バセドウ病(甲状腺機能亢進症)でも保険に加入できる?バセドウ病でも入れる保険を徹底解説のサムネイル画像

「バセドウ病になるとなかなか生命保険に通らないと聞いた」

「バセドウ病は完治がむずかしい病気だから条件のいい生命保険に入れなそう」


とお悩みではないでしょうか。


結論、バセドウ病でも生命保険に加入できる可能性は高いです。


実際、保険加入や保険の見直しに成功している方も多く存在します。


ただし保険会社によって加入可否の基準が異なります。


そのため、より良い条件で加入できる保険会社を見つけることが大切です。


この記事ではバセドウ病の方の生命保険への加入条件や、保険ごとの加入可否の基準などを紹介します。


バセドウ病でも活用できる生命保険以外の公的支援制度やについても解説するのでぜひご覧ください。

  • なるべく良い条件で保険に加入したい
  • バセドウ病のせいで保険の加入を断られたことがある
  • 保険料や保障内容を見直したい

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▼内容をまとめると 

  • バセドウ病の人が生命保険に加入することは十分に可能
  • 保険の種類ごとにバセドウ病の人の審査項目が異なる
  • バセドウ病の人の保険選びには保険のプロに相談するのがおすすめ

※通院歴・治療歴は保険会社にバレる可能性が高いです。

※バセドウ病を隠して保険に加入すると告知義務違反となるため注意しましょう。

監修者「井村 那奈」

監修者 井村 那奈 フィナンシャルプランナー

ファイナンシャルプランナー。1989年生まれ。大学卒業後、金融機関にて資産形成の相談業務に従事。投資信託や債券・保険・相続・信託等幅広い販売経験を武器に、より多くのお客様の「お金のかかりつけ医を目指したい」との思いから2022年に株式会社Wizleapに参画。
>> 井村 那奈の詳細な経歴を見る

この記事の目次

バセドウ病(甲状腺機能亢進症)の生命保険(医療保険)の加入について


結論、バセドウ病でも生命保険(医療保険)に加入することは十分に可能です。


バセドウ病は他の持病と比べて比較的生命保険に加入しやすい持病のため、まずは一般の生命保険に条件なしで加入できないか検討することをおすすめします。


ここからは、バセドウ病の保険加入のための審査項目や、保険の種類ごとの加入基準について詳しく紹介していきます。


ぜひ参考にしてください。


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バセドウ病(甲状腺機能亢進症)の保険審査項目


ここでは、バセドウ病(甲状腺機能亢進症)の方が保険に加入するときの審査項目を紹介します。


「バセドウ病になって保険の引受基準が複雑でよくわからない」

「審査項目が多すぎて何を基準にすればいいのかわからない」


マネーキャリアではこのようなご相談をよくいただきます。


この機会に、保険ごとのバセドウ病の審査基準・引受基準について知っておきましょう。


バセドウ病における主な保険審査項目と加入可否のめやすは以下のとおりです。

  • 過去の通院歴
  • 入院歴
  • 今までの治療内容
  • 治療後期間(完治していれば)
  • 合併症うむ

上記ではバセドウ病における主な保険審査項目をまとめました。


1度バセドウ病になると完治の可能性が低いため保険会社引受基準を細かくする傾向があります

生命保険(医療保険)

バセドウ病と診断されても通院している人であれば、一般の生命保険に加入できる可能性が高いです。


保険会社の審査基準例を紹介していきます。


▼バセドウ病でも加入できる保険会社の審査基準例

保険会社条件
A治療中・経過観察中
全治後3年後
B治療中または治療後で入院歴がない
治療中または治療後で退院後1年以上

※取扱保険会社の引受基準をもとにわかりやすくまとめたもの


上の表を見てわかるように、保険会社によって引受基準は異なります。


「A社で保険の加入を断られたけどB社では条件なしで保険に入れた」事例もあるので複数の保険会社の保険を検討することが大切です。


ただ、複数の保険会社を一人で探すのは難しいため、保険のプロのFPが多数在籍する「マネーキャリア」に相談してみることをおすすめします。


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引受基準緩和型保険

バセドウ病と診断されても引受基準緩和型保険に加入できる可能性が高いです。


ただ引受基準緩和型保険は告知項目が少ないかわりに保険料が割高という特徴があります。


なのでどうしても治療部位が保障されたい方におすすめの保険です。 


 バセドウ病を経験しても引受基準緩和型保険に加入しやすい人の特徴は以下のとおりです。

  • 過去3ヵ月以内に入院や手術、放射線治療をすすめらていない 
  • 過去1年以内に入院、手術、放射線治療を受けていない 

上記に該当する方は引受基準緩和型保険に加入できる可能性があります。

がん保険

最後にご紹介するのは、がん保険です。バセドウ病でもがん保険に加入できるのは意外に思われるかもしれません。


まず、がん保険の告知内容をみてみましょう。

がん保険の告知事項
今までにがんになったことがあるか
過去3ヵ月以内に所定の病気で診察・検査・治療・投薬を受けたか
過去2年以内の健康診断で所定の内容で再検査を受けたか


