年収900万の手取りは?生活レベルからおすすめの資産運用まで解説のサムネイル画像

▼この記事を読んで欲しい人

  • 年収900万の手取り額と計算方法が知りたい人
  • 年収900万の生活レベルやローンの相場が知りたい人
  • 年収900万の人で将来に金銭的な不安がある人
▼この記事を読んでわかること

  • 年収900万の手取り額と計算方法について
  • 年収900万の生活レベルやローンの相場について
  • 年収900万の暮らしのコツや節約方法について

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内容をまとめると

  • 年収900万の方の手取り額は652万!
  • 年収900万の方の生活レベルやローンの相場を実際の家計簿をもとに解説
  • 年収900万の方が年収を上げる方法や節約方法について徹底解説
  • 今の時代年収900万でもライフプランが形成されていないと将来お金に困ることになる 
  • ライフプランに関する相談はお金のプロであるFPに相談すべき
  • FP相談で迷ったらマネーキャリアがおすすめ

「年収900万の手取り額はいくら?」「年収900万の生活レベルやローンの相場は?」このような疑問を持っている方は多いでしょう。そこで本記事では、年収900万の手取り額、年収900万円の生活レベルやローン、家賃の相場、年収900万円の割合を解説しました。

記事監修者「谷川 昌平」

この記事の監修者谷川 昌平
フィナンシャルプランナー

東京大学の経済学部で金融を学び、その知見を生かし世の中の情報の非対称性をなくすべく、学生時代に株式会社Wizleapを創業。保険*テックのインシュアテックの領域で様々な保険や金融サービスを世に生み出す一歩として、「マネーキャリア」「ほけんROOM」を運営。2019年にファイナンシャルプランナー取得。

この記事の目次

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年収900万の手取り額は?年収900万の生活レベルは高い?低い?

こんにちは、マネーキャリア編集部です。


先日、20代男性からこんな質問をいただきました。

年収900万円だと、実際どれくらいの生活を送れるのでしょうか。

厚生労働省の調査によると、日本人の平均年収は459万円とされています。 


この調査からは、年収900万円の人は日本人全体においてかなり珍しいと言えます。


この記事では、年収900万円の方が実際に日本人でどれくらいいるのかということも含めて、 

  • 年収900万の手取り額とは? 
  • 年収900万の割合はどれくらい? 
  • 年収900万円の生活レベルを解説! 
  • 年収900万円稼げる職業はどれ! 
  • 年収900万の人が年収を増やすためにするべきこと 
  • 年収900万の人が今すぐやるべき節税方法3選 
  • 年収900万円の人におススメの節約方法3選 
  • 年収900万のローンや家賃の相場とは? 
  • 年収900万の方に持ってほしいただ一つの意識 

について紹介していきたいと思います。

年収900万の手取り額は652万円【計算方法を解説】

まずはみなさんが一番気になるであろうところの手取り額について見てみましょう。


結論から先に言うと、手取り額は652万円となっています。


その内訳をここから説明します。


ざっくりいうと、

  • 年収900万の所得税・住民税・社会保険料の合計は283万円
  • 年収900万の平均月収(手取り)は48万円
  • 年収900万の平均のボーナス額は97万円
  • 年収900万の平均貯金額は1723万円!中央値は1130万円!
という流れで説明します。

