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▼この記事を読んでほしい人

  • 不労所得を目指すべきかどうか迷っている人
  • 自分が不労所得に向いているか分からない人
  • おすすめの不労所得を探している人

▼この記事を読んでわかること

  • 不労所得をやめとけと言われる理由が何なのか?
  • 不労所得はどんな人に向いているか?
  • 儲かる不労所得の方法

内容をまとめると

  • 不労所得は確立するまでが大変で、リスクを伴ったり、元手が必要になったりする場合がある
  • 不労所得を目指すのが向いている人は、コツコツ作業ができる人、空き時間を無駄にしたくない人、好きな分野を活かしたい人など
  • おすすめ不労所得の方法は、ブログ運営によるアフィリエイト、不動産投資、投資信託、株式配当、YouTubeなど
  • マネーキャリアには不労所得に詳しい専門家も在籍
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不労所得はやめとけともよく言います。どうしてなのか、不労所得にいけないところがあるのか、心配にもなるでしょうから、理由を解析してみましょう。そのうえで、不労所得がどんな人に向いているかや向いている人におすすめの不労所得法もご紹介しますから、ぜひご参考に。

記事監修者「谷川 昌平」

この記事の監修者谷川 昌平
フィナンシャルプランナー

東京大学の経済学部で金融を学び、その知見を生かし世の中の情報の非対称性をなくすべく、学生時代に株式会社Wizleapを創業。保険*テックのインシュアテックの領域で様々な保険や金融サービスを世に生み出す一歩として、「マネーキャリア」「ほけんROOM」を運営。2019年にファイナンシャルプランナー取得。

この記事の目次

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不労所得がやめとけと言われる理由は?どんなデメリットがある?