所定の病気・内容は保険会社によって異なりますが、バセドウ病が含まれていることはほとんどありません。


そのため、バセドウ病の人でも加入しやすくなっています。


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「自分にあった保険がわからない、、、」

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バセドウ病(甲状腺機能亢進症)でも生命保険に加入できる?


ここでは、バセドウ病になったあとに生命保険に加入できるかを紹介します。


バセドウ病を発症したら、もう生命保険には加入できないと思っていませんか。


通常、持病や既往歴があると、新しく生命保険に加入するのは難しくなってしまいます。


バセドウ病の場合も例外ではなく、希望の生命保険に加入できなかったり、保障内容に制限が付いたりすることは珍しくありません。 


 バセドウ病とは「甲状腺機能亢進症」ともいわれ、甲状腺ホルモンが過剰に分泌されて全身にさまざまな悪影響を及ぼす病気です。


まずは、以下の3つについて解説していきます。

  • バセドウ病とはどんな病気なのか
  • バセドウ病の主な症状について
  • バセドウ病でも生命保険に加入できるのか


最後まで読めば、バセドウ病の治療中の人でも加入できる保険があることや、おすすめの保険について詳しく理解できるはずです。

バセドウ病(甲状腺機能亢進症)とは?

バセドウ病は20代から50代の女性が発病しやすく、自己免疫が原因と考えられている病気です。


喉にある甲状腺の表面には、甲状腺刺激ホルモンの受容体があり、TSH受容体と呼ばれます。


この受容体に自己抗体が結合してしまうことで、必要以上に甲状腺が刺激され、甲状腺ホルモンが過剰に作られてしまうのがバセドウ病の原因です。


バセドウ病は甲状腺が刺激され続けることで、全身にさまざまな症状が出ます。


甲状腺が腫れるのも、バセドウ病患者の特徴のひとつです。


また、「バセドウ病眼症」といって目が前面に飛び出してくる眼球突出が起こることもあります。


しかし、バセドウ病と診断されるには、問診や触診に加えてさまざまな検査を受けなくてはいけません。


症状は多岐にわたり、ほかの病気でも起こるものが多いからです。

バセドウ病(甲状腺機能亢進症)の症状

バセドウ病の症状としては、自律神経の乱れや、更年期障害と間違われることも多いです。

治療をせずに放置していると重篤な症状に発展する可能性もあるので、「おかしいな」と感じたら早めに病院を受診しましょう

主な症状をまとめました。
  • 疲れやすい
  • 動機がする
  • イライラする
  • 不眠になる
  • 手足、指が震える
  • 下痢になる
  • 体重がガクッと減る
  • ほてり、発汗
バセドウ病は、甲状腺ホルモンが過剰に分泌される病気です。

新陳代謝が必要以上に良くなるので、常に動き続けているような状態になります。

体力が消耗するだけでなく、エネルギーも消費され続けるので、急に体重が減るのも症状のひとつです。

女性は特にダイエットをしていると気づきにくいですが、「痩せ続ける」といった現象も、病気のサインであることは頭に入れておく必要があります。

バセドウ病(甲状腺機能亢進症)でも生命保険に加入できる?

結論、バセドウ病でも生命保険に加入できる可能性があります。


バセドウ病は20代と若い世代の人が発病することも多い病気です。


生命保険に入っていない、入っていても保障が不十分だという人も多いでしょう。


一般的に、持病があると生命保険には入りづらくなります。バセドウ病も例外ではなく、加入を断られる可能性が高くなるでしょう。


しかし、バセドウ病になると生命保険に入れなくなるわけではありません。加入できるかは保険会社に左右され、以下のような条件がつく可能性もあります。

  • 寛解しており、一定年数が経過している
  • 甲状腺の病気は保障対象外

とはいえ、契約可能な生命保険はあるので安心してください。


また、加入できる生命保険も複数あります。


「甲状腺の病気までカバーしたい」といった希望にも対応できるので、悲観する必要はありません。


どの保険に加入するのがベストなのかわからずに悩んでしまう場合は、無料の保険相談サービス「マネーキャリア」に相談してみてはいかがでしょうか。


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バセドウ病(甲状腺機能亢進症)の方が生命保険に加入する際の注意点


