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礼金の金額の相場や平均を知りたい人も多いのではないでしょうか。この記事では、礼金の相場について、関東(東京)と関西(大阪)に分けて紹介しています。一人暮らし、二人暮らし、家族暮らしをする場合の礼金についても解説しているので、ぜひお読みください。

監修者「谷川 昌平」

監修者 谷川 昌平 フィナンシャルプランナー

株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー証券外務員を取得。
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この記事の目次

礼金の金額の相場や平均は?関東と関西(東京と大阪)に分けて紹介!

こんにちは、マネーキャリア編集部の古山です。


今回は、礼金の相場や平均について解説していきます。


皆さんの中には賃貸物件を借りる際に支払う礼金は高いのか安いのか理解して支払っていますか?


もしかしたら礼金を高く支払って損をしている可能性もあるのでしっかり学んでおきましょう。


今回のこの記事では

  • 関東や関西の礼金の相場や平均は?どっちが高い?
  • 礼金なしの物件の理由とデメリットとは?
  • ペット可の物件、敷金礼金は変わるのか

について解説していきます。


礼金の実態を知ることで見えてくる礼金の相場や平均を知って、初期費用を抑えて少しでもお得に賃貸物件を借りましょう。


関東関西の礼金について違いを知りたい方や、ペットを飼える物件に住みたい人の礼金についての疑問を解決できる参考になれば幸いです。


是非最後までご覧ください。


関東(東京)の礼金の相場は家賃1ヶ月分

まずは関東の礼金について解説していきます。


関東の礼金の相場は家賃の1ヶ月分となっています。


礼金とは大家さんに部屋を借りる際に感謝の気持ちをこめて支払うものです。


もともとは物件が少ない時代に作られた慣習で、今では物件が余るほどあるにもかかわらず、多くの賃貸物件がいまだに礼金という慣習を使い続けています。


その背景には

  • 礼金の金額は大家さんが決めることができること
  • 敷金についてのガイドラインが国土交通省により整備されたこと

などが要因です。


礼金は大家さんの収入となるので、少しでも多く礼金を支払ってもらいたいのは当然だと思います。


敷金については国土交通省のガイドラインの改定により、不明瞭な理由では敷金の減額ができなくなったので、礼金を修繕費やクリーニング代に回す大家さんもいるというわけです。