こんにちは。マネーキャリア編集部です。


先日、40代の男性会社員からこんな相談がありました。

不労所得で一定の収入を得ることを考えているのですが、やめとけとも言われました。どうしてやめとけなのかその理由を知りたいです。

不労所得は、読んで字のごとく労働による対価の収入ではなく、労せず儲かるということ。 


働かずにお金が入ってくるということです。 


それは素晴らしいと不労所得を狙いたくもなるでしょう。 


ただ、その一方でやめとけともよく言われます。 


確かに、働かずに収入が得られるというのは虫が良すぎて、なんだか納得できないような気もします。


しかし、実際のところは、どのような理由で不労所得をやめとけと言われるのでしょうか。 


不労所得に何かデメリットでもあるのでしょうか。


デメリットがなければ、やめとけなどという人もいないはず。 


その理由が知りたいというのも当然のことですから、今回はその辺の事情に迫ってみます。 


まず、冒頭では以下のような内容を取り上げてみましょう。

  • 不労所得を確立するまでが大変
  • リスクを伴う不労所得がある
  • 元手(初期費用)が必要なものもある

果たして、やめとけと言われるのが正解なのか、チャレンジする方がいいのか、この記事が不労所得で稼ごうかどうか迷っている人の判断のお手伝いになれば幸いです。

①:不労所得を確立するまでが大変

働かないで得られる収入。

理想的ですよね。


しかし、そんなうまい話があるのでしょうか。


ないことはありません。

不労所得がまさにそのような収入に当たります。


それならもう仕事をしなくてもいいのかなとも思われるかもしれませんが、実は不労所得を得るのは簡単ではありません。

チャットアイテム「不労所得確立までが大変なのです。不労とはいっても、実際にはかなりの労力を要するのが普通です。」

つまり、実情は労働所得とも言えなくもないですね。


仮にある方法にチャレンジしたとしてみましょう。


その方法で不労所得を得ようと思っても、最初は全く稼げないか、稼いでも雀の涙ほどという場合がほとんどかも。


そこから確実な不労所得まで持っていくのにはかなりの努力が必要で、場合によったら努力が無駄になるケースもあります。


例を挙げてみましょう。


まず、YouTubeブログなどで広告収入による不労所得を狙う場合です。

チャットアイテム「この場合、多くのユーザーや読者を獲得するために内容のあるコンテンツを作成しなければいけませんが、これが結構難しいところ。」

どうすれば、多くのユーザーや読者を得られるか頭を悩まし、工夫をし、時間も労力も掛けなければいけません。 


投資の場合でも同じです。


自分に合った儲かる投資先を見つけるまでが大変で、仮に見つけても、持続的に収入を得るには、その後の状況判断や見直しなどの作業を怠るわけには行きません。


その苦労を考えると、不労所得はやめとけというわけです。


やめとけと言われて、やめるかどうかは個人個人の判断になりますが、 続けるにしてもかなりの頑張りが必要なことは覚えておきましょう。

②:リスクを伴う不労所得がある

簡単に不労所得が得られれば、こんないいことはありませんが、いくつかの方法ではリスクを伴うことがあります。


つまり、不労所得を得ようと思った当てが外れて、損をするというケースもあるのです。


損くらいならまだしも、大損ということもあり得ます。


そんなリスクを背負うくらいなら、やめとけというわけです。


①で取り上げたのと同じような例を挙げておきましょう。


まず、YouTubeやブログの場合。

チャットアイテム「多くの時間と手間を掛けて、YouTube動画やブログを作成しても、ほとんど見てもらえず、利益も0に近いという場合もあります。」

これでは、その時間と手間が全くの無駄になり、苦労も水の泡となります。


場合によったら、何らかの損失が生じる場合もあるでしょう。


このようなリスクは御免こうむりたいというのなら、やめとけです。


投資の場合のリスクも見てみましょう。


例えば、株式投資の場合です。

チャットアイテム「株式投資では、大きな収益を上げられることもありますが、株が値下がりして大損することもあり。ハイリスクハイリターンなのです。」

このように、不労所得の種類によっては、リスクが大きくなり、本業で得た収入に悪影響を及ぼすこともあります。


それでは当初の狙いとは逆の結果になり、不労所得で儲けるどころではありません。


そのために、不労所得はやめとけとよく言われるのです。

③:元手(初期費用)が必要なものもある

不労所得を得るまでが大変なのとリスクを伴う場合があることはお分かりになったでしょうが、もう一つ面倒な問題があります。


それは、元手(初期費用)が必要なものがあることです。


つまり、何もないところから不労所得を得るのが難しいケースもよくあります。


不労所得では、労働を伴わない収入が得られることになっていますが、その分最初に大きな費用が掛かる場合があるのです。


ここでも例を挙げてみましょう。

まず投資の場合です。

チャットアイテム「投資では、不動産や株を購入する必要がありますが、その費用は結構高くつきます。元手が十分にないと、投資そのものができないケースも結構あります。」
YouTubeの場合も見てみましょう。
チャットアイテム「YouTube動画を作成するには、スマートフォンパソコンのほか、高度な動画編集用のソフト高性能カメラが必要になる場合があり、その費用もかなり掛かる場合があります。」

このように、不労所得をただで得ようと思ってもかなえられないケースも多いです。


不労所得の種類にもよりますが、そんな出費はしたくないというのなら、不労所得はやめとけとなるかもしれません。

不労所得を目指すのに向いている人

不労所得はやめとけと言われる理由をいくつか見てみましたが、その理由を考慮しても、不労所得を目指すのが向いている人もいます。


例えば、最初から不労所得を確立するのは無理であっても、その体制を確立するまでのハードルを超えられる人です。


では、具体的にどのような人がそのようなタイプに該当するのか、以下に挙げてみます。

  • コツコツと作業をすることが苦手ではない人
  • 空き時間に無駄にしたくない人
  • 好きな分野を活かしたい人
このような人なら、不労所得を確立するまでのハードルを越えていけそうな人といえます。