ここでは、バセドウ病(甲状腺機能亢進症)の方が生命保険に加入する前に知っておきたい注意点を解説します。


ここまで読んだ人は、バセドウ病でも入れる保険の選択肢があることがわかり、ホッとしたのではないでしょうか。


しかし、生命保険はたくさんの種類があるので、迷ってしまうかもしれません。


どんなことに気を付けて選べばいいのかわからない人がほとんどでしょう。


ここからは、バセドウ病の人が生命保険に加入する際の注意点として、以下の4つをご紹介します。

  1. きちんと告知する
  2. 通院保障をつける
  3. 終身型がおすすめ
  4. 保障の削減期間の有無を確認する

注意点①きちんと告知する

バセドウ病を患ったことがある方が保険に加入するとき、必ずきちんと告知しましょう。


一般の生命保険に加入するときは現在の健康状態や既往歴の詳細な告知を求められ、バセドウ病を隠して加入すると、告知義務違反に該当してしまいます。


契約が解除されたり、保障がなくなったりといったペナルティが科されるので注意してください。


一般の生命保険の告知内容は、以下のとおりです。

  • 過去3ヵ月以内に病気・怪我で医師から診察・検査・治療・投薬のうちどれかを受けたか
  • 過去5年以内に、病気や怪我で継続して7日以上の入院をしたか
  • 過去5年以内に、病気・怪我で手術をしたか
  • 今までにがんと診断されたことがあるか
  • 過去2年以内に、健康診断・人間ドッグを受けて、再検査となったことがあるか
  • 現在、身体の障がいがあるか
  • 満16歳以上の女性の方は現在、妊娠しているか

バセドウ病の治療中なら、上記に加えて、以下の項目も合わせて告知する必要があります。

  • 入院経験
  • 治療内容
  • 通院期間
  • 服薬中の薬
  • 甲状腺ホルモンの数値(TSH・T3・T4)
  • 合併症の有無 
うっかり告知を忘れると告知義務違反となり、保険が解約されたり給付金が支払われなかったりするペナルティが課されます。

漏れなく告知をして保険に加入できるか不安な方は、保険の無料相談窓口である「マネーキャリア」に相談することをおすすめします。

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注意点②通院保障をつける

特約を付けるなら、バセドウ病の人は通院保障がおすすめです。


保険に加入する際、オプションとして選べるか確認しましょう。


バセドウ病の主な治療は薬物療法です。


入院して治療する人もいますが、症状が良くなってくれば退院し、通院治療に切り替える人も少なくありません。


例えば、有効な治療法のひとつであるアイソトープ治療は、平均で3~4ヵ月の通院が必要です。


しかし、多くの保険で保障されているのは「入院」のみなので、通院保障を付けていないと通院治療では保険金を受け取れません


治療期間が長引く可能性も高いので、通院保障は必須といえるでしょう。


最近の保険には、さまざまな特約が用意されています。


今後の治療を見越して、特約を選ぶようにしてください。

注意点③終身型がおすすめ

バセドウ病の人の場合、終身型の生命保険がおすすめです。


保険には、一定期間の保障が得られる「定期型」と一生涯保障が続く「終身型」があります。


定期型保険は保険料が安く、保険料を抑えながらリスクに備えられるのがメリットとなっています。


しかし、更新のたびに保険料は上がっていくので注意しましょう。


一方、終身型保険は、保険料が一生変わらず、解約返戻金もあるので貯蓄性もあります。


また、バセドウ病は再発リスクが高い疾患のひとつです。


保険は一度解約すると、症状によっては再加入できない場合があります。


リスクや手間を考慮すると、一生涯保障が続く終身型に加入しておくのが安心でしょう。


定期型保険は、一定期間保障を手厚くしたい場合に活用するのがおすすめです。

注意点④保障の削減期間の有無を確認する

一般の生命保険や、引受基準緩和型保険に加入する場合は、保障の削減期間の有無を確認しましょう。


保険商品のなかには、加入時から一定期間、保障が削減されるものがあります。


例えば、削減期間が1年、保障額が50%の場合は、加入から1年間は入院や手術になったときに受け取れる保険金が50%に削減されます。


入院1日5000円だと、2500円になるので、積み重なればかなり大きな違いになるでしょう。


もちろん決められた削減期間が終わると、全額給付されるようになります。


保険商品によって削減内容が異なるので加入前に確認しましょう。


また、最近では削減期間がない保険商品も発売されています。

バセドウ病(甲状腺機能亢進症)と生命保険に関する疑問を相談できる保険相談窓口3選!


