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メルカリ・ラクマなどのフリマアプリを利用している方は多いです。しかし、その中には「出品が面倒。代行してもらいたい。」このように思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。ここでは、フリマアプリの出品代行はルール違反になるのかやおすすめの代行サービスを紹介します。

監修者「谷川 昌平」

監修者 谷川 昌平 フィナンシャルプランナー

株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー証券外務員を取得。
>> 谷川 昌平の詳細な経歴を見る

この記事の目次

フリマアプリの出品代行は禁止?ルール違反になる?

これからフリマアプリを利用したい人、あるいは利用しようとしている人は多いのではないでしょうか。


そしてそのなかには出品から梱包までを第三者に任せる代行サービスを利用したいという人もいるでしょう。


しかしこうした出品代行は禁止されているケースが多いです。


ではフリマアプリで出品代行が認められるケースとはどのようなものでしょうか? またおすすめの出品代行サービスはどのようなものがあるのでしょうか?


この記事では、

  • フリマアプリの公式出品代行サービス
  • 出品代行サービスを利用するメリット・デメリット
  • フリマアプリ出品代行に関するQ&A
  • フリマアプリで効率よく出品・発送する方法5選
について紹介します。


フリマアプリ出品に大変役立つ記事となっていますのでぜひ最後までご覧ください。

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フリマアプリの出品代行は禁止!公式の代行サービスがおすすめ


フリマアプリの出品代行は運営側から禁止されいているケースが多いです。


たとえばメルカリでは出品代行行為自体を禁止しています。もし出品代行が発覚した場合は出品した商品が削除されたり、アカウント停止といったペナルティがあります。


ラクマでは出品代行の禁止ルールはありません。しかし購入の申請があってから商品を仕入れるなど、手元にない商品を出品する行為は禁止しています。


このようにサービス業者によってルールは違っていますが、フリマアプリでの出品代行は原則禁止としているケースが多いです。


ペナルティが発生することもあるので出品代行をするときはフリマアプリのルールを確認するようにしましょう。

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フリマアプリの公式代行サービスを紹介【料金・利用方法は?】

ここからはフリマアプリにある公式の出品代行サービスの料金・利用方法について紹介していきます。


紹介する出品代行サービスは

  • メルカリ「あとよろメルカリ便」
  • ラクマ「ラクまるっと」
  • ヤフオク!「おまかせ出品」(QuickDo)
  • PayPayフリマ「おまかせ大型配送」
の5種類になります。


以下でこの5つのサービスについて詳しく紹介していきます。

①メルカリ「あとよろメルカリ便」


メルカリの「あとよろメルカリ便」はメルカリが2020年12月8日からスタートしたサービスです。


あとよろメルカリ便はメルカリのアプリから申し込みできます。出品後、預ける商品を登録します。登録できる商品は最大30です。


登録後、集荷依頼をして日時を指定することで業者が集荷してくれます。その際はひと箱に集荷する商品をまとめておくことが必要です。


さらに便利なのが集荷された商品の写真撮影も倉庫で行ってくれる点です。利用者は出品と、あとよろメルカリ便への商品の登録と集荷依頼をするだけであとは業者に任せることができるのです。


料金はネコポス(A4サイズ、厚さ2.5cm以内)の場合260円、宅急便コンパクト(専用ボックス、厚さ5cm以内)だと480円となっています。


また宅急便の場合はサイズごとに料金が違い、

サイズ料金
60950円
801,100円
1001,400円
1201,600円
140
1,800円
1602,100円

となっています。

②ラクマ「ラクまるっと」


ラクマは楽天が提供するフリマサービスです。ラクまるっとはラクマでの出品代行の公式サービスとなります。


ラクまるっとは申し込み後、出品したい商品を箱に詰めて送るだけで代行サービスを提供してくれます。


商品の撮影、出品、梱包、発送をすべて代行してくれます。出品者本人は入金を待つだけです。


料金は販売価格によって変わり、

販売価格手数料
~4,999円
880円+販売価格の13.75%
5,000~9,999円1,375円+販売価格の13.75%
10,000円以上2,200円+販売価格の13.75%

となっています。


ここで注意しなければならないのが、販売価格が1,900円以下だと販売額が手数料となってしまう点です。


ラクまるっとを利用する場合は、販売価格1,900円を超える商品を出品するようにしましょう。

③ヤフオク!「おまかせ出品」(QuickDo)

