。
この章では、上記の2つの理由について詳しく解説していきます。
非課税保有期間が無制限になり投資枠も拡大された
2024年から始まった新NISAでは、非課税保有期間が無制限になり投資枠も拡大されたためよりNISAを始めやすくなりました。
以前までは、非課税保有期間に5年間という制限があったのですが、新NISAでは無期限で非課税メリットを受けられます。
また、投資枠の拡大も踏まえると、現在では従来よりも長期的な資産形成がしやすくなったといえます。
さらに、投資可能な商品の選択肢も広がったため、自分のライフプランに合わせた多様な投資プランを立てやすくなったともいえるでしょう。
長期的に見ればいつから始めてもメリットがある
長期的に見ればいつから始めてもメリットがあるため、今からNISAを始めても遅くないといえます。
たしかに、早く始めれば始めた分だけ長期的な運用ができるため運用額は大きくなります。
しかし、仮に45歳から60歳まで15年間、月3万円(年間36万円)を年利5%で運用開始した場合でも、約700万円(うち約160万円が運用益)になり、その20%の税金は約33万円が非課税になります。
そのため、今からでは遅いと思って始めないよりも、今こそ始めるのがおすすめです。
NISAを始める前に知っておくべきポイント4選
NISAを始める前に知っておくべきポイントは以下の4点です。
- 初心者こそ専門家にまずは相談
- つみたて投資枠と成長投資枠の違い
- 分散投資で投資のリスクを小さくする
- NISAで投資ができる商品の種類
これらのポイントを押さえておけば、NISAを活用した資産形成をスムーズに始められるます。
それぞれのポイントについて詳しく見ていきましょう。
初心者こそ専門家にまずは相談
NISAを始めるなら、まずは専門家に相談するのがおすすめです。
投資の目的や期間、リスク許容度などを伝えることで、自分に合った商品を提案してもらえます。
初心者はとくに専門家のアドバイスを参考にすると良いでしょう。
市場の値動きの分析や税制優遇の活用法、長期的なポートフォリオ構築など、専門知識に基づいたサポートが資産形成の成功する可能性を高めてくれます。
つみたて投資枠と成長投資枠の違い
2024年から、NISAは「つみたて投資枠」と「成長投資枠」にわかれました。
つみたて投資枠は長期・積立・分散投資に特化した非課税制度で、成長投資枠は投資可能な金融商品の幅が広いのが特徴です。
自分の投資スタイルに合った枠を選ぶことが重要です。
分散投資で投資のリスクを小さくする
NISAで投資を始めるなら、分散投資を心がけましょう。
1つの商品に集中するのではなく、複数の商品に分散しての投資でリスクを抑えられます。
投資信託などを活用するのも一つの手です。
NISAで投資ができる商品の種類
NISAで投資できる主な商品は、国内外の上場株式や公募株式投資信託(投資信託)、ETFなどです。
非課税で投資できる商品は幅広いので、自分の目的やリスク許容度に合ったものを選びましょう。
専門家に相談しながら、慎重に検討するのが大切です。
NISAを始めるときにおすすめの専門家
NISAを始める際は、信頼できる専門家に相談するのがおすすめです。
とくにマネーキャリアでは無料の資産運用相談窓口を設けています。
豊富な知識と経験を持つアドバイザーが、あなたの状況に合わせたNISAの始め方をアドバイスしてくれます。
- 投資の目的や期間に合った商品選び
- リスクや手数料などの重要ポイントの説明
- 投資の疑問や不安の解消
NISA初心者が投資で失敗しないためには
投資の知識や経験が少ない初心者にとって、専門家のアドバイスは非常に重要です。
証券会社や銀行、専門家に相談できる窓口で、以下のようなことを相談しましょう。
- 投資の目的や期間
- リスク許容度
- 投資経験の有無
- 資金の余裕
NISAを始める際によくある質問
NISAを始める際によくある質問について解説します。
解説する質問は以下のとおりです。
- 円安と円高のどちらの時に始めるべきですか?
- 積立投資と一括投資はどっちがいいですか?
- NISAをやめたくなったらいつでもやめられますか?
- 元本割れをしたらどのように対処すればいいですか?
円安と円高のどちらの時に始めるべきですか?
円安時は外貨建て資産の価値が上がりやすく、円高時は海外資産を比較的安く購入できるというメリットがあります。
どちらの状況にも投資するメリットがあるため、タイミングを計るよりも継続的に投資することで長期的なリターンを目指すのがおすすめです。
特に、ドルコスト平均法を使った積立投資なら、円安・円高に関係なくコツコツ投資を続けることができるので一度検討してみましょう。
積立投資と一括投資はどっちがいいですか?
初心者には、積立投資がおすすめです。
積立投資がおすすめな理由は、投資タイミングを分散することでリスクを軽減できる点にあります。
市場の上げ下げに関わらず定期的に一定額を投資することで、価格が高いときは少ない数量を、価格が安いときは多くの数量を自動的に購入できるため、平均取得単価を抑えられます。
また、少額から始められるため心理的なハードルが低く、長期的に投資習慣を身につけやすいというメリットもあります。
NISAをやめたくなったらいつでもやめられますか?
NISAは通常の投資と同様に、保有している投資信託や株式をいつでも売却して現金化できます。
ただし解約した場合、その年の非課税枠は使えなくなるので注意が必要です。
例えば、年間120万円の非課税枠のうち100万円分を投資し、そのうち30万円分を売却した場合、残りの20万円分の枠も含めてその年の非課税枠は消滅します。
これは「その年に一度使った非課税枠は、売却しても再利用できない」というNISAの重要なルールによるものです。
ただし、翌年以降の非課税枠には影響しないため、翌年になれば新たに設定された非課税枠を利用して投資を続けることができます。
元本割れをしたらどのように対処すればいいですか?
元本割れは投資ではよくあることなので、慌てず騒がず、長期的な視点を持つことが大切です。
特にパニック売りは避け、冷静な判断を心がけましょう。
NISAは長期運用を前提としており、短期的な市場の変動で一喜一憂して売り買いを繰り返すと、逆にNISAのメリットを受けられなくなる可能性が高いので注意しましょう。
NISAは今から始めても遅くない【まとめ】
本記事ではNISAをこれから始める方に向けて、今からでも遅くない理由や始める際のポイントなどを解説しました。
NISAは長期・積立・分散投資に適した制度であり、2024年からスタートした新NISAでは非課税保有期間が無制限になり投資枠も拡大されたことで、より始めやすくなっています。
ただし、市場の下落時の適切な対応や元本割れリスク、自分の投資目的やリスク許容度に合った商品選びなど注意するべきポイントがいくつもあります。
そのため、投資初心者の方や不安を感じる方はぜひマネーキャリアの新NISA相談窓口にご相談ください。
自分に合った投資方法や商品選び、リスク管理の方法など、プロの視点からのアドバイスを受けられるので、NISAの疑問や不安を解消し、自信を持って始められます。
ぜひ無料相談を活用して、NISAで着実に資産を築いていきましょう。
- あなたの年齢、収入状況、将来の目標に合わせた投資プランを提案可能
- 何度でも無料で相談できる
- 投資のリスクを適切に管理するための実践的なアドバイスを受けられる