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がん保険に先進医療特約は必要なのか知りたい

がん保険に先進医療特約をつけるべきか迷っている

とお悩みではないでしょうか。

  • 結論、がん保険に先進医療特約をつけるべきかどうかは、現在の保障状況や経済状況によって異なります。

この記事では先進医療特約の保障内容や必要性について詳しく解説します。


この記事を読むことで、先進医療特約の必要性を判断する材料が得られ、自分に合った保険選びができるようになるので、ぜひご覧ください。

井村FP

保険は万が一に備えるために重要ですが、特約を付けすぎて保険料が家計を圧迫するのもよくありません。


そのため、加入中の保険の内容や貯蓄状況などを整理して、必要な保障や特約を取捨選択することが大切です。


そこで、マネーキャリア無料相談窓口では保険の専門家(FP)が、あなたに合わせた保険プランの選び方や必要な保障の考え方をアドバイスしています。


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監修者「井村 那奈」

監修者 井村 那奈 フィナンシャルプランナー

ファイナンシャルプランナー。1989年生まれ。大学卒業後、金融機関にて資産形成の相談業務に従事。投資信託や債券・保険・相続・信託等幅広い販売経験を武器に、より多くのお客様の「お金のかかりつけ医を目指したい」との思いから2022年に株式会社Wizleapに参画。
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この記事の目次

そもそも先進医療とは?費用はいくら?

先進医療とは、厚生労働省が認めた高度な医療技術で、大学病院など特定の医療機関で研究・実績を積んだ上で「先進医療」として認定されたものです。


その特徴として、一般的な治療では対応が難しい難病などに用いられます。そのため、治療費が比較的高額になる傾向があります。


先進医療の主な治療法と平均費用は以下のとおりです。


治療法治療費(1件平均)備考
陽子線治療約2,679,335円入院14.7日・年間827件・19機関で実施
重粒子線治療約3,144,880円入院3.2日・年間442件・7機関で実施
内視鏡的胃局所切除術約215,626円入院8.2日・年間28件・8機関で実施
子宮内膜受容能検査(不妊治療)約131,917円年間5,252件・234機関で実施


がん治療で主に行われる「陽子線治療」「重粒子線治療」はどちらも約300万円と高額であり、全額自己負担になるため、先進医療特約の付帯や資金準備などをしっかり考える必要があります。

先進医療ってこんなに高いんですね...

300万円も自己負担があるとは思いませんでした。


やはりがん保険に先進医療特約は付けるべきなんでしょうか?

井村FP

そうですね。特約があれば万が一の際の負担が減り安心ですが、その分保険料が高くなるため、FPのアドバイスのもと慎重に検討しましょう。


マネーキャリアの無料相談窓口では保険の専門家(FP)が、あなたの保障状況や家計状況を整理し、特約の必要性や保険の選び方をアドバイスしています。


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がん保険の先進医療特約で受けられる保障や値段

がん保険の先進特約医療で、受けられる保障や値段はどのようになっているのでしょうか?


ここでは以下2つに分けて解説します。

  • 先進医療特約で受けられる保障は?
  • 先進医療特約の月額保険料はいくら?
先進医療特約では、いくらまで保障が受けられるのか、また保険料はどのくらい上がるのか気になりますよね。

それぞれ詳しく紹介していますので、がん保険選びの参考にしてみてくださいね。

先進医療特約で受けられる保障は?

いくつかの保険を比較・検討してみると、先進医療特約で受けられる保証には以下のものが多くみられました。

  • 先進医療で支払った技術料と同額を保証
  • 保証上限は通算で2000万円などと定められているケースも多い
  • 先進医療保障充実給付金や一時金として、治療を受けた際にさらに技術料の10%相当額を受け取れる保険も
5社の保険を調べてみましたが、その全てに先進医療は通算2,000万円の上限がついていました。

また、先進医療特約の中に一時金のある保険も多く、先進医療の費用を保証してもらった上で、技術料の10%程度を受け取れる保険も。

一時金があることで、先進医療を受ける際の生活費や入院費の足しにすることもできますね。

先進医療特約の月額保険料はいくら?

先進医療特約の月額保険料はいくらなのでしょうか。


「特約」は、基本の保険にプラスすることでつけれる保証のため、先進医療特約のみで契約することはできません。


ここでは先進医療特約を付ける前と後で、保険料を比較していきます。(どちらも30歳女性で保険料を比較しています。)

保険会社先進医療特約なし先進医療特約あり
A社2,215円2,295円
B社3,620円3,719円


30歳女性の場合の、先進医療特約をつけた場合の保険料の差額は、80円〜100円程度でした。


では年齢によって、先進医療特約の差額は上がっていくのでしょうか?