年収900万の所得税・住民税・社会保険料の合計は283万円

まずは所得税住民税社会保険料の計算方法です。


所得税は累進課税制度が適用されているので、所得が大きければ大きいほど税金も大きくなります


年収900万だと、実際の給与所得額は

900万ー195万=7,050,000円

となります。


基礎控除が48万円なので所得総額は

7,050,000ー48万=6,570,000円

となります。


そこに所得税をかけると、

6,570,000×0.20=1,314,000円

ということが分かります。


そこから控除額の427,500円を引くと、

1,314,000円ー427,500円=886,500円

となります。


さらに復興特別所得税(一律2.1%)というのが現在では適用されているので、さらに、

886,500円×2.1%=18,616円

追加で徴税されます。


ということで、所得税の合計は905,116円になります。


住民税は所得割・均等割りの2種類に分かれていて、それぞれ10%、均等割は5000円となっています。


まず課税所得から基礎控除額43万円を引くと

7,050,000ー430000=6,620,000円

そこに税率10%をかけると

6,620,000×10%=662,000円

となるので、そこに5000円を足して住民税の合計は667,000円になります。


最後に社会保険料は14%なので、

900万×14%=1,260,000

となります。


これより、所得税・住民税・社会保険料をすべて足した税額は2,832,116円、約283万円になることが分かりました。

年収900万の平均月収(手取り)は51万円

計算により所得税・住民税・社会保険料の総額が283万円になりました。


つまり、年収900万円の手取りは

900万ー283万=6,170,000円

となります。


ここから12で割ると、平均月収(手取り)は

6,170,000円÷12=514,166円


となるので、平均月収(手取り)は約51万円ということが分かりました。

年収900万の平均のボーナス額は102万円

ボーナス額は平均して月収の2倍が目安となっているので、

514,166円×2=1,028,333円


となり、ボーナス額は約102万円であることが分かりました。

年収900万の平均貯金額は1723万円!中央値は1130万円!

結論から言うと、年収900万円の平均貯金額は1723万円です。


また、中央値は1130万円となっているので、どちらにしても、これくらいあれば、キャッシュでも車を買えるでしょう。


それ以外にも、住宅ローンを組んで、ある程度までなら買うことが可能です。

年収900万の割合は全給与所得者の1.9%

年収900万円の方の手取り・ボーナス・貯蓄額は以上の通りでした。


やはり900万円にもなると、額も相当のものになることが確認できました。


そんな生活を誰しも送りたいと思うことでしょう。


そこでここからは年収900万円の方がいったいどれくらいいるのか、

  • 年収900万の男性の割合は日本人男性の2.8%
  • 年収900万の女性の割合は日本人女性の0.4%
  • 世帯年収900万の割合は全世帯の4.2%
  • 年収900万に不満を感じていない人は83%
の4つにわけて紹介します。

