「お金になる資格には何がある?」、「会社を辞めても一人で稼げる資格や副業として稼げる資格を知りたい」、「女性や主婦でも簡単に取得できるお金になる資格を知りたい」このような悩みを持っている方は多いでしょう。そこで本記事ではお金になる資格TOP10をまとめました。

記事監修者「谷川 昌平」

この記事の監修者谷川 昌平
フィナンシャルプランナー

東京大学の経済学部で金融を学び、その知見を生かし世の中の情報の非対称性をなくすべく、学生時代に株式会社Wizleapを創業。保険*テックのインシュアテックの領域で様々な保険や金融サービスを世に生み出す一歩として、「マネーキャリア」「ほけんROOM」を運営。2019年にファイナンシャルプランナー取得。

この記事の目次

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お金になる資格にはどんなものがある?稼げる資格ランキングTOP10!

内容をまとめると

お金持ちになる資格には以下のようなものがある

・MOS(Microsoft Office Specialist) 

・キャリアコンサルタント 

・メンタルヘルスマネジメント 

・インテリアコーディネーター 

・応用情報技術者 

・国家公務員・地方公務員 

・簿記2級 

・FP2級 

・TOEIC800点以上 

・宅建士 

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こんにちは、マネーキャリア編集部です。


先日、知り合いの女性が、

新しく仕事を探しているのだけれど、特に特技も資格もあるわけではないので、なかなか見つからない。

と落ち込んでいました。 


「良い男性を見つけて結婚するしかないかと思っている。」 


と言うので、少々心配になりました。


現在、日本の離婚率は35%を超えています。 


結婚することが転職の解決法になるとは思えません。 


今、特技も資格もないのであれば、勉強して「お金になる資格」を取れば、もっと良い条件の仕事を見つけれるのではないでしょうか? 


そこでここでは、お金になる資格にはどんなものがあるか、稼げる資格TOP10についてご紹介したいと思います。


転職を考えているんだけど、自分を売り込む強みがない、もしくは今の職場でキャリアアップを図りたい、と考えている方に、この記事が参考になれば嬉しく思います。

お金になる資格を選ぶときに重要なポイント



お金になる資格の種類は沢山あります。


いざ、「お金になる資格を取ろう!」と思っても、どんな資格があるのか、どの資格がおすすめなのか、分からない方は多いと思います。


お金になる資格を選ぶ重要なポイントには、


  • 取得の難易度が高すぎないか
  • どのようなビジネスで活かせるの
  • もともと持っている知識を使えるか・自分の業界と近しい資格か
  • 受験資格はあるか
  • 将来性や独立のチャンスはあるか・会社を辞めても一生食べていける資格か

