40代の生命保険の平均月額はいくら?40代の生命保険加入者にアンケートのサムネイル画像
・40代の生命保険の平均月額はいくらなんだろう?
・40代夫婦の生命保険の平均月額はどれくらい?

とお悩みではないでしょうか。

40代の生命保険の月額は男性が18,666円、女性が15,500円です。

この記事では、40代の生命保険の平均月額や見直しのポイントについて紹介します。アンケート結果についても解説するのでぜひ参考にしてください。

保険の見直しポイントがわからない方は、FPへ相談してみてはいかがでしょうか。専門的な知識にて、適切なアドバイスをしてくれますよ。

この記事の監修者「谷川 昌平」

この記事の監修者 谷川 昌平 フィナンシャルプランナー

株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー証券外務員を取得。メディア実績:<テレビ出演>テレビ東京-テレ東「WBS」・テレビ朝日「林修の今知りたいでしょ!
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この記事の目次

40代の生命保険の平均月額はいくら?最新データを紹介

40代の生命保険の平均月額はいくらなのでしょうか。アンケート調査による平均的な月額を紹介します。

40代の生命保険の平均月額を以下の3つにわけて解説します。

  • 40代の世帯年間払込保険料(二人以上の世帯)
  • 40代の年間・月額払込保険料(男性・女性)
  • 40代の生命保険加入金額(男性・女性)

40代の世帯年間払込保険料(二人以上の世帯)

全保連がまとめた「2024年生命保険に関する全国実態調査※」の内容から、40代とその他の年代の年間払込保険料を一覧表にまとめました。

世帯主年齢別の

年間払込保険料

29歳以下32.2万円
30〜34歳29.8万円
35〜39歳31.2万円
40〜44歳37.4万円
45〜49歳36.8万円
50〜54歳38.2万円
55〜59歳40.7万円
60〜64歳34.3万円
65〜69歳35.4万円
70〜74歳34.5万円
75〜79歳30.8万円
80〜84歳28.2万円
85〜89歳25.3万円
90歳以上32.6万円

まとめられた払込保険料は、2人以上の世帯の年間払込保険料です。世帯主の年齢を基準として年齢別にまとめられています。

一覧表からは、30代から40代になるにつれて、年間払込保険料が上がっていることが確認できます。40代から50代にかけては、年間払込保険料にそれほど大きな変動がありません。40代を境に保険の見直しによって保障内容を手厚くしている世帯が多いのかもしれません。


年間払込保険料は、50代後半をピークに60代からは低下していきます。払込保険料が最も多いのは、40代から50代後半にかけて、といっても良さそうです。

40代の年間・月額払込保険料(男性・女性)

40代男性と女性の月額払込保険料と、他の年代の月額払込保険料を比較した一覧表を作成してみました。

男性女性
20代9,917円8,000円
30代16,583円11,666円
40代18,666円15,500円
50代21,250円15,833円
60代17,666円13,250円

40代の生命保険の月額は男性が18,666円、女性が15,500円です。一覧表を見ると、20代の保険料がもっとも安く、30代以降になると急に金額がアップし始めています。男性の掛け金が高いのは世帯主であり重要な働き手であることから、手厚い保障が必要なためです。

30代以降は生活環境の変化も大きく、50代以降は病気や怪我のリスクが高まることからより保険料が上がる要因となっています。

女性が月に払い込む保険料もそれなりの金額です。女性特有の病気に備えるとなると、ある程度の保証は必要でしょう。30代以降は毎月の払込料が家計に占める割合は、大きくなってきます。


基本的に保険は最新のものがもっとも良いとされています。余計な保険料を払いたくない場合は、保証内容を今のライフスタイルにマッチするものに更新していく方が望ましいです。

40代の生命保険加入金額(男性・女性)

