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▼この記事を読んで欲しい人

  • 個人年金保険のネット申し込み利用を考えている人 
  • 個人年金保険のネット申し込みの仕組みや特徴を知りたい人
  • 個人年金保険をお得に受け取る方法を知りたい人

▼この記事を読んでわかること

  • 個人年金保険のネット申し込みの仕組みと特徴
  • 個人年金保険のネット申し込みのメリットとデメリット
  • 個人年金保険のネット申し込みの方法と種類

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内容をまとめると

  • ネット申し込みができる個人年金保険の特徴は「対面の保険よりも安い、対面よりも気軽、自分の納得できる保険選びができる、いつでもどこでも申し込みができる」
  • 個人年金保険には①確定年金②有期年金③終身年金④変額年金の4種類がある
  • ネット申し込みができる個人年金保険を選ぶメリットは「個人年金保険料控除を受けられる、保険料の支払い方法で受け取る額が大きくなる」
  • ネット申し込みができる個人年金保険を選ぶデメリットは「インフレに弱いこと、途中解約で元本割れのリスク、受け取った保険金は課税対象になってしまう」
  • 個人年金保険のネット申し込みで気をつけるべき4つのポイントを解説
  • 個人年金保険のネット申し込みの加入までの流れと必要なものを解説
  • 個人年金保険の選び方を細かく解説
  • おすすめな個人年金保険をランキング形式で紹介
  • おすすめな無料保険相談窓口はマネーキャリア
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老後の生活資金を積み立てる方法の1つの個人年金保険について解説します。特にネット申し込みができる個人年金保険を取り上げて仕組みや特徴また、メリットと注意すべき点を細く解説します。この記事を参考に個人年金保険のネット申し込みを検討してみるといいでしょう

記事監修者「谷川 昌平」

この記事の監修者谷川 昌平
フィナンシャルプランナー

東京大学の経済学部で金融を学び、その知見を生かし世の中の情報の非対称性をなくすべく、学生時代に株式会社Wizleapを創業。保険*テックのインシュアテックの領域で様々な保険や金融サービスを世に生み出す一歩として、「マネーキャリア」「ほけんROOM」を運営。2019年にファイナンシャルプランナー取得。

この記事の目次

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ネット申し込みができる個人年金保険の特徴とは?デメリットはある?

こんにちは、マネーキャリア編集部です。

突然ですが、みなさんは老後の生活資金としていくらお金が必要かご存知ですか?

日本FP協会「主なライフイベントにかかる費用の目安」によると、老後の生活費は高齢夫婦無職世帯で約26万円(1ヶ月あたり)となっています。

これに対し、夫婦2人が実際に受給する年金の平均月額は22万円で、毎月数万円のマイナスが生じます。

今回は、老後の生活資金を蓄える手段のひとつ個人年金保険のメリットやデメリットインターネットを利用した加入手続きについて解説していくので、参考にしてください。

老後の生活に不安を抱いているあなたの悩みや疑問を解決するお手伝いになれば幸いです。 

ネット申し込み可能な個人年金保険の特徴4つを解説


近年では、インターネット申込可能な個人年金保険が増えてきていますが、インターネットで保険加入する利点とは何なのでしょうか?


最初の項目では

  • 保険料が安くなる
  • 気軽に加入できる
  • 納得した保険選び
  • いつでも加入できる

という4つのテーマをもとに、個人年金保険をインターネット申込のメリットとデメリットについてお話していきます。 

①対面の保険よりも安い保険料になる

インターネット申込が可能な個人年金保険は、比較的保険料が安くなる傾向にあります。 

その理由は、相談員にかかる人件費などの運営費用を抑えることができるからです。

ペーパーレスにする効果などもあるのか、対面で契約する保険料に比べて支出が減ります。

万が一、保険選びに不安があるのであれば、無料の保険相談をした上で、インターネット申込を利用すると良いでしょう。 

②対面よりも気軽でリラックスして決めれる

インターネットを利用した個人年金保険の申込手続きで、一番最初に浮かぶメリットは人と直接合わなくて済むということではないでしょうか?