礼金について知ったところで、関東の礼金の相場を

  1. 関東の家賃相場
  2. 一人暮らしの礼金の相場
  3. 二人暮らしの礼金の相場
  4. 家族で暮らす礼金の相場

の順に実際の金額を解説していきます。

①関東の(東京)の家賃相場は10万円

まず、関東の家賃相場はどのくらいでしょうか。


東京を代表にして解説していきます。


東京の家賃相場のは10万円となっており、住む場所によっては家賃が高いところも安いところもあります。


東京23区で家賃の高いところは

  1. 港区
  2. 千代田区
  3. 渋谷区

となっています。


逆に東京23区で家賃が安いところは

  1. 江戸川区
  2. 葛飾区
  3. 足立区

となっています。


さらに23区外となると家賃の安い物件も増えてきます。


人気のエリアや、住みたいと思う人が多い場所は自然と家賃は高く設定されています。

②関東(東京)で一人暮らしするときの礼金の相場は7.5万円

それでは実際の礼金相場を見ていきましょう。


まずは東京で一人暮らしをするときの場合についてです。


2021年4月現在では東京の一人暮らし(ワンルーム~1K)の家賃相場はおよそ7.5万円となってます。


礼金の相場は家賃の1ヶ月分相当になるので、礼金の相場も7.5万円となります。


もっと広い部屋に住みたい方や、人気の物件に住みたい場合は礼金は高くなる傾向にあるので、予算と相談して決めましょう。

③関東(東京)で二人暮らしするときの礼金の相場は12万円

次に、東京で二人暮らしをする場合についてです。


2021年4月現在では東京で二人暮らし(1DK~2DK)の家賃相場はおよそ12万円になっています。


礼金の相場と照らし合わせると、礼金も12万円が相場になります。


恋人や友達、兄弟姉妹と住むとなれば、折半することになると思うので、礼金は6万円程度で抑えられるので、一人暮らしの礼金相場よりは安くなります。

④関東(東京)で家族暮らしするときの礼金の相場は15万円~

最後に東京で家族で住むときの礼金相場についてです。


家族構成によって住む部屋の広さは様々だと思うので、2021年4月現在の東京の2LDL以上の間取りの家賃相場を表にまとめます。

間取り家賃相場
2LDL~3DK15.5万円
3LDK~4DK20.5万円
4LDK以上32.5万円

となっています。


礼金相場も家賃に比例するので、それぞれの間取りの家賃相場と一緒です。



関西(大阪)の礼金の相場は家賃2ヶ月分

続いては関西の礼金の相場について解説していきます。


関西は関東に比べて礼金の相場が高い傾向にあります。


関西より西側の物件には保証金と敷引きと記載されているケースもあります。


保証金とは、敷金礼金の敷金に相当するもので、敷金と目的は一緒で、原状回復に使われるお金になります。


原状回復については国土交通省のガイドラインを読みましょう。


敷引きとは保証金に含まれているもので、敷金礼金でいうところの礼金に該当するものです。


なぜ関西のほうが礼金が高いのは大きな理由として、家賃自体が高い物件が多いことがあげられます。


しかし、京都では敷金が高かったり、大阪や兵庫では異様に高額な保証金制度があるので、不動産仲介会社や大家さんとしっかり相談して、安くしてもらう交渉も必要になってきます。


