プログラミングで不労所得は可能?プログラマーが目指せる不労所得の種類を解説のサムネイル画像
▼この記事を読んで欲しい人 
  • プログラミングに興味がある人
  • プログラミングで不労所得を目指している人
  • プログラミングで可能な不労所得をい知りたい人
▼この記事を読んでわかること
  • プログラミングで可能な3つの不労所得を得る方法
  • プログラミングで可能な不労所得のメリット・デメリット
  • プログラミングをマスターするとできること

内容をまとめると

  • プログラミングでできる主な不労所得はアプリ開発、webサービスシステム利用手数料、FXの自動売買
  • プログラミングの学習はブログやアフィリエイトで稼ぎたい方にもおすすめ
  • プログラミングを習得すると就職や転職にも有利になる
  • 資産運用について悩んだらお金のプロであるFPに相談するべき 
  • FP相談サービスで迷ったらマネーキャリアがおすすめ 

「プログラミングで不労所得は可能?」このような疑問を持っている方は多いでしょう。そこで本記事では、プログラミングで可能な不労所得webサービスシステム制作のメリット・デメリット、FX自動売買のメリット・デメリットなどをまとめました。

監修者「谷川 昌平」

監修者 谷川 昌平 フィナンシャルプランナー

株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー証券外務員を取得。
>> 谷川 昌平の詳細な経歴を見る

この記事の目次

プログラミングで可能な不労所得

せっかくプログラミングを学ぶのであれば、趣味の領域だけで終わらせるのはもったいありません。手に入れた技術を使って、副収入を稼いでみてはいかがでしょうか?こちらの項目では、プログラミングで可能な不労所得を3つ紹介するのでぜひ参考にしてください。

アプリ開発

アプリ開発を利用した不労所得には
  • パソコンひとつあれば始められる
  • 完成後、上手くいけば何もしなくても収益を得られる
などの特徴があります。

「こんなゲームがあったら楽しそう」

「こんなツールがあったら効率よく物事が行えるのに…」

そんな風に思ったことがある方はぜひアプリ開発に挑戦してみましょう!

有料配信にしたり、広告収入を利用することで、収入を得ることが可能です。

ただし、アプリの開発には下記のようなプログラミング言語に関する知識が必要になります。
言語名用途
HTML(エイチティーエムエル)多種多様なデータをコンピューターが読み取れるようにする。
CSS(シーエスエス)サイトを飾り付けしたりレイアウトを変更する。
Ruby(ルビー)簡単にアプリ作成が行える。
HTMLCSSは、パソコンやスマートフォンなどで閲覧する全てのwebサイトで展開されおり、あなたが今ご覧になっているこちらのページにも使われている言語です。

プログラミングの基礎と言え、初心者の方も理解しておきたい存在でしょう。

コードがシンプルで使いやすいRubyは、アプリ開発にうってつけの人気言語です。

具体的には、「Twitter(ツイッター)」や「SmartNews(スマートニュース)」などのアプリに使用されており、多くのサイトでおすすめ言語ととして挙げられています。

ただし、簡単に開発が可能と言えども、昨日今日で覚えられるものではありません。

アプリが完成してからも、すぐに収入に繋がるわけではないので注意しましょう。

webサービスシステム利用手数料

企業や個人向けに、webサービスシステムを開発することもまた、プログラミングを利用した不労所得を得る方法です。

アプリ開発同様、一朝一夕ではできませんが、サービスシステムが完成すれば自動的にお金が入ってくる便利な仕組みです。

休日や夜間などに短期バイトをする場合は、労働の対価として給料が発生しますが、システム開発は完成すれば後はメンテナンス等をするのみなのでおすすめできます。

学んだ知識を利用して、プログラマーやシステムエンジニアへの転職も目指せるため、将来に繋がる不労所得と言えるでしょう。 

webサービスシステムを開発する際におすすめの言語は、以下のようなものがあります。
言語名用途
Ruby(ルビー)
簡単にシステム制作が行える。
PHP(ピーエイチピー)簡単にシステム制作が行える。
前述の項目でも出てきたRubyは、webサービスシステムでも人気のプログラミング言語です。