店舗が近くにない場合、移動時間に時間がかかるため、仕事や家事・育児に忙しい人には対面での手続きは煩わしさがあります。

直接顔を合わせると、勧誘などに乗せられたり、入りたくない保険に入ってしまう…などという事態も起こりえます。

リラックスして保険加入したい人はインターネット申込がおすすめです。 

③自分が納得した保険を選べる

インターネット申込の場合、自分が納得した保険選びができるというメリットもあります。

対面での保険相談・契約は、相談相手がいるという安心感は得られますが、担当した相談員の提案力によって選べる保険が変わってしまいます。

インターネットを利用する場合、保険の仕組みについて少し勉強する必要性はありますが、その分さまざまな商品をゆっくり時間をかけて比較することが可能です。

近年では無料で資料請求や、保険相談が行える会社が多いので併せて利用すると良いでしょう。 

④いつでもどこでも保険の加入ができる

インターネット申込なら、いつでもどこでも個人年金保険の加入が可能です。

仕事や家事で日中忙しい方はもちろん、小さなお子様がいて、店舗では気が落ち着かない…という方にもおすすめの手段と言えるでしょう。

ただし、商品によっては店頭でのみの取扱商品や、契約会社の預金口座が必要な場合などもあるので注意が必要です。 

個人年金保険の種類とその特徴を解説


保険料を支払うことで、老後の生活資金(年金)が受け取れる保険個人年金保険と言います。 


公益財団法人 生命保険文化センター「平成30年度 生命保険に関する全国実態調査」によると、個人年金保険に加入している世帯は21.9%で、加入していない人と比較すると、加入している人はかなり少ない現状です。


個人年金保険は、医療保険や死亡保険と比べると馴染みなく、加入メリットなどを見いだせない方も多いでしょう。


しかし、加入者が少ない=必要ないとは限りません。


個人年金保険は大きく分けると

  • 確定年金
  • 有期年金
  • 終身年金
  • 変額年金

上記4つに分けられます。


それぞれの特徴を理解し、あなたに必要なものが無いか確認していきましょう。 

個人年金保険①確定年金

確定年金とは、契約の際にあらかじめ決めておいた期間(5年、10年など)、年金(保険金)を受け取れる保険のことを示します。

万が一、受取期間中に受取人が亡くなっても、遺族などが残りの期間分の年金や、一時金を受け取ることが可能です。 

次に紹介する「有期年金」と比べると、確実にお金がもらえるので、確定年金の方がお得に思えます。

しかし、保険料は高くなる傾向にあるので無理のない商品を選びましょう。

個人年金保険②有期年金

有期年金とは、契約の際にあらかじめ決めておいた期間(5年、10年など)、年金を受け取れる保険のことを示します。

先ほど紹介した「確定年金」と似ていますが、有期年金は、受取人が亡くなると遺族も含め、年金を受け取れないので注意が必要です。

一般的に保険料は確定年金と比較して安価なので、自身の収入や環境を考慮して加入しましょう。 

個人年金保険③終身年金

終身年金とは、年金を受け取る期間が決まっていない年金のことです。


「確定年金」や「有期年金」と違い、5年・10年などの縛りは無く、受取人が生きている限り、ずっと保険金を受け取ることが可能です。


働けなくなった老後、生涯にわたって給付を受けられることは非常に魅力的ですが、一定以上の年数の年金を受給しないと、支払った保険料より年金額の方が少なくなる恐れがあるので注意しましょう。 

個人年金保険④変額年金

変額年金とは、株式や債務などによる資産運用の実績をもとに、支給される年金額が変わる年金のことです。

万が一、被保険者が亡くなった時でも年金を受け取れる「死亡保障」があったり、年金の受け取り方法も一括か年金形式など柔軟に選べたり、さまざまな商品が存在します。

運用の実績次第では、より多くの年金がもらえるため、積極的に資産運用をしたい方におすすめです。 

個人年金保険を利用するメリット2つ


個人年金保険の種類について説明しましたが、一般的な貯金と比べて何が良いのか分からない人も多いのではないでしょうか?

