「お金になる資格には何がある?」、「会社を辞めても一人で稼げる資格や副業として稼げる資格を知りたい」、「女性や主婦でも簡単に取得できるお金になる資格を知りたい」このような悩みを持っている方は多いでしょう。そこで本記事ではお金になる資格TOP10をまとめました。
監修者 谷川 昌平 フィナンシャルプランナー
株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー、証券外務員を取得。
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この記事の目次
- お金になる資格にはどんなものがある?稼げる資格ランキングTOP10!
- お金になる資格を選ぶときに重要なポイント
- ➀取得の難易度が高すぎないか
- ②どのようなビジネスで活かせるのか
- ③もともと持っている知識を使えるか・自分の業界と近しい資格か
- ④受験資格はあるか
- ⑤将来性や独立のチャンスはあるか・会社を辞めても一生食べていける資格か
- 10位:MOS(Microsoft Office Specialist)
- 9位:キャリアコンサルタント
- 8位:メンタルヘルスマネジメント
- 7位:インテリアコーディネーター
- 6位:応用情報技術者
- 5位:国家公務員・地方公務員
- 4位:簿記2級
- 3位:FP2級
- 2位:TOEIC800点以上
- 1位:宅建士
- 主婦や会社員が副業としてお金になる資格を取得するメリット
- ➀知識・スキルが身につく
- ②老後も資格を活かしてお金を稼げる
- ③会社員は社内の評価が上がる・年収アップに直結する
- お金になる資格の勉強法とは?
- ➀通信講座で学ぶ
- ②独学する
- 番外編:難易度は高いが年収も高い資格
- ➀弁護士
- ②公認会計士
- ③社会保険労務士
- まとめ:お金になる資格TOP10
お金になる資格にはどんなものがある?稼げる資格ランキングTOP10!
こんにちは、マネーキャリア編集部です。
先日、知り合いの女性が、
と落ち込んでいました。
「良い男性を見つけて結婚するしかないかと思っている。」
と言うので、少々心配になりました。
現在、日本の離婚率は35%を超えています。
結婚することが転職の解決法になるとは思えません。
今、特技も資格もないのであれば、勉強して「お金になる資格」を取れば、もっと良い条件の仕事を見つけれるのではないでしょうか?
そこでここでは、お金になる資格にはどんなものがあるか、稼げる資格TOP10についてご紹介したいと思います。
転職を考えているんだけど、自分を売り込む強みがない、もしくは今の職場でキャリアアップを図りたい、と考えている方に、この記事が参考になれば嬉しく思います。
お金になる資格を選ぶときに重要なポイント
お金になる資格の種類は沢山あります。
いざ、「お金になる資格を取ろう!」と思っても、どんな資格があるのか、どの資格がおすすめなのか、分からない方は多いと思います。
お金になる資格を選ぶ重要なポイントには、
- 取得の難易度が高すぎないか
- どのようなビジネスで活かせるの
- もともと持っている知識を使えるか・自分の業界と近しい資格か
- 受験資格はあるか
- 将来性や独立のチャンスはあるか・会社を辞めても一生食べていける資格か
などがあります。
難しい資格だからと言って、必ずしも収入に直結するわけではありません。
お金になる資格を選ぶときには、いくつかのポイントがありますので、ポイントを押さえて、効率の良い資格を選ぶことをおすすめします。
➀取得の難易度が高すぎないか
