- 不労所得を目指すべきかどうか迷っている人
- 自分が不労所得に向いているか分からない人
- おすすめの不労所得を探している人
内容をまとめると
- 「不労所得はやめとけ」と言われる理由は、利益を得るまでに時間や労力がかかり、資金を回収できないリスクがあるため
- コツコツ作業ができる人や空き時間を有効に活用したい人は、不労所得に向いている
- おすすめの方法は、ブログ運営、不動産投資、投資信託、株式配当、YouTubeなど
- 不労所得や資産運用に悩みがある人は、お金の専門家による無料相談が何度でも利用できるマネーキャリアがおすすめ
監修者 谷川 昌平 フィナンシャルプランナー
株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー、証券外務員を取得。
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この記事の目次
- 不労所得がやめとけと言われる理由は?どんなデメリットがある?
- 不労所得で生活するのは大変
- リスクを伴う不労所得がある
- 元手(初期費用)が必要なものもある
- 詐欺に遭う可能性がある
- 不労所得で生活している人の実態を解説
- 不労所得だけで生活してるひとの割合は?
- どんな人が不労所得で生活してるの?
- 不労所得で生活してる人は、他に仕事してないの?
- 不労所得を目指すのに向いている人
- コツコツと作業をすることが苦手ではない人
- 空き時間を無駄にしたくない人
- 好きな分野がある人
- 不労所得を目指すのに向いていない人
- 短期的な利益を求める人
- 失敗を極度に恐れる人
- 学び続けるのが苦手な人
- おすすめの不労所得の方法5選
- ブログ運営によるアフィリエイト
- 不動産投資
- 投資信託
- 株式配当
- YouTube
- まとめ:不労所得はやめとけと言われるのは複数のデメリットが存在するから
不労所得がやめとけと言われる理由は?どんなデメリットがある?
不労所得はやめとけと言われる理由として、デメリットは以下3つあります。
- 不労所得を確立するまでが大変
- リスクを伴う不労所得がある
- 元手(初期費用)が必要なものもある
不労所得は一見魅力的に見えるものの、収入を得るまでには多大な努力やリスクが伴います。
これらの要素が、簡単に稼げると思い込んでいる人にとって、大きな落とし穴となることがあります。
この記事では、これらのリスクやデメリットについて詳しく解説し、不労所得で稼ごうかどうか迷っている人の判断のお手伝いになれば幸いです。
不労所得で生活するのは大変
不労所得はやめとけと言われる理由1つ目は、不労所得を得るまでに多大な時間と労力がかかるためです。
例えば、YouTubeの動画配信やブログで収入を得るには、視聴者や読者を集めるために継続的なコンテンツ制作が必要です。
また、投資の場合でも、利益を得るためには適切な投資先の選定や定期的な見直しが求められます。
そのため、不労所得で安定した生活を送るには、相当な努力と忍耐が必要です。
リスクを伴う不労所得がある
不労所得はやめとけと言われる理由2つ目は、リスクを伴う不労所得があるからです。
不労所得を得るための試みが失敗に終わり、損失を出す可能性があります。
YouTubeやブログで収益を狙っても、多大な時間と労力を費やして利益がほとんど得られないケースがほとんどです。
さらに、株式投資などでは、大きな収益が期待できる一方で、株価が下がって大損するリスクもあります。
このように、不労所得はハイリスクな方法も多く、損失を避けるためには慎重な判断が必要です。
その結果として、不労所得は「やめとけ」と言われることが多いのです。
元手(初期費用)が必要なものもある
不労所得はやめとけと言われる理由3つ目は、初期費用がかかるものがあるからです。
不労所得を得るには初期費用を伴うため元手が必要な場合が多く、簡単に始められるものではありません。
例えば、YouTubeの動画配信を始める場合は、動画作成にはパソコンやカメラ、編集ソフトといった機材が必要で、それらの費用が高額になることがあります。
また、投資でも不動産や株を購入するために多額の資金が必要です。
このように、初期費用がかかるため、元手がないと不労所得を得るのは難しいのです。
詐欺に遭う可能性がある
不労所得はやめとけと言われる理由4つ目に、詐欺に遭う可能性があります。
簡単に高収入を得られると謳った詐欺的な投資話が多く存在します。
金融庁からも注意喚起されているように、「上場確実ですので、必ず儲かります!元本も保証します!」といった謳い文句で投資勧誘されるケースがあります。
これらの勧誘は、元本保証がないどころか、最終的には全財産を失う危険性があります。
そのため、不労所得を目指す際には、金融庁の注意喚起を参考にし、信頼できる情報源を利用することが大切です。
不労所得で生活している人の実態を解説
ここでは、不労所得で生活している人の実態について、以下3つのポイントを詳しく解説します。
- 不労所得だけで生活してる人の割合は?
- どんな人が不労所得で生活してるの?
- 不労所得で生活してる人は、他に仕事してないの?
不労所得で生活できる人はごくわずかで、多くの人が他の収入源を必要としています。
それでは、不労所得で実際に生活している人の現状について、詳しく見ていきましょう。
不労所得だけで生活してるひとの割合は?