生命保険に入りたいと思ったら、保険相談窓口に行きましょう。


保険相談窓口なら、バセドウ病と生命保険に関するあらゆる悩みを相談できます。


おすすめの保険相談窓口と特徴を一覧にまとめたのでご覧ください。

保険相談窓口特徴
マネーキャリア保険相談満足度93%以上
保険相談件数12,000件以上
取扱保険会社数40社以上※業界トップクラス
3,000人以上の優秀なFPが在籍
保険見直し本舗無料相談限定キャンペーンあり
40社以上の保険会社と提携
プランの見直しからアフターフォローまで充実
保険見直しラボお客様満足度97.3%の相談実績
業界経験年数平均12.1年のベテラン相談員
訪問保険相談をしたい方におすすめ


どの保険相談窓口でも、何度でも無料で相談できます。


バセドウ病の場合、再発のリスクや、治療期間が長引く可能性を考慮したうえで保険を選ばなければいけません。


最適な保険選びには、プロの力が不可欠です。


少しでも疑問や不安があるなら、保険相談窓口を利用しましょう。

おすすめ1位:マネーキャリア

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マネーキャリアの無料FP相談は信頼性が高く、リピーターが多いため相談者が満足する相談サービスを提供している点が評価ポイントです。


家族や身近な人に経済的負担をかけたくない人に、マネーキャリアの無料相談をおすすめします。

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保険見直し本舗は、保険を中心としたライフプラン設計の相談に1番おすすめの相談窓口です。


保険見直し本舗は、FP相談として保険分野に強い窓口なので保険の加入や見直しが相談内容の方はこちらがおすすめです。


また、全国に店舗があるためオンラインだけでなく直接相談したい方でも利用しやすいため人気のFP相談窓口の1つです。

おすすめ3位:保険見直しラボ

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保険見直しラボは、訪問タイプの保険相談をしたい方におすすめです。


訪問保険相談とは、あなたが指定した場所にFPや相談員が訪問してくれる相談形態のこと。


保険見直しラボの最大の特徴は業界経験年数が長いスタッフのみが在籍している点です。 


多くの事例を経験しているFPに相談したい方は保険見直しラボで保険相談がおすすめです。

バセドウ病(甲状腺機能亢進症)で利用できる公的支援制度


保険で備えるのはもちろん、バセドウ病になると公的支援制度を利用できます。


公的支援制度といってもいくつかあり、収入が保障される、医療費が安くなる、生活費がもらえるなどさまざまです。


本記事では、以下の4つをご紹介します。

  1. 高額療養費制度
  2. 傷病手当金
  3. 障害年金制度
  4. 生活保護制度

保険と合わせて利用すれば、経済的負担を大きく軽減でき、家族の負担も減らせます。


難病の人を支えるための制度なので、積極的に活用してください。

高額療養費制度

入院や手術、度々の通院で毎月の医療費負担が大きい人のため、高額療養費制度があります。


健康保険に加入していれば誰でも利用できるので、治療費が多い人はぜひ活用しましょう。


高額療養費制度とは、病院や薬局で支払った金額がひと月あたりの上限を超えると、超えた分が払い戻される仕組みです。


ひと月の上限額は、対象者の年齢や年収によって異なります。

適用区分(~69歳)ひと月の上限額
年収約1160万円以上252600円+(医療費-842000)×1%
 年収約770万円以上、約1160万円以下167400円+(医療費-558000)×1%
 年収約370万円以上、約770万円以下80100円+(医療費-267000)×1%
年収約370万円以下 57600円


簡単にシミュレーションできるサイトもあるので、気になる人は自分の上限額を調べてみてはいかがでしょうか。

傷病手当金

傷病手当金は、病気で休職したときに、被保険者とその家族の生活を保障するために設けられた制度です。


病気やけがで会社を休み、十分な報酬が受けられない場合に手当金が支給されます。


病気やけがのために会社を休んだ日が連続して3日間あり、4日目以降の休んだ日に対して支給され、職場復帰するまで最長1年6ヵ月まで受け取れます。


ただし、以下の場合には支給されません。

  • 有給休暇で給与が支払われる日
  • 個人事業主
  • 支給開始から1年6ヵ月以降


また、1日あたりの支給金額は以下の計算式で求められます。

【支給開始日の以前12ヵ月間の各標準報酬月額を平均した額】(※)÷30日×(2/3)