おまかせ出品(QuickDo)はヤフオク!の出品代行サービスです。


「お客様情報シート」をダウンロードし、商品と同梱することでサービスを受けることができます。お客様情報シートをダウンロードできない場合、本人確認種類のコピーと口座情報を記入して代わりに送ればサービスを受けられるという流れです。

出品するサービスの集荷は近くの佐川急便の営業所に連絡することで行えます。


集荷後、出品された商品について落札者からの入金を確認後、口座への振り込みは最短2週間ほどです。


おまかせ出品の料金は落札価格によって決まります。落札価格が2,500円未満の場合は一律で500円です。また落札価格が500円未満の場合は全額がサービス料として徴収されます。


落札価格が2,500円以上の場合は18%が料金として徴収されます。

落札価格サービス料金
500円未満全額
500~2,499円500円
2500円以上18%

おまかせ出品を利用するときは500円以上の商品のみ代行を依頼するようにしましょう。

④PayPayフリマ「おまかせ大型配送」


PayPayフリマの出品代行サービスおまかせ大型配送は80~450cmの幅広いサイズの大型配送に対応した出品代行サービスです。


おまかせ大型配送は出品時にこちらのサービスを選択することで利用できます。商品が購入されたら、集荷・お届け日時を指定します。


その後、指定日に配送員が集荷に来てくれるので、そこで梱包までしてくれるのです。


総量は全国一律で取引相手とも完全に匿名でやり取りができます。


料金は商品のランク・サイズによって違っていて、

ランクサイズ料金
SS80cmまで1,700円
S120cmまで2,400円
A160cmまで3,400円
B200cmまで5,000円
C250cmまで8,600円
D300cmまで12,000円
E350cmまで18,500円
F400cmまで25,400円
G450cmまで33,000円

となっています。

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フリマアプリの出品代行を利用するメリット・デメリットを解説!


ここからはフリマアプリの出品代行を利用するメリット・デメリットについて紹介します。


出品代行のメリットは、

  • 梱包・発送の手間が省ける
  • 出品数を増やせる
  • きれいに梱包できて購入者からの評価が上がる
の3つがあげられます。


逆に出品代行のデメリットは

  • 手数料がとられてしまう
  • 出品・発送に慣れない
の2つです。


以下で詳しく紹介させていただきますので、しっかりとメリット・デメリットを把握するようにしましょう。

出品代行を利用するメリット


出品代行を利用するメリットについて紹介します。


メリット➀梱包・発送の手間を省ける

ここまで紹介してきた出品代行サービスは梱包・発送を必ず代行してくれていました。これは商品によってはこの作業に大変な手間がかかるからです。


またこのほかにも出品にはアカウントの取得、購入者とのやりとりも必要な作業になってきます。


出品代行サービスを利用することで、こうした面倒な作業にかかる時間を省くことができます。


メリット②出品数を増やせる

出品に必要な作業をすべて自分でやる場合、さまざまな作業が必要になります。その具体的なものとして商品の写真撮影、梱包、発送、購入者とのやり取りがあげられます。出品数が増えれば、それだけこういった作業が膨大になってしまうので出品を躊躇してしまうこともあるでしょう。


出品代行サービスを利用すれば、業者の倉庫で出品した商品を管理してくれます。そのため出品数を増やすことに躊躇することがなくなるのです。


メリットの③きれいに梱包できて購入者からの評価が上がる

届いた商品の梱包が汚かったり、雑だったりすると印象が悪いですよね。次回以降、同じ出品者からは買わないという人もいるでしょう。


自分がそういった評価されてしまうと、出品してもなかなか購入者が出てこないということになってしまいます。


出品代行サービスを利用すれば、梱包も業者がやってくれるのでそうした心配がありません。商品に合わせた梱包のノウハウもあるので信頼もおけるでしょう。


この点からも出品代行に任せることは大きなメリットがあると言えます。

出品代行を利用するデメリット


ここからは出品代行を利用するデメリットについて紹介します。


デメリット➀手数料がとられてしまう

出品代行の業者によって料金の設定は変わってきますが、せっかく売れた商品の購入金額の一部が手数料としてサービス提供者に取られてしまうのはもったいないですよね。


サービスを受ける以上、料金が発生するのは仕方ないことです。しかしこのお金も自分で売れば手元に入るものだと思えば、出品代行を利用するデメリットになるでしょう。


デメリット②出品・発送に慣れない

フリマアプリで長期的に販売していこうと思った場合、販売スキルが必要な場面もでてくると思います。そうした場合の出品・発送は自分でやって経費などを削減する必要があります。