個人年金保険は、毎月保険料が引かれていくため、貯金が苦手な人でも老後に向けて蓄えておける手段です。

しかし、注目すべきはそれだけではありません。
  • 所得控除を受けられる
  • 支払い方次第で受取金額が高くなる
という大きなメリットが存在します。

こちらの項目では、個人年金保険を利用するメリットについて紹介していくので、加入検討の判断材料にしてください。 

①個人年金保険料控除を受けられる

個人年金保険の最大の魅力は、所得控除を受けられるということです。


老後の生活資金を蓄えつつ、所得税住民税を減らすことができ、節税対策になります。 


具体的な所得控除額は下記の通りです。


平成24年1月1日以降に加入 

年間払込保険料所得税除額
~20,000円全額控除
20,001円~40,000円以下(年間払込保険料×1/2)+10,000円
40,001円~80,000円以下(年間払込保険料×1/4)+20,000円
80,001円~一律40,000円控除

参考:国税庁「No.1140 生命保険料控除」


平成24年1月1日より前に加入

年間払込保険料所得控除額
~25,000円全額控除
25,001円~50,000円以下(年間払込保険料×1/2)+12,500円
50,001円~100,000円以下(年間払込保険料×1/4)+25,000円
100,001円~一律50,000円控除

参考:国税庁「No.1140 生命保険料控除」


個人年金保険料控除は、制度が途中で変わったため、いつ契約したかによって控除金額も違います。


契約開始日は、保険会社より送られてくる控除証明書などによって確認可能です


また、個人年金保険料控除は、14種類ある所得控除のひとつ生命保険料控除に分類されます。


生命保険料控除はさらに「一般生命保険料控除」「介護医療保険料控除」「個人年金保険料控除」の3つに分けられ、それぞれ最大4万円(もしくは5万円)の控除を受けることが可能です。

※控除金額=還付金額ではないので注意


さらに、生命保険料控除(所得控除)は住民税を求める計算にも使用されるため、更なる減税効果があるので、利用しない手はありません。


会社員の方は年末調整で、自営業などをしている方は確定申告を通じて手続きを行うので、忘れないようにしましょう。


万が一忘れてしまった場合は、本来の提出期限から5年後までであれば追加・修正して確定申告をすることが可能です。


例)2020年度分の控除を受けたい場合

もとの期日は翌年(2021年)の3月15日まで。

5年後まで訂正可能なので、2026年3月15日まで申し出可能です。 

②保険料の支払い方法で受け取る額が大きくなる

個人年金保険は、支払いの仕方によっては保険料の受け取り金額が大きくなります。

支払い方法は以下の通りです。
  • 分割払い…月払い、半年払い、年払いなど
  • 一時払い…一括払い
毎月コツコツと積み立てるイメージの強い保険料ですが、個人年金保険の場合には、一括から分割までさまざまな支払い方法があります。