40歳代と他の世代の男女別生命保険加入金額を一覧表にまとめてみました。

男性女性
20歳代1,001万円751万円
30歳代2,065万円768万円
40歳代1,883万円807万円
50歳代1,629万円737万円
60歳代1,071万円507万円
70歳代582万円395万円
※参照:生命保険の加入金額はいくらくらい?|(公財)生命保険文化センター

生命保険文化センターの2022年度の調査によると、亡くなった時に支払われる保険金の平均は男性で1,373万円、女性では647万円でした。もっとも重要な働き手である男性には多くの保障がつけられていることがわかります。

保険金額がもっとも高いのは30歳代です。保障の内容と亡くなる可能性のバランスの兼ね合いで、年代を重ねるにしたがって保険金の額は下がっていきます。

一覧表にしてみると、保険金額の違いはあれど、各世代にわたって滞りなく生命保険に加入していることがよくわかります。一方で、女性の保険金額がそれなりにあることを考えると、世帯主が保険に加入しているものの、本当にこの保障で大丈夫なのか、迷いを抱えている世帯も多いのかもしれません。


保険の保障が十分なのか、見直しするとしたらどこで判断すると良いのか、迷いが尽きない方はFPへ相談してみてはいかがでしょうか。専門家の視点から、新たな気づきを与えてくれるかもしれませんよ。

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あなたにぴったりの保険は?FPと一緒に最適な保障プランを見つけよう

それぞれの統計を確認したところ、40代の世帯では思いの外、それなりの保険料を支払っていることがわかりました。先の見えない未来への心理的安全保障は、お金には変えられない大切なものです。


とはいえ、必要な保障を備えたうえで、できれば月々の保険料は抑えたいと考えるのはどこの世帯でも同じでしょう。保険料を抑えつつ、最低限の保障を確保する保険の見直しはどのポイントをチェックしたら良いのでしょうか。

判断基準がわからないという方は、保険の専門家であるFPへ相談してみてはいかがでしょうか。保険分野はFPが得意とする分野の一つです。


マネーキャリアのFPなら、ライフスタイルや家族構成、生活背景から、最適な保険と保障内容をアドバイスしてくれます。相談は何度でも無料です。気になることがあればその都度ご相談ください。


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【実際どう?】40代の生命保険加入者にアンケート調査を実施

ここでは、40代の生命保険加入者へ選び方や保険料など、気になるポイントを調査したアンケート結果をまとめてみました。

  • 毎月の保険料はいくらですか?
  • 生命保険を選ぶ際に最も重視したポイントは何ですか?
  • 生命保険の見直しをしたことがありますか?また見直した理由を教えてください
これらを参考に自分に必要な保険選びを進めてください。

毎月の保険料はいくらですか?

このアンケート結果から、約65%の方が15,000円以下の保険料であることが分かりました。1,000~5,999円と答えた34.5%の中でも、2,000円前後の保険料を支払っている方が多い印象でした。


25,000円以上と答えた方の中には貯蓄型の保険に加入している方も。保障と貯金を合わせた金額設定になっているため、他の方よりも少し高額になっています。また、自分がほしい保障を得るために、特約などを付帯している方も多く見られました。


特に、家族を持つ方や将来のために貯金をしっかりと積み立てたい方は、料金を上乗せしてでもより充実した保障を得ようとしているようです。

一方で、若い世代や経済的に余裕のない方は、最低限の保障と金額で準備している傾向がありました。


保険料の支払いに関しては、個々のライフスタイルや将来の計画に合わせてさまざまな選択肢があることが分かりました。 

生命保険を選ぶ際に最も重視したポイントは何ですか?

