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学費が安い大学はどこ?大学進学を控える高校生やそのご家族は、学費が安い大学が気になるのではないでしょうか。この記事では、学費が安い大学ランキングを地域別に紹介します。全国・東京・関西の学費が安い大学を文系・理系別に紹介します。ぜひご覧ください。

記事監修者「谷川 昌平」

この記事の監修者谷川 昌平
フィナンシャルプランナー

東京大学の経済学部で金融を学び、その知見を生かし世の中の情報の非対称性をなくすべく、学生時代に株式会社Wizleapを創業。保険*テックのインシュアテックの領域で様々な保険や金融サービスを世に生み出す一歩として、「マネーキャリア」「ほけんROOM」を運営。2019年にファイナンシャルプランナー取得。

この記事の目次

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学費が安い大学はどこ?日本一学費が安い大学とは?


大学進学をするならば、できるだけ学費が安い大学に行きたいという人も多いのではないでしょうか。


だけど大学はいっぱいあって、学費で決めるにしても多すぎて選べないという人もいるでしょう。


この記事では学費が安い大学のランキングを全国や地域といったさまざまなジャンルごとに紹介させていただきます。


大変役立つ内容となっておりますのでぜひ最後までご覧ください。

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学費が安い大学ランキングを地域別に紹介!

ここからは学費が安い大学を地域別にランキング形式で紹介させていただきます。ただし国公立大学は文部科学省が学費を一律としているのでランキングには含まれません。


国公立大学の学費は、

項目金額
入学金282,000円
授業料535,800円

となっています。


国公立大学の学費は年間約80万円です。私立大学の学費はほとんどの場合、この金額より高く年間100万円を超えることがほとんどとなります。


また地域別に見ると沖縄大学など地方の私立大学の方が関東・関西といった大学よりも学費が安い傾向にあります。


これは大都市圏の方が大学への入学希望者が多く、地方の方が希望者が少ないからです。大都市圏の大学は学費が高くなっても入学希望者が多いので、学費が安くならないのです。


以下で全国・関東・関西と地域別に学費が安い大学をランキング形式で紹介します。

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学費が安い大学ランキング【全国編】


ここからは学費の安い大学を全国からランキング形式で紹介します。


私立大学にかかる学費は初年度で約250万円、2~4年度で約140万円ほどかかります。合計すると650万円以上かかる計算です。


私立大学の学費は各学校が決めるものなので国公立と違い、ばらつきがあります。初年度の金額が高いのは入学金があるからです。

【全国・私立】学費が安い大学ランキングTOP10

全国の私立大学で学費が安い大学TOP10は、

  1. 東京電機大学工学部第二部・・・443,500円
  2. 九州産業大学地域共創(地域づくり(夜間特別 枠))・・・456,350円
  3. 福岡大学商学部第二部・・・472,370円
  4. 北海学園大学法学部第二部・・・609,000円
  5. 北海学園大学経済学部第二部・・・609,000円
  6. 北海学園大学経営学部第二部・・・609,000円
  7. 大阪経済大学経営学部第二部・・・613,000円
  8. 北海学園大学人文学部第二部・・・621,000円
  9. 熊本学園大学社会福祉第二部・・・645,500円
  10. 日本大学法学部第二部・・・660,000円
となります。

驚きなのは上位3校です。国公立大学の学費が50万円以上するので、これらの大学は国公立より安いということになります。

また学費の安い私立大学は二部(夜間部)がほとんどです。二部は受けることのできる講義に制限があるといった理由で学費が安く設定されていることが多いです。

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学費が安い大学ランキング【東京編】


ここからは東京で学費が安い大学を紹介します。東京は大学入学を希望する人が多くいる分、全体的に学費が高い傾向にあります。


以下ではさらに詳しく、文系理系医系の3つに分けて学費が安い大学のランキングを紹介します。

①【東京・私立文系】学費が安い大学ランキングTOP10

以下は東京・私立文系の学費が安い大学のランキングです。

  1. 東洋大学文学・経済・経営・法学・社会学・国際学部…715,000円
  2. 日本大学法学部…730,000円
  3. 駒澤大学法学部…797,500円
  4. 東京成徳大学国際学部…952,500円
  5. 日本社会事業大学社会福祉学部…1,031,800円
  6. 日本経済大学経営学部…1,060,000円
  7. 東京神学大学神学部…1,070,000円
  8. 国際医療福祉大学赤坂心理・医療福祉マネジメント部…1,105,000円
  9. 創価大学経済・経営・法学部…1,119,000円
  10. 創価大学文学・教育学…1,139,000円
1年間の学費は約100万円弱ほどが目安になります。

