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老後までに2000万円貯めるのって簡単って知ってた?その方法をプロが解説

奨学金の受給を継続するために奨学金継続願の提出が必要です。その中の「学生生活の状況」の書き方に悩む方は多いのではないでしょうか。特にコロナ禍で大学生活を過ごした方は書くのが難しいですよね。ここでは、奨学金継続願の「学生生活の状況」の例文やコツを紹介します。

監修者「井村 那奈」

監修者 井村 那奈 フィナンシャルプランナー

ファイナンシャルプランナー。1989年生まれ。大学卒業後、金融機関にて資産形成の相談業務に従事。投資信託や債券・保険・相続・信託等幅広い販売経験を武器に、より多くのお客様の「お金のかかりつけ医を目指したい」との思いから2022年に株式会社Wizleapに参画。
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この記事の目次

奨学金の学生生活の状況には何を書く?200字をどう埋める?

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老後までに2000万円貯めるのって簡単って知ってた?その方法をプロが解説

こんにちは、マネーキャリア編集部です。 


先日20代の男性の友人から、こんな相談がありました。




ここ最近、奨学金を継続して受け取るために毎年一回提出しなければならない、奨学金継続願の中の「学生生活の状況(200字)」に関する相談が非常に増えています。


「学生生活の状況の書き方について学校で詳しく教えてもらいたかった」


日本では、奨学金についての勉強、金融教育が不十分であると聞きます。

実際に、日本学生支援機構が行った平成30年度の奨学金返還者に関する属性調査結果によると、延滞者2,985人の約9割が返還期限猶予制度を「返還が始まってから・延滞督促を受けてから知った」「知らない」と答えているのです。


今回は、学校で詳しく教えてもらえなかった奨学金継続願「学生生活の状況」の書き方について、実際に奨学金を借りた私が体系的に解説します。


奨学金継続願は、学校によって提出期限が異なるので確認しておきましょう。


何を書けばいいのか、何に注意すればいいのか、で悩んでいる方の道しるべになれば幸いです。


奨学金継続願の提出期限が迫っているんだけど、その中にある学生生活の状況という200字の項目の書き方がわからないから教えてほしいです。

ここ最近、奨学金を継続して受け取るために毎年一回提出しなければならない、奨学金継続願の中の「学生生活の状況(200字)」に関する相談が非常に増えています。 


「学生生活の状況の書き方について学校で詳しく教えてもらいたかった」 


日本では、奨学金についての勉強、金融教育が不十分であると聞きます。 


実際に、日本学生支援機構が行った平成30年度の奨学金返還者に関する属性調査結果によると、延滞者2,985人の約9割が返還期限猶予制度を「返還が始まってから・延滞督促を受けてから知った」「知らない」と答えているのです。


今回は、学校で詳しく教えてもらえなかった奨学金継続願「学生生活の状況」の書き方について、実際に奨学金を借りた私が体系的に解説します。 


奨学金継続願は、学校によって提出期限が異なるので確認しておきましょう。 


何を書けばいいのか、何に注意すればいいのか、で悩んでいる方の道しるべになれば幸いです。  

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奨学金継続願の「学生生活の状況」の例文を5パターン紹介!