年収900万の男性の割合は日本人男性の2.8%

まず年収900万の男性の割合は2.8%です。


後述するのですが、女性よりもはるかに高い数字となっています。


その理由として、どうしても男性の方が年収の高い職業に就きやすいという悲しい現実が挙げられます。


男女雇用機会均等法が叫ばれていますが、なかなか実践できていないというのが現状です。


日本人全体の平均年収が460万円というデータと合わせると、やはり年収900万円というのはごく少数の人たちということが分かりました。

年収900万の女性の割合は日本人女性の0.4%

年収900万の女性の割合は0.4%です。


この結果からわかるように、年収900万の女性はかなり少ないです。


その理由は先述したように男女の不平等に加えて、女性の場合は結婚と同時に退職してしまうケースが多いことが挙げられます。


昨今では育休からの職場復帰ができる企業が増えてはいますが、やはり全体的な割合で言うと、仕事を続ける人が少ないことが想定されます。

世帯年収900万の割合は全世帯の4.2%

しかし全世帯の割合で言うと4.2%になります。


なぜ男女個別で見た割合より上昇するのかというと、「世帯」となっているためです。


夫婦のどちらかが年収900万円あればいいので若干ですが上昇するのです。


さて4.2%ということで、単純計算すると25世帯に1世帯が900万円の世帯ということになります。


学校で言うと一クラスに一人は年収900万円の世帯ということになります。


年収900万に不満を感じていない人は83%

年収が900万円もあると、不満を感じないで生活できると思われるかもしれませんが、実際は違うようです。


2018年にリクナビNEXTが行った調査によると、年収900万に不満を感じていない人は83%となっています。


逆に言うと、17%の人が不満を感じているということです。


この結果をどう見るかは人によりますが、個人的な意見として、年収900万円あっても生活に満足しない人がいることが驚きでした。


理由については明らかになっていませんが、おそらくより高額な年収を欲しているためでしょう。


あくなき向上心を持っている人が一定数いることが想定されます。

年収900万円の生活レベルを解説!【家計簿を大公開】

ここまでの情報から年収900万円の割合はかなり少ないことが分かりました。


そのため、年収900万円の生活にあこがれを持つ方は少なからずいることでしょう。


いったいどういう生活をしているか気になるところだと思います。


ということで、ここからは年収900万円の生活レベルについて具体的に、

  • 年収900万で独身の場合
  • 年収900万で夫婦二人暮らしの場合
  • 年収900万で夫婦二人+子供1人の場合
に分けて紹介していきます。

年収900万で独身の場合

まず年収900万円で独身の場合ですが、自分一人ですべてのお金を使えるので、かなり生活にゆとりがあります。


手取り51万円、年収900万円の独身の生活費をシミュレーションしてみます。


ジャンル費用
家賃15万円
食費8万円
水道光熱費15,000円
通信費3万円
交際費4万円
日用品代7万円
被服費3万円
車維持費25,000円
保険料2万円
その他2万円
合計40万円


合計が40万円になり、残りは11万円となりました。


これを貯金に回せば、一年で124万円も貯蓄できます。


これだけお金を使っても十分貯蓄できるので、贅沢な暮らしをしながらでも将来のことを考えた生活ができます。

年収900万で夫婦二人暮らしの場合

次に年収900万円で夫婦二人暮らしの場合ですが、独身よりも使える費用に制限がかかります。


同様に手取り51万円、年収900万円の独身の生活費をシミュレーションしてみます。


ジャンル費用
家賃15万円
食費7万円
水道光熱費3万円
通信費4万円
交際費2万円
日用品代3万円
被服費 2万円
車維持費2万円
保険料25,000円
その他3万円
合計435,000円


夫婦の場合は、自分のために使えるお金が少なくなってしまいます。


また、子どもが欲しい夫婦の場合はそのためにさらに貯金が必要となるので、ますますお金を節約しなければいけません。

年収900万で夫婦二人+子供1人の場合

次に年収900万円で夫婦二人+子供1人の場合ですが、夫婦だけよりもさらに使える費用に制限がかかります。


同様に手取り51万円、年収900万円の独身の生活費をシミュレーションしてみます。


ジャンル費用
家賃13万円
食費5万円
水道光熱費25,000円
通信費3万円
交際費2万円
日用品代1万円
被服費3万円
教育費4万円
車維持費15,000円
保険料4万円
その他2万円
合計41万円


ここでは幼い子どもを想定しましたが、成長すればより多くのお金が必要になります。


それに備えて少しでも奥の貯金をしなければならないので、他の場合と比べるとかなり生活費を切り詰めています。


以上より、いくら年収900万円でも、やはり扶養家族が増えれば増えるだけ生活レベルを落とさなければいけないことが分かりました。  

年収900万円稼げる職業を紹介!

さて、ここからは年収900万円を稼げる職種を紹介していきたいと思います。


一覧にすると、

  • 大学教授
  • 大学助教授
  • 記者
  • 格安航空会社のパイロット
  • 医師
  • 弁護士
です。

もちろんこの職種以外でも年収900万円の人はいるかと思いますが、一般的に大多数の人が稼いでいるということからこれらの職種になりました。

どれにも通用することですが、就職してすぐに年収900万円稼げるわけではありません。

スキルや経験を持っている人に限り、年収900万円になります。

年収900万の人が年収を増やす方法

ここまでにお伝えしたことより、年収900万のだいたいのイメージをつかめたかと思います。


では今度は年収900万円の方で、今の暮らしに満足していない人がもっと年収を増やす方法を紹介します。


具体的に、

  1. 資産運用をする【年収900万におすすめの資産運用3選】
  2. 今の会社で出世・昇給をする
  3. 稼げる業界・職種に転職をする
  4. スキルを身につけて副業をする
の4点を紹介します。