それでは関東の時と同様、

  1. 関西の家賃相場
  2. 一人暮らしの礼金の相場
  3. 二人暮らしの礼金の相場
  4. 家族で暮らす礼金の相場

の順に解説していきます。


①関西(大阪)の家賃相場は6.5万円

それではまず、大阪の家賃相場についてみていきましょう。


大阪の家賃相場は東京と比較すると安く設定されていて家賃の相場は6.5万円となっています。


大阪の家賃の高いところは

  1. 大阪市中央区
  2. 大阪市西区
  3. 大阪市福島区、北区

となっています。


逆に安いのは

  1. 南河内郡
  2. 泉南市
  3. 河内長野市

となっています。


全体的に家賃が東京より安いので、長く住む方にとってはメリットになります。


しかし、初期費用が高くなる傾向があるので、払えるだけの資金がある人は良いですが、払えない人はクレジットカード払いも検討してみましょう。


クレジットカード払いの利点としては、

  1. 自動引き落としで払い忘れを防止できる
  2. ポイントが付与されることもある(条件あり)
  3. 分割払いができることもある

という点になります。


大家さんや不動産仲介会社と相談して、クレジットカード払いができるのであれば、選択の幅が広がるので、検討してみるのもいいと思います。


では、礼金の相場を詳しく解説していきます。


②関西(大阪)で一人暮らしするときの礼金の相場は10.5万円

では、大阪で一人暮らしをする場合の礼金相場を見ていきましょう。


大阪で一人暮らし(ワンルーム~1K)をするときの家賃相場は、5.2万円となっています。


東京の家賃よりも1万円以上安い額になりますが、礼金は10.5万円と東京よりも3万円ほど高くなっています。


初期費用さえ乗り越えられれば、関西圏に住んでみたい方は割とお得です。

③関西(大阪)で二人暮らしするときの礼金の相場は15万円

続いて二人暮らしの礼金相場を見ていきましょう。


大阪の1DK~2DKの家賃相場は7.5万ほどとなっています。


ですので、単純計算をして、2倍の15万円ほどが礼金の相場となります。


東京の一人暮らしと比べても、礼金だけ見ればほぼ一緒なので、物件によっては二人暮らししたほうが安く住むことができます。


家賃も恋人、兄弟姉妹、友人と住むのであれば3.7万円となるので、シェアハウスに抵抗のない人は二人暮らしは節約になるといえそうです。

④関西(大阪)で家族暮らしするときの礼金の相場は17万円~

最後は大阪の物件に家族で暮らすときの礼金相場について解説していきます。


大阪の物件も、家族構成によって住むべき間取りは変わってきますので、家族で住めそうな間取りの礼金相場を一覧表にしましたので参考にしてください。

間取り家賃相場礼金相場
2LDK~3DK8.5万円17万円
3LDK~4DK9.2万円18.5万円
4LDK以上12万円24万円

となっています。


上の表を見る限りでは、家族で住む場合は、東京とそこまで大きな差はなく、むしろ安くなっている間取りもありますね。


東京にも大阪にもそれぞれ住みたいとあこがれる人は多いと思いますが、礼金の相場を知っておくことで、もし異様に高い礼金を請求されても、大家さんや不動産仲介会社に交渉する材料になるので、しっかりと覚えておきましょう。


礼金なしの物件もある

皆さんは、礼金ゼロ物件という言葉を聞いたことがありますか?


近年では、増えつつある礼金なしの物件ですが、礼金をはじめとする初期費用は抑えられたら嬉しいですよね。


しかし、礼金がない、もしくは安いことがメリットになるかは微妙なのはご存じでしたか?


礼金がない、もしくは安く設定される理由は

  • 家賃が高く設定されていることがある
  • 駅から徒歩15分や不人気の物件である可能性が高い
  • 長期間借り手が見つからないため
  • 不動産会社の閑散期による値下げ
などが要因になってきます。


あなたが妥協できる点にもよりますが、譲れない条件がある場合は礼金がない物件を選ぶことは難しくなると思いますが、特にこだわりがなければ、上記の要因を抑えれば礼金は安くすることが可能です。


また、他にも初期費用を抑える方法は数多く存在します。


例えば、フリーレントの物件を探すことや、仲介手数料の値下げ交渉など、知っておくとお得な情報がたくさんあります。


フリーレントとは、一定の期間の賃料が無料になる制度のことで、日割り家賃から長ければ3ヵ月分の家賃が無料になる場合もあるので、興味のある方はフリーレント物件を探してみるのもひとつの選択肢になります。


仲介手数料は、最大で賃料の1ヶ月分となっていて、基本的には大家さんと折半なので、そうなってない場合はしっかりと交渉する必要があります。


ペットがいるとき礼金は変わらないが敷金が増す




最後になりましたが、この記事を読んでくださった人の中には、ペット入居可の物件に住みたい方もいらっしゃると思います。


ペットは癒されるので、飼いたいと思う方も多いと思います。


では、ペットと一緒に住みたいとなると、どれくらい初期費用は高くなるのかについて解説していきます。


結論から言うと礼金はさほど変わりません。


礼金の額がほとんど変わらないのは、礼金を高くして借主がつかない状況を避けるためです。


ただでさえ大家さんの言い値で礼金が決まり、退去時に返還されない礼金を上げすぎても、大家さんにとっては最大のリスクである空き部屋ができてしまっては元も子もないからです。


しかし、敷金は高くなるケースが多いようです。


敷金は原状回復費に充てられるので、ペットが部屋を汚してしまったり、損壊してしまう可能性が高く、修繕費やクリーニング代を敷金から支払いたいと考えられるからです。


敷金が高くなっても、ペットを飼いたいという方は、妥協することが必要になります。


ペットはかわいく、癒される存在ですが、初期費用を抑えたいのであれば、ペットは飼わないほうが無難でしょう。

まとめ:地域別の礼金の相場を知って賃貸物件を探そう

今回のこの記事では、礼金の相場について解説してきましたがいかだったでしょうか。


礼金の相場は住む間取りによって様々で、自分の条件にあった物件探しをすることで礼金をグッと下げることも可能です。


今回の記事のポイントは

  • 関東の礼金は賃料の1ヶ月分であるのに対し、関西の礼金は賃料の2か月分である
  • 礼金なしの最大のデメリットは家賃が相場より高く設定されていることがある
  • ペット入居可の物件は敷金が高くなるケースが多い

でした。


礼金の相場を知り、高いと感じたのであれば大家さんや不動産会社に安くする交渉をしましょう。


この記事を読んで、あなたが少しでも礼金について詳しくなっていれば幸いです。


また、マネーキャリアでは他にも参考になる情報がたくさんありますので、是非ご覧ください。