年収350万の手取り額は?生活レベルから家賃やローンの相場まで解説のサムネイル画像

▼この記事を読んで欲しい人 

  • 年収350万円もらっている人
  • 年収350万円の生活レベルが気になる人
  • 年収350万円で将来に不安がある人

▼この記事を読んでわかること

  • 年収350万円の人の生活レベル
  • 年収350万の人におすすめの収入のあげ方
  • 年収350万の人におすすめの貯金の増やし方

内容をまとめると

  • 年収350万円は平均的な所得だといえる
  • 年収350万だと子どもの教育費を払うのは厳しい
  • 年収350万円の人が子育て・結婚をする際にはライフプランニングが大切
  • 今の時代年収350万でもライフプラン形成されていれば将来もお金に困らなくなる 
  • ライフプランに関する相談はお金のプロであるFPに相談すべき  
  • FP相談で迷ったらマネーキャリアがおすすめ

「年収350万円の手取り額は?」「年収350万円の生活レベルや住宅ローンの限度額は?」このような疑問を持つ方は多いです。そこで本記事では、年収350万円の手取り、年収350万円の生活レベル、年収350万円の人が収入や貯蓄を増やすためにすべきことをまとめました。

監修者「谷川 昌平」

監修者 谷川 昌平 フィナンシャルプランナー

株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー証券外務員を取得。
>> 谷川 昌平の詳細な経歴を見る

この記事の目次

年収350万の手取り額は?生活レベルは高い?低い?

こんにちは、マネーキャリア編集部です。


内閣府の世論調査では国民の29%が現在の生活に不満があることがわかっています。



この数値は昭和期に比べて減少しており、現代の生活に対して不満を増加していることとなります。


厚労省の調査による国民の平均所得金額の推移を見ると全世帯の所得は横ばいとなっており、消費税の増税・物価の上昇率を鑑みると可処分所得が減少していることがわかります。


このような状況の中、友人よりこのような相談がありました。

年収350万円って高いの?低いの?
年収350万円で結婚しても生活していける?

このように自身の年収に対して、どのような生活ができるか不安に思っている方が多くいたっしゃいます。

自身の所得・平均的な支出額を知ることで大きな不安を小さくしてくことが可能です。


この記事では

  • 年収350万円の手取額は278万円!!計算方法を解説
  • 国民の年収350万円世帯割合は17.2%
  • 年収350万円のローン・家賃の相場
  • オススメの収入の上げ方
について解説していきます。

少しでも皆さんのお手伝いになれば幸いです。

年収350万の手取り額は278万円【計算方法を解説】


一概に年収〇〇万円といっても全てが自身で使用できる金額ではないことが多くあります。


日本で所得を得た場合には

  • 税金
  • 社会保険料
等の費用を負担することとなり、手取り年収は少なくなってしまします。

また、日本では源泉徴収制度の導入よって給料を得る際に天引きされており、気付かないまま徴収されている場合が多くあります。
この状況では自身の生活に使用できる金額・貯蓄費用がわかり辛くなってしまいます。

そのような状況を防止するためには自身の手取り年収がいくらになっているかを理解する必要があります。

こちらでは手取り年収について、次の順序でさらに詳しく解説していきます。
わかりやすいように各項目では「年収350万円」の場合を事例に挙げて解説します。
  1. 年収350万にかかる所得税・住民税・社会保険料の合計は年間約72万円
  2. 年収350万の平均月収・平均のボーナスの金額を解説
  3. 年収350万円の平均貯金額は約190万円

①年収350万にかかる所得税・住民税・社会保険料の合計は年間約72万円

まずは「年収350万にかかる所得税・住民税・社会保険料の合計は年間約72万円」について解説していきます。


年収350万円を受け取った際には次の税金・社会保険料を徴収されます。

※ここで述べている金額は一般的な一例であり、家族構成・雇用形態によって異なります。

  • 所得税  :70,000円
  • 住民税  :150,000円
  • 社会保険料:500,000円
  • 合計   :720,000円
このように350万円の所得を得た際には多くの金額が源泉徴収されることとなります。