支払い回数が少なければ少ないほど、保険料が安く、返戻率が高くなる傾向にあります。

 現在、十分な収入があるが、老後の万が一に備えておきたい…という方には特に一括払いでの個人年金保険への加入がおすすめです。 

個人年金保険を利用するデメリット3つ


個人年金保険は、「確実に貯蓄できる」「節税対策になる」「支払い方法によって受取額が大きくなる」というメリットがあることが分かりました。

しかし、何も考えずに加入してしまうと、デメリットが発生してしまう恐れもあります。

ここでは、個人年金保険を利用する際に生じるデメリットを紹介していくので、保険加入時の参考にしてください。 

①インフレに弱いこと

個人年金保険を利用する際に注意しなければならないのが、インフレに弱いことです。

インフレとは、物の値段が上がり、お金の価値が下がる状態を示します。

例えば、昔はアイスクリームが1個10円、20円で購入できた時代があったのに、今は100円、200円は当然です。

昔は100円あれば沢山買えた物が、近年では同じ100円でも1つしか買えない…こういった状況がインフレです。

個人年金保険では、老後に備え、何百万というお金を貯蓄していきます。

余裕を持って老後に備えていたつもりでも、いざ年金を受給する際に物価が高騰していれば、予定より手元に入るお金が少なく感じるかもしれません。

こういったデメリットを回避するためには、インフレに対応した商品も存在するので、そちらを選ぶようにしましょう。 

②途中解約したとき元本割れしてしまう

自身で貯金をするのと違い、個人年金保険の場合は元割れのリスクもあります。

元割れとは、正確には元本割れ(がんぽんわれ)と言い、投資した額より利益が少なくなることです。

一般的に個人年金保険は、支払期間を終える前に契約を解除すると、それまで支払ってきた保険料より返戻金額が少なくなる傾向にあります。

こういった事態は、個人年金保険に限らず保険全般に言えることです。

できるだけ途中解約しなくて済むように、保険加入する際には、将来のことを見据えて、慎重に契約するようにしましょう。 

③受け取った保険金は課税対象になってしまう

先ほど、個人年金保険で支払った保険料を利用して節税対策が行えるという話をしました。

しかし、その反対で、受け取った年金(保険金)には、税金がかかるケースがあるので注意が必要です。

契約者と受取人が同じ場合には所得税が、違う場合には贈与税が、受け取った金額などによって課税されます。

個人年金保険に加入する場合は「契約者=受取人」の方が税金がかからないので、おすすめです。 

個人年金保険のネット申し込みで気をつけるべき4つのポイント


いつでもどこでも気軽に手続きが行える、インターネット申込みですが、実はいうと下記のような特徴もあります。
  • 対面でしか加入できない商品がある
  • インターネット申込みできる商品は少ない
  • どの商品が良いか判断が難しい
  • 手続きを自分でしなければならない
近年、インターネットを利用した手続きが増えてきたものの、まだまだ対面でしか取り扱っていない商品は多い状況です。

各社、インターネット申込みが可能な商品は少なく、1種類しか取り扱っていないなんて保険会社も多数存在します。

また、インターネットの場合来店するわずらわしさが無くなる分、その場で気になったことなどを質問できないというデメリットも存在します。

自身で商品を比較し、手続きを最後まで自分で行う必要があるので注意しましょう。 

個人年金保険のネット申し込みの加入までの流れと必要なものを解説

さて、個人年金保険の種類やメリット・デメリットなどについて解説してきましたが、いかがでしたか?

続いては、インターネット申込みを検討しているあなたのために

  • 個人年金保険へ加入するまでの流れ
  • 加入手続きの際に必要な書類例

を紹介します。


基本は対面と変わりませんが、インターネット申込みは対面と違って気軽な分、間違いなどが起こりやすいので注意が必要です。


事前に内容を確認して、本番に備えましょう! 

個人年金保険のネット申し込みで加入するまでの8ステップを解説

インターネットを利用した個人年金保険の加入までの流れは以下の通りです。
  1. 自分に合った保険を探す
  2. 気になった保険の資料を請求する
  3. 資料をもとに気になった商品の保険料を計算する
  4. 不明なことがあればカスタマーセンターなどに質問する
  5. 加入する商品を決めたら、保険会社等のサイトから申し込み開始
  6. 告知(職業や健康状態など)を入力する
  7. 保険会社による審査
  8. 加入完了
インターネットでの申込は、対面での保険加入以上に慎重に商品比較を行いましょう。

特に、資料請求をすれば複数の商品を同時に比較しやすいうえ、詳細まで分かりやすいのでおすすめです。

保険会社によっては、インターネット上で保険料がいくらかかるかのシュミレーションを行っている場合もあるので利用するのも良いでしょう。

審査から加入までは、商品や告知内容などによって異なりますが、だいたい7日から10日以内で成立します。 

個人年金保険加入に必要な書類を解説

個人年金保険加入の際に必要な書類の例は以下の通りです。
  • 本人確認書類(運転免許証、パスポートなど)
  • クレジットカードor銀行口座の番号が分かるもの
  • 健康状態が分かるもの(健康診断書など)
一般的に、運転免許証やパスポート、マイナンバーカードなどは1点で本人確認が済むのでおすすめです。

健康保険証や年金手帳、公共料金の領収書などは2点以上提出が必要になる可能性があるので注意しましょう。

個人年金保険の場合、健康診断書などの医師の診査を必要としないこともあります。

商品内容によって必要な書類は少しずつ変わるので、加入前に確認しておきましょう。 

個人年金保険の選び方を細かく解説


これまで、個人年金保険の種類や、メリット・デメリットについてお話してきましたが、いかがですか?

