- 20代でがん保険は必要ないと思っている人
- がん保険は必要ないと聞くが理由がわからない人
- 20代で貯蓄が少ない人
- 20代でがん保険が気になる人
▼この記事を読んでわかること
- 20代でもがん保険が必要な理由
- 20代でがん保険を選ぶときに重視するポイント
- 20代でがん保険を選ぶときの注意点
- がん保険を選ぶときの相談先
最近、20代の人はがん保険は必要ないと考える傾向にあります。考え方は人それぞれですが、正しいがん保険の知識は誰にとっても必要です。本記事では20代のがん保険の選び方を解説しています。ぜひ最後まで読んで、正しいがん保険の選び方を身に付けましょう。
監修者 谷川 昌平 フィナンシャルプランナー
株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー、証券外務員を取得。
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この記事の目次
- 20代のがん保険の選び方
- まずはがん保険の必要性を考えよう
- 付けたい保障と保険料の目安を決めてから商品を選ぼう
- 大まかながん保険のタイプを決めよう
- 入院保障と通院保障の金額を決める
- 診断給付金の保険金額・保障内容を決める
- 終身タイプにするか定期タイプにするか決める
- がん先進医療特約を付けるか決める
- 支払える保険料の目安を決める
- 条件に合うがん保険を探して加入する
- がん保険を選ぶなら保険の専門家に相談するのが一番おすすめ
- 20代の方ががん保険を選ぶ際の注意点
- 通院治療の保障を重点的に付けるのがおすすめ
- 他の保険の保障の重複に注意
- 持病をお持ちの方は加入が難しい場合も
- まとめ:20代のがん保険の選び方
20代のがん保険の選び方
2人に1人はがんになる時代と言われています。
他の病気と比較しても罹患する可能性が高いがんですが、最近ではがん保険は必要ないという意見も耳にします。
結論から言うと、がん保険は必要な人もいます。
全く異なる二つの意見ですが、がんの特性と正しいがん保険の知識を身に付ければ、あなた自身にも答えは出てくるでしょう。
それでは、20代のがん保険の選び方を一つずつ見ていきましょう。
まずはがん保険の必要性を考えよう
まずは、がん保険の必要性を以下の3つの視点で考えていきましょう。
- 20代の保険の加入率
- 20代でがんを発症する確率
- 20代の死因
始めに20代の生命保険や医療保険の加入率をご覧ください。
保険加入率 | |
---|---|
男性 | 46.8 |
女性 | 52.8 |
表からわかる通り、男性も女性も約半数の人が保険に加入しています。
20代の人が保険に入る理由としては、貯蓄が少ないという点が挙げられます。
もし病気になった場合、貯蓄で賄うことが難しくなるので、保険に加入していると安心ですよね。
しかし、医療保険で充分ではないのでしょうか。
本当にがん保険に入る必要性が高いのか、次に20代でがんを発症する確率を見ていきましょう。
20~24歳 | 24~29歳 | |
---|---|---|
男性 | 0.02% | 0.03% |
女性 | 0.02% | 0.05% |
表からわかる通り、男性も女性も20代でがんになる可能性は非常に低いと言えます。
では、がん保険は不要ではないでしょうか。
次に20代の死因を表にしましたので、ご覧ください。
男性の死因 | 女性の死因 | |
---|---|---|
1位 | 不慮の事故 | 悪性新生物 |
2位 | 悪性新生物 | 不慮の事故 |
3位 | 心疾患 | 心疾患 |
出典:厚生労働省「患者調査」
表からわかる通り、男性も女性も20代でがんになる可能性は低くても、万が一がんになった場合、重症化するリスクが高いと考えられます。
以上のことから、20代でも医療保険に入った方が良いと言えます。
病気になる確率は低くても、可能性がゼロではない以上、もしものことがあった場合、医療費が払えなかったり、生活費に困ってしまったりする場合があるからです。
では、がん保険に入る必要性は高いのでしょうか。