そこでそれぞれのタイプについて詳しく分析してみましょう。

①:コツコツと作業をすることが苦手ではない人

働かないで得られる収入が不労所得ではありますが、実際には労働を伴うことが多いです。


いくらなんでも何もしないで収入が得られるケースはそれほど多くはありません。


そして、その労働は本業とは少し違う場合があります。


コツコツとした作業を地道に続けて、やっといくらかの不労所得になるということもよくあります。


したがって、不労所得を目指すのに向いている人は、そのような作業を続けられて、確立するまでのハードルを一歩一歩取り除いていけるような人です。


それが嫌な人は不労所得をやめておけとなります。

②:空き時間に無駄にしたくない人

本業が忙しくて空き時間もあまりないという人もいるでしょうが、そうでなければ、少しは時間に余裕もあるでしょう。


その空いた時間はどう使えばいいでしょうか。


何もしない、寝る、テレビや映画を見る、他の趣味に費やすなどいろいろ考えられますが、時間を無駄なことに使いたくないという人も多いです。


それなら、不労所得を獲得するための時間にすることもできます。


時間の有効活用をしたいという人には格好の手段です。


ただ、その場合でも、不労所得確立までのハードルを越えるために、その空き時間をたゆまず飽きずに使う必要があることは確かです。


それができて初めて、不労所得の獲得への道も開かれます。


このような人なら、不労所得やめとけとはならず、挑戦するのに向いているといえます。

③好きな分野を活かしたい人

不労所得の中には、自分の好きな分野を活かせるものもあります。


例えば、ブログ運営です。


自分の取り上げたいテーマを選べば、楽しみながら記事の作成もできます。


そうなれば、最初は大変でも続ける意欲がわき、頑張っていった結果、不労所得が得られる可能性もあります。


このように好きな分野がある人も、不労所得をやめとけとはせずに、ブログなどで目指すのに向いていますね。

おすすめの不労所得の方法5選

不労所得をやめとけと言われて、やめる人は別ですが、私はどうしてもチャレンジしてみたいという人もいるでしょう。


ただ、その場合もどのような不労所得方法を行えばいいか迷うこともあるかもしれません。


そこで、おすすめの不労所得方法を5つご紹介します。


これがすべてではありませんが、ぜひとも参考情報としていただき、自分に合った不労所得方法を見つけていただければと思います。


ここでは、以下のような方法を取り上げてみましょう。

  • ブログ運営によるアフィリエイト
  • 不動産投資
  • 投資信託
  • 株式配当
  • YouTube
この5種類の不労所得方法の特徴やメリット・デメリットなどを詳しく見てみます。

ブログ運営によるアフィリエイト

アフィリエイトとは?

アフィリエイトとは、自分のブログなどに企業の広告を掲載し、その広告を見た読者が申し込みまたは購入をしたときに一定の歩合の報酬が得られる仕組みです。

ブログ運営によるアフィリエイトのメリット

まずはブログ運営によるアフィリエイトのメリットから。
  • 少ないコストで始められる
  • 専門的な知識やスキルは不要
  • 自分の知識を活かせる
  • パソコンかスマートフォンがあれば気軽に始められる
  • 隙間時間に取り組める
ブログ運営によるアフィリエイトを始める場合は、初期費用が0円でいいケースもあり。

仮に費用が掛かったとしても1万円以下という場合がほとんど。

それだけに、だれでも始めやすい不労所得方法です。

次に、ブログ作成には、専門的な知識やスキルは不要

ある程度の文章が書ければそれでよく、これも誰もが始めやすい手法といえるでしょう。

自分の知識を活かせるのもいいところ。

趣味のことでも仕事のことでも記事に書き、それを読者が読んでくれればいいのです。

そのうえで、その知識に基づいた広告を表示させ、読者が申し込んでくれれば、収入になります。

それから、不労所得というとある程度の準備が必要なものもありますが、ブログ運営の場合は、パソコンスマートフォンがあって、ネットに接続されてさえいればOK。

ほかに必要な道具はありません。

隙間時間を利用できるのも便利な点。

通勤中の電車の中、子育てや家事の合間、家での休憩中など、時間を選ばずにブログ作成ができますね。

ブログ運営によるアフィリエイトのデメリット

続いて、ブログ運営によるアフィリエイトのデメリット。
  • 不労所得を獲得できるまで時間が掛かる
  • 不安定
ブログ運営によるアフィリエイトで大きな収益を上げるまでが大変。
そうなるまでにはふつうかなりの時間を要します

1週間や1ヶ月では無理でしょう。

ブログに広告を貼り付けても、ブログ自体を読んでもらえない場合や読んでもらっても、広告から申し込みへ至らないというケースも多いです。

それだけに、かなり時間を掛けながら、工夫したブログ作成が必要になってきます。

しかし、場合によったら、時間を掛けても全くアフィリエイト収入が入らないということもあるので、その場合はやめとけとなるでしょう。

それから、専門的な知識やスキルなしで始められるブログ運営ですが、アフィリエイトで一定の収入を得るには、広告を通してものを買ってもらう文章作成技術SEO対策の知識などが欠かせません。

もう一つブログ運営によるデメリットとして挙げておきたいのが、不安定で一挙に収益が下がる可能性があること。

ブログの検索順位が落ちたり、広告プログラムが廃止されたり、報酬が削減されたりなどもよくあることですが、こうなると当初の収入が維持できないケースが生じる恐れも高いです。

不動産投資

不動産投資とは?

