20代の医療保険の選び方|男性・女性別に解説!【現役FP監修】のサムネイル画像


▼この記事を読んでほしい人

  • 20代で医療保険は必要ないと思っている人
  • 20代の医療保険の選び方に悩んでいる人
  • 男性・女性別に医療保険の選び方を知りたい人
  • 医療保険のメリット・デメリットを知りたい人
  • おすすめの無料保険相談窓口を知りたい人

内容をまとめると

  • 貯蓄の少ない20代こそ医療保険で備えよう
  • 医療保険の選び方のポイントは「保障期間」「入院給付日額」「保険料払込期間」「特約で保障内容をカスタマイズ」の4点
  • 医療保険のメリットは高額な治療費に備えられる、デメリットは掛け捨てになる可能性がある
  • 自分にも医療保険が必要なのか悩んでいる人はマネーキャリアに相談しよう
  • マネーキャリアは相談実績40,000件、スマホで30秒で相談予約できる!

「20代で医療保険に加入する必要はあるの?」と思っている方もいるかもしれません。20代の人に医療保険は必要です。そこで今回は、20代の医療保険の選び方や選ぶ際のポイントを男性・女性別に解説します。注意点やメリット・デメリット、おすすめの無料保険相談窓口についても解説するので、ぜひ最後までご覧ください。

この記事の監修者「谷川 昌平」

この記事の監修者 谷川 昌平 フィナンシャルプランナー

株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー証券外務員を取得。
>> 谷川 昌平の詳細な経歴を見る

この記事の目次

20代に医療保険は必要なのか?【現役FPが本音で語る】

20代は医療保険に加入する必要性が高いです


その理由は、万が一入院や手術をすることになった場合、医療費を貯蓄から支払うことが難しい可能性があるからです。医療保険で備えておく必要性を解説していきます。


金融広報中央委員会 家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和2年)によると、年収300万円以上〜500万円未満の方の貯蓄額(中央値)は57万円となっています。


また、生命保険文化センターの令和元年度「生活保障に関する調査」によると

  • 20代の方が入院した場合の入院平均日数は14.4日
  • 全年代での入院費用の自己負担額は平均で20.8万円(入院日数5日未満〜61日以上の平均)

となっています。


「20代は若いし健康だから、まだ病気や入院に備える必要はない」と考える方もいると思います。しかし、病気やケガと無縁であるということはありません。


あくまで平均的な話ですが、もし入院することになった場合、約2週間で20万円のお金が必要になります。入院期間が長くなれば、より多くのお金が必要になります。


収入や貯蓄が少ない20代だからこそ、万が一の場合に備えて医療保険で備えておく必要性があるのです。


20代で医療保険の必要性が高い人

ここでは、20代で医療保険の必要性が高い人を解説します。


20代で医療保険の必要性が高い人のポイントは、以下のとおりです。

  • 貯蓄が少ない人
  • 保険で保障を手厚くしたい人
貯蓄の少ない人が入院になった場合、治療費を支払えるだけの貯蓄がなかったり、支払えたとしてもその後の生活に不安を感じることもあるでしょう。

また、働けないことによる収入減少の可能性があることも考えておかなければいけません。治療費の支払いで貯蓄が減ったうえに収入も減ってしまうことに不安を感じる人は、医療保険に加入しておく必要があります。

医療保険に加入しておけば、保障を手厚くすることもできます。たとえば個室の利用や先進医療などです。

医療保険に加入していなかったことで、手厚い保障を受けたいと思っても金銭的に諦めなければならない可能性もあります。

万が一の場合に備えて、金銭的にも精神的にも安心して日々を過ごせるよう、医療保険への加入を検討するとよいでしょう。

医療保険の選び方【最低限抑えておきたいポイント】

続いては、医療保険の選び方について解説します。


最低限抑えておきたい医療保険の選び方のポイントは、以下の4点です。

  • 保障期間
  • 入院給付日額
  • 保険料払込期間
  • 特約で保障内容をカスタマイズ
保険会社や商品はたくさんあるので、医療保険に加入したいと思っても何を基準に選べばよいかわからないという人も多いと思います。

