NISAで100万円運用したら10年後いくらに?シミュレーションを紹介のサムネイル画像
・NISAで100万円を運用したら10年後はいくらになる?
・NISAで失敗しないためのポイントは?

このようなお悩みをお持ちではないでしょうか。

<結論>
100万円を10年間運用した場合のシミュレーション結果は、利回り5%なら運用益は約63万円、総資産額は163万円です。

NISAで増やすためのポイントには、2つの投資枠を使い分けることと、資産と時間を分散させることがあります。

NISAで運用する際の注意点として、損失が出ても損益通算できないことや、売却してもすぐには投資枠が戻らないことなどが挙げられます。

この記事では、100万円の運用シミュレーションをより詳しく行うほか、NISAを増やすコツや注意点を解説します。

目標利回りごとの金融商品の選び方も紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
井村FP

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家計に合わせた積立額の決め方や、リスク許容度に合わせた金融商品の選び方など、個別のお悩みに具体的にアドバイスしてくれるため、自信を持って決定できるでしょう。


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この記事の監修者「井村 那奈」

この記事の監修者 井村 那奈 フィナンシャルプランナー

ファイナンシャルプランナー。1989年生まれ。大学卒業後、金融機関にて資産形成の相談業務に従事。投資信託や債券・保険・相続・信託等幅広い販売経験を武器に、より多くのお客様の「お金のかかりつけ医を目指したい」との思いから2022年に株式会社Wizleapに参画。
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この記事の目次

NISAで100万円を10年運用するとどうなる?シミュレーションで解説

NISAを始めるかどうか迷っている人や、始めたばかりの人にチェックしてほしいのは、100万円を10年運用するとどうなるのか、というシミュレーションです。


ここでは、想定利回りごとにどれくらい資産が増やせるのかをシミュレーションし、目標利回りごとの投資商品の傾向も解説します。

井村FP

ここで紹介する運用益などの情報はあくまでもシミュレーションで、将来の資産額を保証するものではありません。


ただし、目安として利回りごとの運用益を知っておくことで、資産運用の方向性が決まったり戦略が立てやすくなったりするでしょう。

どれくらい増える?利回り別にシミュレーション

100万円を一括投資した場合、年利3%、5%、7%で運用すると運用益はいくらになるかシミュレーションしてみました。


想定利回り(年利)10年間の運用益10年後の総資産額
3%約34万円約134万円
5%約63万円約163万円
7%約97万円約197万円


利回りが高ければ10年間で倍近く資金を増やせる可能性もあります。

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利回り7%で運用すると、10年で資産が倍になります。


運用益を再投資する方法で年利7%を維持できれば、10年ごとに資産は倍に増えていくでしょう。

この利回りを目指すならどんな商品を選ぶべき?

では、3%、5%、7%の利回りを目指すならそれぞれどんな商品を選べばいでしょうか。ここでは代表的な金融商品を紹介します。


 想定利回り主な投資対象 リスク水準
年利3%国内債券型ファンド
バランスファンド(債券多め)
★☆☆(低)
年利5%インデックスファンド
(全世界株式/米国株式)
★★☆(中)
年利7%米国株式のアクティブファンド
NASDAQ100連動ETFなど
★★★(高)
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目標とする利回りが高いほど、リスクが高い金融商品を選ぶ必要があります。


自分のリスク許容度に合わせて、3種類のリスク水準の金融商品を組み合わせて購入する方法をおすすめします。

NISAは「長期運用」が大前提

NISAは基本的に長期運用を前提とした投資です。新NISAの非課税期間は無期限で、10年間は「中期」とされる期間です。


運用益を再投資することで得られる複利効果を最大限に生かすには、20年、30年と長期的に保有することが重要といえます。

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短期的な利益を狙うと、株価変動によって資産額が減るリスクが大きくなってしまいます。暴落があっても、長期的に運用することで総資産額をプラスにすることを狙っていきましょう。


NISAの運用方法や、金融商品の選び方について迷った場合にはFP相談で個別のアドバイスを受けるのがおすすめです。


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NISAで100万円投資しても大丈夫?10年後どうなるか不安な人はFPに相談しよう

NISAでの投資を始めたいけど、将来どうなるかが不安で踏み出せない人も多いかもしれません。一気に100万円投資する必要はなく、まずは月1万円といった少額から始めるのもおすすめです。


NISAを始める前にNISA制度への理解と、自分のリスク許容度に応じた計画をしてみましょう。

井村FP

自分のリスク許容度を客観的に知りたい場合には、FP相談の活用が最適です。


マネーキャリアのFPなら、ライフプランを踏まえた資産形成の方法についてアドバイスしてくれるため、NISAにとどまらないお金の悩みをまるごと解説できます。


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100万を10年後に増やすためのNISA活用術3選

シミュレーションや体験談を参考にすることも大切ですが、実際に資産を育てるには具体的な行動が不可欠です。

ここではNISAで効率的に100万円の運用を行うために、今からできる見直しや工夫を3つ紹介します。

  • 2つの投資枠を使い分ける
  • 資産と時間を分散する
  • 積立額や投資タイミングを見直す

2つの投資枠を使い分ける

新NISAには「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の2種類があり、それぞれに向いている使い方があります。 


つみたて投資枠では、毎月一定額をコツコツ積み立てることで長期で安定した資産形成を目的としています。


一方、成長投資枠はアクティブファンドや個別株などを一括で購入でき、リスクは高いものの目標リターンを高めることも可能になる投資枠です。 

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つみたて投資枠は年間120万円、成長投資枠は年間240万円が上限で、総投資額は1800万円までが非課税となります。