どれも決して難しいことではないので、一度検討してみてはいかがでしょうか。

➀資産運用をする【年収900万におすすめの資産運用3選】

まず一つ目は資産運用することです。


資産運用として、

  • イデコ
  • 積立NISA
  • 財形貯蓄制度
の3点を紹介します。

イデコ

将来のために毎月掛け金をかけて、老後の年金を確保する制度のことです。

運用によって得られた利益は非課税であることが特徴です。

また掛け金は所得控除の対象となるので、節税につながります。

積立NISA

銀行口座から毎月少額を引き落とし、投資信託に掛け金として回す制度のことです。

最大20年まで利益は非課税です。

長期で利益をもたらすことが目的なので、すぐに利益をもたらすことは期待できません。

財形貯蓄制度

会社からの給与を特定の金融機関に積立する制度のことです。

この積立金を利用して、ローンの資金に充てることができます。

正当な制度ですので、安全性が高く、メリットの大きい制度です。

②今の会社で出世・昇給をする

次に一般的に給料を上げるための方法と考えられることが出世・昇級です。


会社において自分の地位を高め、それに付随して給料を上げることができます。


日本は終身雇用制度が基本となっているので、一つの会社に長年勤めていれば自然と達成できることでしょう。


もちろん、自身の評判や実績も必要となるので、気を抜くことなく努めることが大事です。

③稼げる業界・職種に転職をする

そのほかに、より稼げる業界・職種に転職するという手段もあります。


現在では転職サービスが豊富になってきており、自分一人でも簡単に転職に挑戦できるようになりました。


転職に伴い、資格の勉強やその時間が必要となることがあるので、自分に厳しくできる人は目指してみるといいでしょう。


会社には申し訳ない気持ちになるかもしれませんが、一つの会社ではどうしても限界が見えてしまっているので、転職によって心機一転をしてみてはいかがでしょうか。

④スキルを身につけて副業をする

最後に紹介するのは、スキルを身につけて副業をすることです。


副業によって、今まで通り本業をしながら、年収を上げる子とができます。


以前までは副業が認められないところがほとんでしたが、最近では副業も認められる会社が増えてきました


副業の種類としては、

  • ユーチューバー
  • 動画編集
  • ハンドメイドの物品販売
  • せどり
などがあります。

どれの職種も当然ながらスキルが必要となります。

仕事以外の時間にコツコツと身につけるのがおすすめです。

年収900万の人が今すぐやるべき節税方法3選

次に年収900万円の方におすすめな節税方法について、

  1. ふるさと納税
  2. 生命保険料控除・地震保険料控除
  3. 住宅ローン減税
の3点紹介したいと思います。

➀ふるさと納税

まず一つ目がふるさと納税です。


ふるさと納税をすることで、現地の名産品を受け取ることができるとともに、所得控除を受けることができます。


特定の地域を応援にもなるので、一石三鳥のメリットを受けることができます。


なかなかふるさとに戻れないという方でも、ふるさと納税を利用すれば、つながりを保つことができます。


もちろん、名産品目当てで全然知らない地域を選ぶことも可能ですので、気軽に利用してみてはいかがでしょうか。

②生命保険料控除・地震保険料控除

生命保険料を払いすぎていると感じた場合には、生命保険料控除を申請するとよいでしょう。


払い込んだ生命保険料に応じて所得控除ができる制度で、節税につなげられます。


また、地震保険料控除という制度もあります。


平成19年に新設された制度で、地震災害に備える保険の料金に応じて所得控除ができる制度で、これも節税につなげられます。

③住宅ローン減税

最後に住宅ローン減税という制度です。


住宅ローン減税、または住宅借入金等特別控除とは、住宅ローンの金利の負担を軽減する制度です。


具体的にいうと住宅ローン残高の1%が、最長13年間還付される制度です。


年末調整・確定申告で申請することが可能です。


いくつかの条件はありますが、住宅ローンの金利で悩む方には非常に嬉しい制度ですので、一度検討してみるのがおすすめです。


年収900万円の人におススメの節約方法3選

ここまではおすすめの節税方法について紹介しました。


ここからはそもそもの節約方法について紹介します。


具体的に、

  1. 家計を見直して無駄を減らす
  2. 固定費を減らす
  3. 浪費をなるべく少なくする
の3点紹介します。

➀家計を見直して無駄を減らす

まず家計を見直して無駄を減らすことが肝心です。


まず抑えたいのが携帯電話などの通信費です。


自分の使用方法にあったプランを選択してないと、余分にお金を支払ってしまうことになります。


今一度見直してプランを変更してみるとよいでしょう。


