映画のサブスクはどれがおすすめ?【2023年最新・比較表つき】のサムネイル画像
※本記事で紹介しているサービスにはPRが含みます。

近年、サブスクの利用者が急増しています。サブスクで映画を見たいという方は多いのではないでしょうか。この記事では、映画を見ることができるサブスクの厳選5選を紹介します。一覧表や選び方のポイントも解説するのでぜひ最後までご覧ください。

監修者「谷川 昌平」

監修者 谷川 昌平 フィナンシャルプランナー

株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー証券外務員を取得。
>> 谷川 昌平の詳細な経歴を見る

この記事の目次

映画のサブスクはどれがいい?違いはある?


最近、「サブスク」という言葉をよく耳にします。


世間では、もう定着しつつあるのではないのでしょうか。

  • サブスク=サブスクリプションサービス:「料金を支払うことで、製品やサービスを一定期間利用することができる」形式のビジネスモデルのこと。英語では「予約購読」や「定期購読」という意味の言葉です。

日本で、ドラマや映画の分野では、「U-NEXT」や「Netflix」や「Amazonプライム・ビデオ」が有名ですね。


オンラインで視聴可能な動画配信サービスは、大きく分けて次の2つのタイプに分類が可能です。

  • 動画見放題の「月額制サービス
  • 作品毎にお金を支払ってレンタル/購入する「個別課金制サービス

ここでは、サブスク「月額制サービス」を中心に、さまざまなサービスの料金・視聴可能な本数・お得なオプションなどを徹底的に分析します。


どのサービスを選べば、コストパフォーマンスがよいのか、個人の趣味に特化したサービスはどれか、視聴者の皆さんの参考になるよう解説していきます。

映画のサブスクおすすめ5選【映画好きが厳選!】

動画配信サービス選びの3つのポイント

  1. コンテンツ:ラインナップ(視聴可能な本数)・オリジナルの有無など 
  2. 利用料金:レンタル作品の有無・ポイントサービスもチェック
  3. 画質や機能面:対応デバイスの数、アカウント共有・ダウンロード・リコメンド(おすすめ作品紹介)機能など

○最初、加入前に、必ず自分の観たい作品が配信されているかどうか、チェックしましょう。 


最近は、各サービスのオリジナル作品も増えてきましたので、意外とその中に「観たいな」と思わせる作品が隠れているかもしれません。 


もし、観たい作品が決まっていないなら、配信本数で決めるといいでしょう。 


下の一覧表で、作品総本数を調べてみてください。 


もっとも最近は、総本数を公開していないサービス業者も多いのですが。 その場合は、見放題の本数を参考にするのもいいかもしれません。 


ただ、新作映画(劇場公開から間もない作品)は、見放題対象になっていないことがほとんどです。 


新作映画をよく観る方は、個別課金で観られるサービスを選びましょう。 


個別課金(PPV、ペイパービュー)は、月額ではなく作品1本ごとに料金を支払う形式のことです。 


期限付きでレンタルする形式と、無期限でずっと見られる買い切り形式の2種類あります。 


当然、レンタルよりも、買い切りの方が、料金は高くなります。 


自分のニーズに合わせて、どちらを選ぶか決めましょう。 



月額料金はサービス毎に異なります。以下の記事で紹介するサービスも440円~2,189円と、かなりバラつきがあります。 


では安ければいいのかというと、必ずしもそうとは言い難いのです。

 

例えば月額440円の「dアニメストア」はとても安いです。 


アニメ専門サービスのため、アニメしか観ない人にとって、コスパは最も高いでしょう。 


しかし、ドラマも映画も観たい方は「dアニメストア」では当然満足できません。 


人によって、好きな映画のジャンルは、さまざまに異なります。 


たとえば、韓国映画が好きな人なら、韓流に特化した配信サービス(「U-NEXT」「dTV」など)があります。 


自分の好きな映画のジャンルが、充実している配信サービスを選ぶのもひとつの方法です。 


また、一方で月額2,189円の「U-NEXT」は、一見とても高額に感じます。 


しかし毎月1,200円分のポイントがもらえて、新作映画レンタルや電子書籍購入などにあてることが可能です。 


つまり、見放題の月額料金は実質989円となります。 


各サービスに特徴があるため、金額だけを見るのではなく、よくリサーチして自分がこの金額を支払って満足できるのかを考えて選びましょう。 


作品ラインナップは問題ない、料金は同じくらいとなると、機能や動画以外のコンテンツがどれだけ充実しているかが、選ぶ基準になります。 


以下の4点に特に注意してください。 

  • ダウンロード機能
  • テレビでの試聴
  • アカウント共有
  • 動画以外のコンテンツ
ダウンロード機能は、動画をスマホやタブレットにダウンロード保存しておき、オフライン再生できる機能です。