40歳〜60歳までを調べてみると、以下のようになっていました。

年代保険料の差額
(先進医療特約を
つける前と後の差額)
40歳+80円
50歳+80円
60歳+80円


上記をみてもわかるように、年齢ごとの先進医療特約の差額は変化がありませんでした


もちろん、保険料自体は年齢によって保険料が変わるため注意が必要です。


先進医療特約は100円程度でつけられる保険が多いため、悩んでいる人はつけておくのがおすすめです。

井村FP

先進医療特約は100円程度でつけられることも多く、万が一の際に得られる安心感を考えると付ける方も多いですが、他にもいろんな保障や特約をつけていくと保険料は上がっていきます。


本当に必要な特約や保障に迷う方は、マネーキャリア無料保険相談窓口にご相談ください。マネーキャリアでは、保険の専門家(FP)があなたに合った保険プランを無料で提案いたします。


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がん保険に先進医療特約は本当に必要?必要な理由を解説


がん保険に先進医療特約は本当に必要なのでしょうか?


ここでは必要な理由を以下に分けて説明します。

  • コストパフォーマンスが高い
  • 万が一の際の選択肢を広げられる
  • 一時金の金額を抑えることができる
がん保険に先進医療保険をつけるか悩んでいる人は、なぜ必要なのか理由を知っておくのがおすすめ。

自分にとって先進医療特約は必要なのかを判断する際に、参考にしてみてください。

コストパフォーマンスが高い

先進医療は数百円で特約をつけられるにも関わらず、利用する際には最大2,000万円まで負担してくれたりと、コストパフォーマンスが高い特約です。


もちろん、がんにならければ関係なく先進医療を使わなければ無駄になってしまいますが、万が一の場合の費用対効果は高いといえます。


そのため、コストパフォーマンスの面でみると、がん保険に加入している人は先進医療特約をつけておくのがおすすめ。


いざという時の治療の選択肢を広げることができますよ。

万が一の際の選択肢を広げられる

がんになった際、どのような治療が必要になるのかは人それぞれ。


もしかしたら、先進医療を医師から勧められるかもしれません。


そんな時、先進医療特約をつけておくことで、治療の選択肢を広げることができます。


「全額自己負担」である先進医療は、保険に加入していないとなかなか手がでない場合もあります。


がんを治すために選択肢を多くしておきたい、という人は先進医療特約をつけておくのがおすすめです。

一時金の金額を抑えることができる

がん保険の利用目的として、「ある程度の金額までは払えるけど、万が一の際に多額の金額がかかることに備えたい 」という人は、先進医療特約をつけておくことで大きな出費に備えることができます。


例えば

  • 毎月の保険料は、低めの一時金と先進医療特約のみで安くしておきたい
  • ある程度のがんに対する治療費は、自分自身で払える
  • 大きな金額(先進医療など)に対しては、保険で備えたい
という場合にも、先進医療特約はおすすめ。

毎月支払う保険料は安く、大きな出費にのみ備えておきたい人は先進医療特約を検討してみるようにしましょう。

また、がん保険の月額やプランでお悩みの人は、マネーキャリアに相談するのもおすすめです。

どのくらいなら無理なく保険料を支払っていけるのか、保険のプロが相談に乗ってくれますよ。

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先進医療特約がいらないとされる理由


がん保険に、先進医療特約がいらないとされる理由にはどのようなものがあるのでしょうか。


ここでは以下の2つに分けて紹介していきます。

  • 先進医療を受ける確率は高くない
  • 先進医療を受けること自体が難しい
先進医療はだれしもが受ける治療ではないため、確率的に言えば低い治療です。

先進医療特約がいる理由・いらない理由を知って、比較しながら自分に特約が必要かを見極めていきましょう。

先進医療を受ける確率は高くない

先進医療を受ける確率はあまり高くありません。


実際に、厚生労働省令和2年(2020)患者調査の概況厚生労働省「令和3年6月30日時点で実施されていた先進医療の実績報告について」よると、入院患者が121万人に対して、先進医療を受けたのは5,843人となっていました。


上記をふまえても、約0.5%程度の人しか先進医療を受けていないことになります。


一概にがんになったといっても、全ての人が先進医療を受けるわけではないことが分かりますね。


そのため、治療を受ける確率の低さから、先進医療特約は必要ないと考える人もいます。  

先進医療を受けること自体が難しい

実は、先進医療を受けられる病院は限られていて、中には全国で1つの病院でしか受けることができない治療もあります。


そのため、先進医療自体「簡単に受けられるものではない」といえます。


また、先進医療は決められた病院で、患者が望み医師が必要とした場合にのみ受けることが可能。


先進医療特約が必要ない、と言われる理由には、こうした先進医療自体のハードルの高さも関係しています。


先進医療特約を付けるか悩んでいる人は、プロに相談してみるのもおすすめです。


相談は何度でも無料ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。

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がん保険に先進医療特約が必要なケースはこんな時


がん保険に先進医療特約が必要なケースは、以下のような場合です。

  • がんになった際にはどんな手段も試したいと考えている
  • がんになっても通常の治療費で精一杯
がん保険に加入している人は、自分自身に置き換えながら先進医療特約の必要性を検討するのがおすすめ。