この金額から手取り年収を計算すると

350万円−72万円=278万円


となり、手取り年収は278万円となります。

手取り年収を増やすには「ふるさと納税」等の節税方法がありますので、是非チャレンジしてみましょう。

②年収350万の平均月収・平均のボーナスの金額を解説

次は「年収350万の平均月収・平均のボーナスの金額を解説」です。


月々の生活費・住居費を考える際には月収・ボーナスがいくらになるかといった点がとても重要になってきます。

こちらでは年収350万円の一般的なケースを用いて解説していきます。


年収350万円 ボーナスなしの場合

  • 350万円−72万円=278万円
  • 278万円÷12=23.16万円≒23.2万円
  • 手取月収:23.2万円
  • ボーナス:なし

年収350万円 ボーナス2ヶ月の場合
  • 350万円−72万円=278万円
  • 278万円÷14=19.85万円≒19.9万円
  • 19.9×2=39.8万円
  • 手取月収:19.9万円
  • ボーナス:39.8万円

このように手取月収とボーナス額を試算することで月々の収支管理する際に必要な収入情報がわかるようになります。

源泉徴収票等で自身の年収がわかった場合には一度、手取月収・ボーナス額を資産することをオススメします。

③年収350万円の平均貯金額は約190万円

次は「年収350万円の平均貯金額は約190万円」です。


もしもの事態に遭遇した場合に備えて貯蓄をしている世帯も多くあると思います。

ですが、「いくら貯めれば良いのか」「いくらあれば安心なのか」ということがわかり辛くなっています。

2018年にリクナビNEXTで実施した各世帯の貯蓄調査では約190万円という調査結果が出ています。


実際には自身の雇用形態・家族構成によっては前後しますが、目安としては次の貯蓄額を目指すことをオススメします。

  • 正社員の場合      :1ヶ月の生活費×6
  • フリーランス自営業の場合:1ヶ月の生活費×12

少しでも生活の不安が和らぐように目標を持って貯蓄を行いましょう。

年収350万の割合は約17%【年収350万は負け組ではない】


年収350万円の場合、「少ないのか」「多いのか」がわからなくなる場合が多くあると思います。


国税庁が行っている民間給与実態統計調査では年収300万円〜400万円の給与分布は17%となっています。

この数値は全所得分布では最大の比率となっており、年収350万円世帯が最も多くとなっています。


この結果から年収350万円は平均的な所得となっていることがわかります。

年収350万円の男性の場合は16.6%

先ほどは男女を平均した割合を解説しましたが男性の場合は所得平均が高くなっていることから少し比率が下がります。


年収350万円の男性の割合は16.6%となっており、全分布では2番目に多い比率となっています。

1番多い比率は400万円〜500万円です。

このことから男性の場合は年収350万円は少し低い所得世帯となることがわかります。


ですが、年齢によって所得は増減するので、悲観することなく所得アップに取り組んでいきましょう。

年収350万の女性の場合は17.5%

次は女性のケースを解説していきます。

女性の平均給与は子育て世代・パート勤務が多くなっており、男性に比べて低い金額となっています。


年収350万円の女性の割合は17.5%となっており、全分布では3番目に多い比率となっています。

一番多い比率は100万円〜200万円、2番目は200万円〜300万円となっています。

このことから年収350万円は平均より少し多い所得となっていることがわかります。

年収350万のローンや家賃の相場について解説!


生活をしていく上で住宅・車を購入する際にはローン、住居を借りる際の家賃等の多くの出費があります。


このような費用には「相場」があり、相場を知ることで出費を減らすことが可能となります。


こちらでは次の流れに沿って紹介していきます。

  1. 年収350万の住宅ローンの相場は2,900万円程度!
  2. 年収350万のマイカーローンの相場は105万!!
  3. 年収350万の家賃の相場は7万6,000円程度
一つ一つ詳しく解説していきます。

①年収350万の住宅ローンの相場は2,950万円程度!

