子供にあげるだけではなく伝えていきたい!お年玉の豆知識のサムネイル画像

子供には嬉しい、大人にとっては悩ましいお年玉。そんなお年玉についての豆知識をいくつかまとめました。お年玉の相場やマナーについても解説していますので、お正月に親戚やお友達と会う前に、ぜひご一読ください。

監修者「谷川 昌平」

監修者 谷川 昌平 フィナンシャルプランナー

株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー証券外務員を取得。
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この記事の目次

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元々はお金じゃなかった?お年玉の由来


もともとお年玉とは、お金ではなくお餅を渡していました。

昔は年末に供えた玉餅(鏡餅)に歳神(としがみ)さまが宿ると信じられており、そのお餅を年少者へ分け与えることで、ご利益をあずかることができるとされていたのです。 

歳神さまの魂が宿った玉餅というところから、「御歳魂」「お年玉」と呼ばれるようになりました。 

このお年玉がお餅からお金へと変わったのは、昭和の高度経済成長期がきっかけとされています。

人口が一気に増え、それに伴い世帯数も増えたことによって、各家庭で餅をつき歳神様へ供えるといった風習が徐々に減少してきました。 

その代わりに、手軽に準備ができるお金へと変化していったのです。 

年齢別に紹介!お年玉の相場とは?

金額
0歳~年長0円~1,000円
小学生3,000円~5,000円
中学生5,000円~10,000円
高校生5,000円~10,000円

年齢別のお年玉の相場は上記のようになっています。

お年玉を渡し始める年齢に決まりはありませんが、親戚や友達の子供に渡す場合には、幼稚園にあがる3歳頃からといった人が多いようです。

おじいちゃん、おばあちゃんからだと、生まれたばかりの0歳の孫にもしっかり用意しています。 

また、何歳まであげるかについては、高校卒業までとしている家庭が多いとのことです。

大学生になるとアルバイトで収入のある子供も多く、また2022年から成人年齢が18歳に引き下げられたことも要因となっているのではないでしょうか。 

覚えておきたい、お年玉のマナー

  • ポチ袋に入れて渡す 
お年玉は必ずポチ袋へ入れて渡しましょう。

ポチ袋の表に渡す相手の名前を書き、裏に自分の名前を書くのが一般的です。 

外出先や急な来客で、想定していなかったお年玉が発生する可能性もあるかもしれません。

そんな時のために、お正月期間は余分にポチ袋を準備し持ち歩くことをおすすめします。 

  • お金は新札を用意しておく 
お正月はお祝い事でありお年玉はご祝儀のひとつです。

事前に新札を準備することで、相手を想う気持ちを表すことができます。

ぜひ年末のうちに、新札を準備しておきましょう。 

こちらもポチ袋同様、想定外のお年玉のために、余分に準備しておくといいですね。 

  • 目上の人へ渡す場合は「お年玉」でなく「お年賀」 
お年玉とは本来、年少者へ渡すものです。

子から親へ、部下から上司へ渡すといった場合には、「お年玉」でなく「お年賀」となります。 

多くはないかもしれませんが、仕事を引退したご両親へ渡すといったご家庭もあるかと思います。

お金を包む袋も、「お年玉」と書かれたポチ袋は失礼にあたるので使わないように気を付けましょう。 

すすむお年玉のキャッシュレス化


キャッシュレス化が進む現代において、お年玉のキャッシュレス化も着実に増えているようです。 

2022年、お年玉をキャッシュレス決済で送ったという人は1割ほどいると言われています。 

一方、お年玉を貰う側の子供においては、約3割も「キャッシュレス決済で貰いたい」といった意見もあるとのことです。 

お年玉のキャッシュレス化は、個人間送金が簡単にできるQRコード決済で渡すことになります。

QRコード決済シェア率トップであるPayPayでは「送る・受け取る」機能にお正月限定のポチ袋デザインが登場しました。 

子供がスマートフォンを持っていることが前提となりますが、「お年玉はキャッシュレス決済で」が当たり前になる日も遠くないかもしれませんね。 

まとめ

現代では、核家族が増え、お年玉を渡す子供の人数が減ったことにより、お年玉の相場が上がったようです。 

反対に、親戚やお付き合いの数が少なくなり、子供1人が貰えるお年玉の合計額は減ったとも言われています。 

金額に違いはあれど、子供にとってお年玉とは、「年に1度、たくさんのお小遣いが貰える、ラッキーチャンス」といった考えが当たり前だと思います。 

ただのラッキーで終わらせるのではなく、お年玉に込められた願いやお金の大切さを教え、子供のマネーリテラシーを高めることができるよう、私たち大人が伝えていけたらいいですね。