ポイントの一つに「保障内容」があります。実際に調査を行った結果、30%の人が最も重要視していることがわかりました。予期せぬ事態に備えて、確実な保障を受けられることが、多くの人にとって大きな安心をもたらしているようです。


保障内容を重視する人の中には、保険料が1万円を超える場合が多いという傾向も見られました。金額よりも、不測の事態に備えて保険でカバーしたいという考えが強いことが分かります。


『保険料』を重視している方は、家計を圧迫しない程度の金額で加入を決めています。月々支払う金額なので、無理なく続けられることも大切です。

生命保険の見直しをしたことがありますか?また見直した理由を教えてください

この質問に対し、58.4%と半数以上の方が『はい』と回答。その理由として最も多かったのが「保険料が高かったから」でした。家計への負担や、費用対効果を考慮していることが分かります。


次に多かった回答が「今より保障を手厚くしたかった」です。大切な家族が増えたことで、より大きな保障をもつ方が多く見られました。また、今の自分に合った保障ではないと感じて見直しをした方も。入ったままで終わらせるのではなく、ライフステージごとのメンテナンスが大切です。


一方で『いいえ』と答えた方の理由としては「今のままで満足している」や「担当者からのアドバイスを基に計画している」といった回答がありました。

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無料FP相談を賢く活用して、効率的に保険の最適化をしよう!

アンケート結果を見る限りでは、保険選びや見直しポイントは、それぞれの生活背景や家族構成、個々の状況によって違うようです。それぞれに最適な方法があり、決まった正解はありません。


自分にとっての正解を導き出すには、見極めポイントを知っておく必要があります。最適な保険を選ぶためにも、最低限の見極めポイントは抑えておきましょう。自分に本当に必要なものがわかれば、いかなる状況でも大きく迷うことはありません。

保険選びや見直しを迷っている方は、保険分野の専門家であるFPへ相談してみてはいかがでしょうか。FPなら、現在の生活状況に最適な保障を備えた保険を紹介してくれます。


マネーキャリアでは、保険分野に強く、実績豊富なFPが数多く在籍しています。今までの経験を元にして、個別にピンポイントな提案が期待できますよ。特に「何を基準に保険を選んだら良いのか、見直しポイントがわからない」という方には特におすすめです。


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40代が抱えるリスクと生命保険の選び方・見直しのポイント

今後増やしたい生活保障準備項目のトップ5について40〜49歳までを調査し、一覧表にまとめました。

40〜44歳
世帯主の老後の生活資金45.5
配偶者の老後の生活資金37.8
子どもの教育、結婚への資金準備35.3
世帯主が要介護状態になった時の介護資金34.5
世帯主が万が一の際の資金準備34.8
45〜49歳
世帯主の老後の生活資金45.2
配偶者の老後の生活資金38.9
子どもの教育、結婚への資金準備34.2
世帯主が要介護状態になった時の介護資金33.3
世帯主が病気や怪我で働けなくなった時の備え30.8

多少の割合の違いはあれど、優先順位は同じです。1位は世帯主の老後の資金、2位は配偶者の老後の資金、3位は子どもの教育費や将来への資金準備です。

世帯主が万が一の際の備えは、世代が高くなるにつれて割合が低くなっていきます。要介護や怪我への対策は優先順位はやや低めですが、割合を見ると手厚い保障を検討している方は多いようです。上記の結果を見る限りでは、40代の世帯では老後の生活に備えた保障内容を探している方が多い、ということがわかります。

健康リスクの増加|医療・がん保険の重要性

40代は加齢に伴い、病気リスクが高まります。医療保険は、入院費や手術費、病気や怪我による経済的な負担を軽減してくれます。


中でも、がん保険はがんと診断された際の給付金や治療費、入院費などを幅広くカバーしてくれるため、家計への影響だけでなく、精神的な負担の軽減にも効果てきめんです。


医療保険やがん保険は、万が一の際に、安心して治療に専念するために有効な手段です。保険料とのバランスを考えつつ、自分の健康状態や家族構成を元にした、より良い保障内容を選ぶようにしましょう。

40代からの保険選びや見直しは、健康状態や家族構成の変化、経済状況とのバランスを十分に把握した上で考えなければいけません。老後の生活も少しづつ考え始める世代であることから、医療保険や介護保険など、病気への備えも大切です。