何を基準に選べばよいかわからない人は「保障期間」「入院給付日額」「保険料払込期間」「特約」の4点を最低限抑えておきましょう。

以下で1つずつ詳しく解説しますが、わかりやすくお伝えすると
  • 保障する期間の長さをどうするか
  • 入院した際の1日あたりの給付金をいくらにするか
  • 保険料の払込期間は何年にするか
  • 特約を付加して自分に合った保障内容にする
これらのポイントを抑えて医療保険を選ぶことが大切です。

それでは、それぞれのポイントについて詳しく見ていきましょう。

保障期間

最低限抑えておきたい医療保険の選び方のポイント1つ目は、保障期間です。


医療保険の保障期間には、以下の2つのタイプがあります。

  • 定期タイプ
  • 終身タイプ

定期タイプ

定期タイプは一定期間の間、保障が続きます。

定期タイプのなかでも2つのタイプがあります。
  • 年満了タイプ(10年・20年などの年数で決める)
  • 歳満了タイプ(70歳・80歳などの年齢で決める)
年満了タイプでは、更新ごとに保険料が上がります。なので、20代のうちに加入をすれば、一定期間の間、安い保険料で医療保険に加入できます。

歳満了タイプでは、設定した年齢まで保険料は一定です。


終身タイプ

終身タイプは、生涯にわたり保障期間が続きます。

終身タイプは、定期タイプと比べると保険料が高くなりますが、更新がなく保険料は変わりません。

しかし終身タイプは途中解約すると、元本割れをする可能性があるので注意が必要です。

入院給付日額

最低限抑えておきたい医療保険の選び方のポイント2つ目は、入院給付日額です。


入院給付日額とは、入院した際に1日あたりに受け取る給付金額のことです


入院給付金日額の金額は、医療保険に加入する際に決めます。一例ですが、1日あたり「5,000円」や「1万円」が支給されるものがあります。


給付される上限日数が決まっていたり、入院してから何日目に保険料を受け取れるのかは保険商品によって異なります。


日本では全国民が公的医療保険に加入しているので、20代の人であれば3割負担で治療を受けられます。


しかし、公的医療保険では保障されていない内容もあります。

  • 差額ベッド代
  • 入院中の食事代
  • パジャマやスリッパなどの生活用品
  • 家族のお見舞い時の交通費 など
人によって貯蓄額なども異なるため、入院給付日額をいくらに設定するのかも異なるでしょう。

自分の状況ではいくら必要なのか、検討する必要があります。

保険料払込期間

最低限抑えておきたい医療保険の選び方のポイント3つ目は、保険料払込期間です。


終身保険の場合、保険料の払込期間は以下の2つのタイプが選択できます。

  • 終身払(保障が続く間保険料を支払う)
  • 払済(たとえば65歳で保険料を払い終える)
どちらの場合でも、保障期間は一生涯続きます。

終身払では、払済と比べて毎月の保険料は安く抑えられます。しかし、生涯の間保険料を払い続ける必要があります。

仕事をリタイアして年金生活になったとしても、毎月保険料を支払うことになるので、老後の家計を圧迫する可能性があることは知っておきましょう。

払済の場合は、終身払と比べて毎月の保険料は高くなります。子どもの教育費や住宅ローンなどもあることを考えると、保険料の支払いが重たくなる可能性があります。

しかし、設定した年齢を迎えるとその後の保険料の支払いはなくなるので、老後の生活を圧迫する心配はないでしょう。

特約で保障内容をカスタマイズ

最低限抑えておきたい医療保険の選び方のポイント4つ目は、特約で保障内容をカスタマイズすることです。


特約とは、主契約で保障されていない部分を補うためのものです


特約を付加することで、治療費が高額になる場合に備えられます。


治療費が高額になる可能性がある場合に備える特約一例は、以下のとおりです。

  • 先進医療特約
  • 三大疾病特約
  • がん診断一時金特約
  • がん入院特約
  • 通院特約
  • 女性疾病入院特約 など
女性の場合、子宮がん乳がんなどの女性特有の病気に対する保障を手厚くしておきたいと考える人もいるでしょう。

女性疾病入院特約をつけておくと、該当する病気に罹患して入院した場合に給付金が支払われます。

また、がんの場合は入院が長引くことがあるので、特約を付加することで保障を充実できます。

自分に合った保障内容をカスタマイズできるのが特約です。しかし、保障内容を手厚くするほど、そのぶん保険料は高くなってしまいます。

自分にとって何が必要なのか、保険料もふまえて検討しましょう。

20代の医療保険の選び方!男性・女性別に解説!