そのほかにも、食費を抑えることが挙げられます。


外食ばかりという人は、数日に一度でも自炊に替えてみるだけでも大きく食費を抑えることができます。


このように、家計を見直すことで確実にお金の節約に結びつけられます。

②固定費を減らす

次に固定費を減らすことも大切です。


一番イメージしやすいのが、水道光熱費でしょう。


特に一人暮らしの方の場合は、あまり多く使用しないと思われるので、基本使用料が安いプランにするとぐっと節約することができます。


大人数で暮らすという方の場合でも、ガスとセットで契約すると安くなるサービスも用意されているので、一度検討してみてはいかがでしょうか。


③浪費をなるべく少なくする

最後に浪費をなるべく少なくすることです。


先に挙げた食費はもちろん、交際費や日用品代など減らせるところはとことん減らしていくと節約につなげられます。


浪費を少なくするために最適な方法は家計簿をつけることです。


お金の動きをグラフ化することで、家計の見直しにつながることができます。


最近ではスマホで自動で家計簿をつけてくれるアプリもあるので、家計簿と縁がなかった方でも気軽に挑戦できるようになりました。


無駄なお金を省いて、なるべく多くの貯蓄を増やせば、より多くのお金を手に入れることができます。

年収900万のローンや家賃の相場を解説!

ここからは年収900万円のローンや家賃の相場を、

  • 年収900万の住宅ローンの相場は8,000万円程度!頭金の目安は477万円!
  • 年収900万のマイカーローンの目安は270万円から360万円
  • 年収900万の家賃の相場は18万から19万円
の順で紹介したいと思います。

年収900万の住宅ローンの相場は8,000万円程度!頭金の目安は477万円!

住宅ローンでは、「返済負担率」を参考に決めます。

年収900万円の場合は、35%以下が目安となっていますが、比較的負担の少ないように平均の21.7%を設定すると、

900万×21.7%=1,953,000円

程度が年間の返済額の目安となります。

これを以下の条件でシミュレーションします。
  • 金利1%
  • 返済期間35年
  • 元利均等返済
そうすると、約4770万円が住宅ローンの相場となります。

また、頭金は利率は10~20%が目安となっているので、10%とすると、

4770万×10%=477万円

が頭金となります。

年収900万のマイカーローンの目安は270万円から360万円

マイカーローンの目安は30~40%となっています。


そのため、年収900万円の場合は、270万~360万円となっています。


この金額で購入できる車は、

  • トヨタ SAI
  • 日産 スカイライン
  • スズキ ランディ
  • マツダ アテンザセダン
  • ホンダ アコードハイブリッド
  • スバル BRZ
  • ミツビシ デリカD:5
  • アルファロメロ(イタリア) ジュリエッタ
です。

年収900万の家賃の相場は18万から19万円

家賃は年収の25%以下が目安となっているので、年収900万円の場合、

900万×25%=225万円

程度が目安となります。


これを月額にすると、

225万÷12=187,500円

が家賃の相場となります。


つまり、家賃は18~19万が目安です。


ただ、これは借主が独身か家族かどうかで大きく変わるので、自分の状況に当てはめて計算するのがおすすめです。

年収900万は「ブランド志向」「自分は高給取り」という意識を捨てよう

ここまで見たように、年収900万円といえども、余裕のある生活を送れるわけではないことを理解していただけたと思います。


そこで、ご自身が年収900万円という人は、あまり収入を過信しすぎないことが必要です。


過信して無理のある生活を続ければ、年収900万円でも破綻してしまう恐れがあります。


あくまで「ブランド志向」「自分は高給取り」という意識を捨てることが必要となります。

年収900万の手取りや生活レベルまとめ

ここまでは年収900万の手取りや生活レベルについて見てきました。


この記事のポイントは、

  • 年収900万だと、所得税・住民税・社会保険料の税額がかなり大きい
  • 年収900万の割合はかなり少ない
  • 年収900万円では、独身でない限りは贅沢な暮らしはできない
  • 年収900万円だと稼げる職業は限られる
  • 年収900万の人が年収を増やすためには副業するべき
  • 年収900万の人なら、各種所得控除を検討するべき
  • 年収900万円の人でも浪費は防ぐべき
  • 年収900万のローンや家賃でも限界はある
  • 年収900万は「ブランド志向」「自分は高給取り」という意識を捨てよう
でした。

年収900万円の生活についてかなりイメージできたかと思います。

年収900万円より低い年収の方も、年収900万円の方も、この記事を参考に現在の生活レベルを向上することを願います。