白内障による手術で医療保険の給付金は支払い対象?加入しやすい保険も解説のサムネイル画像
▼この記事を読んでほしい人
  • 白内障の手術費用を知りたい人
  • 白内障でも加入できる保険を知りたい人
  • 白内障に罹患しているが、保険に加入したいと考えている人

内容をまとめると

  • 白内障の手術費用は、「保険診療」「自由診療」「先進医療」によって異なる
  • 基本的に日帰りで手術可能で、「保険診療」は医療保険の給付金も適用される
  • すでに白内障の人は通常の医療保険に加入するのは難しい
  • かといって白内障であることを隠して契約することはおすすめできない
  • 白内障と医療保険に関する悩みがあるなら、マネーキャリアで相談しよう
  • マネーキャリアならスマホ1つで予約、無料で何度でも相談可能

この記事では、白内障の手術費用が保険診療、先進医療、自由診療の場合でいくらくらいか、白内障による手術で医療保険の手術給付金が支払い対象か、先進医療保障・特約の場合はどうか、白内障でも通常の医療保険に加入できるかということについ解説しています。

この記事の目次

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白内障の手術費用


白内障の手術を考えている人にとって気になるのが、手術費用ですよね。


白内障の手術では、適用される保険や診療内容によって手術にかかる費用が大きく変わります。


ここではまず白内障とは何かについて解説し、以下の3つの診療の場合の費用について順番に解説します。

  • 保険診療の場合
  • 自由診療の場合
  • 先進医療の場合
それぞれ金額が大きく異なっているので、それぞれの特徴や詳細を確認してから、選択の参考にしてください。

白内障とは?

白内障とは、目の中のレンズの役割をしている水晶体が白く濁ってしまうことで、視力が低下する病気のことです。


水晶体の濁り具合が人によって異なるため、重症度によって以下のような様々な症状を引き起こします。

  • 視力の低下
  • 目のかすみ
  • 視界のぼやけ
  • 光がまぶしく感じる
  • 視界がぶれる
  • 視界が暗くなる など
主に加齢が原因でおこる病気で、老化現象の1種であるため高齢者に多く発症します。

白内障が進行すると、水晶体の白い濁りが黒目全体に行きわたり、上記の症状が悪化することになります。

白内障は手術によって改善可能であるため、日常生活において不便を感じる場合は手術することを選択肢として考慮しておきましょう。

保険診療の場合

保険診療とは

保険診療とは、保険が適応された場合の手術のことです。


白内障の手術では、水晶体を「単焦点レンズ」と「多焦点レンズ」のどちらかに入れ替える手術ですが、保険が適用されるのは「単焦点レンズ」を選択した場合のみです。


「多焦点レンズ」を選択したい場合は保険が適用されませんので注意してください。


また、手術方法として「超音波手術」と「レーザー手術」が存在しています。


保険適用されるのは「超音波手術」のみですので、「レーザー手術」を選択した場合は自由診療になります。


つまり、保険適用される手術は「単焦点レンズ+超音波手術」の組み合わせであるということを覚えておきましょう。


手術費用

一般的な保険適用手術である「単焦点レンズ+超音波手術」の場合は、以下のような費用相場となっています。

自己負担割合費用相場(片目)負担条件
1割15,000円75歳以上の人。
ただし現役並み所得者は3割負担
2割30,000円70歳~75歳未満の人、および6歳未満の未就学児。
ただし現役並み所得者は3割負担
3割45,000円6歳~70歳未満の人、および70歳以上の現役並所得者
基本的に白内障の手術は日帰りで行うことのできる手術ですが、他の病気を治療中の場合に入院手術になることがあります。

その場合は、追加の入院費やベッド代、食事代が発生するため注意しましょう。

自由診療の場合

自由診療とは

自由診療とは、保険の適用されない手術を行う診療のことです。


多焦点レンズ」を選択した場合や、「単焦点レンズ」でも「レーザー手術」を選択した場合には保険の適用されない自由診療となります。


手術費用

多焦点レンズ+超音波手術」「多焦点レンズ+レーザー手術」の場合は、以下のような費用相場となっています。

手術方法費用相場(片目)
超音波手術400,000円~600,000円
レーザー手術500,000円~700,000円

費用相場に大きな振れ幅がありますが、これは単焦点・多焦点レンズともに複数の種類があるためです。


レンズの種類や医療機関によって費用が大きく変化するため、病院で事前に手術費用を見積もりしてもらうことをおすすめします。

先進医療の場合

先進医療とは

先進医療とは、厚生労働大臣が認可した先進性の高い医療技術のことです。

厚生労働省に認定された医療機関でのみ行うことのできる最先端の治療方法ですが、その分手術費用が高額かつ、全額自己負担となります。

注意として、「多焦点眼内レンズを用いた白内障手術」は2020年に先進医療から除外され、保険診療+選定療養として行われています

2020年3月までは民間の医療保険に付随した先進医療特約の対象となっていましたが、現在では対象外となっているため注意してください。

白内障による手術で医療保険の給付金は支払い対象?