この項目では、奨学金継続願にある「学生生活の状況」の例文を5パターン紹介します。


紹介する例文は以下のとおりです。

  1. サークル・部活動への取り組み
  2. ボランティア活動の参加
  3. 勉強・学業に関すること
  4. 留学経験
  5. 家業の手伝いやアルバイト

奨学金継続願は、ただ提出すれば継続が確定するものではありません。


提出された内容はきちんと審査され、適格な学生と認められることではじめて奨学金が継続されます。


そのため、200字という文字数を適当に埋めただけの学生生活の状況にしないことが大切です。


自分の状況にあった例文を参考にしてみましょう。

①サークル・部活動への取り組み



サークルや部活動に所属している方は、「学生生活の状況」に活動内容や実績を組み込みましょう。


例文:サークル


私は、○○大学の○○サークルに所属しています。


サークル内では役割分担を行っており、私は週に3回の練習を行うために、公共施設である体育館の予約に加えて日時等の連絡を回していました。


現在は、他大学の同じサークルが集まる交流戦に向けて、体育館予約・日時等の共有を怠らないように気をつけ、日々の練習に励んでいます。


いずれはサークルの代表に就任し、コミュニティを円滑に運営する方法を学びたいと考えています。<198文字>


例文:部活動


私は、○○大学の○○部に所属しています。


当部活は部員数が40名を超えるため、試合に出られる権利を勝ち取る競争率が激しいのですが、私は入学1年目の冬にレギュラーになることができました。


現在は、春に開催される大会に向けてレギュラーとしての自覚を持ち、先輩方の足を引っ張らないよう練習に取り組んでいます。


大学最後の年にキャプテンになれるように、これからもチームに必要とされる存在になりたいと考えています。<199文字>

②ボランティア活動の参加

ボランティア活動に参加している方は、「学生生活の状況」に具体的な活動内容を記入しましょう。

ボランティア活動に参加する学生は少ないので、好印象を与えられる可能性が高いです。


例文:ボランティア活動の参加


私は、○○というボランティア団体に所属しています。

○○では、子供たちに給食を提供するために調理のサポートをしたり、老人ホームにて介護の手伝いを行ったりしています。

夏休みには、子供たちが参加するキャンプイベントのスタッフとして手伝ったり、高齢者の食事補助や散歩の付き添いを行ったりもしました。

これからも誰かの役に立てるようなボランティア活動を継続し、協調性や自立性を身につけたいと考えています。<196文字>

③勉強・学業に関すること



特に勉強・学業を勤しんだのであれば「学生生活の状況」にその内容を具体的に記入しましょう。

たとえ、部活やサークルに所属していなかったとしても、学生の本分は勉強ですから、勉強に対する姿勢・努力が認められれば奨学金継続願の申請が通りやすくなる可能性が高くなります。

学生生活の状況は勉強・学業に関することで十分なはずです。


例文:勉強・学業に関すること


私は、講義に欠席・遅刻しないように普段の生活から早寝・早起きを心がけています。


そして講義中で理解できなかった部分については、友人らと一緒に勉強会を開いてお互いに教えあいながら勉強を継続しています。


テスト期間に入る前には、教授に質問を繰り返して、十分に理解できるまで時間を費やしたつもりです。


留年をせず4年生で卒業をするために、最後まで気を抜かずに単位習得に励みたいと考えています。<190文字>

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④留学経験



留学経験があれば「学生生活の状況」にその内容を具体的に記入しましょう。

行動力や勉強に対する熱心さが認められ、奨学金継続願の審査に好影響をもたらすはずです。


例文:留学経験


私は、昨年の夏休みに○○大学へ短期留学をしました。


留学先では、日常で使える外国語を学び、目新しい文化や常識を覆されるような価値観を体感することができました。


現在は、今年の夏休みにアメリカへ留学することから、英語の勉強に励みながら、現地の治安や生活習慣、基本的なルールについて調べています。


この経験は、必ず社会にでても役に立つと思いますので、これからも継続的に留学をしようと考えています。<193文字>

⑤家業の手伝いやアルバイト



他に記入する内容がない場合は、家業の手伝いやアルバイトを「学生生活の状況」に記入しましょう。


他の内容に比べて家業の手伝いやアルバイトは学校生活との関連性が低いため、200字という文字数を埋めたとしても、奨学金を継続できる可能性が高くなるとは考えづらいです。


ですので、書けるのであれば別の内容にした方が賢明だと思います。


ただどうしても書くことがない方のために、家業の手伝いの例文とアルバイトの例文を用意しておきます。


例文:家業の手伝い


私の実家は農業を営んでいるため、休日の空いている日には両親の仕事をお手伝いしていました。


米やキャベツ・ジャガイモなどの農作物を育てて、小売業者に販売しています。


私は、田植えや肥料の散布、稲刈りなどを主に手伝っており、長い時は1日5時間ほどの重労働をこなしてきました。


しかしそのおかげか、どうすれば作業効率を良くできるか、どうすれば品質の高い農作物が作れるのかを自主的に考えられるようになりました。 <198文字>


例文:アルバイト


私は勉強がおろそかにならない程度に、また両親の仕送りに極力頼らないように、アルバイトに励んでいます。


アルバイト先は居酒屋で、週に3回、多い時で週に4回シフトに入っている状況です。


現在、私はバイトリーダーとして、店舗の売上を向上させるためにアルバイトの育成や業務内容の指導を徹底しています。


この経験で得た知見・スキルは、社会にでても必ず役に立つと思いますので、今後も継続して努力したいと考えています。<199文字>

コロナ禍の学生生活でも書ける例文を紹介【コロナで大学に行けなかった方へ】

コロナが原因で「学生生活の状況」を書くことは難しいと思われます。


そこで、コロナ禍に対応した学生生活の状況の例文を3つご紹介します。

  1. オンラインでも勉強に熱心に取り組んだこと
  2. オンラインでのサークル活動に参加したこと
  3. サークルや部活動ができない分アルバイトに取り組んだこと