などがあります。


難しい資格だからと言って、必ずしも収入に直結するわけではありません。


 お金になる資格を選ぶときには、いくつかのポイントがありますので、ポイントを押さえて、効率の良い資格を選ぶことをおすすめします。

➀取得の難易度が高すぎないか


お金になる資格を探す時に考えなくてはならないことには、資格取得の難易度が高すぎないか、という事があります。


資格取得の難易度が高ければ、それだけその資格を持っている人は少ないことのなるので、資格保有者の価値は高くなります。


しかし、資格取得までに時間がかかりすぎたり、難易度が高すぎて資格取得自体が目的になってしまっては意味がありません。


そこで、ここでは勉強を始めてから、半年以内で取得できるものに絞ってご案内します

②どのようなビジネスで活かせるのか

お金になる資格を選ぶときには、その資格がどのようなビジネスで活かせるのかを具体的に調べることが重要です。

その資格を取ることで、どういったビジネスでどのように活かすことが出来、どれだけの収入アップにつながるのか、事前にしっかり調べましょう。


その資格がないとできない業務がある時には、資格保有者への需要は高くなりますので、資格取得には大きなメリットがあります。


独立できる資格であれば、自分で独立開業し、努力次第で収入につなげられるので、資格取得の重要性はより高まるでしょう。

③もともと持っている知識を使えるか・自分の業界と近しい資格か


お金になる資格を選ぶときには、もともと持っている知識を使えるか・自分の業界と近しい資格を選ぶと良いでしょう。


自分の知識を活かせるなら、その分勉強時間は少なくて済みますから、他の人よりも有利です。


また、自分の働いている業界に関わる資格であれば、資格取得後、実務経験もあることになり、更に資格を活かしやすいでしょう。

④受験資格はあるか

お金になる資格を選ぶときに、気を付けなくてはいけないポイントの一つに、その資格の受験資格があるか?という事があります。


資格の中には、受験資格として、一定の学歴や実務経験などの受験資格が必要なものもあります。


勉強を始めてから気づいたのでは、時間の無駄になってしまいますので、事前に調べることが大切です。

⑤将来性や独立のチャンスはあるか・会社を辞めても一生食べていける資格か


お金になる資格を選ぶときに、将来性や独立のチャンスはあるか・会社を辞めても一生食べていける資格かという点も、大変重要です。


資格の中には、取得が難しくても、収入に直接結びつかない資格もあります。


また反対に、そこまで難関ではなくても、今後需要が高まっていくと思われる将来性のある資格や、独立のチャンスがあり、会社を辞めても一生食べていける資格もあります。


しかし一般的には、難易度と将来性はある程度の相関関係はあります。


難しい資格に挑戦する場合には、自分の得意な分野をさがしてみましょう。

得意な分野であれば難しくても取得しやすいと考えられます。


総合的に考えて、自分にとって有利な資格を見つけて下さいね。

10位:MOS(Microsoft Office Specialist)


MOS(Microsoft Office Specialist)とは、Microsoft Officeのスキルのレベルを測るための試験です。


MOS資格には、Word、Excel、PowerPoint、Access、Outlookの5つがあり、それぞれに受験が可能です。


WordとExcelはエキスパートレベルとスペシャリストの二つのレベルがあります。


エキスパートレベルであれば、パソコン初心者の人でも、1週間~2週間程度で合格可能な資格と言われています。


スペシャリストレベルでは、エキスパートレベル合格後、1か月程の学習期間で合格可能と考えられます。


MOS資格の取得のための勉強をすることで、Excelでのデータ管理やWordでの資料作成など、事務職に必要なパソコンのスキルが身に付き、事務作業の効率化が図れます。


転職や再就職の際には、最低限のパソコンスキルがあることの証明になるので、有利になることも多いと考えられます。


比較的簡単に取得できる資格ですし、今やパソコンのスキルは、どの業種でも必須と考えられます。


この機会に、是非挑戦してみてはいかがでしょうか?