ほとんどの動画配信サービスで提供されていますが、まれにダウンロード非対応のサービスもあります。通信量や通信環境を気にせず動画を観たい人は、ダウンロード機能の有無をチェックしましょう。

テレビでの試聴ができるかどうかは重要です。

Fire TV、Chromecast、プレイステーション4、プレイステーション5などに対応していれば、テレビやプロジェクターで動画を視聴できます。 

大画面で作品を楽しみたい方は、テレビで観られるかどうかを確認してください。

アカウント共有ができるサービスもあります。

家族や恋人と一緒に利用する場合は、アカウント共有ができるサービスがおすすめです。 ひとつの契約で複数人数が利用できるので、月額料金をおさえられます。 

またその際には、複数のデバイスで同時再生できるかも確認しておきましょう。 同時再生が可能なら、他の人が観ているときでも、自分が違う画面で動画を観ることができます。

動画以外のコンテンツがあるかどうかもサービスを楽しむのに重要です。 

「U-NEXT」や「FODプレミアム」では電子書籍の取り扱いがあります。

毎月配布されるポイントで購入できるほか、追加料金なしで雑誌の読み放題も可能になっています。 お得にマンガや小説が読めるので、読書好きにおすすめです。 

また「U-NEXT」では、あまったポイントが映画館のチケットと交換もできるので、これもかなりお得なサービスです。

このように動画以外のコンテンツもサービス選びの重要なポイントとなります。 

①U-NEXT

株式会社「U-NEXT」(ユーネクスト)が提供する、日本最大級のサブスクリプション(月額定額型)動画配信サービスです。 


配信作品数の圧倒的な多さが特徴です。


ラインナップの調査では、全ジャンルでカバー率が高く、好成績をおさめました。


とくに、韓国ドラマの充実度は突出していました。


ユーザーからも「ほかのサービスと比べて、圧倒的に作品配信数が多い」


「新作から旧作まで、幅広くいろんなジャンルの映画やドラマがあり、いつも新鮮な気分で作品を観ることができる」という声があがっています。 


レコメンド機能・作品の探しやすさでも、平均を上回っていました。


人気映画やドラマ・アニメなど140,000本が見放題で、インターネットに接続したスマートフォン、タブレット、テレビ、パソコンなどで視聴可能です。 


月額料金は高額ですが、毎月付与されるU-NEXTポイントは、その都度課金作品や映画館チケットに交換可能です。


劇場公開から間もない最新映画やマンガの購入も可能です。


過去の名作から最新作までたっぷり楽しめます。


動画以外に書籍、漫画42万冊・雑誌70誌以上が見放題になります。 


○U-NEXTの特徴

  • 1ヶ月の無料キャンペーン
  • 14万本以上の動画見放題
  • 動画レンタル2万本
  • 5000以上のオリジナル特集
  • 毎月1200円分のポイントをチャージ
  • 一つの契約で4アカウントまで作れる 

②Netflix

世界最大手の動画配信サービス「Netflix」(ネットフリックス)は、全世界で1億5000万人以上の登録者を誇る、アメリカ発のVOD系サブスクリプション(月額定額型)動画配信サービスです。 


