非居住者の銀行・証券口座はそのままだとバレる!海外赴任の口座管理を解説のサムネイル画像
▼この記事を読んで欲しい人
  • 海外赴任等で非居住者になったときに銀行・証券口座は使えるのか知りたい人
  • 非居住者になった場合、そのまま放置するとバレるのか知りたい人
  • 非居住者になるときの必要な銀行・証券口座の手続きの方法がわからない人

内容をまとめると

  • 非居住者となった場合、そのままだとバレる可能性は高く、バレると口座凍結などの恐れがある
  • 原則として銀行・証券口座は使えなくなるが、sbi証券や楽天証券のように手続きをすることで口座を維持できる会社もある
  • 日本の銀行・証券会社で取引はできなくなるが、現地で口座開設することにより、赴任先でも投資を続けることができる
  • バレるか不安!海外移住による銀行・証券口座管理で迷ったらマネーキャリアの無料相談を!
  • スマホ1つで簡単予約!この機会に海外移住の不安をなくしましょう!
監修者「井村 那奈」

監修者 井村 那奈 フィナンシャルプランナー

ファイナンシャルプランナー。1989年生まれ。大学卒業後、金融機関にて資産形成の相談業務に従事。投資信託や債券・保険・相続・信託等幅広い販売経験を武器に、より多くのお客様の「お金のかかりつけ医を目指したい」との思いから2022年に株式会社Wizleapに参画。
>> 井村 那奈の詳細な経歴を見る

この記事の目次

海外赴任中の非居住者の銀行口座はそのままでも大丈夫?


結論、海外赴任等で非居住者となった場合は、一般的に銀行口座を維持できず、解約しなければならない銀行が多いです。


ここでの「非居住者」は、1年以上海外に滞在する場合と定義され(※1)、銀行に海外転出の通知をすると、現在の銀行口座を解約するように案内されます。


では、証券取引や新NISA・つみたてNISAなどを利用している場合、保有している証券や新NISA・つみたて口座はどうなるのでしょうか? 


利用者の多いSBI証券と楽天証券については後半で詳しく紹介しますが、結論、保有している証券や証券口座の扱いは、証券会社によって異なります。


新NISAを利用できるのは日本に住んでる人のみであり、出国より最長5年間、NISA口座での保有は可能ですが、新規での投資はできなくなります。(※2)


※1参照:移住者と非移住者の区分|国税庁

※2参照:NISAについて|金融庁

海外に居ながら日本国内の銀行口座を管理するのは難しいので、お金のプロへの相談が必須です。 


マネーキャリアでは、海外赴任中でも適切に資産を管理したい方に向けて、無料相談サービスを行っています。

  • 海外赴任に備えてできることをしておきたい
  • 海外赴任中も投資でお金を増やしたい
そんな方はぜひマネーキャリアのお金の専門家にご相談ください。

相談実績は100,000件以上で、何度でも無料でオンライン相談可能です!

海外赴任中に口座内で配当金が発生したら?


非居住者となった場合の証券口座の扱いについては、証券会社によって異なることをお伝えしました。


非居住者になったら必ずしも解約ではなく、証券会社によって口座を維持できるところもあるのです。


ここでは、とくに利用者の多いSBI証券楽天証券の対応について見ていきましょう。

「海外赴任のときに株や投資信託でお金が発生したら、どうすればいいのか分からない…」と悩む人は多いです。


そこでマネーキャリアに、海外赴任中の資産の管理の悩みを相談する人が増えています。

  • 日本に残す株などの金融資産がどうなるか不安
  • 海外赴任中でも、口座を管理しときたい
そんな方はマネーキャリアのお金のプロにご相談ください。

無料で何度でも相談できるので、満足いくまで最適な提案が可能です


SBI証券の場合

SBI証券は、永住予定以外の場合であれば口座の維持が可能です。


非居住者となる際、出国前に保有商品の売却や出国関連の手続きをすることで口座は維持できるようになります。


SBI証券の非居住者への対応は、以下の通りです。

  • 口座の維持は可能
  • 特定口座やNISA口座は解約され、保有商品は一般口座へ移管
  • 取引は売却のみ可能(新規買い付け不可)
  • その他入出金、サイトログインは可能
永住の場合は口座の解約が必要になりますが、一時的に移住するのであれば口座の維持が可能です。

口座維持のためにも、出国と入国の際は忘れずに手続きしましょう。

楽天証券の場合

楽天証券は、5年未満の出国の場合であれば口座の維持が可能です。


sbi証券同様、出国前に保有商品の売却や出国関連の手続きをすることで口座は維持できるようになります。

ただし、楽天証券の場合は、1年未満の出国であれば手続き不要で口座の維持が可能です。


楽天証券の非居住者への対応は、以下の通りです。

  • 口座の維持は可能
  • 特定口座は解約され、保有商品は一般口座に移管
  • NISA口座は最長で5年間継続可能、期間終了後は一般口座に移管
  • 取引は、すべて停止(売買不可)
  • その他、出金、サイトログインは可能
楽天証券は加えて、常任代理人(通知の受け取りなどの代理)の選任が必要です。

手続きが複雑になりますので、出国が決まった際はゆとりをもって手続きを行いましょう。

非居住者になる前に手続きをしないでバレると口座凍結の恐れがある

海外に移住して非居住者となる前に適切な手続きをとらなければ、口座凍結となる恐れがあります。


非居住者となっても取引を行わずに放置していれば、証券会社にバレることはないだろうと考えるかもしれません。


しかし、非居住者であることがバレると、口座を即座に凍結されて今後の取引ができないといったリスクがあります。


バレるかバレないかに掛けるよりも、海外に出国が決まったときは、事前に適切な手続きをしておくほうが賢明といえるでしょう。


先ほど紹介したSBI証券や楽天証券などは、海外移住前に所定の手続きをすることで口座の維持が可能です。

海外に行く場合、国内の口座や資産の管理は難しく、もし手続きなどにミスがあると凍結になる可能性もあります。


そこでマネーキャリアを使うと、実績豊富なファイナンシャルプランナーに「無料で何度でも」お金全般の悩みを相談できます。

  • 口座凍結は避けたい
  • 海外赴任中のお金の管理について相談したい

そんな方はマネーキャリアのお金のプロにご相談ください。


>>公式ページはこちら▶