- がん保険に先進医療特約をつけるか悩んでいる人
- 特約をつけることで、どのくらい保険料が違うか知りたい人
- 先進医療特約がいらない派の意見を聞きたい人
- がん保険の先進医療特約は、付加してもそこまで大きな保険料の差がない
- 先進特約の治療では全額自己負担で300万円以上かかることもある
- 先進医療特約はコストパフォーマンスが高い
- がん保険の特約でお悩みの人は、マネーキャリアへの相談がおすすめ
- 相談は何度でも無料で受けられる
本記事ではがん保険に先進医療特約は必要なのか、いらない派の意見にはどのようなものがあるのかを紹介します。また、先進医療特約以外にも検討しておくべき特約や、先進医療の費用についても解説。先進医療特約で悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。
この記事の目次
- がん保険に先進医療特約は必要か?いらない派の意見や必要なケースを解説!
- そもそも先進医療とは?
- 先進医療を受けるのはどんな場合?
- 先進医療の費用はいくら?
- がん保険の先進医療特約で受けられる保障や値段
- 先進医療特約で受けられる保障は?
- 先進医療特約の月額保険料はいくら?
- がん保険に先進医療特約は本当に必要?必要な理由を解説
- コストパフォーマンスが高い
- 万が一の際の選択肢を広げられる
- 一時金の金額を抑えることができる
- 先進医療特約がいらないとされる理由
- 先進医療を受ける確率は高くない
- 先進医療を受けること自体が難しい
- がん保険に先進医療特約が必要なケースはこんな時
- がんになった際にはどんな手段も試したいと考えている
- がんになっても通常の治療費で精一杯
- がん保険に先進医療特約が必要か迷ったら専門家に相談!
- 先進医療特約の他に必要な特約は?
- ホルモン剤治療特約
- 抗がん剤治療特約
- まとめ:がん保険に先進医療特約は必要か?いらない派の意見や必要なケースを解説!
がん保険に先進医療特約は必要か?いらない派の意見や必要なケースを解説!
がん保険に先進医療特約は必要なのでしょうか?
結論、がんの治療では先進医療が必要になるケースもあるため、先進医療特約をつけておくほうがおすすめです。
がん保険に限らず、全ての保険では特約を付加することで保険料が上がってしまいますよね。
毎月の固定費が上がってしまうことから、どのような特約をつけたらいいのかわからない、という人も多いのではないでしょうか。
本記事では、がん保険に先進医療特約は必要なのか、いらない派の意見や必要なケースについて紹介していきます。
これからがん保険への加入をお考えの人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
また、どのがん保険・特約に加入するか、がん保険自体の必要性に悩んでいる人はマネーキャリアへの相談がおすすめ。
保険のプロであるFPが、あなたにあった最適な保険をご提案します。
そもそも先進医療とは?
そもそも先進医療とは、どのようなものなのでしょうか。
ここでは以下の2つに分けて、先進医療について説明していきます。
- 先進医療を受けるのはどんな場合?
- 先進医療の費用はいくら?
先進医療を受けるのはどんな場合?
先進医療を受けるのは、どのような場合なのでしょうか。
先進医療は、一般的な保険診療を受けるなかで、患者が望んでいて医師がその必要性と合理性を認めた場合に行われるもの。
がん治療で受ける先進医療と、治療を受けるケースについて紹介していきます。
先進医療 | 治療を受けるケース |
---|---|
陽子線治療 | がんに対する放射線療法を受けるケースに利用される。 陽子線治療は病巣のみにピンポイントで 放射線を照射する治療方法。 |
重粒子線治療 | 陽子より12倍重い炭素粒子を用いている治療。 難治がんへの効果が期待できる放射線療法が必要 となるケースに利用される |
抗悪性腫瘍剤治療における薬剤耐性遺伝子検査 | 抗がん薬を投与する前に利用される 患者に各種抗がん薬が効くかどうかを 調べるための検査として行われる |
このように、がん治療で放射線治療を受ける場合などに選択肢のひとつとして先進医療を提案される場合があります。
(参照:生命保険文化センター)
先進医療の費用はいくら?
先進医療の費用は、どのくらいなのでしょうか?