長編映画、ドキュメンタリー、ドラマ、アニメや、受賞歴のあるNetflixオリジナル作品など、豊富なラインナップが用意されています。


クオリティの高いオリジナル作品に話題性があり、メディアで取り上げられることも多いサービスです。 


今回の調査のうち、レコメンド機能作品の探しやすさの項目でトップ評価になりました。


作品とユーザーの相性を数値化した「マッチ度」という独特の機能が特徴的でした。


利用者からは「自分とのマッチ度を教えてくれることによって、今まで敬遠していて観てこなかっ作品も、観ることができて新たな気分になれた」という声もあがっています。 


一方、ラインナップの項目と月額料金では低めの評価に終わりました。


「愛の不時着」や「全裸監督」などのオリジナル作品が好きな人や、作品とのマッチングを気にする人にはすすめられるサービスと言えるでしょう。 


○Netflixの特徴

  •  洋画・海外ドラマに強い
  •  1ヶ月の無料キャンペーン
  •  Netflixオリジナル作品
  •  視聴者へのおすすめ「レコメンド機能」  

③Amazonプライム・ビデオ

Amazon Prime Video(アマゾンプライムビデオ)は、大手通販サイトのAmazonが提供するVOD系サブスクリプション(月額定額型)動画配信サービスです。


Amazonのプライム会員が受けられるさまざまなサービスの一環として動画配信サービスを提供しています。 


特徴は、動画配信のほかにも、オリジナルの独占配信コンテンツの配信・音楽配信・書籍配信・ネットショッピングのお急ぎ便など、多様なサービスを受けられることです。


動画配信のためだけに毎月お金を払うのはちょっと……という人でも多くのメリットが得られるので、満足できるのではないでしょうか。 


調査では、ほぼすべての項目で高評価となりました。


月額料金およびメジャー作品の充実度では、トップ評価を獲得しています。


作品のラインナップは、有料のコンテンツがやや多いものの、とくに映画・アニメの作品が充実していました。 


作品の探しやすさでは、おおむね平均点にとどまりましたが、レコメンド機能では好成績をおさめました。


ユーザーからは「観たい映画やドラマに関連した作品の紹介があるので、観たことのない知らない作品を観ることができた」


「気になる作品も予告が観られるので、その作品がどんな作品か分かる」といった声があがっていました。


調査を通して、大きな欠点がなく、有力候補として検討してもよい動画配信サービスだといえましょう。 


○Amazon Prime Videoの特徴

  •  Amazonプライム会員の様々な特典
  •  1ヶ月の無料キャンペーン
  • 『ドキュメンタル』などのAmazonオリジナル作品含む数多くの映画やTV番組 ・ Prime Videoチャンネルを選択可能
  •  新作のレンタル・購入も可能


○ Amazonプライムについて 

  • Amazonプライムは、年間プラン4,900円(税込)または月間プラン500円(税込)で、迅速で便利な配送特典や、プライム会員特典に含まれるPrime Video、Prime Music、Amazon Photos、Prime Reading等のデジタル特典を追加料金なしで使える会員制プログラムです。  

④dTV

「dTV」(ディーティービー)はNTTドコモが提供する、VOD系サブスクリプション(月額定額型)動画配信サービスです。 


映画、ドラマ、アニメはもちろん、「dTV」でしか見られないオリジナル作品や人気アーティストのミュージックビデオ、ライブ映像など多彩なジャンルの作品が配信されています。 


dアカウントがあれば、ドコモユーザー以外でも利用することができます。


テレビ、スマートフォン、タブレット、パソコンなど、さまざまなデバイスで楽しめます。


スポーツ専門の配信サービス「DAZN」や、CS放送番組を視聴可能な「dtvチャンネル」など、複数のサービスのセットプランをお得な料金で登録できる点も特徴です。


調査では、月額料金で、トップクラスの評価を獲得しました。


また、そのほかの項目でも平均を上回る結果になりました。


利用者からは「500円という価格が魅力。ほかのサイトではあまり見かけない」「作品の視聴履歴をもとにした、オススメ作品を紹介してくれるので、気分に合わせて、作品を選んで観ています」といった声があがっています。 



メジャーな作品の充実度も評価は平均以上です。


トップクラスには一歩及ばないものの、ヘビーユーザー以外には十分なラインナップといえるのではないでしょうか。


月額料金を低く抑えつつ、ラインナップもある程度ほしいという人なら、じゅうぶん候補となるでしょう。 


○「dTV」の特徴 

  • 12万本以上の動画見放題
  • 月額500円 
  • 韓流ドラマに強い
  • 1ヶ月の無料キャンペーン
  • dTVオリジナル作品
  • ドコモユーザー以外でも利用可能
  • アーティストのミュージックビデオ、ライブ映像  