9位:キャリアコンサルタント


キャリアコンサルタントとは、労働者のキャリア形成についての相談に乗り、助言や指導を行うことのできる資格です。


キャリアコンサルタントになるためには、キャリアコンサルタント国家資格の学科試験と実技試験の両方に合格し、キャリアコンサルタント名簿に登録する必要があります。


また、キャリアコンサルタントの資格は、5年ごとに更新を行う必要があります。



学科試験は、特定非営利活動法人キャリアコンサルティング協議会と日本キャリア開発協会が行っています。

学科試験の合格率、実技試験の合格率はそれぞれ約60~75%となっており、両方合格する割合は50~60%となっています。


キャリアコンサルタントの受験資格を満たすには、厚生労働大臣が認定した「キャリアコンサルタント養成講座」のカリキュラム講習を受ける必要があります。


3か月の通信講座、10日間のスクーリング合わせて150時間の講習を受けなくてはなりません。

その他に、学科試験の勉強が必要で、勉強時間は100~200時間ほどと言われています。

キャリアコンサルタントの資格取得を目指す場合には、平日は2~3時間通信講座で学科の勉強をし、土日でスクーリングで、実技の習得をします。


最低でも3か月の勉強の期間が必要になるでしょう。



現時点でのキャリアコンサルタントの年収は100万円~500万円の人が8割以上と、必ずしも高くはありません。

それは、非正規で働く人の割合が高いからと考えられます。


企業内への普及促進に向けて、国が進めている段階ですので、今後に期待が持てる資格と考えられるでしょう。



8位:メンタルヘルスマネジメント


メンタルヘルスマネジメント検定とは、職場内での役割に応じて、必要なメンタルヘルスケアに対する知識や対処法を身に付けるための資格です。


働く人たちの心の不調の未然防止と活力ある職場づくりを目的にしています。


メンタルヘルスマネジメント検定は、コース別に、Ⅰ種、Ⅱ種、Ⅲ種に分かれています。


Ⅰ種の合格率は、約10~20%、Ⅱ種の合格率は40~70%、Ⅲ種の合格率は約65~80%となっています。


Ⅰ種、Ⅱ種、Ⅲ種と言うのは、難易度の違いではなく、対象とする分野自体の違いです。


メンタルヘルスマネジメントの試験自体は、難易度の高いものではなく1か月ほどの勉強期間で取得できると言われています。


メンタルヘルスマネジメントの資格を取るメリットは、収入に結び付くとか、転職に有利という事とは別のところにあります。


自分や職場内のメンタルヘルスへの理解を深めることで、心の不調を防ぎ、メンタルヘルスへ理解のある職場つくりをするために役立つと考えられます。

7位:インテリアコーディネーター


インテリアコーディネーターとは、インテリアの提案やアドバイスをする仕事です。

平均年収は300~450万円ほどになり、独立を目指せるので、女性に人気の職業です。

インテリア関係の資格試験には、いくつかありますが、代表的なものは、インテリア産業協会が実施しているものです。

初心者向けに通信講座があり、受験資格は特にありません。

1次試験の合格率は30%前後、2次試験の合格率は60%前後、最終的な合格率は20%ほどになります。

1次試験の合格率が低いのは、出題範囲が広いからと考えられます。

試験勉強の平均期間は6か月位が目安とされています。

6位:応用情報技術者


応用情報技術者とは、情報システム開発業務に関わる国家資格です。

IT系の就職や転職で有利になることから、システムエンジニアを目指す人にはおすすめの資格です。

さらに上位のも資格もあり、応用情報技術者を持っていると、一部科目が免除になるメリットがあります。

試験は択一と記述で行われ、合格率は約20%です。


システムエンジニアになった場合の平均年収は、約500~700万円です。

資格取得に必要な勉強時間は、経験の程度によって差があり、200~500時間程度と考えられます。

難易度は比較的低いとされており、経験者には有利な資格で、実務経験者の合格率は高い傾向にあります。

5位:国家公務員・地方公務員

お金になる資格の一つに、国家公務員や地方公務員など、公務員があげられます。

公務員は、景気に左右されず、福利厚生もしっかりしていることから、非常に安定した職業として人気があります。

公務員試験の勉強期間は半年から1年程度とと言われています。
特に難易度が高い訳ではありませんが、出題範囲が広いため、ある程度の勉強時間は必要です。

年収は300万円~700万円ほどですが、長く勤め続けると、年齢に応じて年収が上がっていきます。

4位:簿記2級


簿記とは、経済活動に伴って生じる収益や費用などを記録、計算することで、企業などの経営成績や財政状態を表すための、一定のルールのことです。

簿記の知識を問う検定試験はいくつかありますが、代表的なものは日商簿記検定試験で、1級から3級まであります。

このうち、就職にあたって有利になるとされているのは、簿記2級からです。
簿記2級の合格率は、試験の年度によってバラツキがありますが、直近の合格率平均は約23%となっています。

簿記2級取得に必要な勉強期間の目安としては、約半年と言われています。
簿記3級の知識があれば、基本的は簿記の仕組みは理解していることになるので、もう少し短期間での合格も可能でしょう。

しかし、2級の出題範囲は広く、年によっては合格率が10%台とかなり難易度が高くなることもあります。

簿記2級を採用条件にしている求人の年収には、約200万円~600万円と差があります。

簿記2級を取ったことで年収が上がるというより、簿記2級を取得することで、一定レベルの会計の知識があることの証明になるのがメリットと言えます。

特に、経理や会計事務所などへの転職・再就職に有利になります。
また、簿記の知識はどの業種でも必要な知識として重宝されるので、就職一般にも有利になることでしょう。

3位:FP2級


FPとは、ファイナンシャルプランナーの略称です。

ファイナンシャルプランナーは、お金に関わるライフプラン全般の設計について、相談に乗ってくれるお金の専門家と言えます。

教育資金、老後資金や住宅購入資金をいつから用意し始めれば良いのか、保険の額や内容は適正か、資産運用の方法についてなど、幅広い相談にのってくれる職業です。

FP2級を取得するメリットは、
  • 転職や再就職に有利
  • 自分の資産管理や資産運用に役立つ
  • 独立開業も可能
などが考えられます。

FP2級の受検資格は、

  • AFP認定研修の受講修了者
  • 3級ファイナンシャル・プランニング(FP)技能検定合格者
  • 2年以上の実務経験者
  • 厚生労働省認定金融渉外技能審査3級合格者