いざ加入を検討し、各種ホームページを開いても「定額or変額」「確定or終身」「払込期間」「据置期間」など、あまり普段耳にしない言葉が多く、どれを選んで良いのか混乱した方も多いのではないでしょうか。

続いては、個人年金保険を選ぶ際のポイントを6つ紹介していくので、商品選択の参考にしてください。 

①返戻率が高いものを選ぼう

まず、個人年金保険に加入する場合、返戻率(へんれいりつ)の高い物を選びましょう。

返戻率とは、支払った保険料の総額を100%とした場合に、将来的に受け取る年金(保険料)の総額がどのくらいになるかを示します。

例えば 支払った保険料の総額が720万円(月額2万円を30年間支払い)で、返戻率…102%の保険に加入していたとします。

この場合、将来受け取れる年金総額は

720万円×102%(1.02)=734万4000円 

およそ15万円の利益が生じます。

返戻率は多いもので105%にも及ぶ商品もあり、外貨での受取りにすると150%以上になる商品も存在します。

せっかく年金を受け取るのであれば、支払った額より少しでも多くもらいたいものです。

個人年金保険を選ぶ際には、100%以上の返戻率の商品を選択するようにしましょう。 

②個人年金保険料控除を確認【払込期間10年以上・年金受取開始60歳以降・年金受取期間10年以上】

先に、個人年金保険に加入するメリットとして、保険料控除(所得控除)が受けられることをお話しました。

しかし、保険料控除を受けるためには、下記の条件を満たす必要があるので注意しましょう。
  • 年金の受取人は、契約者もしくはその配偶者であること
  • 年金の支払期間が10年以上であること
  • 年金の受け取り開始が満60歳以降であること
親族であれど、子供などのために保険加入した場合には、保険料控除を受けられません。

個人年金保険の契約をする場合には、プラン内容をよく確認するようにしましょう。 

③定額個人年金保険と変額個人年金保険の違いと目的を知ろう

個人年金保険の受け取り方法には、契約時に年金額が決まる定額年金と、株式などの運用実績によって金額が変わる変額年金があります。


各年金の特徴は以下の通りです。 

定額年金変額年金
支払方法分割、一括一括が多い
年金額契約時に決まる契約時に決まらない
インフレ弱い強い
保険料控除個人年金保険料控除の対象一般生命保険料控除の対象

定額年金は、年金額が確定しているため、安定した収入を得ることが可能です。


しかし、定額年金は、インフレへの対応力はほとんどないので注意が必要です。


反対に変額年金は、契約時に年金額が確定しないため、不安定な保険ですが、場合によっては想定以上の利益を生む可能性もあります。


確実性が欲しい方には「定額年金」が、資産運用に慣れている方には「変額年金」がおすすめです。


近年では、最低でもいくら支給されるという最低保証のついている変額年金が多く存在するので、そちらを選ぶと良いでしょう。

④安定した貯蓄をしたいなら「円建て」【外貨建てのリスクも解説】

個人年金保険には、円建てタイプと外貨建てタイプがあります。

円建てタイプは、保険料を日本円で支払い、年金も日本円で受け取る保険です。

外貨建てタイプは、保険料を外国のお金で支払、年金も外国のお金で受け取る保険です。 

近年では返戻率が高くなる可能性のある外貨タイプが注目を浴びつつありますが、年金受取時の両替率によっては損することも、得することもあるというリスクを持っています。

両替の際に為替手数料も発生するので、外貨取引に慣れていない人にはおすすめしません。

将来、安定した収入を得たい人には「円建て」タイプの保険がおすすめです。 

⑤確定型年金と終身型年金の受け取り方の違いと目的を知ろう

個人年金保険には、年金の受取期間が決まっている確定型年金と、生涯受取りが可能な終身型年金が存在します。

確定型と終身型の特徴は下記の通りです。 
確定型終身型
年金の受取期間契約時に決める(5年、10年など)一生涯もらえる
年金額の相場(月額)高額低額
保険料の相場割安割高
終身型は確定型と比べると、長期にわたり年金を受け取れる可能性があるため、月額あたりの年金額は低く設定されています。

簡単に言ってしまえば、長生きできれば終身型が得、できなければ損ということです。

自分が何歳まで生きるかなど、誰にも分からないことなので、一概にどちらが良いとは言い切れません。

老後、支払った保険料分のお金を確実に得たいという方は「確定型」を、長生きした場合に備えたいという方は「終身型」を選ぶと良いでしょう。 

⑥返戻率を高めるために払込期間と据置期間をチェックしよう

個人年金保険に加入する際には、保険料を支払う払込期間と、支払期間が終わってから年金受取までの据置期間も考慮しましょう。

払込期間は、個人年金保険料控除の対象となるよう10年以上がおすすめです。

商品によっては、払込期間を短く設定した方が返戻率が上がる物もあるので、10年以上でなるべく早めに支払終了するのが良いでしょう。

手元にお金があるとすぐ使ってしまうという人は、据置期間を設定して、受取開始年齢を調整するのがおすすめです。 

おすすめな個人年金保険をランキング形式で紹介

どんな保険がおすすめかは分かったけど、やっぱり何だか難しい!
保険加入はしたいけど、商品を探す暇がない!
そう思う人も多いのではないでしょうか?