しかし出品代行を利用していると、自分で出品・発送の手続きや作業に慣れることができません。出品数を増やしたいと思っても、手間の問題からそれができないということもあるでしょう。


フリマアプリでの販売スキルを身に着ける、という観点から見れば出品代行の利用はデメリットということになります。

フリマアプリの出品代行に関するQ&A


ここからはフリマアプリの出品代行に関してよくあるQ&Aについて紹介します。


Q&Aは、

  1. 公式でない出品代行サービスにはどんなものがある?
  2. 公式サービスと「マカセル」の違いは?
  3. 出品代行の在宅バイト・副業ができるって本当?
の3つについて紹介していきます。

①公式でない出品代行サービスにはどんなものがある?

ここまでは主に公式の出品代行サービスを紹介してきました。しかしなかには非公式の出品代行サービスもあります。


その種類はマカセルベアーズQuickDoなどです。トリクル・ハコクルといったサービスもありますが、現在は停止中です。


マカセルはマカセラーという出品のプロに商品の出品にかかわること全般をやってもらうことができます。


ベアーズは自分が売りたいものを箱に詰めて、渡すだけで出品から取引まですべてを行ってくれるサービスです。


QuickDoは出品代行が禁止されていない、ヤフオク!で利用できる出品代行サービスとなります。


これらのサービスはフリマアプリに自分で出品したときの手続きが面倒な人、販売価格を少しでも高くしたいという方には特に便利なサービスとなっているものです。

②公式サービスと「マカセル」の違いは?


マカセルでは出品代行サービスを商品の写真撮影や説明書きまで行ってくれます。


公式のサービスでは商品の梱包や発送のみしか行ってくれない場合が多いですが、マカセルでは出品にかかわるすべての作業を代行してくれるのです。


また特色としてマカセラーという出品のプロに出品の発注をすることになります。マカセラーは複数人いますので、商品のジャンルやレビューを参考に自分にあった出品のプロに販売をお願いすることができるのです。


しかしマカセルは公式のサービスではありません。そのためフリマアプリのルールで出品代行が禁止されていた場合、ルール違反となってしまいます。


ルール違反が発覚しますと、出品取り消しやアカウント停止といったペナルティが発生してしまいますので注意しましょう。

③出品代行の在宅バイト・副業ができるって本当?


出品代行の在宅バイト・副業を行うことは可能です。


たとえば先ほど紹介したマカセルではマカセラーという出品代行の依頼を受ける人がいます。こちらはマカセルのホームページから登録することができます。


ですが運営している業者が安全かどうかを確認するのが難しく、思わぬトラブルに巻き込まれる可能性があるのでおすすめはしません。


また出品代行は先ほども説明したとおり、禁止されている行為なのでバイトや副業をするならば別のものをさがしたほうがよいでしょう。

フリマアプリで効率よく出品・発送する方法5選!


ここからはフリマアプリで効率よく出品・発送する方法を5つ紹介します。


5つの方法とは、

  1. テンプレを使う
  2. セットで出品する
  3. メルカリ便を使う
  4. 片付けや掃除のときに写真を撮っておく
  5. 買い物した時に梱包材をとっておく
となります。


以下で詳しく紹介していきます。

①テンプレを使う

フリマアプリで効率よく出品・発送する方法の1つ目はテンプレを使うということです。


フリマアプリでは出品のときに商品の説明文を入力する必要があります。それを出品のたびに行うのは手間がかかりますよね。


そこで出品のときの説明文のテンプレをいくつかつくっておくことをおすすめします。同じような商品を出品して、同じような説明文を入力していると感じたなら、テンプレをつくっておくことで効率よく出品することができるのです。


また説明文だけでなく、写真撮影のときのカメラの視点などの構成もテンプレをつくっておくと出品のときに効率がよくなります。


全ての商品をテンプレどおりに出品することは難しいですが、自分がよく出品する商品のジャンルに合わせていくつかテンプレをつくるようにしましょう。そうすることで効率的に出品していくことができます。