詳しくは、全国健康保険協会の「傷病手当金」をご覧ください。

障害年金制度

現役世代も含め、病気やけがによって生活や仕事が制限されると障害年金が受け取れます。


障害年金には「障害基礎年金」と「障害厚生年金」の2種類があり、国民年金に加入していた人は「障害基礎年金」、厚生年金に加入していた人は「障害年金」となります。


年金と聞くと65歳以下はもらえないというイメージがありますが、障害年金は20歳以上で条件に当てはまっていれば請求できます。


また、障害厚生年金に該当するよりも軽い障害が残ったときは、障害手当金(一時金)が受け取れる制度もあります。


受け取れる金額は、障害の程度を障害等級表により、1~3級に分類して決められます。


また、初診日の前日に要件を満たす必要もあるので、自分が該当するか調べておくのがおすすめです。

生活保護制度

生活保護制度は、働けない人や収入が少ない人を対象に、健康で文化的な最低限度の生活を保障し、自立を助ける制度です。


困窮しないよう、生活費として保護費を受け取れます。バセドウ病により仕事ができない人も対象です。


また、障害年金制度と併用もできます。支給される保護費は、地域や世帯状況によって異なるので福祉事務所に問い合わせましょう。


福祉事務所は、市町村にそれぞれ設置されています。


生活保護は世帯単位であり、あらゆる資産を活用したあとの最終手段として利用しましょう。


保護費は、食費・光熱費といった日常生活に必要な費用や、家賃のために支給されます。


生活保護下では医療費も無料になるので、バセドウ病の治療も続けられるはずです。

バセドウ病(甲状腺機能亢進症)の方の保険に関するアンケート調査結果

当メディアでは持病保険に関する独自のアンケート調査を行い意識調査を定期的に行っています。

今回はバセドウ病になった方に向け保険の意識調査を行いましたのでぜひ参考にしてください。

バセドウ病でも加入できる保険は多いと思いますか?

バセドウ病と診断された方が保険商品の加入のしやすさについてどのような認識を持っているのかアンケートで調査しました。

バセドウ病になったあとの保険加入についてどのような意識がありますか?

バセドウ病になったあとの保険加入についてどのような意識がありますか?

バセドウ病後に保険に加入できましたか?

バセドウ病後に保険の加入を検討した方に加入できたかどうか調査を行なった結果です。

加入できた保険の種類を回答してください【加入した方の回答】

バセドウ病後に保険に加入できた人の保険の種類の比率をアンケートで調査しました。

バセドウ病後の保険選びで1番大変だったことは何ですか?

バセドウ病でも保険に加入できた人に保険選びで一番困ったことのアンケート結果です!

バセドウ病後の保険加入について持病保険のプロに相談したいと思いますか?

バセドウ病で保険選びに困った方向けに持病保険のプロに相談したいと思うかアンケートを行なった結果です!

バセドウ病(甲状腺機能亢進症)の方の生命保険に関するQ&A


ここからは、バセドウ病の人の生命保険に関するQ&Aをご紹介します。

  1. バセドウ病の保険適応は?
  2. バセドウ病で生命保険はおりる?
  3. バセドウ病の治療費はいくらくらい?
  4. 引受基準緩和型保険に加入後、何年間か安定していれば一般の生命保険に再加入できる?

バセドウ病(甲状腺機能亢進症)の保険適応は?

バセドウ病の治療のほとんどは、健康保険が適応可能です。


70歳未満の会社員の場合、窓口負担は3割となります。


高額になりがちな甲状腺ホルモンの分泌を抑える薬物療法や、アイソトープ治療、甲状腺を切除する手術では、健康保険と高額療養費制度を併用して医療費負担を抑えることができるでしょう。


ただし、通院にかかる交通費や、入院時の食事代、差額ベッド代は保険対象外となります。


通院保障を付けた生命保険に加入するなど、費用負担軽減のために対策をしておくと安心です。

バセドウ病(甲状腺機能亢進症)で生命保険はおりる?