がんになった際、どのような治療が必要か、変わらず働けるかもわからないため、万が一のために備えておくようにしましょう。

がんになった際にはどんな手段も試したいと考えている

がんになった際、どのような治療・手段も試したいと考えている人は、先進医療特約をつけておくのがおすすめです。


先進医療特約をつけていないと

  • 生活費の負担を考え、先進医療を断った
  • 実費額が大きすぎて先進医療を試せなかった
ということも考えられます。

万が一がんになってしまった際、できるだけ治療の選択肢を広げておきたい人は特約を検討しておきましょう。

がんになっても通常の治療費で精一杯

がんになった際に、通常の治療費で精一杯という人は、そもそも先進医療の選択肢すら持てない可能性があります。


貯蓄などに不安があり、そうなってしまうかもしれない、と感じている人は先進医療特約をつけておくのがおすすめ。


がんの治療費は1回の入院で70,000円前後必要と言われています。


その他にも、通院などでかかるお金、働けなくなった間の生活費などさまざまなお金が必要。


がんになった際に、先進医療を考えられないほど追い込まれてしまわないためにも、特約や十分な保障をつけておくようにしましょう。

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がん保険に先進医療特約が必要か迷ったら専門家に相談!


がん保険に先進医療特約が必要か迷っている人は、専門家に相談するのがおすすめです。


保険について調べていると、

  • 種類がありすぎてわからない
  • 保証内容や保険金も違うから比較が難しい
  • 家計から無理のない範囲のがん保険にはどんなものがあるんだろう
そんな疑問を感じたことはありませんか?

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先進医療特約の他に必要な特約は?


先進医療特約の他に、がん保険に必要な特約はどのようなものがあるのでしょうか。


ここでは以下の2つを紹介していきます。

  • ホルモン剤治療特約
  • 抗がん剤治療特約
がん保険ではよく耳にすることも多い、ホルモン剤治療特約・抗がん剤特約

どのような内容なのか、先進医療特約と合わせてつけておいたほうがいいのかを解説します。

ホルモン剤治療特約

ホルモン剤治療特約は、以下のような内容の特約です。

  • がんでホルモン治療を受けた際に、月10万円など定めたられた金額を受け取れる保障
  • 最大回数無制限や、通算120回までなどと定めれている
  • 対象となるホルモン剤は保険会社ごとに少し異なる
ホルモン剤治療は乳がん・前立腺がんでは50%以上の確率で行われる治療

がんの種類によって、ホルモン治療を受ける場合もあるため先進医療と合わせて特約をつけておくことで、金銭的な負担を減らすことにつながります。

がん保険の特約を検討する際には、ホルモン剤治療特約についても考えておくようにしましょう。

抗がん剤治療特約

抗がん剤治療特約は、以下のような内容の特約です。

  • がん剤治療を受けた際に、月10万円など定められた給付金を受け取れる
  • 月額いくら〜などの形で受け取れる保険が多い
厚生労働省のデータによると、抗がん剤の使用率は30.1%と高くなっています。

がんの3人に1人は抗がん剤治療を行なっているため、先進医療特約と合わせてつけておくのがおすすめ。

がん保険の特約を検討する際には、抗がん剤治療特約についても検討しておきましょう。

また、さまざまな特約の必要性を考える際には、プロに相談するのもおすすめです。

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まとめ:がん保険に先進医療特約は必要か?いらない派の意見や必要なケースを解説!


がん保険に先進医療特約は必要なのか、いらない派の意見などを本記事では紹介しました。


この記事のポイントはこちら!

  • がん保険の先進医療特約は数百円でつけられる
  • 先進医療特約のコストパフォーマンスは高い
  • 一方で、がんで先進医療を利用するのは難しく確率は低い
  • がん保険の特約では、先進医療の他にホルモン剤治療特約・抗がん剤特約も検討しておくべき
  • がん保険の特約で悩んだら、マネーキャリアへの相談がおすすめ
がん保険では、数百円で先進医療特約をつけれることや、万が一先進医療を受けた際の自己負担額を考慮すると、先進医療特約をつけておくのがおすすめ

どんな治療が必要になるかわからないため、あらかじめ選択肢を広げておくと安心です。

また、がん保険の特約でお悩みの人は、マネーキャリアへご相談ください。

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相談は何度でも無料ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。

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