「COOKPAD(クックパッド)」、「クラウドワークス」、「食べログ」などが有名です。

システム制作が簡単に行えるという点ではRubyもPHPも同じですが、Rubyはシステム制作以外にも応用がしやすい分、学習レベルはやや上がります。

参考資料もたくさんあるため、初めてのwebサービスシステム開発を行う場合にはPHPの利用がおすすめです。

具体的には「Facebook(フェイスブック)」「Wikipedia(ウィキペディア)」などがPHPで作られています。

もともとFacebookはアメリカのハーバード大学の学生が交流するのを目的に作られたシステムとされており、今や世界中の人に認知される存在です。

あなたが作った「こんなものがあったらいいな」が世界中に広がるかもしれない…。

そう考えると、とても夢のある不労所得に思えませんか?

FXの自動売買

経済や金融政策の知識がある方や、投資に興味がある方におすすめな不労所得がFXです。

自動売買ツールを使用すれば、あなたが設定した内容に沿って、システムが自動敵にFXの売買をしてくれるので「投資に興味はあるけど時間がない」という方にもおすすめ!

企業などが開発したツールを使用する方法もありますが、より自分好みの売買ルールを決めたいのであれば自身で自動売買ツールを作成しましょう。

使用するプログラミング言語の例は以下の通りです。
言語名用途
MQL(エムキューエル)MT4というFXツールを使いやすくする
MQLはプログラミング言語の中でも、比較的簡単に学習できるとされています。

FX会社が提供している自動売買ツールは、手数料などがかかることがあるので、興味のある方は自身でツールを作成してみてはいかがでしょうか?

また、FXの売買は資産運用に当たるため副業ではなく投資として扱われます。

そのため、副業が禁止されている会社にお勤めの方でも不労所得を得ることが可能です。 

いちからプログラミングをするのが億劫な方は、「自動売買ツールを作るためのツール」が存在するのでそちらを利用するのも良いでしょう。

自動売買作成ツールの例は以下の通りです。
ツール名価格
EAつくーる19,800円
EAつくる君7,646円
MT4EA8,500円
※全て税込み価格で表示

時間をかけて自身でツールを作成するのと、お金をかけて作成ツールを使用するのは、どちらが良いとは言い難いものです。

自分の予算や学習時間の有無などと相談して、あなたに合ったものを選択しましょう。

アプリ開発のメリット・デメリット

「せっかくプログラミングを勉強するなら、形に残したい!」という方におすすめな不労所得を得る方法が、アプリ開発です。

ゲームやSNS、マッチングアプリ、電卓や家計簿ツールなど、身近なものを作り出すことでお金を生むので楽しみながら行うことができるでしょう。

メリット

  • 自分のペースで作業がしやすい
  • プログラマーやエンジニアなどへの転職に有利になる
  • 有形商品と違い売れ残りという概念がない

アプリ開発による不労所得は、コンビニでバイトなどをするのと違って、本業が休みの時に作業がしやすいのがメリットです。


疲れたら休めば良いですし、夜間や深夜にも作れます。


完成したしたアプリは有料で配信したり、広告費で稼ぐことができるので、自動的にお金が入ってくるのも魅力です。


形のある商品などと違い、在庫を抱える必要もないので損する事もほとんどないため、初期投資0円~始める事もできます。


成果物を提示すれば就職や転職にも有利になるので


「自分が遊びたいアプリゲームを作ってみただけ」


という方も今後さまざまな方向に発展できる可能性があります。  

デメリット

  • 必ずしも収入に繋がるわけではない
  • 個人では大きな収入を得るのは難しい
  • 就業規則の副業禁止ルールに引っかかる可能性がある
先ほど、アプリ開発後は自動的にお金が入ってくると話しましたが、あくまでアプリが使われた場合なので注意しましょう。