まずは「年収350万の住宅ローンの相場は2,900万円程度!」です。


住宅ローンを契約する際には年収が重要視されます。

こちらでは年収350万円の場合の住宅ローン借入額相場について解説していきます。


借入額相場を計算する際には100万円あたりの月々の返済金額を用いる必要があります。

通常、住宅ローンは30年または35年で契約することが多くなっておりますので次の表を用います。

金利30年35年
1.2%3,309円2,917円
1.25%3,332円2,940円
1.3%3,356円2,964円
1.35%3,379円2,988円

この表で自身が組む融資期間・金利を選択して100万円当たりの返済額を導きます。


100万円あたりの返済額を導き出した後は次の計算式を利用して、住宅ローン限度額を割り出します。

年収×返済比率÷12÷返済額×1,000,000 

返済比率は「年収に占める住宅ローンの返済額の比率」をいいます。

一般的には30%〜35%が基準といわれています。


わかりやすいように実際に数値を入れて計算していきます。

  • 条件
  • 年収  :350万円
  • 金利  :1.3%
  • 返済比率:30%

350万円×0.3÷12÷2,964×1,000,000=29,520,917≒2950万円

この計算式を利用することで住宅ローンの借入額相場がわかります。

事前に相場を知ることで自己資金準備・住宅購入計画を立てることが可能となります。


住宅購入を検討される際には年収に対する住宅ローン相場を計算することをオススメします。

②年収350万のマイカーローンの相場は105万!!

次は「②年収350万のマイカーローンの相場は105万!!」です。


車が必要な地方の方・車好きの方はカーローンを組むことが多くなります。

カーローンにも住宅ローンと同様に相場があり、事前に相場を知っておく必要があります。


マイカーローンの返済比率は一般的に年収の30%といわれております。

この比率は貸金業法の「総量規制」で規制されており、30%以上の融資は厳しく審査をされることとなります。


この返済比率30%を年収350万円にて計算すると次の通りとなります。

350万円×0.3=105万円

このように年収350万円でマイカーローンを受ける場合の相場は105万円となります。


マイカーを検討する際には相場を理解した上で借り入れを行うことが大切です。

③年収350万の家賃の相場は7万7,000円程度

次は「年収350万の家賃の相場は7万6,000円程度」です。


マンション・アパートを借りて生活をしていく中では家賃が必ず必要となり、個人の生活費では大きな比率を占めることとなります。


一般的に家賃は「収入の3分の1」といわれており、収入が上がるにつれて相場が上がっていきます。

こちらの収入は額面収入ではなく、手取収入で計算することが必要となります。


こちらでは年収350万円の事例に沿って解説していきます。

(350万円−72万円)÷12=23.2万円 23.2万円÷3=7.7万円

このように年収350万円である場合の家賃相場は77,000円となります。


自身の年収に対する家賃相場を知ることで家賃が生活費を圧迫することが少なくなります。

引っ越しをする際・一人暮らしをする際には自身の年収から相場を計算するようにしましょう。

年収350万の生活レベルを解説【家計簿の例を大公開】


ここまではローン・家賃の相場に関して解説してきました。

こちらでは生活レベルについて次の各世帯例別に生活水準・家計簿を交えて紹介していきます。

  1. 独り暮らしの場合
  2. 夫婦二人暮らしで共働きの場合
  3. 年収450万円の場合の生活と比較してみた

各事例の共通条件は次の通りです。
  • 年収  :350万円
  • 手取月収:23万円/人
  • 家賃  :手取の3分の1

事例別に一つ一つ詳しく解説していきます。

①独り暮らしの場合

まずは「一人暮らしの場合」です。


こちらは都内で1人暮らしを想定しています。

実際の生活費は次の通りとなっています。

  • 家賃    :70,000円
  • 食費    :30,000円
  • 光熱費   :10,000円
  • 交際費   :30,000円
  • 日用品費  :10,000円
  • 通信費   :10,000円
  • 趣味・服飾費:20,000円
  • その他雑費 :10000円
  • 貯金    :40,000円
このように1人暮らしで年収350万円ある場合はゆとりある生活を送ることが可能です。
ですが、住居費・趣味等に多くの金額を支払うと生活が苦しくなってしまいます。

住む場所・浪費については自身の収入を見つめ直し、都度判断していきましょう。

②夫婦二人暮らしで共働きの場合

次は「夫婦二人暮らしで共働きの場合」です。


こちらは都内で暮らしている共働き世帯を想定しています。

実際の生活費は次の通りとなります。

  • 家賃    :100,000円
  • 食費    :50,000円
  • 光熱費   :15,000円
  • 交際費   :30,000円
  • 日用品費  :20,000円
  • 通信費   :20,000円
  • 趣味・服飾費:20,000円
  • お小遣い  :50,000円
  • その他雑費 :30,000円
  • 貯金    :125,000円
このように共働き2人暮らし世帯の場合もゆとりある生活をすることが可能です。
ですが、出産・育児によってパートナーの収入が減ることもあるので、住居費用・ローンの契約には慎重になる必要があります。