⑤TSUTAYA TV

「TSUTAYA TV」(ツタヤティービー)はTSUTAYAが提供するVOD系サブスクリプション(月額定額型)動画配信サービスです。


新作・準新作を除く映画・ドラマ・アニメなど約10,000タイトルが見放題で、また特に、 邦画の見放題作品数が4,000作品以上と充実しているのも特徴です。 


インターネットに接続したスマートフォン、タブレット、テレビ、パソコンなどで視聴可能です。 


次に、「TSUTAYA TV」/「TSUTAYA DISCAS」の特徴について解説していきます。


毎月1,080円分の動画ポイントが貯まる「TSUTAYA TV」では、毎月1,080円分の動画ポイントが還元されます。


このポイントを使うことで、毎月2本の新作映画を観ることができます。 


CD/DVDの宅配レンタルも利用できる「TSUTAYA DISCAS」では、CDとDVDの宅配レンタルが利用できます。


そのため、「TSUTAYA TV」にはない新作映画も宅配レンタルを利用することで視聴できます。


旧作は借り放題となっているため、たくさんの映画を観たい方におすすめです。 


また、このサービスでは、DVDだけでなくCDも宅配レンタル可能です。 


○「TSUTAYA TV」の特徴

  • 1万本以上の動画見放題
  • 月額933円
  • 1ヶ月の無料キャンペーン
  • 毎月付与される動画ポイント(1,100pt)
  • 動画購入でTポイントが貯まる 

映画が見れるサブスク一覧【料金や作品数を徹底比較!】

この記事を書くにあたり、国内で利用できる映画のサブスクを調べたところ、全部で20ありました。


それら一つひとつについて、月額料金・映画作品数 /全作品数・ジャンル・無料期間・ダウンロード機能別に比較したのが、下の表です。


何を基準に選ぶかは、各自の好みで、ぜひ自分に合ったサービスを選ぶ参考にしてください。


なお、サービス名をクリックすれば、その公式サイトにリンクしているので、さらに詳しい検索が可能です。

映画のサブスク一覧【全部で20のサブスクがある!】

  • U-NEXT
  • Netflix
  • Amazonプライム・ビデオ
  • dTV
  • TSUTAYA TV
  • Hulu    
  • WATCHA 
  • DOKUSO映画館   
  • dアニメストア 
  • Disney+     
  • FODプレミアム 
  • Paravi  
  • TELASA 
  • ABEMAプレミアム   
  • ビデオマーケット 
  • GYAO! 
  • DMM見放題chライト 
  • 楽天Rakuten TV 
  • AppleApple TV+ 
  • OSOREZONE

 

20のサブスクの比較表

月額料金

映画作品数

/全作品数

ジャンル無料期間DL機能
U-NEXT
2189円10800/ 21万すべて31日
Netflix
990円/1480円/1980円1200/ー
すべて/オリジナルなし
Amazonプライム・ビデオ
500円3000/7万すべて/オリジナル30日
dTV
550円1350/12万すべて31日
TSUTAYA TV
1026円5800/ーすべて30日
 Hulu
1026円1550/7万すべて2週間
WATCHA
869円/1320円1450/ーすべて30日
DOKUSO映画館
980円1000/ー国内インディーズ31日不可
dアニメストア
440円4200/ーアニメ30日
Disney+
990円ー/ーキッズ30日
FODプレミアム
976円1300/ー邦画・TVドラマ2週間不可
Paravi
1017円500/ー邦画・TVドラマ2週間
TELASA
618円ー/ーすべて15日
ABEMAプレミアム
960円110/ー30日
ビデオマーケット
500円/980円ー/ーすべて30日一部可
GYAO!
有料レンタルー/ーすべて
DMM見放題chライト
550円700/すべて30日可(一部除く)
楽天Rakuten TV
220円~2189円ー/ーすべて
AppleApple TV+
600円ー/ーオリジナル7日
OSOREZONE
500円ー/ーホラー2週間

映画の本数が多いサブスクTOP5【とにかく多く映画を見たい方へ】


  • U-NEXT」(見放題10,800作品以上)
  • TSUTAYA TV」(見放題5,800作品以上) 
  • Amazonプライム・ビデオ」(見放題3,000作品以上) 
  • Hulu(フールー)」(見放題1,550作品以上) 
  • WATCHA(ウォッチャ)」(見放題1,450作品以上)