甲状腺の病気が対象となっている生命保険の場合は、バセドウ病でも保険はおります。


現在加入している保険の保障内容を確認しましょう。


ただし、入院と手術にしか適応されていない保険も多く、通院して薬物療法を受ける場合は保険がおりない可能性もあります。


また、入院時の差額ベッド代や食事代にも保険は適応されません


手術する場合は、1週間~10日ほど入院が必要なので、保険がおりるはずです。


どの治療なら生命保険がおりるのか、まずは確認してみましょう。

バセドウ病(甲状腺機能亢進症)の治療費はいくらくらい?

保険の自己負担割合によりますが、1回で5000円以上かかることも多いです。


バセドウ病の診察では、血液検査・尿検査・超音波検査など多くの検査がおこなわれます。



診断がついたあとも症状によっては頻繁に通院しなければなりません。


血液検査を毎回おこなうなら3000~4000円程度かかり、薬代も別途必要です。


また、薬物療法の場合は治療効果は患者ごとに大きく異なります。


1年以内で寛解する人もいれば、30年以上治療を継続する人もいるので、治療費の総額は未知数です。

引受基準緩和型保険に加入後、何年間か安定していれば一般の生命保険に再加入できる?

一般の生命保険には審査があって保険会社によって基準が異なるため、症状が安定していても再加入できるとは限りません


しかし、保険によっては再加入も可能でしょう。


安定して数年たっているなら、一般の生命保険に切り替えることも検討してください。


もちろん、現在の健康状態や治療経過を詳細に告知する必要があります。


一般の生命保険に加入したいからといって、告知義務違反に該当しないよう気をつけましょう。

まとめ:バセドウ病(甲状腺機能亢進症)と生命保険に関する疑問ならマネーキャリアで無料相談!


この記事ではバセドウ病と診断されても保険に加入できるのか不安な方に向けて 

  • 検討すべき保険の種類
  • それぞれの加入基準 

 を中心に解説していきました。 


 1人で保険探しをしても正直「どの保険を選ぶべきかわからない!」そんな方は持病があっても入れる保険!という謳い文句につられて高い保険料の保険に加入させられてしまいがちです。 


それは保険会社がどのような加入基準で引受をしているかわからないからです。 


実際にマネーキャリアでも頑張って調べて保険会社に問い合わせてみたけど加入拒否されてしまい保険選びに困っているという声をいただきます。   

加入できる保険でお悩みなら無料の加入相談がおすすめです!

そんな方は持病保険のプロに加入できる保険があるのか診断してもらうことをおすすめします。


持病保険専門のマネーキャリアでは無料で加入診断と保険相談を実施しております。 

  • 毎月持病保険の専門家同士の勉強会 
  • 最新の保険の引受基準や病気ごとに必要な保障内容の共有 

 医療技術は日々進化しています。また保険の内容も日々変化しています。


そのためマネーキャリアでは定期的に専門家同士で勉強会や共有を行っております。 


そのため「持病があっても保険に加入したいが、どれがいいかわからない、」と不安を抱えている場合はぜひマネーキャリアの加入相談をご活用ください!!

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用語解説と留意点

<入院> 教育入院、日帰り入院、検査入院も含みます。ただし、正常分娩による入院や定期的な人間ドックのための入院は含みません。なお、入院中の場合は、正常分娩による入院であってもお申し込みいただけません。 


<手術> 手術とは器具を用い、お身体に切断・摘除等の操作を加えるものすべてを指します。カテーテル・レーザー・内視鏡による手術に加え、帝王切開、体外衝撃波結石破砕術(ESWL)も含みます。また、ケガによる手術、日帰り手術も含みます。


<検査をすすめられた> 医師の診察をうけた結果、または健康診断・人間ドック・がん検診をうけた結果、診断確定のための再検査・精密検査をすすめられたことをいいます。(再検査・精密検査をうけた結果、異常がなく、その後の治療・通院等は不要と診断された場合は除きます。) 


<投薬> 病院や診療所で、薬の処方のみをうけた場合も含みます。


<悪性新生物または上皮内新生物> 悪性新生物または上皮内新生物には、がん・上皮内がん・肉腫・白血病・リンパ腫・骨髄腫・骨髄異形成症候群・真性赤血球増加症・本態性(特発性)血小板血症・カルチノイド・GIST(消化管間質腫瘍)・子宮頚部高度異形成(膣部を含みます。)を含みます。 


<病気の疑い> 「病気の疑いがあると医師に指摘されている場合」には、医師から、口頭、書面を問わず、当該病気の可能性について言及されていることを含みます。(診察・検査の結果、当該病気ではないと診断された場合は除きます。)