不動産投資とは、不動産を取得して、その不動産を誰かに貸して家賃をもらい、それを収入にすること(売却で収入を得る場合もあり)です。

一言でいうと、大家さんになるということ。

その大家さんにも必要な業務はありますが、それほどの労働は伴わないので、不労所得ということになるでしょう。

ただ、不動産を取得するための費用の問題がありますが、これはローンを組むことで解決。

これなら初期費用が少なくても済み、ローンの返済は毎月の家賃収入の一部を回せばいいというわけです。

不動産投資のメリット

不動産投資のメリットから。
  • 生命保険代わりになる
  • 年金対策になる
  • 節税効果がある
不動産投資をしている当人が亡くなった場合に気になるのが、その後のローン返済。

そのまま遺族が返済していくことになるのでしょうか。

そうなれば大変ですが、答えはその必要はなしです。

不動産投資ローンを契約した人が亡くなった場合は、その後の返済義務は免除となります

そして、不動産自体も没収されることはなく残りますから、そのまま不労所得が入ってきます。

その収入が遺族にとって生命保険代わりになるというわけです。

次に、当人が生きている場合で、これは年金対策になります。

受け取れる年金が少なくても、不動産投資による不労所得が一定額あれば、老後の生活も安定しやすくなるでしょう。

最近の日本は少子高齢化により、今後受け取れる年金額が減少するのではともささやかれていますが、そんなときに不動産投資で儲けている人は安心です。

それから、不動産投資は節税対策にもなります。

まず所得税・住民税の場合で、損益通算が可能。

損益通算とは、給与所得から不動産投資で掛かった費用のマイナス分を差し引くことができるという制度です。

これで税額がDOWNします。

次に、相続税や贈与税の場合も税額がDOWN。

その理由ですが、現金を相続・贈与する場合の評価額はそのままの数値が適用されるのに対して、土地や不動産の場合は8割から7割程度の評価になることが多いからです。

不動産投資のデメリット

続いて、不動産投資のデメリット。
  • 借金リスク
  • メンテナンスにお金が必要
  • 空き室リスクがある
  • 災害リスク
不動産投資はうまく行けばかなりの収益が得られますが、その反対の場合も多く、それがやめとけと言われるゆえんです。

その理由として挙げられるのが上記のデメリット。

一つ一つ見ていきましょう。

まず不動産投資で利用する不動産をローンで購入した場合、初期費用は抑えられますが、返済を続けていかなければいけません。

一定の家賃収入が得られればまだしも、それが計算違いになると、返済に困難をきたす場合もあり、大変です。

それから、アパートやマンションなどの不動産は時間の経過とともに傷んでくるもの。

その状態では借り手がつきにくくなりますから、メンテナンスの必要が生じ、そのためのお金を準備しなければいけません

そして、それも1回やればいいというものではなく、劣化具合によっては修復場所も増えるでしょう。

次に、不動産投資の最大のデメリットとして挙げられるのが空き部屋リス

せっかく購入した不動産の部屋に借り手がつかず、空き部屋ともなれば、収入どころではありません。

特に需要が低い地域の不動産を購入した場合によく見られる現象で、そのような不動産投資なら、やめとけと言われるのも当然のような気がします。

災害リスクも面倒な点。

地震、津波、水害などにより不動産が使えなくなれば、それ以上の家賃収入は望めません。

修復可能な場合はいいですが、そうでない場合で、ローンだけが残るという事態は最悪です。

投資信託

投資信託とは?