結論は、「がん保険に入る必要性は医療保険に比べて低いが、がんになると重症化することも多く、貯蓄が少ない場合はがん保険にも入っておいた方が安心」です。
付けたい保障と保険料の目安を決めてから商品を選ぼう
- がん診断給付金
- がん入院給付金
- がん通院給付金
- がん手術給付金
- 先進医療給付金
- 死亡保険金
大まかながん保険のタイプを決めよう
- 診断給付金タイプ
- 入院給付金タイプ
- 治療給付金タイプ
- がんと診断されたタイミングで保険金が支払われ、早い時期から対応できる
- 100万円などまとまった金額が支払われるので、交通費など他の用途にも使える
- 診断給付金も支払われることが多い
- 入院が長引いた場合でも給付金で治療費が賄える
- 入院を伴わないがん治療の場合は保障が不十分になる場合もある
- 長引く治療にも備えられる
- 入院を伴わないがん治療にも備えることができる
入院保障と通院保障の金額を決める
診断給付金の保険金額・保障内容を決める
- 保険金額
- 給付条件
- 上皮内がんが対象かどうか
終身タイプにするか定期タイプにするか決める
がん先進医療特約を付けるか決める
支払える保険料の目安を決める
条件に合うがん保険を探して加入する
ここまで記事を読んで、がん保険の加入を決めた人も多いでしょう。
がん保険の加入前には比較検討が必要ですが、がん保険の比較サイトを利用すると、簡単にあなたに合った保険を見つけることができます。
マネーキャリアでは、がん保険の比較ページを提供しています。
年齢と性別を選択するだけで、複数のがん保険が表示されますので、いくつかピックアップして検討してみてください。
こだわり条件もありますので、終身払やネット申込などを選択することもできます。
気になったがん保険が見つかったり、選び方に迷ったりしたときには、そのままオンライン相談も可能です。
初心者の人にもおすすめですので、ぜひ活用してくださいね。
がん保険を選ぶなら保険の専門家に相談するのが一番おすすめ
前項で紹介したマネーキャリアを使ってみた人も多いでしょう。
しかし、がん保険は種類も多く、自分に合った保険がわからない人もいるのではないでしょうか。
がん保険を選ぶときは、保険の専門家に相談するのが一番おすすめです。
マネーキャリアでは、無料の保険相談サービスを提供しています。
プロに相談してみたい方は、マネーキャリアを クリックして、相談を申し込んでみてはいかがでしょうか。
保険のプロがあなたに合ったがん保険を提案してくれるでしょう。
20代の方ががん保険を選ぶ際の注意点
20代のがん保険について解説してきました。
早速、がん保険を検討しようと思った人も多いでしょう。
しかし、20代の方ががん保険を選ぶ際には注意したいことがあります。
この項では、がん保険を選ぶ際の注意点について以下の通りに解説していきます。
- 通院治療の保障を重点的に付けるのがおすすめ
- 他の保険の保障の重複に注意
- 持病をお持ちの方は加入が難しい場合も
それでは、一つずつ見ていきましょう。
通院治療の保障を重点的に付けるのがおすすめ
他の保険の保障の重複に注意
持病をお持ちの方は加入が難しい場合も
20代の方のがん保険の選び方では、持病をお持ちの方は加入が難しい場合があることを考慮しましょう。
保険に入る際は必ず契約前に告知が必要です。
がん保険は医療保険よりも審査が厳しくないとは言え、健康状態や病歴によってはがん保険への加入が難しくなるかもしれません。
また、20代では少ないかもしれませんが、一度でもがんと診断されたことがある人は、がん保険に入れない可能性は高いでしょう。
また、肺気腫や糖尿病など進行するとがんになる可能性がある病気をお持ちの人も加入できない場合があります。
まとめ:20代のがん保険の選び方
20代のがん保険の選び方で最も重要なポイントは、通院治療の保障が充実している保険を選ぶことです。
一生がん保険に入る予定という人は終身タイプでも良いですが、ライフステージの変化に対応しやすい定期タイプにすると、保険料を抑えることができます。
本記事を読んで「がん保険の必要性や選び方は分かったけど、それでも早い気がする」など、迷っている人もいるでしょう。
そのようなときは、無料でオンライン相談ができるマネーキャリアにお気軽に相談してください。