保険の見直しを検討する際は、不要な保険がないか細かくチェックして、無駄な保険料を払わないようにしましょう。ライフスタイルに合わせた保障内容を維持するためには定期的な見直しが必要です。

学費負担の増加|子どもが独立するまでの保障を確保

ある程度子どもが大きくなると学資保険への加入はできなくなるため、子どもの教育費を保険でカバーすることはできません。保険でできることは、万が一の時の備えをしっかり準備しておくことです。


子ども年齢や進路予定から逆算して、必要な教育資金の総額を算出した上で、万が一の際に不足しない程度の死亡保険の保障額を設定しておきましょう。

保険の見直しに迷う場合は、お金の専門家であるFPへ相談してみてはいかがでしょうか。家族構成や子どもの成長具合に合わせて、適切な保険を紹介してくれます。


迷いがちな保障内容と保険料のバランスも、専門家の見立てがあればそれほど迷うことはありません。自分で考えてみて答えが出ない方は、一度相談してみる価値はありますよ。


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住宅ローン返済|団信と生命保険の重複に注意

住宅ローンを利用する際は、団体信用生命保険への加入は必須です。団体信用生命保険とは、被保険者が万が一の際に効力を発揮する保険で、住宅ローンの残債が保険金によって相殺されます。不慮の事故で被保険者が亡くなったしまった場合、残された遺族は住宅ローンの残債を支払う必要がありません。


団体信用生命保険は、お金の貸し手である金融機関と借り手である被保険者、双方にとってメリットのある保険です。住宅ローンの残債はすべて団信をあてがうことはできますが、今後の生活資金などは団信で補うことはできないため、別途保障を考えておかなければいけません。

住宅ローンの残債のことを考えて生命保険の保障を手厚くしている方は、団信で補える分の保障はスリム化しても問題ありません。遺族が生活していくための保障にフォーカスして、見直しを考えた方が良いでしょう。


生命保険の保障と団信の保障のバランスがいまいちよくわからない、という方はFPへ相談してみてはいかがでしょうか。現在の生命保険の保障内容を考慮した上で、最適な提案をしてくれるでしょう。

老後資金準備のスタート|貯蓄型保険や資産運用の検討

40代以降は、老後を見据えた資金の準備を少しづつ考え始める時期でもあります。貯蓄型保険は満期時にまとまった賃金を受け取れるため、計画的な老後資金の形成にぴったりです。個人遠近保険は公的年金に上乗せする形で受け取り年金額を上げることができます。


セカンドライフの資金準備として、資産形成も有効な選択肢の一つです。株式や投資信託などを活用して、より大きなリターンを狙うこともできます。NISAやiDeCoなどの非課税制度をうまく活用できれば、効率的な資産形成も可能です。

セカンドライフに向けた保険の見直しでは、ライフスタイルと保障の最適化と、セカンドライフへ向けた資産形成のバランスが大切です。子どもの独立や住宅ローンの完済によって死亡保障の重要性は低下します。その一方で、医療保険や介護保険の重要性は増してくるでしょう。


不要な保障を削減して、医療保険や加護保険への備えを強化したあとは、貯蓄型の保険を解約して老後資金に充てる選択肢も考慮したいところです。保険と資産形成のバランスに重点をおいた資金計画を立てましょう。

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【まとめ】40代の生命保険はライフステージに合わせて最適化しよう

40代は子どもへの教育費がもっともかかる時期であると同時に、少しづつ老後のことを考え始める時期でもあります。保険の保障内容と教育費、老後への備えなど、お金の配分がわからないという方は、保険分野に強いFPへ相談してみてはいかがでしょうか。


マネーキャリアでは保険の知識が豊富なFPが、ライフスタイルや家族構成を細かくヒアリングした後に、最適な保障を備えた保険を紹介してくれます。何度相談しても費用はかかりません。誰かに相談したいけど、どこに相談したら良いのかわからない、という方はぜひマネーキャリアへご相談ください。

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