紹介する例文を参考にすることで、200文字を簡単に埋めることができるはずです。



①オンラインでも勉強に熱心に取り組んだこと


私は、コロナ禍の状況においても熱心に勉強に取り組みました。


全講義がオンライン授業となったため、教授と顔を合わせて講義を受けることはなくなりましたが、分からない箇所をメールを送信して質問することで、講義内容の理解を深めました。


通常の講義と違ってその都度質問を行えないので多少理解度は低くなりますが、そのぶん予習・復習などの勉強時間を多くとってカバーしました。


今後も継続して努力したいと考えています。<198文字>


②オンラインでのサークル活動に参加したこと


私は、○○大学の○○サークルに所属しています。


コロナの影響で集まって練習することがほとんどできなかったため、オンライン上で集まって今後の活動計画を立案したり、どうすれば上達できるかをメンバー全員で議論しあったりしました。


コロナ禍以前は、こういった取り組みを行わなかったのですが、オンライン上で会議を開いたことによって、全員で話し合うことの大切さや計画を練ることの大切さを実感することができました。<198文字>


③サークルや部活動ができない分アルバイトに取り組んだこと


私は、○○大学の○○部に所属しています。


コロナの影響で今までどおりの練習ができず、練習日が休みになることも多かったため、その分アルバイトに励みました。


アルバイト先の居酒屋では、無駄な動きで業務効率が落ちないように、常に時間配分を考えて作業するよう心がけていました。


その結果、他のアルバイトや正社員の補助に多く回れるようになったり、お客様への対応に余裕がもてるようになったりしました。<191文字>


上記3つの例文を参考にして、奨学金継続願の学生生活の状況を記入してみましょう。

学生生活の状況の文字数は?200字以内とあるけど少なすぎはよくない?

学生生活の状況の文字数は190~200字で収めるべきです。


なぜなら、少なすぎると「奨学金を借りたいという思いが伝わりづらいから」です。


たとえば、100字の学生よりも145字の学生、145字の学生よりも190字の学生の方が、奨学金をなんとしてでも借りたい、という思いが伝わってくるでしょう。


しかし、文字数が少なすぎると「本当に借りたいのかな?」と思われてしまうわけです。


そのため文字数は190~200字で収めるべきでしょう。


190~200字がどうしても厳しい場合は、最低でも160字以上は埋めておきたいものです。


それと、実際にスカラネット・パーソナルで学生生活の状況を入力する前に、奨学金継続願の説明会でもらえる入力準備用紙で下書きをしておくことが大切です。


これはなにも学生生活の状況だけではありません。他の200字で記入する項目も同様に、下書きをしておきましょう。


そうしないと、いざ入力する段になってから作成することになりますから、30分の制限時間を過ぎてしまい、入力した内容が全て消えてしまいます。


つまり最初からやり直しになるわけです。


そのような事態に発展しないためにも、事前に入力準備用紙にまとめておきましょう。


「学生生活の状況」を書くときにおさえたいコツ3選!


この項目では、「学生生活の状況」を書くときにおさえておきたいコツを3つ紹介します。


紹介するコツは以下の3つです。

  1. 今後や将来について言及する
  2. 自分が行ったことや貢献したことを具体的に書く
  3. その経験から何を学んだか自分の成長を書く

それぞれ具体的に解説していきます。

①今後や将来について言及する



今後や将来について言及することは大切です。


なぜなら「あなたの今・将来に対して奨学金を貸している」からです。


奨学金継続願には、適格認定というものが設けられています。


これは言い換えれば審査基準です。


適格認定には以下3つの基準があります。

  1. 人物について・・・学生生活上の態度・行動が奨学生としてふさわしく、奨学金を返すことを自覚しており、常識のある社会人として活躍できる見込みがあること
  2. 学業について・・・4年制大学の場合、4年で卒業できる見込みがあること
  3. 経済状況について・・・奨学金の貸与が必要な経済状況であること

