不労所得は元手がないと厳しい? 元手なしの場合でも可能な方法を紹介のサムネイル画像
▼この記事を読んでほしい人

  • 不労所得を得たいと思っている人
  • 貯金が少なく収入を増やしたいと思っている人
  • 元手なしから不労所得を得る方法を知りたいと思っている人

▼この記事を読んでわかること

  • 不労所得を得る方法
  • 元手なしでも不労所得を得ることは可能
  • 元手なしから不労所得を得る方法
  • 不労所得を得るメリット・デメリット

内容をまとめると

  • 不労所得は元手なしからでも稼げる
  • 不労所得を得る方法はブログやYoutubeなどさまざま
  • 元手なしから不労所得を得るには一定のリスクも許容しなければならない
  • 不労所得は誰でも稼げるが、それなりの労力も必要
  • 元手なしから不労所得を得るには時間をかけた積み重ねが大事
  • 資産運用について悩んだらお金のプロであるFPに相談するべき 
  • FP相談サービスで迷ったらマネーキャリアがおすすめ

「不労所得を得るには大きな元で資金が必要なの?」「元手がない人には不労所得を得るチャンスがない?」このような疑問を持っている方は多いでしょう。そこで本記事では、元手なしでも不労所得を得る方法、不労所得を得る際のデメリットや注意点についてまとめました。

監修者「谷川 昌平」

監修者 谷川 昌平 フィナンシャルプランナー

株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー証券外務員を取得。
>> 谷川 昌平の詳細な経歴を見る

この記事の目次

不労所得を元手なしで目指すことは可能か

現在、貯金など資産がほとんどなく将来に対する不安などがある人のなかには不労所得を得たいと思っている人もいるでしょう。実際、元手なしで不労所得を得られるようにすることは一定のリスクがついてきます。


もしこれが一定の資産のある状況であれば、資産運用をすることで少しずつではありますが長期的に不労所得を得ることができます。しかし元手なしではこの方法をとることはできません。


ただし元手なしで不労所得を発生させることは可能です。そこには初期に多くの時間を割かなければいけないなどのハードルはありますが、本人の頑張り次第では可能となるのです。

不労所得を目指す上で元手なしでも可能な方法


ここからは元手なしでも不労所得を得る方法を解説していきます。


不労所得というと投資などを思い浮かべる人も多いでしょうが、この方法は元手のある人でなければ選ぶことはできません。


ここでは元手なしでも不労所得を目指して選べる方法として、

  • ブログ
  • Youtube
  • SNS
  • 印税収入
  • 不動産投資
を解説していきます。

ブログ運営

ブログ運営では主にアフィリエイトによる収入が不労所得につながります。アフィリエイト型はクリック報酬型と成果報酬型の2つの収益方法に分かれています。

クリック報酬型ではブログに貼り付けられている広告をユーザがクリックすると報酬が発生します。クリックするだけなのでユーザにとってハードルが低く、ブログの閲覧数が伸びればそれに比例した収入を見込むことができます。

成果報酬型はブログの広告を通じてユーザが実際に商品を購入した場合にブログ運営者へ報酬が支払われる仕組みです。クリック報酬型より一度の購入による単価は割高ですが、広告をクリックしても商品が購入されなければ収入が入らないため、やや難易度は高い傾向にあります。

こうした方法でブログ運営をしていき、閲覧数が増えればそれだけ大きな収入が見込めます。実際に大手ブロガーのなかには月収が100万円を超えているという人もいるほどです。

ただしブログ運営を成功させるには1年以上といった長期にわたって、一日に一度以上など高頻度の更新を行う必要があります。初期投資の金額はレンタルサーバを利用するとしてもそれほど大きな金額ではありませんが、時間面ではかなり労力が必要なジャンルです。

YouTube投稿

現在ではYoutuberの認知度も広がってきており、専業や副業さまざまなかたちで収入を得ている人も増えてきました。


Youtuberの主な収益は動画につく広告と企業からの案件です。


広告は動画をみるときに最初や最後、あるいは途中に流れるものや動画閲覧中に画面下部に表示されるものがあります。これらをユーザが見ることによって広告収入を得られます。


案件はチャンネルが成長することによって企業から商品やサービスの紹介を受注することで行うものです。動画の再生回数にかかわらず、企業から固定で報酬をもらえることになり動画ひとつあたりの単価があがるのが魅力です。


Youtube投稿による投稿も今やスマホ一台で行うことができ、動画編集ソフトも無料のものがあります。元手なしでもはじめられるものではありますが、ブログ運営同様に投稿を高頻度で行わければチャンネルはなかなか成長しません。


また動画投稿を始めたばかりのころは撮影や編集に時間がかかってしまいますので、どうしても時間を割く必要があります。

インフルエンサーとしてのSNS

現在では企業がSNSでインフルエンサーとなってくれる人を雇用するということも起こっています。もしSNSで多くのフォロワーを獲得して、企業からPR案件を受注できれば収入を得ることが可能です。


ただしSNSで多くのフォロワーを得るには魅力的なコンテンツを毎日のように投稿していく必要があります。


SNSはブログやYoutubeよりも手軽に投稿することができるため、多くの競合がいます。そのなかから存在感を発揮し、企業からPR案件を受注できるようになるまでには多くの時間と労力が必要です。

書籍・音楽などによる印税

書籍や音楽などによる印税も元手なしから得られる不労所得です。書籍や音楽はオーディションなどを勝ち抜いて出版社や音楽会社に認められなければいけないと思う人もいるのではないでしょうか。