ここでは、上記で紹介したがん治療の費用を紹介していきます。
先進医療 | 費用 (1件あたりの平均) | 件数 |
---|---|---|
陽子線治療 | 2,692,988円 | 1,293件 |
重粒子線治療 | 3,162,781円 | 562件 |
抗悪性腫瘍剤治療における薬剤耐性遺伝子検査 | 37,423円 | 227件 |
(参照:生命保険文化センター)
がんでの先進医療の費用は、高いものだと300万円を超えていたり、安いものだと3万円台のものもありました。
自分ががんになってしまった際、どのような治療が必要になるのかは分からないですよね。
もし300万円を超える費用がかかってしまった時、先進医療特約に加入しておくことで費用を保険会社に全額負担してもらえます。
以下では先進医療特約はいくらでつけることができるかなども紹介していますので、そちらも合わせて参考にしてみてください。
また、今のがん保険に特約がついているか見直したい人はマネーキャリアへご相談ください。
専属のFPが、今のあなたにどのような保障が必要なのかを、一緒に見直してくれますよ。
がん保険の先進医療特約で受けられる保障や値段
がん保険の先進特約医療で、受けられる保障や値段はどのようになっているのでしょうか?
ここでは以下2つに分けて解説します。
- 先進医療特約で受けられる保障は?
- 先進医療特約の月額保険料はいくら?
先進医療特約で受けられる保障は?
いくつかの保険を比較・検討してみると、先進医療特約で受けられる保証には以下のものが多くみられました。
- 先進医療で支払った技術料と同額を保証
- 保証上限は通算で2000万円などと定められているケースも多い
- 先進医療保障充実給付金や一時金として、治療を受けた際にさらに技術料の10%相当額を受け取れる保険も
先進医療特約の月額保険料はいくら?
先進医療特約の月額保険料はいくらなのでしょうか。
「特約」は、基本の保険にプラスすることでつけれる保証のため、先進医療特約のみで契約することはできません。
ここでは先進医療特約を付ける前と後で、保険料を比較していきます。(どちらも30歳女性で保険料を比較しています。)
保険会社 | 先進医療特約なし | 先進医療特約あり |
---|---|---|
A社 | 2,215円 | 2,295円 |
B社 | 3,620円 | 3,719円 |
30歳女性の場合の、先進医療特約をつけた場合の保険料の差額は、80円〜100円程度でした。
では年齢によって、先進医療特約の差額は上がっていくのでしょうか?
40歳〜60歳までを調べてみると、以下のようになっていました。
年代 | 保険料の差額 (先進医療特約を つける前と後の差額) |
---|---|
40歳 | +80円 |
50歳 | +80円 |
60歳 | +80円 |
上記をみてもわかるように、年齢ごとの先進医療特約の差額は変化がありませんでした。
もちろん、保険料自体は年齢によって保険料が変わるため注意が必要です。
先進医療特約は100円程度でつけられる保険が多いため、悩んでいる人はつけておくのがおすすめです。
がん保険に先進医療特約は本当に必要?必要な理由を解説
がん保険に先進医療特約は本当に必要なのでしょうか?
ここでは必要な理由を以下に分けて説明します。
- コストパフォーマンスが高い
- 万が一の際の選択肢を広げられる
- 一時金の金額を抑えることができる
コストパフォーマンスが高い
先進医療は数百円で特約をつけられるにも関わらず、利用する際には最大2,000万円まで負担してくれたりと、コストパフォーマンスが高い特約です。
もちろん、がんにならければ関係なく先進医療を使わなければ無駄になってしまいますが、万が一の場合の費用対効果は高いといえます。
そのため、コストパフォーマンスの面でみると、がん保険に加入している人は先進医療特約をつけておくのがおすすめ。
いざという時の治療の選択肢を広げることができますよ。
万が一の際の選択肢を広げられる
がんになった際、どのような治療が必要になるのかは人それぞれ。
もしかしたら、先進医療を医師から勧められるかもしれません。
そんな時、先進医療特約をつけておくことで、治療の選択肢を広げることができます。
「全額自己負担」である先進医療は、保険に加入していないとなかなか手がでない場合もあります。
がんを治すために選択肢を多くしておきたい、という人は先進医療特約をつけておくのがおすすめです。
一時金の金額を抑えることができる
がん保険の利用目的として、「ある程度の金額までは払えるけど、万が一の際に多額の金額がかかることに備えたい 」という人は、先進医療特約をつけておくことで大きな出費に備えることができます。
例えば