②セットで出品する


フリマアプリで効率よく出品・発送する方法の2つ目はセットで出品するということです。


商品を単品でそれぞれ出品すると、1つ1つ商品ページを作成する必要があります。しかしセットで出品すれば作成する商品ページも1つで済むので効率的に出品を行うことができます。


たとえば漫画などを全巻セットで出品するなど、シリーズものの商品をセットで出品する方法があげられます。こちらの方法は初心者にもおすすめです。


またセット出品に慣れてくれば、ジャンルを超えた商品をうまく組み合わせることで購入されやすいセットをつくることもできるようになるでしょう。またセット価格で出品することでお得感も演出できます。


フリマアプリに出品するものが複数あるときはセットで出品することを検討してみてください。

③メルカリ便を使う

商品を発送するときの手続きは意外に面倒です。伝票に記入や商品を営業所やコンビニまでもっていくなど、手間のかかる作業があります。


これらはメルカリ便を利用することで効率化することができます。これが効率化するための3つ目の方法です。


メルカリ便にはらくらくメルカリ便ゆうゆうメルカリ便の2種類があります。いずれも宛て名書き不要のサービスです。また配送状況が確認でき、配送サポートを受けられるという共通点もあります。


らくらくメルカリ便は全国送料が一律で、対応サイズが幅広いことが特徴です。A4サイズから160cmサイズの商品まで対応しています。


ゆうゆうメルカリ便は郵便ポストから発送可能なサービスです。受け取りは郵便局やコンビニから行うことが可能となります。


こうしたサービスを利用することで発送にかかる作業を効率化することができるのです。

④片付けや掃除のときに写真を撮っておく


フリマアプリで効率的に出品する方法の4つ目は、片付けや掃除のときに写真を撮っておくということです。


家の片付けや掃除をしていて出品できそうなものを見つけることもあるかと思います。そうしたときにポケットにスマホを入れておいて、商品になりそうなものを撮影しておくのです。


これによって出品のときに改めて写真撮影する必要がなくなります。また出品するつもりの商品を画像で管理することができるので、あとで確認するときにも便利です。


出品のときにいちいち現物を取り出して写真撮影をするよりも、あらかじめ写真を撮ってから出品するかどうかを決めたほうが作業の効率化をすることができます。


フリマアプリに出品する商品の写真撮影は片付けや掃除のときにまとめて済ませるようにしましょう。

⑤買い物した時に梱包材をとっておく

フリマアプリに効率的に出品する方法の5つ目は買い物した時に梱包材をとっておくということです。


店舗やインターネットで購入した商品は梱包材で保護されているケースが多いでしょう。そしてその梱包材は商品のサイズに合わせたものが使われています。その梱包材を発送する時までとっておけば、発送前の梱包を効率よく終わらせることができるのです。


また梱包材のサイズが商品に合っているものを使えば、梱包をきれいに行うことができます。これによって購入者からの印象もよくなるので一石二鳥の効果を得られるでしょう。


フリマアプリにいずれ出品しそうな商品を購入したときは、梱包材があればそれをとっておくようにしましょう。

まとめ:フリマアプリの出品代行は公式サービスを使おう

ここまでフリマアプリの出品代行は禁止かどうかということや、おすすめの代行サービスについて紹介してきました。


今回の記事のポイントは大きく分けて、

  • フリマアプリの出品代行はルール違反になるのか?
  • フリマアプリの公式代行サービスはどのようなものがあるのか? 内容や料金はどうなのか?
  • フリマアプリで出品するメリット・デメリット
  • フリマアプリについてよくあるQ&A
  • フリマアプリで効率よく出品・発送する方法5選
ということについて紹介してきました。


フリマアプリでは禁止されていない公式の出品代行サービスを利用するようにしましょう。非公式の出品代行を利用すると、ペナルティが発生してしまうことがあります。

さらにフリマアプリで出品代行サービスを利用するときはメリットとデメリットを把握してから利用するようにするべきです。自分の目的に合った出品代行の利用方法を見つけましょう。

また必要があれば、自分で出品するときに効率よく行える方法を実践してみることも検討してみてください。

この記事を確認して、フリマアプリ利用のコツを覚えるようにしましょう。

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