仮に、4年で卒業できる見込みが著しく低かったとしても、きちんと将来を見据えて行動している学生と判断されれば、奨学金継続願の申請が通るかもしれません。


しかし、成績も悪く「学生生活の状況」もいいかげんであれば、卒業できる見込みや奨学金を返済する見込みがないと判断され、奨学金継続願の申請が通らなくなる可能性が高くなるでしょう。


したがって、今後や将来について言及することは大切です。


たとえば、「私は、単位を取れるように予習・復習を毎週行っています。この経験は必ず社会にでても役に立つと考えています」というような感じで、将来について触れましょう。

②自分が行ったことや貢献したことを具体的に書く



自分が行ったことや貢献したことを具体的に書くことも大切です。


なぜなら「学生生活の状況」を確認するのは第三者であるため、どのような学生生活を送ったのか第三者が想像できるように書く必要があるからです。


たとえば、部活に励んだのであればその旨を記入し、レギュラーとしてチームに貢献したのであればその旨もわかりやすいように伝えましょう。


ただし、具体的に書きすぎると文字数制限である200字を超えてしまう可能性があるので、いらない情報を加えないように注意する必要があります。


たとえば、「私は、昨年の冬に行われた日本全国のサッカー関係者が注目するサッカーの試合に出場するために、練習終わりに自主練習を行ったり、チームメイトに改善すべき点を聞いたりしました」という文章では、必要のない情報も紛れ込んでいます。


それは「日本全国のサッカー関係者が注目する」の部分です。


確かに具体的ですが、学校が求めている情報はあくまで「何を頑張ったのか」や「どのように貢献したのか」です。


日本全国のサッカー関係者が注目しているかどうか、といった情報は求めていません。


つまり、奨学金継続願の審査にあまり関係がないということです。


具体的に書こうとするあまりに、余計な情報までも加えてしまうことがありますので注意しておきましょう。

③その経験から何を学んだか自分の成長を書く



その経験から何を学んだか自分の成長を書くことも大切と言えます。


なぜなら、得たものが何もないとなると学生生活を無駄に過ごしていると判断される恐れがあるからです。


奨学金は、一部は給付ですが、全てが「給付」ではありません。ほとんどの奨学金が「貸与」です。


貸した奨学金は、将来あなたが返済することによって次の奨学生に貸せる仕組みとなっています。


しかし、学生生活を無駄に過ごす学生に対して、「学校」「日本学生支援機構」は奨学金を貸したいと思うでしょうか。


専門的な内容を勉強したり、社会に通用する常識を学んだりする機会を無駄にしてしまう学生に喜んで貸したいと思うでしょうか。


当然、貸したいとは思わないはずです。なぜなら、返済されない恐れがあると不安を感じてしまうからです。


もちろん「学生生活の状況」の項目は、そこまで重要視されていないかもしれません。


ですが、「行動から学びを得る学生」「行動から学びを得ない学生」を比較した場合に、どちらに奨学金を貸したいと思うかは明白です。


したがって、その経験から何を学んだか自分の成長を書くことは極めて大切であると言えるでしょう。


書き方が分からない場合は、「奨学金継続願の学生生活の状況の例文を5パターン紹介!」の項目を参考にしてください。

「学生生活の状況」を書くときの注意点4選!