の4つとなっています。


近年の学科試験の合格率は約40~50%、実技試験の合格率約は50~60%となっています。

合格までに必要な勉強時間は、150~300時間ほどと言われています。
一日にどれくらいの時間を勉強に避けるかにもよりますが、3か月~半年ほどの期間が必要と考えられます。


平均年収は、就職先の企業によりますが、金融機関の平均年収は600~900万円と高い傾向にあります。
また、FPとして独立している人の中には、1千万円以上の年収を稼ぐ人もいます。
 

2位:TOEIC800点以上


TOEICは、英語でのコミュニケーション能力を測る試験です。

企業の多くが、採用や昇進の条件として採用しています。

TOEICは、試験の合否で判断するのではなく、各人の英語力をスコアで表します。

TOEICは満点が990点

TOEICのスコアは600点ほどあれば、平均以上なので履歴書に書けるレベルと言われます。
TOEIC800点のスコアは、英検では準一級レベルに相当します。 

 内容的には、英検に比べ、より実用的で、英語のコミュニケーション能力を測ることに重点が置かれています。 

TOEIC600点からTOEIC800点 までスコアを上げるには、900〜1050時間 の勉強時間が必要と言われます。

1日3時間の勉強をして1年弱かかる計算になりますので、かなりの努力が必要でしょう。


英語はコミュニケーションのツールですので、TOEICのスコアだけで、高い年収が約束されるわけではありません。
しかし、英語でのコミュニケーションが必要な職種であれば、TOEIC800点以上のスコアは、就活や転職の際に、会社に英語力をアピールすることに役立つでしょう。


1位:宅建士


宅建士とは、宅地建物取引士の略称で、不動産取引の専門家のことです。

不動産を巡る法律関係はとても複雑なので、不動産取引の際には、不動産取引の専門家である宅建士が立ち会わなくてはならないことになっています。

重要事項の説明など、不動産取引においては、宅建資格を持っている人しか行えない業務があります。
また、不動産会社には事務所ごとに従業員5人あたり1人以上の割合で宅建士を置かなければならないという決まりがあります。

ですから、宅建士は不動産業界では非常に需要のある資格です。

宅建試験の合格率は約15~17%ほどとなっています。

宅建士試験合格には、200~300時間の勉強が必要と言われています。

毎日2時間勉強し、週に1日、2日の休みを入れるとすると、約半年ほどの勉強期間が必要と考えられます。

法学部出身など、法律に対する基礎知識がある人なら、個人差はありますが、2~3か月での取得も可能でしょう。

宅建取得後は、不動産業界への就職が有利になると共に、5千円~5万円ほどの資格手当が付くことがあります。

不動産業界への就職や転職を考えている方には、是非お勧めの資格です。

主婦や会社員が副業としてお金になる資格を取得するメリット


主婦や会社員が副業としてお金になる資格を取得するメリットには、


  1. 知識・スキルが身につく。
  2. 老後も資格を活かしてお金を稼げる。
  3. 会社員は社内の評価が上がる・年収アップに直結する。
などが考えられるでしょう。

➀知識・スキルが身につく


主婦や会社員が副業としてお金になる資格を取得するためには、資格取得の為に勉強することでしょう。


勉強することで、新たに知識やスキルが身に付きます。


身に付いた知識やスキルは、様々な場面で役に立つはずです。

②老後も資格を活かしてお金を稼げる


主婦や会社員が副業としてお金になる資格を取得すれば、  老後も資格を活かしてお金を稼ぐことが出来ます。


定年退職しても年金が受給できる年齢までは、働く必要がある方もいるでしょう。


資格があれば、色々な働き方が出来る可能性が広がります。

③会社員は社内の評価が上がる・年収アップに直結する


会社員が副業としてお金になる資格を取得する場合、会社の業務に役立つ資格であれば、社内の評価が上がり、年収アップに直結するかもしれません。


資格手当が貰えることもあるでしょう。

また、自分のスキルがアップすることで、業務の範囲が広がり、より責任のある仕事を任されるようになるかもしれません。

お金になる資格の勉強法とは?