しかし現在では自費出版の書籍であっても電子書籍のみであれば比較的安価で販売することができますし、音楽についてもオリジナルのものをYoutubeなど動画投稿サイトで公開することで収入につなげることが可能です。


ただし書籍や音楽の出版で十分な収入をあげている人はごく一部です。多くの人が兼業するかたちで活動しています。元手なしから始めることはできますが、成功する確率は極めて低いでしょう。

不動産投資

不動産投資は元手なしから始めることできることがあります。不動産投資は銀行から融資(ローン)を受けることでできるようになります。


不動産投資は仕入れ額が安いものでも1,000万円以上はかかります。そのため元手なしで行うには非常にハイリスクです。もし赤字になってしまった場合には元手なしの状態でローンを返済しなければいけません。物件の状態や立地、周辺施設など吟味しなければいけない条件もさまざまあるため、知識も要求されます。


しかしもし利益をあげることができればその額は最低でも数百万円単位で収入にすることが可能です。ここまで解説してきた元手なしから不労所得を稼ぐ方法のなかでももっとも大きな収入を得られる可能性もあります。

不労所得の確立を目指す上でのデメリット


ここからは不労所得の確率を目指す上でのデメリットについて解説していきます。不労所得は一時的に少額を稼ぐだけではあまり意味がありません。実際に不労所得で満足のいく金額を稼ぐようになるには、その仕組みを確立する必要があります。


ここからはそんな不労所得の確立を目指す上でデメリットとなる要素を解説していきます。

時間に見合った収益を得られない可能性の方が大きい

ブログ運営、Youtube投稿、SNS、書籍や音楽といった不労所得を元手なしから稼ぐ手段には多大な時間が必要です。


たとえばブログ運営を例にあげると、自分が情報発信する内容を決めて日々のネタづくりのために毎日習慣的に時間を割かなければいけなくなります。サラリーマンとして働いている人がこれを始めた場合、仕事終わりや休日も情報収集などに時間をかける必要が出てくるのです。


さらにこれでのちに大きな収益を得られれば時間をかけた甲斐もありますが、実際はかけた時間に見合った収益を得られない可能性の方が高いです。


不労所得を得るために元手なしからでもできることをしていくのは重要ですが、成功率はそれほど高くないことはリスクとして受け入れることが必要です。

リスクを伴う方法も存在する

不労所得を得る方法のなかにはリスクを伴う方法もあります。たとえば元手なし、あるいはほとんどないという状態の人のなかには銀行から融資を受けたりレバレッジをかけて投資をしようという人もいるのではないでしょうか。


そういった方法を選んだ場合、元手なしでも大きな資金を扱って不動産や株を投資することができます。大きな資金を扱うことになる分、成功したときには大きな収益をあげることが可能です。


しかし失敗してしまった場合には収入を得られないばかりでなく、ローンの返済など借金が残ってしまう可能性があります。


もしこれが元手ありの場合ならば、投資信託などで現物取引をしてリスクを抑えた状態で不労所得を稼ぐことができます。このように元手がないためにリスクが伴う方法も不労所得を稼ぐ手段のなかには存在します。

元手なしで始める方法は、毎日の積み重ねが重要

元手なしの場合、重要なのはすぐに収益につながらなかったとしても毎日継続していくことが重要です。


たとえばYoutube投稿を不労所得を稼ぐ手段として選んだ場合、最初から再生回数が増えるようなことはほとんどありません。たとえ再生回数が少なくとも、そこでやめてしまっては意味がなくなってしまいます。


Youtubeでさまざまな動画を試行錯誤しながら投稿していくと、ある日投稿した動画がバズることがあります。このチャンスを逃さずに動画投稿を継続していかなければなりません。


また一度収益を稼いだだけでは不労所得の仕組みを構築できたとは言えません。古い動画であっても再生されて収益が積みあがっていくようになり、新しい動画の再生回数もどんどん増えていくという収益のサイクルが完成するまでは地道な努力が必要です。


このように元手なしで不労所得を稼ぐようにしていくには毎日の積み重ねが何よりも重要になります。その積み重ねも数か月単位ではなく、長い場合で年単位になることもあります。


元手なしから収益のサイクルを完成させるには地道な積み重ねをしていくことが重要です。

まとめ:元手なしでも不労所得を確立することは不可能ではない

ここまで元手なしから不労所得を確立する方法やそのメリット・デメリットを中心に解説してきました。


元手なしから不労所得を確立することは不可能ではありません。ブログ運営やYoutube運営を地道に続けていくなかで閲覧数や再生回数を増やしていくことで広告収入を得ることができるようになります。


また元手なしでも銀行から融資を受けることで不動産投資などを行うことも方法としてあります。不動産投資は大きな資金を扱うことができる分、収益も大きくすることが可能です。


ただし不労所得のサイクルを完成させるには時間がかかり、その時間に見合う収益をあげられると確定するわけでもありません。確率的に成功は難しいと言えるでしょう。また投資の場合だと、失敗すると借金を背負う可能性もあります。


ただし不労所得を元手なしで確立することは不可能ではありません。小さく始めていけばリスクをある程度抑えることもできます。


この記事では

  • 元手なしから不労所得を稼ぐ方法
  • 元手なしから不労所得を稼ぐメリット・デメリット
  • 元手なしから不労所得を稼ぐリスク
といった内容を中心に解説してきました。

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