企業が開発するアプリは広告力もありますし、他にも日々たくさんのアプリが生み出されています。

アプリ開発で収入を得るためには、ライバル達に負けない魅力的な商品を開発する必要があります。

どんな商品が求められているかなどのマーケティングもしっかり行いましょう。

そして、アプリ開発中はプライベートな時間を充てる必要があります。

長い準備期間を要する不労所得を望んでいない方には合わないので注意しましょう。

webサービスシステム制作のメリット・デメリット

「プログラミングを利用して、企業などにも通用するものを作りたい!」 という方におすすめな、不労所得を得る方法がwebサービスシステムの制作です。 専門知識は必要となりますが、アプリ同様、実績としてアピールしやすい存在なので、転職や就職にも有利です。

メリット

  • 自分のペースで作業がしやすい
  • エンジニアなどへの転職に有利になる
  • お金を稼ぎながらスキルアップできる
  • 有形商品と違い売れ残りという概念がない
アプリ開発同様、システム開発による不労所得は時間や場所などの自由度が高いのがメリットです。

個人開発したシステムを他者に公開、利用に手数料等を要求することで自動的にお金が入ってくるのも魅力です。

成果物は実績として提示しやすく、転職に有利になります。

既に企業にお勤めのエンジニアの方の場合は、趣味としてシステム開発をするのも良いでしょう。

企業に所属していると、せっかくエンジニアとして勤めているのに、「自分のやりたいことが思うようにできない…」という方もいるのでは?

「さまざまな技術を試してみたい!」

「自分の作りたいものがある」

という方は、個人でシステム開発を行うのもおすすめです。

デメリット

  • 必ずしも収入に繋がるわけではない
  • 個人で大きな収入を得るには時間がかかる
  • 就業規則の副業禁止ルールに引っかかる可能性がある
システムサービスの開発は、完了後は自動的に収入を得ることが可能です。

しかし、アプリ開発同様に、システムが利用されなければ意味はありません。

大手企業などが公開しているシステムサービスと比較すると、宣伝能力が低くなってしまうので人々の目に留まるよう工夫が必要になります。

サービス公開後も定期メンテナンスをした方が顧客満足度が上がるので、全く放置して良い訳ではないことも心に留めておきましょう。 

就業規則ライセンス違反著作権などに反していないかも確認を怠ってはいけません。

特に、既にIT業界にお勤めの方が、クラウドソーシングサイトを利用し、他の企業と共に仕事をする場合には注意が必要です。

競合会社への就労を禁止している企業は多く存在します。

「システム開発でお小遣い稼ぎをしていたら本業を解雇された…」

などという最悪の事態にならないように注意しましょう。

FX自動売買のメリット・デメリット

「投資したいのに、一時の損得で一喜一憂してしまう…」そんなあなたにおすすめな不労所得を得る方法が、FXの自動売買です。FXは感情的になってしまう人にはやや不向きな存在。自身で売買ツールをプログラミングをすれば、手数料も無しに自分好みの取引を行うことが可能です。

メリット

  • 副業禁止の会社でもできる
  • 元手の倍以上の利益を生む可能性がある
  • 24時間いつでも売買が行える
  • 初心者でも気軽に投資を始められる
FX最大のメリットは、資産運用として認められるため副業が禁止されている職場の場合でも行えるということです。

自動売買なら、ある程度ルール決めをするだけで、仕事や寝ている間にも売買が行われますし、売り買いのタイミングに迷う必要もないので初心者にもおすすめできます。

既存の自動売買ツールを使用するのも良いですし、より細かく、自分好みにカスタマイズできるツールを開発するのも良いでしょう。 

また、個人でのアプリやシステム開発と比較すると、高い収益を生む可能性があるのも魅力です。

1000円単位、100円単位など少額からの取引も存在するので、興味のある方はぜひチャレンジしてみましょう!