この項目では、「学生生活の状況」を書くときの注意点を4つ紹介します。


注意点は以下のとおりです。

  1. 学生生活・学校に関すること以外は避ける
  2. 虚偽の内容は書かない
  3. 事実だけを羅列しないようにする
  4. コピペをしない

それぞれ具体的に解説します。

①学生生活・学校に関すること以外は避ける

学生生活・学校に関すること以外は避けるべきです。


学生生活の状況についての記入を求められているわけですから、自分の趣味の話だったりアルバイトの話だったりは避けたほうがいいでしょう。


奨学金継続願は「奨学金を継続すべきか、しないべきか」を判断する重要な書類です。


つまり、奨学金を貸しても問題ないだろうか、をこの書類で見極めるわけですから、奨学金貸与と全く関係のない趣味の話を持ち出したとしても意味がないでしょう。


たとえば、あなたの趣味が囲碁だったとします。

囲碁の大会について200文字という文字数を埋めた場合、「奨学金を貸しても問題ないだろう」と学校は判断しないはずです。


むしろ学校側は、「もっと記入すべき内容があるのでは?」と思うでしょう。


ですから、基本的には学生生活・学校に関すること以外は避けるべきです。

②虚偽の内容は書かない



虚偽の内容は書かないようにしましょう。


なぜなら、「万が一、嘘が発覚した場合に不誠実な学生という印象をもたれてしまうから」です。


つまり、奨学金を貸すべきではないと判断されてしまう恐れがでてくるわけです。


一つでも嘘が発覚した時点で、他の記入事項や人間性に不信感を抱くようになるため、最悪、奨学生としての資格を失うことになるかもしれません。


ですので、絶対に虚偽の内容は書かないようにしましょう。


「学生生活の状況」は200字という少ない文字数のため、嘘をつかなくても書けるはずです。


上記で紹介した例文を参考にして、学生生活の状況を記入してみてください。

③事実だけを羅列しないようにする

事実だけを羅列しないように注意すべきです。


なぜなら、学んだものがなにもないと思われてしまうからです。


たとえば、


「私は居酒屋のアルバイトに励みました。週に5回シフトに入って、皿洗いや接客などをていねいにこなしてきました。


特に頑張ったのは食器の片付けです。次のお客様がすぐにテーブルにつけるように効率よくテーブルに散らかっている食器を片付けました。


他にも、注文が入ってすぐに料理を提供できるように常に準備をしていました」のような文章においては、“ただ頑張っただけ”のように感じられるでしょう。


上記の文章では、頑張った先にある学びについて何も触れていないため、奨学金を継続して貸したとしても、ただ勉強をするだけで何も得るものがないのではないか?と思われてしまうのです。


これが事実だけを羅列した文章になります。


学生生活の状況では、200字という少ない文字数のため、事実を羅列しただけで埋めることは簡単です。


しかし、学生生活の状況に記入する目的は「奨学金を継続して借りるため」です。


ただ埋めることだけを目的として記入するのであれば、事実を羅列しただけの文章でも問題はないでしょうが、学生生活の状況に記入する目的は「奨学金を継続して借りるため」ですので、事実だけを羅列せずに、事実の先にある学んだことを書くようにしましょう。

④コピペをしない

コピペをしないように注意しておくべきです。


なぜなら、コピペも嘘の内容になってしまうからです。


つまり、他人が行ったことをあたかも自分が行ったことかのように記入して学校を騙している、ということになります。


他人の文章を参考にして、自分の言葉に置き換えたり自分なりのアレンジを加えたりするのは問題ありませんが、まるまるコピペするのはいけません。


ですので、くれぐれも上記で紹介した例文をコピペするのはやめておきましょう。


あなたの学生生活の状況を記入することが大切です。

文章を作成するのが苦手でも、一生懸命練習をすれば書けるようになるはずです。

奨学金継続願の提出手続きをおさらい【スカラネットで提出】

さいごに奨学金継続願の提出手続きをおさらいしておきましょう。


奨学金継続願は、スカラネット・パーソナルから提出することができます。


ユーザIDやパスワード、奨学生番号を入力して奨学金継続願を提出しましょう。


ちなみに申込時間は、午前8時~午前1時までです。


まとめ:学生生活の状況は自分の経験をありのまま書こう

この記事では、奨学金継続願の「学生生活の状況」で200字を埋めるためのコツや注意点、例文を紹介してきました。

  • 学生生活の状況の文字数は190~200字で収めるべき
  • 学生生活の状況を入力する前に入力準備用紙で下書きをすべき
  • 「学生生活の状況」を書くときにおさえておきたいコツは、「今後や将来について言及する」「自分が行ったことや貢献したことを具体的に書く」「その経験から何を学んだか自分の成長を書く」の3つ
  • 「学生生活の状況」を書くときの注意点は、「学生生活・学校に関すること以外は避ける」「虚偽の内容は書かない」「事実だけを羅列しないようにする」「コピペをしない」の4つ

奨学金継続願の学生生活の状況を入力する前に、上記4項目例文を参考にしてみてください。


奨学金は複雑な仕組みでわかりにくいですが、奨学金を利用する以上覚えておいて損はない知識ですので、これからも私たちと一緒に学んでいきましょう。