100万円を目標として投資する場合には、片方でも併用でも年間の枠内に収められるため、目標にするリターンの額や投資方法によって使い分けてみてください。

資産と時間を分散する

NISAで資産を増やすうえで欠かせないのは分散投資です。


特定の銘柄に集中させず、複数の金融商品を購入することでリスクを分散させる方法です。


例えば、100万円を国内株だけに投資している場合には、一部を全世界株や債券ファンドに振り分けることで価格変動の影響を軽減できるでしょう。

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銘柄だけではなく、購入時期も分散させることでリスクを回避できます。


一括購入するよりも、毎月同じ額を積み立てて購入することで価格変動の影響を受けにくくなり、タイミングによる失敗が少なくなるでしょう。

積立額や投資タイミングを見直す

思ったように資産が増えない原因として、「積立額が少なすぎる」「買うタイミングを逃している」とった点が挙げられます。


毎月5,000円では10年間積み立てても元本は60万円にとどまります。家計に余裕があれば月1万円、2万円と増額することで資産の伸びも加速するでしょう。


一括投資している人の場合には、相場が大きく下がったときに少額でも買い増しするなど、購入タイミングを柔軟に変える工夫ができます。一度売却して投資枠が復活してから再投資することも検討してみてください。

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投資初心者の人は、積立額を増やしたり投資のタイミングを考えたりすることを負担に感じるかもしれません。


NISAの投資額や購入タイミングで迷ったら、マネーキャリアのFPに相談してみてください。家計に合わせた最適な積立額の決め方もアドバイスしてくれます。


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100万円を運用する前に押さえておきたいNISAの注意点3つ

NISAは運用益が非課税という強力なメリットがある一方で、通常の課税口座とは異なるルールも多くあります。

始めてから戸惑うことがないように、NISA制度特有の注意点を3つにしぼって解説します。

  • 損失が出ても損益通算できない
  • 商品の選択肢は投資枠によって異なる
  • 売却しても投資枠はすぐに戻らない

損失が出ても損益通算できない

損益通算とは、1年間の所得と損失を合算することで支払う税金を軽減できる制度です。


新NISAでも、NISA口座内で出た損失は他の口座や所得との損益通算や損失の繰り越し控除はできません


例えばNISAで10万円の損失が出ても、特定口座で得た利益と相殺できないため、課税額の調整は不可能です。NISA口座内で損失を出すとデメリットしかないため、過度なリスクを取らない投資計画が必要といえます。

井村FP

損益通算ができる所得には不動産所得や事業所得、譲渡所得などがあります。


給与所得は損益通算できないため、他の株式や不動産投資などの所得がない人は考慮する必要はないでしょう。

商品の選択肢は投資枠によって異なる

年間120万円までのつみたて投資枠では、金融庁が設定した基準を満たす長期運用向けの投資信託のみが対象です。信託報酬と呼ばれる手数料が比較的低く、売却と購入を頻繁に行わない設計の商品が中心になっています。


一方で、成長投資枠では、個別株やETF、REITなども購入できることになっていて、より幅広い選択肢があります。


どちらの枠をどう使うかで、選べる商品に違いがある点に注意しましょう。

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投資初心者の方におすすめなのは、信託報酬が低い金融商品をつみたて投資枠で毎月同じ額ずつ購入し続けることです。


同額購入を続けることでリスクを分散させ、長期投資の恩恵を受けやすくなります。

売却しても投資枠はすぐに戻らない

総額1800万円の非課税投資枠を使い切ってしまったら、リバランスするには売却と購入が必要になります。


新NISAでは、売却した金融商品の購入金額分は翌年以降に非課税投資枠が復活するため、再購入までに冷却期間が生じます。


すでに1800万円の枠を使い切っている場合、成長投資枠で100万円分の株式を売却しても、翌年以降にならないと購入はできません。

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新NISAで多額の投資をする人向けの情報ではありますが、非課税投資枠の上限1800万円や回復タイミングを意識しながら運用戦略を立てる必要があります。


新NISAの使い方や運用方法で迷ったら、マネーキャリアのFPに相談してみてはいかがでしょうか。金融商品の選び方や運用方法について自信をもって決定できます。


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NISAで100万円を増やしたい人はマネーキャリアと投資戦略を立ててみませんか?

NISAで100万円をどう運用するか、最適な方法は個人の資産状況やリスク許容度など、さまざまな要素で決まります。


10年後にどうなるか、自分に合った方法を探そうと思ったらまずはマネーキャリアに相談してみてください。シミュレーションや体験談を踏まえた具体的なアドバイスが受けられます。

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マネーキャリアでは、相談可能ジャンルが幅広いため、家計やライフプランに合わせたNISAの投資戦略を立てられます。


他の資産形成の選択肢なども含めて、トータルでアドバイス可能で、お金の悩みをまとめて解決できるのが嬉しいポイントです。


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【まとめ】10年後に100万円を増やすにはNISA制度の理解と戦略が大切

NISAで100万円を10年間運用すると、利回りが高ければ倍近くに資産が増える可能性もあり、資産形成の1つとして有効です。


目標利回りを達成するためには、どんな商品を選ぶか、どの投資枠を使うか、一括か積み立てか、など、さまざまな要素を考慮した判断が必要です。


新NISAに変わったことで柔軟性が増した一方、制度も複雑になり迷う人も多いかもしれません。


自分に最適なNISAの活用法については、マネーキャリアのFP相談で解決しましょう。家計の状況やライフプランに合わせた資産形成について具体的にアドバイスが受けられるため、今やるべきことが明確になるでしょう。

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