デメリット

  • リターンもあれば、それなりのリスクもある
  • 急な変化に対応ができない
  • ある程度の知識は必要になる
少ない元手でお金が何倍にもなる…そんな夢のような話が本当なら嬉しいですよね。

ただし、現実はそれほど甘くありません。

FX会社が提供する自動売買ツールの場合は下記のような手数料もかかるため、注意が必要です。
ツール名スプレッド取引手数料
iサイクル2取引0.9銭片道20円
トライオートFX0.3銭片道20円
みんなのシストレ0.2銭0円
トラッキングトレード0.2銭片道20円
ちょいトレFX0.3銭~0円
※1円=100銭

スプレッドとは、1回の取引にかかるコストの差額を示し、値が小さい方が利益を生みます。

手数料が0円でも、スプレッドが多ければ利益は少なくなりますし、手数料がかかってもスプレッドが小さければある程度の利益も期待できます。

相場は突然変動するものなので、赤字になってしまうこともあります。

特に自動売買は、利益が見込めない取引が行われる可能性も含まれるため注意しましょう。

自動売買ツールを自作しても、予想外の相場変更には対応しきれませんが、柔軟な対応ができるようプログラムを組むことは可能です。

より確実に、高額な不労所得を望むのであれば、自作ツールでも既製のツールでも状況に合わせて設定変更できる体制を整えましょう。

プログラミングをマスターすれば応用が効く

プログラミングと言うとIT業界のもののように感じる方もいるかもしれませんが、実際には私たちの生活のさまざまな所で展開されていることを忘れてはいけません。

例えば
  • Webサイトの作成
  • 作業効率化ツールの作成
  • ゲーム制作
  • ロボット開発
  • AI(人工知能)開発
など、幅広い分野でプログラミングは利用されています。

特に、ブログホームページなどの作成を考えている方は、プログラミングを利用することで人の目を引くサイトを作ることが可能です。

注目する人が増えるということは、集客力がアップすることを指します。

完成したサイトに広告を貼れば、アフィリエイトで不労所得を得ることができます。



また、プログラミングをマスターすれば就職転職にも有利になります。

代表的な職業としては
  • システムエンジニア
  • プログラマー
  • ゲームクリエイター
  • Webデザイナー・Webディレクター
などがあります。

特に、システムサービスやアプリ開発、Webサイトの作成などは、成果物を提示しやすいため、就職や転職の面接で評価対象となります。

良い物を作っても世間の目に止まらなければ不労所得を得ることはできませんが、作ったものや身につけた技術は決して無駄にはなりません。

独学で勉強することはもちろん、スクールなどに通ってプログラミングを学ぶのも良いでしょう。 

まとめ

この記事では、プログラミングで可能な不労所得について紹介してきました。

延長される定年、年々減額傾向の退職金…定年後(老後)の生活に対しての不安は尽きません。

便利でもあるSNSやスマートフォンの普及は、使い方によっては対人関係のトラブルなどを招きます。

ストレス社会を生きる私たちは、仕事と趣味や休養などの調和を保つ必要があり、不労所得は、そんなワークバランスをとるための一つの手段と言えるでしょう。

プログラミングを利用した不労所得についてのポイントは下記の通りです。
  • 不労所得とは、労働の直接的対価以外で得る収入のこと
  • 「アプリ開発」「Webサービスシステムの開発」「FXの自動売買」などで不労所得が可能
  • 「システムエンジニア」「プログラマー」「Webデザイナー」などの転職に役立つ
  • 副業禁止の人は自動売買ツールを利用したFXがおすすめ
  • ブログやアフィリエイトで稼ぎたい方にもプログラミングの学習はおすすめ!
プログラミングは、さまざまな業種で必要とされている技術です。

せっかく得た知識を最大限に利用して、収入を得るのはいかがでしょうか?

現在IT業界にお勤めの方も、異業種にお勤めの方も、ぜひプログラミングを利用した不労所得に挑戦してみましょう!

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