○「U-NEXT」(初回31日間無料お試しあり)は、映画見放題10,800作品以上です。


非常に充実した作品数を誇りますが、 映画以外のジャンルも含めた見放題作品210,000本


以上 と、業界最大級のサブスクリプション(定額制)動画見放題サービスとなっていま

す。


○「TSUTAYA TV」は、レンタルでもおなじみの「TSUTAYA」が運営するサブスクリプション(定額制)動画見放題サービスですが、 映画見放題5,800作品以上 と、動画配信においても非常に充実した作品数となっています。 


また特に、 邦画の見放題作品数が4,000作品以上と充実している のも特徴です。


○「Hulu」 は、 映画見放題1,550作品以上 となっています。 また、 邦画の見放題作品数が1,200作品以上と多くの割合を占めている のも特徴です。



○「WATCHA」(ウォッチャ) は、 映画見放題1,450作品以上 となっています。 5億件以上の作品評価データをもとにユーザーの好みを分析し、おすすめ作品を紹介するという独自サービスを提供しており、新しい映画作品と出会いやすいのも特徴です。

参考:全作品数が多いTOP3

  1. 「U-NEXT」21万本
  2. 「Hulu」7万本
  3. 「FODプレミアム」6万本
○作品数非公開の配信サービス
  • 「Netflix 」
  • 「WATCHA 」
  • 「ディズニープラス」 
  • 「 Amazon プライム・ビデオ」
  • 「Paravi」
  • 「TELASA」
  • 「ABEMAプレミアム」

※2021年4月28日時点

月額料金が安い映画のサブスクTOP5【安さ重視の方へ】

  1. 「dアニメストア」440円 
  2. 「Amazonプライム・ビデオ」500円 
  3. 「TELASA 」618円
  4. 「ディズニー・プラス」770円
  5. 「WATCHA」869円
 ※税込料金で比較

利用者数が多いサブスクTOP5【どれが人気?】

  1. 「Netflix」
  2. 「Amazonプライム・ビデオ」
  3. 「U-NEXT」
  4. 「DAZN」
  5. 「Hulu」


「定額制動画配信(SVOD)」「レンタル型動画配信(TVOD)」「動画配信販売(EST)」を合わせた、2020年の動画配信市場全体の推計規模は、前年比33.1%増の3,894億円。 


 SVODの分野では、2019年シェア1位の「Netflix」が、2020年シェアで19.5%(前年比+5.7pt)とさらに拡大。2020年も1位を獲得しました。 

 2019年3位の「Amazonプライム・ビデオ」は、12.6%(前年比+1.8pt)とシェアを高め2位に上昇しています。


「U-NEXT」もシェアを高めて全体で3位、日本勢の中では最も高いシェアです。 

 動画配信市場は2025年にかけて6,583億円まで拡大していくと予想されています。

映画のサブスクの選び方を解説!【検討する際のポイントとは】


2週間から1カ月程度の無料お試し期間が設けられているサービスが多いので、無料体験で満足できたかどうかや、それぞれを比較して、自分の視聴スタイルに合っていたかどうか? が決め手になります。 


 その際、大事なポイントは次の3つです。 

  1. コンテンツ 
  2. 利用料金
  3. 画質や機能面
たしかに「コンテンツ数」は動画配信サービス選びの指標の一つです。 しかし、結局は「自分が観たいコンテンツが多くあるかどうか」が重要です。 観たくない作品が多数あったところで、自分にとっては何の意味もありません。 

また、そこでしか観ることのできないオリジナルのコンテンツやライブ配信など、独自コンテンツに強みがあるかどうかも一つの評価基準になります。

観たい作品があるかどうかを確実に確かめるには、各サービス内で作品を検索してみるほかありません。 

そのためには、後述するように、いくつかの配信サービスと契約して(無料お試し期間)、実際に中で検索してみるしかないでしょう。

月額400円台のサービスから2000円くらいのものまで、各サービスで料金はまちまちです。

まず、料金自体が自分の予算内に収まっているのか、また試用してみて「料金なりの価値」を感じられたかどうか、が大事なポイントになります。 

観たい作品がラインナップされていたとしても、見放題とは別に料金支払いが必要となるPay Per View(ペイパービューまたはレンタル)に設定されているサービスもあるので注意しましょう。 