お金になる資格を探す時に考えなくてはならないことには、資格取得の難易度が高すぎないか、という事があります。
資格取得の難易度が高ければ、それだけその資格を持っている人は少ないことのなるので、資格保有者の価値は高くなります。
しかし、資格取得までに時間がかかりすぎたり、難易度が高すぎて資格取得自体が目的になってしまっては意味がありません。
そこで、ここでは勉強を始めてから、半年以内で取得できるものに絞ってご案内します。
②どのようなビジネスで活かせるのか
その資格がないとできない業務がある時には、資格保有者への需要は高くなりますので、資格取得には大きなメリットがあります。
独立できる資格であれば、自分で独立開業し、努力次第で収入につなげられるので、資格取得の重要性はより高まるでしょう。
③もともと持っている知識を使えるか・自分の業界と近しい資格か
お金になる資格を選ぶときには、もともと持っている知識を使えるか・自分の業界と近しい資格を選ぶと良いでしょう。
自分の知識を活かせるなら、その分勉強時間は少なくて済みますから、他の人よりも有利です。
また、自分の働いている業界に関わる資格であれば、資格取得後、実務経験もあることになり、更に資格を活かしやすいでしょう。
④受験資格はあるか
お金になる資格を選ぶときに、気を付けなくてはいけないポイントの一つに、その資格の受験資格があるか?という事があります。
資格の中には、受験資格として、一定の学歴や実務経験などの受験資格が必要なものもあります。
勉強を始めてから気づいたのでは、時間の無駄になってしまいますので、事前に調べることが大切です。
⑤将来性や独立のチャンスはあるか・会社を辞めても一生食べていける資格か
お金になる資格を選ぶときに、将来性や独立のチャンスはあるか・会社を辞めても一生食べていける資格かという点も、大変重要です。
資格の中には、取得が難しくても、収入に直接結びつかない資格もあります。
また反対に、そこまで難関ではなくても、今後需要が高まっていくと思われる将来性のある資格や、独立のチャンスがあり、会社を辞めても一生食べていける資格もあります。
しかし一般的には、難易度と将来性はある程度の相関関係はあります。
難しい資格に挑戦する場合には、自分の得意な分野をさがしてみましょう。
得意な分野であれば難しくても取得しやすいと考えられます。
総合的に考えて、自分にとって有利な資格を見つけて下さいね。
10位:MOS(Microsoft Office Specialist)
MOS(Microsoft Office Specialist)とは、Microsoft Officeのスキルのレベルを測るための試験です。
MOS資格には、Word、Excel、PowerPoint、Access、Outlookの5つがあり、それぞれに受験が可能です。
WordとExcelはエキスパートレベルとスペシャリストの二つのレベルがあります。
エキスパートレベルであれば、パソコン初心者の人でも、1週間~2週間程度で合格可能な資格と言われています。
スペシャリストレベルでは、エキスパートレベル合格後、1か月程の学習期間で合格可能と考えられます。
MOS資格の取得のための勉強をすることで、Excelでのデータ管理やWordでの資料作成など、事務職に必要なパソコンのスキルが身に付き、事務作業の効率化が図れます。
転職や再就職の際には、最低限のパソコンスキルがあることの証明になるので、有利になることも多いと考えられます。
比較的簡単に取得できる資格ですし、今やパソコンのスキルは、どの業種でも必須と考えられます。
この機会に、是非挑戦してみてはいかがでしょうか?