試しにGoogleで個人年金保険と検索すると、検索数はなんと8000万以上にも上ります

今回は、数多い保険商品の中から特におすすめの個人年金保険を紹介するので、参考にしてください。

マネーキャリア編集部おすすめの個人年金保険ベスト3
  1. 日本生命「みらいのカタチ 年金保険」
  2. 第一生命「しあわせ物語」
  3. 住友生命「たのしみワンダフル」

1位:日本生命「みらいのカタチ 年金保険」

第一位は1889年創業の歴史のある日本生命の「みらいのカタチ 年金保険」です。 


大手なので会社倒産などの心配も無く、返戻率も104%から107%程度と高い数値を示しているので安心して貯蓄することが可能です。 


受け取り方は「確定型」「終身型」から選ぶことが可能で、受取時に選択することも可能なのがポイント。


年齢や環境と共に変化していくライフプランに寄り添った保険と言えるでしょう。

2位:第一生命「しあわせ物語」

第二位は1902年創業の第一生命の「しあわせ物語」です。


第一生命は東京ディズニーランドやシーのオフィシャルスポンサーとしても有名ですね。 


「しあわせ物語」の特徴は、加入対象となる年齢が0歳から80歳までと幅広いのが特徴です。 


契約から最短10年で年金の受け取りが可能なので、老後の生活費だけでなく、お子様の教育費用のための貯蓄にも利用頂けます。 

3位:住友生命「たのしみワンダフル」

第三位は、大手保険会社である住友生命の「たのしみワンダフル」です。


こちらの商品の特徴は、据置期間を設けたり、一定額以上の保険料を支払うと返戻率が上がるということです。 


加入対象年齢も0歳から75歳と高いのも高評価で、おすすめの保険と言えるでしょう。 

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個人年金保険選びに迷ったらマネーキャリアがおすすめです。

  • 相談料が何度でも無料
  • 取り扱い保険会社数40社
  • 顧客満足度93%
  • オンライン相談可能なので外出の必要なし

など、魅力がたくさん


保険相談はもちろん、ライフプラン相談など各種お金にかかわる悩みに対応しています。


相談員の経験年数も5年~15年以上のファイナンシャルプランナーと提携しているため、担当が新人になることはありません。


保険代理店で、自社商品ではなく複数の他社商品を取り扱っているので、特定の商品を推したり、強引な勧誘もないので安心して相談いただけます。 

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まとめ:ネット申し込み可能な個人年金保険

この記事では、個人年金保険の特徴インターネット申込みの手順などについて解説してきました。

インターネットを利用した申し込みは、時間や場所を問わず行えるので、非常に便利です。

しかし、その反面、自身で商品比較をし、加入手続きを完了させなければならないという難しさも持っています。

気になることや不安なことがあったら、保険会社のインフォメーションに質問したり、無料の保険相談をすると良いでしょう。

個人年金保険加入のポイントは以下の通りです。
  • ネット申し込みは商品数は少ないが保険料は安くなる傾向
  • 個人年金保険で支払った保険料は所得控除の対象
  • 返戻率100%以上の商品がおすすめ
  • 振込期間と据置期間をチェックする
  • 確実な貯蓄を目的とするなら「定額」「円建て」「確定」タイプを選択
個人年金保険は必要だと主張する人もいれば、不要だと主張する人もいます。

しかし、老後のビジョンや不安なことは人それぞれです。

まずは自分がどのような老後を送りたいかを明確にし、そのうえで自分に合った保険商品が無いか探してみましょう。

特に、インターネットを利用した加入手続きはもちろん、資料請求も手軽に行えるのでおすすめです。

マネーキャリアでは、他にも読んで頂きたい記事が多数掲載されていますので、ぜひご覧ください。 
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