「U-NEXT」や「FODプレミアム」のようにサービス内で使用できる独自のポイントシステムや、「dTV」「dアニメストア」のように月額料金の支払いでドコモのdポイントを貯めたり、dポイントで作品をレンタルしたりできるポイントサービスもチェックしておくと便利です。 

画質は主にSD/HD/フルHD/4Kがありますが、コンテンツ・利用プラン・デバイスによっては高画質で提供されない点に注意が必要です。

また、手持ちのデバイスに(複数)対応しているか、ダウンロード機能(オフライン再生)の有無、レコメンド機能の相性なども差が出るところです。比較する際、忘れずにチェックしておきたいポイントです。 

映画配信サービスは、ポイントを比較して自分に合ったサービスを選ぶことが重要です。 月額料金や見放題作品数などを比較して自分に合った映画配信サービスを契約しましょう。 

また、気になった映画配信サービスが複数ある場合は、気になった映画配信サービスをそれぞれ契約してみることもおすすめです。 

実際にどの映画が見放題なのかは、入ってみないと分からないケースも多いからです。 無料体験をやっている映画配信サービスがほとんどなので、無料期間内に解約をすると、月額料金はかかりません。 

ただ、その場合は、くれぐれも無料期間内の解約を忘れないようにしましょう。 無料期間が終わる前に通知が来るように、スマートフォンやタブレットの設定をしておいてみてください。 

①ラインナップ・作品数【自分の興味にあっているか】

まず、動画サービスが配信しているコンテンツの数に注目してください。


コンテンツの数が多い動画サービスは21万本以上、コンテンツの数が少ない動画サービスは3000本以上になっています。


一番問題なのは、コンテンツが少なすぎると、自分の観たい映画が少ない場合があるということです。


そのため、視聴可能なコンテンツの数を、必ず確認しましょう。 


また、コンテンツの総数と見放題コンテンツの数が違うこともあるため、注意してください。


コンテンツが豊富でも、見放題の対象でない作品が多く、その場合は、観るために追加料金がかかります。


そのため、サービスを比較する際は、見放題のコンテンツ数で比べるようにしましょう。

②月額料金・ポイントがつくか【コスパを考えよう】

動画配信サービスの月額料金の相場は、500円〜2,000円ほどです。


月額料金によって、見放題コンテンツの数や対応画質、新作の更新頻度などが異なる傾向にあります。 


月額が安いサービスは毎月のランニングコストが抑えられるので、映画を見るのは休日だけなど、動画を見る頻度がそんなに多くない人におすすめです。


料金が安い分、複数のサービスに登録して使い分けることもできます。 


一方で月額料金が高いサービスは、作品の充実度や都度課金作品に、ポイントを利用できるなどのメリットがあるものがほとんどです。


新作の更新頻度も高い傾向にあるので、ポイント利用といち早く新作を観たい方は、月額料金が高めのサービスを検討することをおすすめします。

③機能面で利用しやすいかどうか

機能面で、特に注意したいのが以下の4点です。 

  1. ダウンロード機能(後述します)
  2. テレビでの視聴
  3. アカウント共有
  4. 動画以外のコンテンツ

④無料期間があるかどうか

まずは無料体験をしてみましょう。 


どのサービスも2週間~1ヶ月の無料体験ができます。


やはり、最終的には使ってみないとわからないことも多いので、まずは気軽に登録してみることをオススメします。 


無料期間中に解約手続きをすれば料金は一切かかりません。


デメリットは一切ありません。 


※なお『Netflix』のみ、無料体験がありません。一部の動画が無料で試聴できるので、そちらでお試しを。

⑤自分用にカスタマイズされる機能があるか・検索しやすいか

レコメンド機能がすぐれているかどうかを必ず確認しましょう。


レコメンド機能とは、ユーザーの視聴履歴にもとづいて、サービス側がおすすめの作品を提示してくれる機能のことです。 


休日は映画を観て過ごそう、と決めていても観る作品が決まっていないということもあります。


レコメンド機能が優秀なサービスなら、思いがけない作品と出会えるので、これまで知らなかったシリーズや俳優にハマるきっかけになることもあり得ます。


最初に目当てだった作品を見終わったあとも、関連作品を楽しむことができます。 


しかし、レコメンド機能はサービスによって、それぞれ異なっています。


実際に試してから、登録するか決めたい人は、無料体験の利用をおすすめします。

⑥ダウンロードができるかどうか

映画をダウンロードできるかどうか、それもサービスを選ぶ際の大切なポイントになります。

 