不労所得だけで生活している人の正確な割合を示した公的なデータは存在しませんが、非常に少ないと考えられます。
生活費と資金の必要額から推測することができ、例えば日本の月々の生活費は、令和5年での単身世帯の平均で167,620円程度(※)とされており、年間に換算すると約201万円です。
仮に、年利4%の安定した不労所得を得られると仮定すると、この金額をカバーするためには、少なくとも5,029万円の元手が必要となります。
このように、生活費を賄うためには相当な資金が必要であり、これだけの資金を持つ人は限られているため、不労所得だけで生活している人は非常に少ないといえます。
そのため、多くの人が不労所得以外にも働きながら収入を得ているのが現実です。
※参照:家計調査報告|総務省統計局
どんな人が不労所得で生活してるの?
不労所得だけで生活している人は、主に高額な資産を保有している層に限られます。
日本人の平均年収は443万円(※)とされていますが、不労所得で生活するために必要な資金はそれを大きく上回ります。
前述の例の通り、必要な元手が5,029万円と考えると、年収443万円で日々生活している一般的な収入では不労所得だけで生活するのは困難です。
実際に不労所得で生活している人は、資産家や過去に大きな投資で成功した人など、多くの資産を持っている層に限られます。
このような背景から、不労所得のみで生活できる人は非常に少なく、多くの人が他の収入源と組み合わせて生活しているのが現状です。
不労所得で生活してる人は、他に仕事してないの?
不労所得だけで生活している人でも、他に仕事をしているケースが多いです。
理由は、不労所得だけでは十分な収入を得ることが難しいためです。
安定した不労所得を得るには多額の元手が必要ですが、多くの人はそれを十分に持っていないため、他の仕事や副業を組み合わせて生活費を補っています。
また、リスク分散のために、他の仕事を続けながら不労所得を得る形をとる人もいます。
このように、不労所得だけで生活できる人はごく少数であり、ほとんどの人は何らかの形で他に仕事をしているのが現実です。
不労所得を目指すのに向いている人
不労所得を目指すのに向いている人は、以下の3つの特徴を持っています。
- コツコツと作業をすることが苦手ではない人
- 空き時間を無駄にしたくない人
- 好きな分野がある人
これらの特徴を持つ人は、不労所得を得るまでの過程で、継続的な努力や工夫が求められる局面を乗り越えることができます。
特に、空いた時間を効率的に活用できる人や、自分の好きな分野に情熱を注げる人は、その強みを活かして収益を得る仕組みを築きやすいです。
さらに詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
コツコツと作業をすることが苦手ではない人
不労所得を得るには、地道にコツコツと作業を続けられる人が向いています。
理由は、何もしないで収入を得るケースはほとんどなく、労力を伴う作業が多いためです。
長期的に少しずつ積み重ねる作業を続けられる人でなければ、確立するのに時間がかかる不労所得を得るのは難しいです。
したがって、不労所得を目指すのに向いている人は、そのような作業を続けられて、確立するまでのハードルを一歩一歩取り除いていけるような人です。
空き時間を無駄にしたくない人
空き時間を無駄にせず有効活用できる人こそ、不労所得を得るのに向いています。
空き時間を無駄にしたくない人は、空いた時間を効率的に使って、不労所得を得るための努力を積み重ねることができるからです。
趣味やリラックスする時間を少し減らし、その時間を不労所得の準備や作業に使えば、成果を積み上げることが可能です。
ただし、その空き時間を飽きずに継続的に活用できる人でなければ、目標達成は難しいです。
時間を有効に使う意識がある人が、不労所得に挑戦するのに向いています。
好きな分野がある人
好きな分野がある人は、不労所得を目指すのに向いているといえます。
具体例として、ブログ運営が挙げられます。
ブログ運営などでは自分の好きな分野にテーマを設定することで、楽しみながら作業をすることも可能です。
そうなれば、最初は大変でも続ける意欲がわき、頑張っていった結果、不労所得が得られる可能性もあります。
このように好きな分野がある人も、不労所得をやめとけとはせずに、ブログなどで目指すのに向いています。
不労所得を目指すのに向いていない人
不労所得を目指すのに向いていない人には、いくつかの共通した特徴があります。
以下にあげる3つのタイプの人は、不労所得の獲得において成功するのが難しいです。
- 短期的な利益を求める人
- 失敗を極度に恐れる人
- 学び続けるのが苦手な人
これらに当てはまる人は、不労所得の確立に必要な忍耐力やリスク管理、継続的な学びに対して、適応することが難しい場合が多いです。
具体的に解説していきますので、見ていきましょう。
短期的な利益を求める人
不労所得を目指す場合、短期的な利益を求める人は向いていません。
短期的な利益を狙う投資は市場の変動に大きく左右され、リスクが高いためです。
例えば、新NISAでは、非課税の恩恵を受けながら資産を長期間にわたって運用することが推奨されています。