②【東京・私立理系】学費が安い大学ランキングTOP10

以下は東京・私立理系の学費が安い大学TOP10です。

  1. 東京電機大学工学部…927,260円
  2. 東京成徳大学国際学部…952,500円
  3. 東京理科大学理学部物理学科…1,001,190円
  4. 東京理科大学理学部化学科…1,012,190円
  5. 跡見学園女子大学マネジメント学部…1,226,000円
  6. 東京女子大学現代教養学部…1,251,500円
  7. 恵泉女学園大学人間社会学部…1,293,000円
  8. 成蹊大学経済学部…1,300,000円
  9. 共立女子大学家政学部…1,360,000円
  10. 津田塾大学学芸学部…1,364,010円
理系は文系より学費が高い傾向にあります。理由は研究実験に必要な材料や機器が高価だからです。

③【東京・医系】学費が安い大学ランキングTOP10

以下は東京・医系の学費が安い大学TOP10です。

  1. 帝京科学大学医療科学部…1,302,370円
  2. 共立女子大学家政学部・食物栄養学〈食物学専攻〉…1,380,000円
  3. 共立女子大学家政学部・食物栄養学〈管理栄養士専攻〉…1,390,000円
  4. 東京家政大学家政学部…1,421,500円
  5. 実践女子大学生活科学部…1,417,010円
  6. 東京家政学院大学現代生活学部…1,421,660円
  7. 帝京大学医療技術学部…1,424,300円
  8. 実践女子大学生活科学部…1,457,010円
  9. 昭和女子大学食健康科学部…1,468,000円
  10. 駒沢女子大学人間健康学部…1,479,720円
医系大学は理系よりも高価な機器や専門知識を扱うため、学費は高い傾向にあります。医学部などの進学になれば、ここに出てくる大学よりもかなり高い学費が必要になるでしょう。

学費が安い大学ランキング【関西編】


関西で学費が安い大学ランキングを紹介します。


学費の傾向は地域が変わっても同じで文系が一番安く理系・医系と順に高くなっていきます。


さまざまな理由で特定の地域から離れられない人もいるでしょう。ここでは関西の大学に進学したい人で学費が安いことを重視する人に参考になるようにランキングを紹介します。

①【関西・私立文系】学費が安い大学ランキングTOP10

以下は関西・私立文系で学費が安い大学TOP10です。

  1. 大阪経済大学経営学部…613,000円
  2. 近畿大学国際学部…906,500円
  3. 龍谷大学経営学部…1,052,000円
  4. 龍谷大学文学部…1,054,000円
  5. 日本経済大学経済学部…1,060,000円
  6. 龍谷大学政策学部…1,070,000円
  7. 神戸医療福祉大学人間社会学部…1,080,000円
  8. 龍谷大学社会学部…1,088,900円
  9. 京都産業大学経済・経営・法学部…1,092,500円
  10. 龍谷大学国際学部…1,110,000円
関西・私立文系の学費の安さは東京と大きな差がありません。関西も大都市で人口が多く、入学者が多い傾向にあるのが理由です。

②【関西・私立理系】学費が安い大学ランキングTOP10

以下は関西・私立理系の学費が安い大学TOP10です。

  1. 龍谷大学農学部…1,307,900円
  2. 帝塚山大学現代生活学部…1,310,000円
  3. 摂南大学農学部…1,363,700円
  4. 京都産業大学理学部…1,453,500円
  5. 大阪産業大学デザイン工学・工学部…1,467,400円
  6. 神戸女学院大学人間科学部…1,507,000円
  7. 大阪電気通信大学工学・情報通信工学・総合情報学部…1,522,000円
  8. 京都産業大学理学部・情報理工学・生命科学部…1,523,500円
  9. 京都橘大学工学部…1,525,000円
  10. 龍谷大学先端理工学・農学…1,545,600円
理系大学の傾向として農学系の学部が学費の安い傾向にあります。

番外編:有名私立大学の学費が安いランキングを紹介!

ここからは私立大学のなかでも有名どころの大学でランキングを紹介します。


早慶やMARCHといった有名大学を指す言葉は多くの人が聞いたことがあると思います。学業や就職活動での優位性からこれらの大学を志望する人もいるでしょう。


ここではそんな有名大学のなかでも学費が安い大学をランキング形式で紹介します。

①【有名私立文系】学費が安い大学ランキングTOP10

有名私立文系で学費が安い大学TOP10は以下の通りです。

  1. 早稲田大学教育学部…1,165,650円
  2. 早稲田大学法学部…1,170,700円
  3. 早稲田大学社会科学学部…1,178,010円
  4. 上智大学文学部(新聞学科以外)・神学部・総合人間科学部(心理、看護以外)・法学部・経済学部・外国語学部・総合グローバル学部…1,265,450円
  5. 中央大学法学・文学部…1,267,300円
  6. 立教大学観光学部…1,276,000円
  7. 立教大学経済・法学部…1,276,500円
  8. 法政大学法学部・文学部・経済学部・社会学部・経営学部・人間環境学部・現代福祉学部…1,280,000円
  9. 慶応大学文学部…1,343,350円
  10. 慶応大学経済学部…1,348,350円
有名大学は受験する学生も多いですが、相場から大きく高かったりするわけではありません。合格の自信があるならば、これらの大学を受験する選択肢はコストパフォーマンス面からみてもあり得るかと思います。