一般的に白内障による手術を行う場合、医療保険に加入していれば給付金の支払い対象になります。


手術費用に対する「手術給付金」や、入院を行った場合に「入院給付金」などの給付金を受け取ることができます。


注意として、すでに白内障に罹っている人が医療保険に加入する場合、保険によっては持病が保障されないものも存在しています。


白内障に罹ったのが医療保険加入後加入以前かで給付金の対象になるか異なることがあるため、契約内容を確認してください。

2020年から先進医療特約が対象外に

白内障の手術である「多焦点眼内レンズを用いた白内障手術」は先進医療として行われてきましたが、2020年に先進医療から除外され、現在では保険診療+選定療養として行われています。


2022年3月までであれば、民間の医療保険で先進医療特約を契約している人は手術費用が全額給付対象になるなど安く手術を行うことができました。


しかし、2022年4月以降は「多焦点眼内レンズを用いた白内障手術」が先進医療から除外されたため、先進医療特約が対象外になり、給付を受けることはできなくなりました。


かといって、先進医療であった時よりも手術費用は低下しているため、先進医療特約に加入していない人にとっては手術費用が安くなったとみることもできます。


現在は、先進医療特約で手術費用を賄うことができないということを覚えておいてください。

白内障でも加入しやすい医療保険


すでに白内障に罹っている人は、一般的な医療保険に加入することは難しいです。


通常の医療保険は保険会社が保険金を支払う確率が一般の人と公平になるよう考えられています。


すでに病気になっている人は保険金を受け取る確率が高いため、どうしても通常の医療保険には入りづらいのです。


かといって手術費用のために保険に加入したいという人もいるかと思います。


そこで、白内障でも加入しやすい医療保険を紹介します。

一般の医療保険は部位不担保が付く可能性がある

もし一般の医療保険に加入できるといわれた場合は、注意していただきたいことがあります。


それは、「一般の医療保険は部位不担保が付く可能性がある」ということです。


例えば白内障であれば、部位不担保によって「眼球の病気を一定期間保証しない」といった条件がある場合に加入できる医療保険が存在します。


白内障に備えたい人にとっては、手術費や入院費が保障されない保険になってしまいます。


何を目的に医療保険に加入するのかを考慮し、医療保険を選択しましょう。

引受基準緩和型医療保険

白内障の人でも加入できる可能性のある1つ目の保険は、「引受基準緩和型保険」です。


引受基準緩和型保険は、持病の悪化による入院・手術についても保障を受けられる場合があります。


加入者の健康状態や病歴を保険会社に伝える「告知項目」は、3~5つに絞られています。


引受基準緩和型保険で問われる主な告知項目は、次のとおりです。

  • 現在入院中ですか?
  • 直近○か月以内に入院・手術・先進医療・検査をすすめられたことはありますか?
  • 直近○年以内に病気やケガで入院したことや手術をしたことはありますか?
  • 直近○年以内にがん(悪性新生物)で入院または手術をしたことはありますか?

ただし、引受基準緩和型保険には次のようなデメリットもあります。

  • 加入後の一定期間は、保障額が半額になる商品が多い
  • 保険料が割高(一般的な保険と比べ、およそ1.5~2倍)
  • 一般的な保険と比べ、保障内容が制限されがち

無選択型医療保険

白内障の人でも加入できる可能性のある2つ目の保険は、「無選択型保険」です。


無選択型保険は保険会社への健康告知や医師の診査がなくても加入できるため、引受基準緩和型保険でも加入できなかったときに検討したい保険です。


ただし、以下のようなデメリットもあります。

  • 加入後の一定期間は保障が受けられないことが多い
  • 保険料が引受基準緩和型保険よりもさらに割高
  • 一般的な保険と比べ、保障内容が制限されがち
  • 既往症(すでにかかっている病気)は保障されない

すでに白内障を罹っている場合、保障されない可能性があるため注意が必要です。


保険料が高額であるため、どの保険にも加入できなかった際の最終手段として考慮に入れておくことをおすすめします。


加入する保険に悩んでいる場合は、ぜひマネーキャリアで相談してみてください。

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白内障で医療保険に加入する際の注意点


すでに白内障に罹っている人が医療保険に加入する際には、注意していただきたいことが3点あります

  • きちんと告知する
  • 複数の保険を比較検討する
  • 保険のプロであるFPに相談する
これらの注意点を守らないことで後悔することも考えられますので、注意点をしっかりと確認し、保険加入時に注意していただければと思います。