投資信託では、個人が資産運用するのではなく、複数の投資家が資金を出し、それをまとめたものを運用のプロに預けて資産運用してもらいます。。


ということは、自分が資産運用という労働をするわけではありませんから、完全な不労所得といえるでしょう。

投資信託のメリット

まずは投資信託のメリットの確認から。
  • 運用のプロが運用してくれる
  • 小額から運用できる
  • 分散投資ができる
  • 種類が多い
投資というと、どの商品のどの銘柄を選ぶべきかがかなり難しいところ。

投資初心者には全く分からないという場合も多いでしょう。

そのために投資自体に二の足を踏むこともよくあります。

難しすぎて手が出せないというわけです。

一方、投資信託では、運用のプロにすべてを任せますから、気楽に始めることが可能。

自分自身は運用方法の難しい作業にはかかわることなく、プロであるファンドマネージャーに一任です。

次に投資信託は小額から始められるのがいいところ。

高額な投資方法では、資金に余裕がない人でないとできません。

その点、投資信託の場合は、1万円程度から、商品によっては100円から始められますよというものもあり、だれもが参加しやすい投資方法になっています。

それから、投資ではいかにリスクを減らすかが重要。

そこで取られる手法が分散投資ですが、個人が分散投資によって複数商品に投資するにはかなりの元手が必要です。

ところが、投資信託では、何人もの投資家のお金を集めての運用になりますから、一人一人の投資額が少なくても、上手に分散投資ができます

投資信託には投資先の種類も多いです。

国内の株式、債券、不動産、金などのほか、個人では入手がしにくいか、手が出しにくい外国の株式や債券などにも投資ができます。

投資信託のデメリット

次は、投資信託のデメリット。
  • 元本が保証されない
  • 手数料が掛かる
  • いろいろなリスクがある
  • タイムリーな売買はできない
投資信託では、運用のプロが資産運用してくれますが、プロだから絶対に運用が成功すると保証されているわけではありません

また、分散投資をしても、絶対に損失を生まないというわけでもなし。

そして、忘れてはいけないのが投資信託の手数料

次の3種類の手数料があります。
  • 購入時手数料
  • 信託報酬(運用管理費用)
  • 信託財産留保額
購入時手数料は、投資信託を購入するたびに取られる手数料。

ただ、その手数料が0円のタイプもあります。

信託報酬(運用管理費用)とは、運用・管理に要するコスト。

以下のような計算式で算出します。

購入金額×手数料の割合(%)×1.1/365=毎日差し引かれる信託報酬

信託財産留保額は、解約時の手数料となります。

投資信託の様々なリスクも要注意事項。

次のようなリスクがあります。
  • 価格変動リスク
  • 為替変動リスク
  • 金利変動リスク
  • 信用(デフォルト)リスク
まず、投資信託で株式や債券に投資していると、その価格が変動していき、その変動によっては元本割れのリスクも。

為替変動リスクは、海外資産に投資している場合に影響を受けるリスクで、円高の場合は運用損、円安の場合は運用益が生じます。

金利変動リスクでは、金利が上がると債券価格がDOWN、金利が下がると債券価格がUP。

信用(デフォルト)リスクとは、債券を発行している国や企業が財政的に厳しい状況に追い込まれ、当初の利息や償還金の支払い条件を守れなくなるリスクのことです。

最後にタイムリーな売買はできないという点ですが、投資信託で採用されている方式が「ブラインド方式」だからです。

これは、購入段階ではいくらで買えるか分からず、申し込みを締め切った後に値段が決まるという方式

投資信託商品購入者それぞれの利益を守るために設けられている方式です。

このため、その時その時の価格の値動きで売買をする株式のような取引が投資信託ではできません。

短期的にタイムリーな利益を出したい人はほかの投資方法が合っていますね。

株式配当

株式配当とは?

株式を購入して得られる利益には、キャピタルゲインインカムゲインがあります。


このうちキャピタルゲインは、売買で得られる利益


株式を安く購入し、高く売れれば得られる利益です。


一方、インカムゲインは配当金(株主配当)のこと。


配当金とは、企業が生じた利益の一部を株主に分配するお金のことです。


キャピタルゲインの場合、値動きを見たり、売買をしたりという労働も伴ないますが、インカムゲインの場合は労働はなく、配当金を受け取るだけですから、まさに不労所得です。

株主配当のメリット

株主配当のメリットを見ておきましょう。

  • 預貯金以上の利回り
  • 株価の変動よりも安定している
  • 株価が上がりにくい展開でも利益が得られる可能性がある
日本の預貯金金利は非常に低く、あまりお得感がありません。