市場の変動によるリスクを軽減するには、長期的に投資を続け、時間をかけてリターンを得ることが大切です。
そのため、短期的な利益を求める人は、長期間の安定した成長を目指す不労所得には向いていないと言えます。
失敗を極度に恐れる人
失敗を極度に恐れる人は、不労所得を目指すのには向いていません。
不労所得を得る過程では、市場の変動や経済の状況に左右されて損失を被る可能性が常に存在するためです。
株式市場や不動産投資では、相場の変動により資産価値が下がるリスクが伴います。
また、詐欺的な投資話に巻き込まれるリスクもあり、不確実性を受け入れることが大切です。
このようなリスクを受け入れられない人にとって、不労所得の確立は非常にストレスが大きく、成功を収めるのは難しいです。
学び続けるのが苦手な人
学び続けることが苦手な人は、不労所得を目指すのには不向きです。
投資や資産運用の分野は常に変化しており、最新のトレンドや経済状況を把握し、戦略を改善する必要があります。
市場の変動や新しい投資手法に対応するためには、継続的に学び続ける姿勢が不可欠です。
最新情報をキャッチし、自ら学んで対応策を講じることができないと、不労所得を安定的に得るのは難しくなります。
おすすめの不労所得の方法5選
不労所得を目指すには、効果的な方法を選ぶことが重要です。
以下に、おすすめの不労所得の方法を5つご紹介します。
- ブログ運営によるアフィリエイト:文章力を活かし、少額から始められる
- 不動産投資:家賃収入を通して、安定した収益が期待できる
- 投資信託:プロに運用を任せるため初心者向きで、分散投資が可能
- 株式配当:長期的な資産形成に向いており、保有するだけで定期収益を狙える
- YouTube:魅力的な動画で広告収益を得られ、大きな収益も期待できる
これらの方法は、長期的な収益を目指すのに適した手段です。
それぞれのメリットとデメリットを理解し、ご自身に合ったものを選んで取り組んでみてください。
ブログ運営によるアフィリエイト
不労所得のおすすめ方法1つ目として、ブログ運営によるアフィリエイトがあります。
ブログ運営によるアフィリエイトにはメリットがあり、以下3つあります。
- 少ないコストで始められる
- 専門知識が不要
- 隙間時間に取り組める
初期費用がほぼ不要で誰でも簡単に始められ、また、空き時間を利用して作業ができるため、仕事や家事の合間にコツコツ進めることが可能です。
一方、デメリットもあり、以下2つがあげられます。
- 不労所得に至るまで時間がかかる
- 収益が不安定
ブログ運営によるアフィリエイトで成果を上げるには時間がかかり、すぐに大きな収益を得るのは難しいです。
ブログ運営を通じたアフィリエイトは、努力と工夫が必要な反面、低コストで取り組める不労所得の方法のひとつです。
不動産投資
- 生命保険の代わりになる
- 年金対策になる
- 節税効果がある
- 借金リスク
- メンテナンス費用がかかる
- 空き室リスク
- 災害リスク
投資信託
不労所得のおすすめ方法3つ目は、投資信託です。
投資信託は、複数の投資家から集めた資金を運用のプロが管理・運用する仕組みで、以下3つメリットがあります。
- 運用のプロに任せられる
- 少額から始められる
- 分散投資が可能
投資信託ではファンドマネージャーに運用を任せるため、投資の知識がなくても始めやすく、新NISAなど少額からリスクを抑え、税制優遇を受けながら分散投資が可能です。
一方、デメリットも3つ存在します。
- 元本が保証されない
- 手数料が発生する
- タイムリーな売買ができない
投資信託には元本保証がなく、運用がうまくいかないと損失を被るリスクがあります。
このように、投資信託は初心者でも少額から始められる利点がある一方で、リスクやコスト管理への注意が必要です。
長期的な視点を持ち、リスク管理をしっかり行うことが投資信託の成功には欠かせませんので、専門的なアドバイスを受けてから始めることをおすすめします。
株式配当
- 預貯金よりも高い利回り
- 安定した収入が得られる
- 株価の上昇がなくても利益を得られる
- 減配や無配のリスク
- 税金がかかる
- 多額の資金が必要
YouTube
- 少ない初期費用
- 魅力的なコンテンツで大きな収益化
- 収益まで時間がかかる
- 視聴回数が不安定
まとめ:不労所得はやめとけと言われるのは複数のデメリットが存在するから
ここまで、不労所得をやめておけと言われる理由についてお伝えしてきました。
不労所得をやめておけと言われるのは、いくつかのデメリットがあるからです。
例えば、確立するまでが大変、リスクを伴う場合がある、元手が必要な場合があるなどのデメリットです。
したがって、不労所得を目指したい場合は、これらのデメリットを乗り越える必要があります。
そのうえで、どんなおすすめの不労所得の方法があるのかについても解説しました。
いろいろ不労所得の方法がありますが、そこに想定されるデメリットを克服したうえで臨めば、大きな収益が得られる可能性もあります。
マネーキャリアでは、このほかにも不労所得に関する記事をいくつも用意しています。
不労所得に興味がある人はぜひそちらの記事もお読みになってください。