- 毎月の保険料は、低めの一時金と先進医療特約のみで安くしておきたい
- ある程度のがんに対する治療費は、自分自身で払える
- 大きな金額(先進医療など)に対しては、保険で備えたい
先進医療特約がいらないとされる理由
がん保険に、先進医療特約がいらないとされる理由にはどのようなものがあるのでしょうか。
ここでは以下の2つに分けて紹介していきます。
- 先進医療を受ける確率は高くない
- 先進医療を受けること自体が難しい
先進医療を受ける確率は高くない
先進医療を受ける確率はあまり高くありません。
実際に、厚生労働省令和2年(2020)患者調査の概況と厚生労働省「令和3年6月30日時点で実施されていた先進医療の実績報告について」よると、入院患者が121万人に対して、先進医療を受けたのは5,843人となっていました。
上記をふまえても、約0.5%程度の人しか先進医療を受けていないことになります。
一概にがんになったといっても、全ての人が先進医療を受けるわけではないことが分かりますね。
そのため、治療を受ける確率の低さから、先進医療特約は必要ないと考える人もいます。
先進医療を受けること自体が難しい
実は、先進医療を受けられる病院は限られていて、中には全国で1つの病院でしか受けることができない治療もあります。
そのため、先進医療自体「簡単に受けられるものではない」といえます。
また、先進医療は決められた病院で、患者が望み医師が必要とした場合にのみ受けることが可能。
先進医療特約が必要ない、と言われる理由には、こうした先進医療自体のハードルの高さも関係しています。
先進医療特約を付けるか悩んでいる人は、プロに相談してみるのもおすすめです。
相談は何度でも無料ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。
がん保険に先進医療特約が必要なケースはこんな時
がん保険に先進医療特約が必要なケースは、以下のような場合です。
- がんになった際にはどんな手段も試したいと考えている
- がんになっても通常の治療費で精一杯
がんになった際にはどんな手段も試したいと考えている
がんになった際、どのような治療・手段も試したいと考えている人は、先進医療特約をつけておくのがおすすめです。
先進医療特約をつけていないと
- 生活費の負担を考え、先進医療を断った
- 実費額が大きすぎて先進医療を試せなかった
がんになっても通常の治療費で精一杯
がんになった際に、通常の治療費で精一杯という人は、そもそも先進医療の選択肢すら持てない可能性があります。
貯蓄などに不安があり、そうなってしまうかもしれない、と感じている人は先進医療特約をつけておくのがおすすめ。
がんの治療費は1回の入院で70,000円前後必要と言われています。
その他にも、通院などでかかるお金、働けなくなった間の生活費などさまざまなお金が必要。
がんになった際に、先進医療を考えられないほど追い込まれてしまわないためにも、特約や十分な保障をつけておくようにしましょう。
がん保険に先進医療特約が必要か迷ったら専門家に相談!
がん保険に先進医療特約が必要か迷っている人は、専門家に相談するのがおすすめです。
保険について調べていると、
- 種類がありすぎてわからない
- 保証内容や保険金も違うから比較が難しい
- 家計から無理のない範囲のがん保険にはどんなものがあるんだろう
先進医療特約の他に必要な特約は?
先進医療特約の他に、がん保険に必要な特約はどのようなものがあるのでしょうか。
ここでは以下の2つを紹介していきます。
- ホルモン剤治療特約
- 抗がん剤治療特約
ホルモン剤治療特約
ホルモン剤治療特約は、以下のような内容の特約です。
- がんでホルモン治療を受けた際に、月10万円など定めたられた金額を受け取れる保障
- 最大回数無制限や、通算120回までなどと定めれている
- 対象となるホルモン剤は保険会社ごとに少し異なる
抗がん剤治療特約
抗がん剤治療特約は、以下のような内容の特約です。
- がん剤治療を受けた際に、月10万円など定められた給付金を受け取れる
- 月額いくら〜などの形で受け取れる保険が多い
まとめ:がん保険に先進医療特約は必要か?いらない派の意見や必要なケースを解説!
がん保険に先進医療特約は必要なのか、いらない派の意見などを本記事では紹介しました。
この記事のポイントはこちら!
- がん保険の先進医療特約は数百円でつけられる
- 先進医療特約のコストパフォーマンスは高い
- 一方で、がんで先進医療を利用するのは難しく確率は低い
- がん保険の特約では、先進医療の他にホルモン剤治療特約・抗がん剤特約も検討しておくべき
- がん保険の特約で悩んだら、マネーキャリアへの相談がおすすめ