それに対して、株主配当の配当利回りは1%以上。

高配当銘柄では、3~4%の利回りをもたらしてくれる場合もあります。

それだけに預貯金の利回りに満足できない人でも、株主配当なら納得の不労所得が得られるケースも多いです。

それから、株式投資というと、株の値動きで売買を決定していきますが、この値動きは大きく変動します。

したがって、売買タイミングによっても大きく儲けたり大きく損をしたりという場面もよくあります。

それに対して、株主配当では大きな変動はなく、安定しているのがメリット。

業績が好調な企業なら、しばらくは株主配当の支給が続きます。

これで安心して儲けられますね。

また、キャピタルゲインの場合は株価が大きく上昇しないと大した利益も得られませんが、株主配当では中長期的に見て株価が上がりにくい展開でも、配当金が支給されることがあります。

株主配当のデメリット

続いて、株主配当のデメリットです。
  • 減配・無配当の場合もある
  • 税金が掛かる
  • 資金が必要
企業の業績が好調続きなら、配当金の支給も続きますが、それが継続する保証はありません。

いつ何時、業績悪化となるかはなかなか読めません。

もしそうなれば、株主配当の減配・無配当となるリスクも生じます。

そのうえで、キャピタゲインも得られず、売買でも損失を生むということになれば、株主投資などやらなければよかった、やめとけという声を聞いたおけばよかったということにもなるでしょう。

次に、株主配当で利益が得られたとしても、そこには配当所得として税金が課せられます。

税率は20.315%。
内訳は所得税・復興特別所得税15.315%、住民税5%です。

源泉徴収という形になります。

もう一点、株式の所有額が少なければ、株主配当があったとしてもその額も小さくなります。

株主配当で大きな不労所得を得ようと思ったら、株式をたくさん購入する必要もありますが、それには資金が必要でしょう。

YouTube

YouTubeによる不労所得とは?

YouTubeに自分が撮影した動画を投稿し、そこに広告を掲載して、ユーザーがその広告を見るかクリックすると収入が得られるという形態の不労所得獲得法があります


この場合、YouTubeのパートナープログラムに参加することになるのですが、参加によってグーグルアドセンス広告を貼れるようになります。


その再生回数が増えれば、収益も大きくなるというわけです。


ただ、単価自体は低く、1再生につき0.1円だとも言われていますから、1万円稼ぐには10万回もユーザーに再生してもらわないといけません。


これは楽に達成できる数字ではないでしょう。


YouTubeの平均再生回数は数百程度とも言いますから、10万回再生を目指すにはかなりの工夫も必要です。


そのためには、コンテンツをより魅力のあるものにし、撮影方法や編集にも労力を掛け、更新もどんどしていかなければいけません。


それができて初めて大きな不労所得が得られます。

YouTubeに載せられる広告の種類

YouTubeには次のような広告を載せられます。
  • TrueViewインストリーム広告
  • TrueViewディスカバリー広告
  • バナー広告
  • オーバーレイ広告
TrueViewインストリーム広告とは、動画の再生中に30秒ほど流れる広告のこと。

TrueViewディスカバリー広告は、検索画面や関連動画欄に表示される広告。

こちらはサムネ入り画像とテキストで成り立っています。

バナー広告の表示場所は関連動画欄の上。
TrueViewディスカバリー広告よりも表示面積が大きいです。

オーバーレイ広告は動画の下に小さく表示されるものです。

これらの広告を駆使しながら、収益を上げていくことになります。

まとめ:不労所得はやめとけと言われるのは複数のデメリットが存在するから

ここまで、不労所得をやめておけと言われる理由についてお伝えしてきました。


不労所得をやめとけと言われるのは、いくつかのデメリットがあるからです。


例えば、確立するまでが大変、リスクを伴う場合がある、元手が必要な場合があるなどのデメリットです。


したがって、不労所得を目指したい場合は、これらのデメリットを乗り越える必要があります。


そのような人こそ不労所得獲得に向いているといえるでしょう。


そのうえで、どんなおすすめの不労所得の方法があるのかについても解説しました。


いろいろ不労所得の方法がありますが、そこに想定されるデメリットを克服したうえで臨めば、大きな収益が得られる可能性もあります。


まずはデメリットを克服する方法を探しましょう。


マネーキャリアでは、このほかにも不労所得に関する記事をいくつも用意しています。


不労所得に興味がある人はぜひそちらの記事もお読みになってください。