大きなライフイベントを迎える際には自身の収入から今後のキャッシュフローを試算することをオススメします。

③年収450万円の場合の生活と比較してみた

次は「年収450万円の場合の生活と比較してみた」です。


年収450万円の手取年収は約361万円程度となり、手取月額は約30万円となります。

年収350万円との手取額の差は年間90万円となります。


この数字を見ると大きく見えますが月々にすると75,000円程度となります。

年収が上がったことで高い住居に住み、家賃比率を上げてしまうとこの差はすぐになくなってしまいます。

家賃10万円以下の住居に居住するれば余裕を持った生活ができますが、それ以上の家賃を支払うと生活が苦しくなってしまいます。


年収が増えたからといって、住居費用を上げることなくライフステージに合わせた住居を選択することが大切です。

年収350万円の人のライフイベントについて解説


人生を送っていく中で多くのライフイベントを体験し、多くの出費が必要となる場合があります。


こちらでは年収350万円世帯における次のライフイベントを事例に紹介していきます。

  1. 年収350万だと子どもの教育費を払うのは厳しい
  2. 年収350万でも結婚は可能【共働きを視野に入れよう】
一つ一つ詳しく解説していきます。

①年収350万だと子どもの教育費を払うのは厳しい

まずは「年収350万だと子どもの教育費を払うのは厳しい」です。


多くの子育て世帯では「教育費」について不安に思われている世帯が多く見受けられます。

文部科学省の調査では幼稚園〜高校までの間に小学校〜高校を私立として場合には417万円もの学費がかかります。


また、大学に進学することで250〜500万円程度の学費が必要となり、総額で600万円〜1000万円の学費が必要になります。


年収350万円世帯の平均貯蓄額の190万円であることを考えると私立・大学への進学は非常に厳しいものとなります。

何も対策することなく生活をしていると学費の問題で子供の進路を左右してしまうこととなります。

このような事態にならないように事前に学資保険ジュニアNISA等を活用し、対策を練ることが重要です。

②年収350万でも結婚は可能【共働きを視野に入れよう】

次は「年収350万でも結婚は可能【共働きを視野に入れよう】」です。


先ほどは「教育費」のついての不安に解説してので、結婚・子育てに大きな不安を持たれたかもしれません。

こちらでは年収350万円の世帯の結婚生活について解説していきます。


冒頭でも触れた通り年収350万円は全世帯において一番多い比率を占めています。

なので、収入が少なく生活ができない水準ではありません。


また、現在では共働き世帯が増えており、共働きをすることで世帯年収を1.5倍〜2倍にすることが可能となります。

自身の年収が低いことで結婚に悲観的になることなく、しっかりとパートナーと話し合い、良い家庭を築いていきましょう。

年収350万の人におすすめの収入のあげ方3選


年収350万円では子供の教育費・生活費に余裕がなく、贅沢ができない状態となることが多くあります。

そんな場合には収入を上げることでより豊かな生活を送ることができます。


収入を上げる方法としては次の方法があります。

  1. 社内で出世する・昇給する
  2. 年収の高い業界に転職する
  3. 副業を始める
こちらでは一つ一つ詳しく解説していきます。

➀社内で出世する・昇給する

まずは「社内で出世する・昇給する」です。


会社員・公務員をしている場合は副業をすることが難しくなります。

そんな場合には勤めている会社で出世・昇給を目指すことが近道となります。


日本の企業では年齢によって昇格・昇給する制度が浸透しているので、日々の業務に真摯に

取り組み、長く勤めることで人事評価を高くすることが可能となります。

20代などで収入に不安がある場合には会社規則にある人事評価などを確認し、どの年齢になるとどれぐらいの収入になるか確認してみましょう。

②年収の高い業界に転職する

次は「年収の高い業界に転職する」です。


先ほどの述べた通り会社員・公務員の場合は出世・昇給をすることで確実に年収増加を見込めます。

ですが、年収を増加させる際には多くの時間を要してしまいます。


「社内での出世か難しい」「時間を短縮したい」といった方には転職がオススメです。

転職することで同業界であっても年収を増加させることが可能です。

また、年収が高い業種に転職することで時間をかけることなく、高年収を手に入れることが可能です。


ここで注意が必要な点は自身を採用することで企業にどんなメリットがあるかセールスが必要となる点です。

転職の際には年齢経験スキルが問われるので、事前にスキルアップ・スキルの整理をする必要があります。

