

この記事の監修者 谷川 昌平 フィナンシャルプランナー
株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー、証券外務員を取得。メディア実績:<テレビ出演>テレビ東京-テレ東「WBS」・テレビ朝日「林修の今知りたいでしょ!」
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この記事の目次
養老保険と変額保険の違いは?4つのポイントを比較して紹介
養老保険と変額保険にはどのような違いがあるでしょうか。
変額保険とは、保険金を投資し、資産運用しながら死亡保障が準備できる保険のことです。運用実績に基づいて受け取れる保険金の額が変動するため、変額保険と呼ばれます。
養老保険とは、変額保険のうち、保証期間に限りがあり、保証期間が満了すると満期保険金を受け取れる保険のことです。
まずは大きな違いを表で比較してみましょう。
項目 | 養老保険 | 変額保険 |
---|---|---|
概要 | 有期の変額保険 | 保険金を運用し、受取額が変動する |
目的 | 貯蓄+死亡保障 | 投資+死亡保障 |
保険期間 | 一定期間 | 一生涯 |
保険料の傾向 | 掛け捨て型より高く、 変額保険よりもわずかに高い傾向 | 掛け捨て型より高いが、 養老保険よりは安い傾向 |
途中解約 | 可能 | 可能 |
税制優遇 | 保険料控除の対象 | 保険料控除の対象 |
向いている人 | 貯蓄しながら 死亡保障も備えたい人 | 資産運用しながら 死亡保障も備えたい人 |
養老保険と変額保険のどちらも、掛け捨てではなく保険の側面と投資の側面を持っているため保険料は高い傾向にあります。
子どもの教育費用や自身の老後費用など、満期保険金を受け取りたいタイミングがある人には養老保険がおすすめです。
また、特に保険金を受け取りたい時期などがなく、資産運用しながら死亡保障を備えたい人には変額保険をおすすめします。
基本的な仕組み・保証期間の違い
養老保険と変額保険の基本的な仕組みは同じです。
定額の保険料を支払い、保険料による投資を保険会社に任せることで、投資の実績に応じた保険金を受け取れます。支払う保険料には、死亡保険の手数料と株式や債券での運用の手数料が含まれています。
保証期間に違いがあり、養老保険は一定の保証期間が終わると満期保険金を受け取れます。変額保険の場合は保証が一生涯続き、被保険者が死亡した際に保険金が支払われます。
受取額の安定性の違い
養老保険と変額保険はどちらも、保険料を株式や債券で運用し、運用実績に応じた保険金を受け取れるという特徴があります。どちらもインフレに対応できるのがメリットです。
また、養老保険と変額保険のどちらも、死亡保険金には最低保証があり、運用実績がマイナスになっても最低保証額は受け取れます。運用実績が良い場合には基本保険金を上回る額を受け取れる可能性があります。
ただし、養老保険の満期保険金には最低保証がなく、運用実績がマイナスになった際は受け取れる金額が基本保険金を下回ることがあります。
養老保険のプランによっては、満期保険金を満期になったタイミングで必ず受け取る必要があるため、運用実績が悪くても受け取らなければなりません。満期保険金を保険会社に据え置いて運用実績がプラスになったタイミングで受け取れるプランもあるため、加入の際に確認してみてください。
保険料や手数料の違い
養老保険と変額保険では、月々の保険料は変額保険のほうが安い傾向にあります。一般的に変額保険のほうが保険料を支払う期間が長くなるからです。
養老保険と変額保険のどちらも、次の2つの手数料が保険料に含まれます。
- 生命保険の手数料
- 資産運用の手数料
途中解約のしやすさの違い
養老保険と変額保険のどちらも途中解約が可能で、解約返戻金の額は運用実績に基づいて決定されます。
養老保険と変額保険に共通していることとして、解約返戻金には最低保証額がないため、途中解約すると受け取れる金額が少なくなるリスクがあります。特に早期解約すると、払込保険料から死亡保険と資産運用の初期手数料が引かれているため、解約返戻金はかなり低くなり、注意が必要です。
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ここまで見てきた通り、養老保険は一定の時期までの貯蓄の側面が強く、変額保険には一生涯かけてじっくり投資しながら死亡保障を備えることが可能です。
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保険商品には養老保険と変額保険のほかにも、定額保険や、格安で加入できる掛け捨ての保険などもあるため、幅広い選択肢の中からぴったりのプランが見つかります。
豊富な知識を持つFPから客観的なアドバイスを受けることで、自信をもって決定できること間違いなしです。

養老保険の特徴
養老保険とは、保険料を株式や債券で運用し、運用実績に基づいて受け取れる保険金が変動する保険の一種で、保証期間に限りがあるのが特徴です。無事に保証期間が満了した際には、満期保険金が受け取れます。
満期保険金には最低保証がないため、運用実績がマイナスの場合には基本保険金よりも少ない額しか受け取れません。運用実績がプラスの場合、基本保険金よりも多い額を受け取れる可能性があります。
養老保険のメリット
また、貯蓄しながら死亡保障を備えることができ、子どもの大学入学や自身の退職など、加入の際に決めたタイミングで満期保険金を受け取れることがメリットです。
養老保険のデメリット・注意点
満期のタイミングで運用実績が悪い場合、悪い実績に基づいた金額で満期保険金を受け取る必要があるケースと、保険金を保険会社に預けたまま運用してもらえるケースがあります。保険会社やプランによって異なるため、加入の際には注意が必要です。
また、途中解約した場合の解約返戻金にも最低保証がないため、受け取れる金額は少なくなる場合が多いといえます。
さらに、保証期間が終わると死亡保障はなくなります。その後新たに死亡保険に加入する場合には年齢を理由に保険料が高くなる可能性があり、注意が必要です。
養老保険が向いている人
子どもの教育費用を準備するためなら、子どもの大学入学のタイミングで満期を迎えるように設定し、自分の老後のための貯蓄が目的なら、退職するタイミングで満期を迎えるように期間を決めておきます。
また、保険料の運用実績に基づいて受け取れる保険金が決まるため、運用のリスクを理解し、受け入れられる人に養老保険はおすすめです。
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自分には養老保険が合っているのか、それとも他の保険が合っているのか迷っている人には、無料のFP相談をおすすめします。
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変額保険の特徴
変額保険とは、保険料を株式や債券で運用し、運用実績に基づいて受け取れる保険金が変動する保険のことです。
保険金には最低保証があり、運用実績がマイナスの場合でも基本保険金が受け取れます。運用実績がプラスの場合、基本保険金よりも多い額を受け取れる可能性があります。
ただし、途中解約した場合の解約返戻金には最低保証がないため、受け取れる金額は少なくなる場合が多いといえます。
変額保険のメリット
保険に加入した際の円の価値と保険金を受け取る際の円の価値が大きく異なっていても、運用実績に基づいた保険金が受け取れます。
また、一般的には定額保険よりも保険料が安い傾向にあります。
変額保険のデメリット・注意点
変額保険が向いている人
【まとめ】養老保険と変額保険の違いを理解して自分にあった選択をしよう

この記事では、養老保険と変額保険の違いと、それぞれのメリットやデメリットについてお伝えしました。
どちらも保険料を投資して、その実績に基づいて保険金が変動するため、投資のリスクへの理解がある人におすすめします。
どんな保険が自分に合っているのか迷った場合には、無料のFP相談で最適なプランを確認してみてください。