②【有名私立理系】学費が安い大学ランキングTOP10

以下は有名私立理系で学費が安い大学TOP10です。

  1. 東京理科大学理学部・理工学部…1,595,000円
  2. 立教大学理学部…1,701,500円
  3. 早稲田大学基礎理工学部…1,709,000円
  4. 早稲田大学創造理工学部…1,729,000円
  5. 早稲田大学先進理工学部…1,749,000円
  6. 明治大学総合数理学部…1,766,000円
  7. 明治大学理工学部…1,786,000円
  8. 中央大学理工学部…1,838,000円
  9. 慶応義塾大学理工学部…1,863,350円
  10. 青山学院大学理工学部…1,900,000円
理系学部の学費は総じて高い傾向にあります。また地域別と比べても高いですが、有名な分設備などが充実しているので、それだけ充実した教育サービスを提供できる自信のあらわれともいえるでしょう。

番外編:大学の学費が安い海外の国はどこ?

大学進学を考えている人のなかには海外への進学を考えている人もいるでしょう。ここでは海外の学費が安い国を10か国紹介します。


学費が安い国は、

  1. ノルウェー…無料もあり得る
  2. オーストリア…最低約18万円
  3. ポーランド…最低約25万円
  4. ハンガリー…最低約30万円
  5. インド…約25~120万円
  6. ドイツ…無料もあり得る
  7. イタリア…最低約15万円
  8. フィジー…180~240万円
  9. フィリピン…120~180万円
  10. マレーシア…約60万円
ここで紹介している費用はあくまで学費のみです。生活費は別にかかるので注意しましょう。

ただしフィジーやフィリピンといった国は食事の提供も学費に含まれています。また外国は日本と比べて奨学金など学生に対する支援が充実しているのもありがたいですね。

参考:大学の学費の平均はいくら?必要費用の目安は?

大学の学費は文系・理系によって相場が変わってきます。


私立文系であれば年間約100万円、私立理系であれば年間120万円ほどが必要経費の目安となってきます。


また初年度には入学金を支払う必要があるので支払額はその分高くなります。入学金は文系・理系問わず20~25万円の間が相場となるでしょう。

参考:学費が払えないときの対処法を解説

ここでは学費が払えないときの対処法を解説します。対処法としては

  • 奨学金制度
  • 国の教育ローン
  •  金融機関の教育ローン
  • 大学独自の制度(分納・免除など)
があげられます。

奨学金制度はJASSOを代表とするNPOや民間団体が行っている支援制度です。学生に合わせて返済が必要な貸与型と返済義務のない給付型があります。

国の教育ローンは日本政策金融公庫(JFC)が行っている幅広い世帯年収の家庭をサポートする支援制度です。入学前からでも申請可能で金利も1.66%と金融機関に比べれば低いといえます。興味のある方はホームページを確認してみてください。

金融機関の教育ローンは各民間銀行に融資を依頼することで借入することが可能です。金利は銀行や世帯収入の状況によって変わってきますので交渉が必要な場合もあります。詳しくは融資を受ける金融機関に確認することがおすすめです。

大学独自の制度はどうしても学費が払えないという学生に分納や免除を認める制度です。大学によって仕組みは変わってくる場合がありますが、利用する場合は早めに事務室に相談することが大事です。

学費が安い大学ランキングまとめ

ここまで学費が安い大学をランキングで紹介してきました。


大学は国公立こそ学費が固定されていますが、私立は大学によって変わってきます。また文系よりも理系のほうが高い傾向にあり、大都市圏よりも地方の方が学費は安いです。


自分の希望にあった進路のなかでできるだけ学費が安い大学に進めるようパスナビを参考してみてください。


この記事では、

  • 私立文系・理系の学費が安い大学ランキング
  • 大学の学費が安い外国
  • 学費が払えなくなってしまったときに頼れる制度
といった内容を紹介しました。

マネーキャリアではこのほかにもお金に関する役立つ記事を多数掲載しておりますので、ぜひご覧ください。