注意点①きちんと告知する

保険加入前には、保険会社に「告知」する義務があります。


「告知」とは、保険加入前に自分の病歴や投薬歴などを保険会社に報告することで、保険契約の審査の際に参考にされます。


持病を持っていると保険加入の審査で落とされる可能性は高くなりますが、かといってきちんと告知しなければ「告知義務違反」になります。


「告知義務違反」になった場合、保険の即時解約や保険金が支払われないなどの不都合を受けることになってしまいます。


誤った告知は、保険金支給前に保険会社によって過去の病歴や投薬歴を調査されることでばれるため、必ず正しい告知を行いましょう。

注意点②複数の保険を比較検討する

1つの保険を薦められたからといって、すぐに加入する保険を決めるのはおすすめできません。


自分に最適な保険を見つけるためにも、複数の保険を比較検討するようにしましょう。


保険に加入する際にやってしまいがちなのが、「とりあえず有名な保険会社の保険に加入しよう」「知り合いがこの保険に加入していておすすめされるから」といった、流されて保険に加入することです。


ライフプランは人によって大きく異なっているため、最適な保険も人それぞれです。


もし自分に合った保険がわからないという人は、以下で解説する保険のプロに相談することをおすすめします。

注意点③保険のプロであるFPに相談する

医療保険に加入するか悩んでいる白内障の人は、まずは保険のプロであるFPに相談してみることをおすすめします。


自分の病気と付き合いながら経済的な不安を抱えるのは、精神的にもつらく苦しいものです。


そんな時には、治療に専念できるように保険のプロに相談し、悩みや不安を解消しましょう。


マネーキャリアであれば、自分の状況を保険のプロに相談することで最適な保険を比較、選択してもらうことが可能です。


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悩みや不安に押しつぶされる前に、早めに保険のプロの相談してみてください。

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白内障と医療保険に関するQ&A


白内障と医療保険制度に関して、たくさんの疑問が浮かんでいる人もいるかと思います。


そこで、白内障と医療保険制度に関するよくある質問をまとめました。

  • 白内障を治療して視力が回復した場合、通常の医療保険に加入できる?
  • 白内障の日帰り手術はいくらかかる?
  • 白内障手術は両目でいくら?
  • 白内障の手術給付金は何倍?

ぜひ参考にしてください。

白内障を治療して視力が回復した場合、通常の医療保険に加入できる?

すでに白内障を治療して視力が回復した場合、一定期間経っていれば通常の医療保険に加入できる可能性があります。


注意として、手術後すぐに通常の医療保険に加入することは、副反応や術後の通院のために給付金を支払う可能性が高いことから、難しいといわざるを得ません。


加入できるようになる「一定期間」は保険会社によって異なるため、加入を考えている保険会社か保険のプロであるFPに相談することをおすすめします。

白内障の日帰り手術はいくらかかる?

白内障の日帰り手術は治療方法によって異なりますが、主に以下のような金額になっています。


▼白内障の日帰り手術費用

診療方法費用相場(片目)
保険診療15,000円~45,000円
自由診療400,000円~700,000円


手術内容によって費用が大きく異なるため、自分の症状を医師に確認し、手術費用の見積もりをしてもらうことをおすすめします。

白内障手術は両目でいくら?

白内障の手術費用は両目の場合以下のような金額です。


▼白内障手術費用(両目)

診療方法費用相場(両目)
保険診療30,000円~90,000円
自由診療800,000円~1,400,000円


こちらも手術内容によって費用が大きく異なるため、自分の症状を医師に確認し、手術費用の見積もりをしてもらうことをおすすめします。

白内障の手術給付金は何倍?

手術給付金の倍率は、加入している保険によって大きく異なります


特に多いのが以下の2つの保険です。

  • 倍率が一律で決まっている
  • 手術によって倍率が変わる
自分の契約している保険商品の中で、白内障の手術給付金倍率を確認することをおすすめします。

まとめ:白内障と医療保険の悩みならマネーキャリアで無料相談!


本記事では、白内障の手術費用や医療保険に加入できるかどうか、加入しやすい保険や注意点などを解説し、おすすめの保険相談窓口について紹介しました。


白内障は手術を行わなければどんどん悪化する病気であるため、治療には手術が必要です。選択する手術内容によっては多額の費用がかかる可能性もあります。


手術費用を賄うためにも自分に合った保険に加入することは必要です。かといって、どの保険が自分に最適なのかを判断するのは難しいと思いませんか?


そこでおすすめなのが、無料保険相談窓口であるマネーキャリアです。


マネーキャリアは、保険相談の申込が40,000件以上という高い相談実績を誇っており、3,000名以上の経験豊富なFPが在籍している大手窓口です。


さらに、保険やライフプランも含め経済的相談以外も可能なため、相談の幅が業界トップクラスで広いという特徴があります。


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