お金になる資格の勉強法には、


  • 通信講座で学ぶ
  • 独学する
という方法があります。

➀通信講座で学ぶ

通信講座で学ぶメリットは、


  • 分からないところは講師に質問できる 。
  • 試験に対応した分かりやすい教材が多い 。
  • テキストなどが法改正に適切に対応しているので、自分で調べる手間が省ける。

などがあります。


通信教育のテキストは、一般的に効率よくまとまっていて分かりやすいので、より短期間での合格が可能となることが多いでしょう。


通信講座で学ぶデメリットは、独学と比較して費用が掛かることです。

②独学する

独学のメリットは、


  • 自分のペースに合わせて勉強が出来る。
  • 教材費以外の費用が掛からない。

ということです。


テキストや問題集を購入して、自分で勉強し、仕上がったら過去問を解いていくという方法です。 

 テキスト代や問題集の費用、受験料がかかるだけですので、資格取得にお金をかけたくない人、元々知識のある人にはおススメです。



独学のデメリットは、


  • 一人で勉強するのは孤独なので、意志が弱いと挫折しやすい 。
  • 分からないことがあっても、質問できる相手がいない 。
  • 教材選びが難しい。
  • 法改正の度に自分で調べる必要があり、手間がかかる。

ということです。


独学の場合は、分からないところがあっても、教えてくれる人はいないことから、法律系の勉強になれていない人には向かないかもしれません。

番外編:難易度は高いが年収も高い資格


難易度は高いが年収も高い資格として、

  • 弁護士
  • 公認会計士
  • 社会保険労務士
の3つをご紹介します。

➀弁護士


弁護士になるためには、司法試験に合格する必要があります。


司法試験を受けるには、法科大学院を出るか、司法試験の予備試験に合格しなければなりません。


司法試験予備試験の合格率は3%、法科大学院の合格率は大学院によって異なります。

司法試験の合格率は、予備試験合格者は約80%、法科大学院修了者は約30%

予備試験に合格すれば、司法試験合格に必要な知識はほぼあると言われています。


司法試験合格までの勉強時間は、8,000~10,000時間とも言われており、日本における最難関試験の一つです。


合格後の年収は800~1,000万円ほどと言われています。

②公認会計士


公認会計士は、会計のスペシャリストです。


公認会計士の主な役割は、企業の財政状態や経営成績を表す財務諸表に不正がないかを監査することで、企業の社会的信頼性を保証することにあります。


医師や弁護士と並ぶ、3大難関資格のひとつで、合格率は10%前後です。


受験者のほとんどは、会計の専門学校に通って勉強しており、独学での合格者はほとんどいません。

専門学校の授業を一通り終えるまで、1年半~2年ほどかかり、その後も1回目の受験で合格する受験生は多くはなく、複数回受験するのが一般的です。


合格率だけ見ると、もっと難易度が高く見える資格もありますが、公認会計士の受験者は、高レベルな受験者が揃っているので、実際には数字以上の難関です。



公認会計士の資格を正式に得るには、2年の実務経験と、修了考査試験に合格する必要があるので、公認会計士試験合格後は、監査法人に就職し実務経験を積むことが一般的です。


資格取得後の平均年収は800万円以上と言われています。


監査法人を離れ、独立して会計事務所を開く会計士もおり、成功すれば年収は数千万円となる人もいます。



③社会保険労務士


社会保険労務士は、社会保険関係や労務関係の書類を作成する独占業務を行う資格です。

合格率は10%未満。

合格後は、社会保険労務士事務所、法律事務所、一般企業の総務部などで働くことが多いでしょう。
年収は400~800万円と幅があります。

独立開業することも可能で、自分の能力次第では1,000万円以上稼ぐ方もいます。

まとめ:お金になる資格TOP10

お金になる資格TOP10として、色々な資格について案内してきました。


お金になる資格を選ぶ時のポイント、お金になる資格を取得するメリット、お金になる資格の勉強方法なども、参考になったでしょうか?


自分には強みがない、キャリアアップを図る方法を知りたい、と考えている方は、この記事を参考にして、是非資格取得にチャレンジしてみて頂きたいと思います。


マネーキャリアでは、そんな前向きなあなたを応援する記事を多数揃えています。

マネーキャリアの記事を読んで、幅広い知識を身に付けていきましょう!