そういった内容を客観的に見たい場合は「転職エージェント」等に依頼してみましょう。


年収の高い業界は高いスキル・ポテンシャルが必要となるので、日頃から自分磨きを行ってチャレンジしていきましょう。

③副業を始める

次は「副業を始める」です。


本業でなかなか稼ぐことが出来ずに悩まれてる方にオススメの方法が「副業」です。

副業と聞くと怖いイメージを持たれる方がいらっしゃると思いますが、そんなことはありません。

本業を持ったまま副業をすることで月々の収入は大幅に増加し、生活が楽になることが多くあります。


代表的な副業には次の職種があります。

  • Webライター
  • Webデザイナー
  • せどり
  • ブログ運営
  • 動画編集
このように副業には様々な種類があり、自身の得意を販売することが可能です。

公務員に関しては法律で副業を禁止されているので、注意が必要です。
現在では副業を解禁している企業も多くありますので、一度チャレンジしてみることも視野に入れていきましょう。

年収350万の人におすすめの貯金の増やし方


本記事で述べた通り年収350万円世帯に平均貯蓄額は190万円となっています。


生活を送っていく上では急な出費があり、現状の貯金額では不安を感じる方も多くいらっしゃると思います。

収入を変えずに貯金を増やすには次の方法があります。

  • 固定費を減らす
  • 浪費を減らす・無駄な出費を削減する
  • クレジットカードを使わない
このように貯金を増やすには多くの方法があります。

こちらでは一つ一つ詳しく解説していきます。

➀固定費を減らす

まずは「固定費を減らす」です。


生活をしていく中の出費で多くを占める費用が「固定費」です。

一度、固定費を下げることで今後の生活に掛かる費用が大幅に削減することができ、節約できたお金を貯金に回すことが可能となります。


生活をしていく上の代表的な固定費は次の通りです。

  • 家賃
  • 水道光熱費
  • 通信費
  • 生命保険
この費用を削減することで月々では少額でも年間では多くの金額を貯金することが出来ます。

現在では「電気・インターネット・保険」に関して多種多様な契約形態・会社があります。
各社のプランを比較することで多くの固定費を削減できます。

家計を見直す際には食費・娯楽費等の変動費に目を向けがちですが、固定費を削減することで生活水準・生活満足度を下げることなく、貯金ができます。
自身の固定費を見直しを行い、月々の収支を改善していきましょう。

②浪費を減らす・無駄な出費を削減する

次は「浪費を減らす・無駄な出費を削減する」です。


生活をしていく上では必要のない「趣味・娯楽」に関する出費が多くなると生活が苦しくなってしまいます。

このような無駄な出費を減らし、貯金をすることで貯金額を増加させることが出来ます。


浪費は気付かないうちにしている場合があるので、家計簿を活用して自身の出費がいくらあるかを把握するところから始めます。

浪費額を把握した後は月々の予算を決め、その中でやりくりするようにしましょう。


注意点としては、浪費を「ゼロ」をしてしまうとストレスが溜まり、さらに浪費が進んでしまう場合があります。

浪費は適切に予算を決め、ストレスなく取り組める範囲で行いましょう。

③クレジットカードを使わない

次は「クレジットカードを使わない」です。


クレジットカードは便利な反面、現金で支払っていないことから予算額を超えて買い物をしてしまうケースが多くあります。

クレジットカードで買い物した場合にお金を使い過ぎてしまう方は利用しないことをオススメします。


現在では支払った金額をリアルタイムでアプリで管理できるクレジットカードもあります。

利用した金額を覚えておく自身がない場合は買い物の都度、アプリで使用額をチャックするようにしましょう。

年収350万の手取額・生活レベルまとめ

年収350万円の手取額・生活レベルについて解説していきましたがいかがでしたでしょうか。


今回の記事のポイントは

  • 年収350万円の手取額は278万円
  • 年収350万円は低くないが、贅沢は出来ない
  • 子育て・結婚をする際にはライフプランニングが大切

でした。


年収350万円といっても全てが自身の手に入る訳ではありません。

手取り年収が低くなってしまうと生活が苦しくなってしまいますが、年収350万円は決して低くありません。

子育て・結婚等のライフイベントを迎えた際に生活が苦しくならないようにしっかり計画をし、貯金をしていきましょう。

この記事で皆さんの生活が少しでも良くなれば幸いです。


マネーキャリアでは、他にも読んでおきたい保険に関する記事が多数掲載されていますので、ぜひご覧ください。