映画をダウンロードすることができれば、オフラインで映画を再生することができるからです。


スマートフォンに映画をダウンロードしておけば、電車の中や、外出先など、Wi-Fiのない場所で映画を観ることができます。


また、スマホ回線を使って映画を視聴してしまうと、データ使用量がすぐに増えてしまいます。


Wi-Fiを使ってダウンロードすることで、映画を観ることでのデータ通信量を抑えることができます。


ダウンロード再生ができるかということは、意外に重要なポイントです。

映画好きにはWOWWOW・クランクイン!ビデオもおすすめ

WOWOWは、自宅のテレビで観ることができる衛星放送です。 

WOWOWでは、「WOWOWプライム」「WOWOWライブ」「WOWOWシネマ」という3つのチャンネルを楽しむことができます。

これらのチャンネルは、24時間放送されているため、いつでもコンテンツを楽しむことができます。また、録画が可能のため、録画しておくと、最新作をいつでも楽しむことができます。 

WOWOWでは、「ネット同時配信」もされているため、スマホやタブレット、パソコンからも放送を視聴できます。

また、「オンデマンド番組配信」もされているため、見逃し配信の対象の番組はいつでもどこでも観ることができます。作品を録画可能 WOWOWでは、放送されている作品を録画することができます。 

自分の好きな作品があったときは、録画していつでも何度でも楽しむことができます。 WOWOWは、加入料・初期費用・初月料金が無料です。 そのため、料金が発生する月は、翌月からとなります。

日数での計算ではないため、できるだけ月初めに契約をしたほうがよいでしょう。 

クランクイン!ビデオ」は、動画のレンタル配信に特化した動画配信サービス(PPV)です。視聴できる作品数は10,000本以上となっています。
 
新作映画から、人気の名作映画までを毎月付与されるポイントで視聴できます。新作映画については、最速で劇場公開から3ヶ月の最新作もいち早く視聴できます。

そのため、配信されたばかりの新作映画を観たい方に、特におすすめの動画配信サービスです。 月額料金の2倍のポイントがもらえたり、「クランクイン! コミック」という電子書籍サービスを利用できたり、ポイントのプレゼントキャンペーンがあったりなど、魅力の多いサービスとなっています。 

新作映画を実質半額でレンタルできる 「クランクイン! ビデオ」では、月額料金の約2倍のポイントを受け取ることができます。

このポイントは、1ポイント1円として使えます。このように、このポイントを使用すると、実質半額で新作映画を視聴できます。 324円の作品であれば、実質162円、540円の作品であれば、実質270円で視聴可能です。

また、余ったポイントは翌月末まで持ち越せるため、時間があるときに一気に観ることもできます。 このように新作映画をお得に楽しめるサービスとなっています。 「クランクイン! コミック」は、ポイントで購入したマンガを読める電子書籍サービスです。 

これに関しても、毎月もらえるポイントを使えるため、お得にマンガを購入することができます。また、無料で読める作品もあるので、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。 

まとめ:自分に合ったサブスクで映画を見よう


映画の配信サービス(サブスクリプションサービス)について、説明してきましたが、いかがでしたでしょうか?


ポイントとしては、

  1. 自分に合ったサブスクリプションサービスを選ぶ。そのためには、
  2. 無料体験をしてみる(できれば複数サービス)
  3. 実際に作品を検索してみる(レコメンド機能の確認)自分の好きなジャンルは、充実しているかどうか調べる
  4. ダウンロード機能があるのか、確認する
  5. アカウントを複数つかえるか、確認する
  6. ポイントの付与、その活用のしかたを知る
  7. 総本数と見放題の作品のだいたいの割合いを確認する
  8. 月額会費との兼ね合いを考える。
  9. 自分に最適なサブスクリプションサービスと契約する
こんなふうに配信サービスを決めていくのが、理想的でしょう。


とにかく自分が観たいと思う映画がたくさんある! そんなサブスクでないといけません。


この記事を参考にして、あなたもよい映画をいっぱい観てください。