9位:キャリアコンサルタント
キャリアコンサルタントとは、労働者のキャリア形成についての相談に乗り、助言や指導を行うことのできる資格です。
キャリアコンサルタントになるためには、キャリアコンサルタント国家資格の学科試験と実技試験の両方に合格し、キャリアコンサルタント名簿に登録する必要があります。
また、キャリアコンサルタントの資格は、5年ごとに更新を行う必要があります。
学科試験は、特定非営利活動法人キャリアコンサルティング協議会と日本キャリア開発協会が行っています。
学科試験の合格率、実技試験の合格率はそれぞれ約60~75%となっており、両方合格する割合は50~60%となっています。
キャリアコンサルタントの受験資格を満たすには、厚生労働大臣が認定した「キャリアコンサルタント養成講座」のカリキュラム講習を受ける必要があります。
3か月の通信講座、10日間のスクーリング合わせて150時間の講習を受けなくてはなりません。
その他に、学科試験の勉強が必要で、勉強時間は100~200時間ほどと言われています。
キャリアコンサルタントの資格取得を目指す場合には、平日は2~3時間通信講座で学科の勉強をし、土日でスクーリングで、実技の習得をします。
最低でも3か月の勉強の期間が必要になるでしょう。
現時点でのキャリアコンサルタントの年収は100万円~500万円の人が8割以上と、必ずしも高くはありません。
それは、非正規で働く人の割合が高いからと考えられます。
企業内への普及促進に向けて、国が進めている段階ですので、今後に期待が持てる資格と考えられるでしょう。
8位:メンタルヘルスマネジメント
メンタルヘルスマネジメント検定とは、職場内での役割に応じて、必要なメンタルヘルスケアに対する知識や対処法を身に付けるための資格です。
働く人たちの心の不調の未然防止と活力ある職場づくりを目的にしています。
メンタルヘルスマネジメント検定は、コース別に、Ⅰ種、Ⅱ種、Ⅲ種に分かれています。
Ⅰ種の合格率は、約10~20%、Ⅱ種の合格率は40~70%、Ⅲ種の合格率は約65~80%となっています。
Ⅰ種、Ⅱ種、Ⅲ種と言うのは、難易度の違いではなく、対象とする分野自体の違いです。
メンタルヘルスマネジメントの試験自体は、難易度の高いものではなく、1か月ほどの勉強期間で取得できると言われています。
メンタルヘルスマネジメントの資格を取るメリットは、収入に結び付くとか、転職に有利という事とは別のところにあります。
自分や職場内のメンタルヘルスへの理解を深めることで、心の不調を防ぎ、メンタルヘルスへ理解のある職場つくりをするために役立つと考えられます。
7位:インテリアコーディネーター
6位:応用情報技術者
5位:国家公務員・地方公務員
4位:簿記2級
3位:FP2級
- 転職や再就職に有利
- 自分の資産管理や資産運用に役立つ
- 独立開業も可能
- AFP認定研修の受講修了者
- 3級ファイナンシャル・プランニング(FP)技能検定合格者
- 2年以上の実務経験者
- 厚生労働省認定金融渉外技能審査3級合格者
2位:TOEIC800点以上
1位:宅建士
主婦や会社員が副業としてお金になる資格を取得するメリット
主婦や会社員が副業としてお金になる資格を取得するメリットには、
- 知識・スキルが身につく。
- 老後も資格を活かしてお金を稼げる。
- 会社員は社内の評価が上がる・年収アップに直結する。
➀知識・スキルが身につく
主婦や会社員が副業としてお金になる資格を取得するためには、資格取得の為に勉強することでしょう。
勉強することで、新たに知識やスキルが身に付きます。
身に付いた知識やスキルは、様々な場面で役に立つはずです。
②老後も資格を活かしてお金を稼げる
主婦や会社員が副業としてお金になる資格を取得すれば、 老後も資格を活かしてお金を稼ぐことが出来ます。
定年退職しても年金が受給できる年齢までは、働く必要がある方もいるでしょう。
資格があれば、色々な働き方が出来る可能性が広がります。
③会社員は社内の評価が上がる・年収アップに直結する
会社員が副業としてお金になる資格を取得する場合、会社の業務に役立つ資格であれば、社内の評価が上がり、年収アップに直結するかもしれません。
資格手当が貰えることもあるでしょう。
また、自分のスキルがアップすることで、業務の範囲が広がり、より責任のある仕事を任されるようになるかもしれません。
お金になる資格の勉強法とは?
お金になる資格の勉強法には、
- 通信講座で学ぶ
- 独学する
➀通信講座で学ぶ
通信講座で学ぶメリットは、
- 分からないところは講師に質問できる 。
- 試験に対応した分かりやすい教材が多い 。
- テキストなどが法改正に適切に対応しているので、自分で調べる手間が省ける。
などがあります。
通信教育のテキストは、一般的に効率よくまとまっていて分かりやすいので、より短期間での合格が可能となることが多いでしょう。
通信講座で学ぶデメリットは、独学と比較して費用が掛かることです。
②独学する
独学のメリットは、
- 自分のペースに合わせて勉強が出来る。
- 教材費以外の費用が掛からない。
ということです。
テキストや問題集を購入して、自分で勉強し、仕上がったら過去問を解いていくという方法です。
テキスト代や問題集の費用、受験料がかかるだけですので、資格取得にお金をかけたくない人、元々知識のある人にはおススメです。
独学のデメリットは、
- 一人で勉強するのは孤独なので、意志が弱いと挫折しやすい 。
- 分からないことがあっても、質問できる相手がいない 。
- 教材選びが難しい。
- 法改正の度に自分で調べる必要があり、手間がかかる。
ということです。
独学の場合は、分からないところがあっても、教えてくれる人はいないことから、法律系の勉強になれていない人には向かないかもしれません。
番外編:難易度は高いが年収も高い資格
難易度は高いが年収も高い資格として、
- 弁護士
- 公認会計士
- 社会保険労務士
➀弁護士
弁護士になるためには、司法試験に合格する必要があります。
司法試験を受けるには、法科大学院を出るか、司法試験の予備試験に合格しなければなりません。
司法試験予備試験の合格率は3%、法科大学院の合格率は大学院によって異なります。
司法試験の合格率は、予備試験合格者は約80%、法科大学院修了者は約30%。
予備試験に合格すれば、司法試験合格に必要な知識はほぼあると言われています。
司法試験合格までの勉強時間は、8,000~10,000時間とも言われており、日本における最難関試験の一つです。
合格後の年収は800~1,000万円ほどと言われています。
②公認会計士
公認会計士は、会計のスペシャリストです。
公認会計士の主な役割は、企業の財政状態や経営成績を表す財務諸表に不正がないかを監査することで、企業の社会的信頼性を保証することにあります。
医師や弁護士と並ぶ、3大難関資格のひとつで、合格率は10%前後です。
受験者のほとんどは、会計の専門学校に通って勉強しており、独学での合格者はほとんどいません。
専門学校の授業を一通り終えるまで、1年半~2年ほどかかり、その後も1回目の受験で合格する受験生は多くはなく、複数回受験するのが一般的です。
合格率だけ見ると、もっと難易度が高く見える資格もありますが、公認会計士の受験者は、高レベルな受験者が揃っているので、実際には数字以上の難関です。
公認会計士の資格を正式に得るには、2年の実務経験と、修了考査試験に合格する必要があるので、公認会計士試験合格後は、監査法人に就職し実務経験を積むことが一般的です。
資格取得後の平均年収は800万円以上と言われています。
監査法人を離れ、独立して会計事務所を開く会計士もおり、成功すれば年収は数千万円となる人もいます。
③社会保険労務士
社会保険労務士は、社会保険関係や労務関係の書類を作成する独占業務を行う資格です。
まとめ:お金になる資格TOP10
お金になる資格TOP10として、色々な資格について案内してきました。
お金になる資格を選ぶ時のポイント、お金になる資格を取得するメリット、お金になる資格の勉強方法なども、参考になったでしょうか?
自分には強みがない、キャリアアップを図る方法を知りたい、と考えている方は、この記事を参考にして、是非資格取得にチャレンジしてみて頂きたいと思います。
マネーキャリアでは、そんな前向きなあなたを応援する記事を多数揃えています。
マネーキャリアの記事を読んで、幅広い知識を身に付けていきましょう!
お金持ちになる資格には以下のようなものがある
・MOS(Microsoft Office Specialist)
・キャリアコンサルタント
・メンタルヘルスマネジメント
・インテリアコーディネーター
・応用情報技術者
・国家公務員・地方公務員
・簿記2級
・FP2級
・TOEIC800点以上
・宅建士
お金持ちになりたい方は節税をしつつ貯蓄もできる積立投資をするのがおすすめ