20代の人の医療保険の選び方について解説してきました。


20代の人が病気やケガで入院する確率は他の年代に比べて低いといえるでしょう。しかし、絶対に病気やケガをしないということはありません。


若いがために「無茶をしてしまいケガをして入院することになった」という可能性もありますよね。


お伝えしているように、20代であればまだ収入が少ない人も多く、高額な治療費を貯蓄だけで賄うことも難しいでしょう。


貯蓄で賄えたとしても、その後の生活が苦しくなったり、働けないことによる収入減少も考えておかなければいけません。


「20代で医療保険を選ぶ際に最低限抑えておきたいポイント」で解説した内容に加えて、保険料も考えながら自分に合った保障内容を選ぶことが大切です。


とはいえ「20代の自分に合った医療保険の選び方なんてわからない」と思う人もいるでしょう。


ここからは、20代の医療保険の選び方について、男性・女性別に解説していきます。

20代男性の医療保険の選び方

20代男性の医療保険の選び方のポイントは、以下のとおりです。

  • 入院給付金に特化した医療保険を選ぶ
  • 入院が長期化した場合にも備えられるものを
  • 毎月の保険料が負担にならない程度に抑える
最近の入院は、入院日数が少なくなってきています。しかし精神疾患などでは、入院が長期化することもあります。

20代男性の場合、精神疾患での入院件数が増えています。

入院が長引いた場合に備えて、入院給付日額は1万円以上のものを選んでおくと安心でしょう。

とはいえ、20代であれば収入も少ない人が多いと思います。

一定の収入の中から家賃や光熱費などの固定費、食費や交際費などの変動費を支払わなければいけません。それに加えて保険料が必要になります。

保険料の支払いによって、貯金ができなくなったり、日々の生活が苦しくなってしまっては本末転倒です。

自分にとって必要な保障内容を選択したうえで、保険料が負担にならないものを選びましょう。

20代女性の医療保険の選び方

20代女性の医療保険の選び方のポイントは、以下のとおりです。

  • 入院給付金に特化した医療保険を選ぶ
  • 入院が長期化した場合にも備えられるものを
  • 毎月の保険料が負担にならない程度に抑える
  • 妊娠・出産時のリスクをカバーできるものを
  • 女性特有の病気に備えられるものを
20代女性も、男性と同じように入院が長期化した場合に備えて、入院給付金は1万円程度のものを選びましょう

入院給付金が支払われる上限日数は、長期間対応できるものを選んでおくと安心です。

女性が男性と違う点としては、妊娠・出産の可能性がある点と、女性特有の病気に備えておく必要がある点です。

医療保険は、帝王切開や吸引分娩などの異常分娩に対応しています。(正常分娩は対象外)

帝王切開になった場合は、入院期間も長く食事代や差額ベッド代も多く必要になるので、医療保険で備えておくと金銭面で役に立つでしょう。

乳がんや子宮がんなどの女性特有の病気に罹患する確率は、20代後半から上昇します。万が一の場合に備えて医療保険に加入しておくと安心です。

ライフステージ別の医療保険の選び方

20代の医療保険の選び方は、ライフステージによって変わってきます。


同じ20代の人でも

  • 独身の人
  • 結婚した人
  • 子どもがいる人
によって保障内容や保障金額が変わります。

20代独身の人の場合は、働けなくなったときのリスクに備えましょう。入院した場合の高額な治療費と、働けないことによる収入減少に備える「就業不能保険」がおすすめです。

20代既婚者の場合は、パートナーのことを考えて医療保険に加えて「就業不能保険」「死亡保険」を検討する必要があります。

自分が入院した場合、高額な治療費が必要になり家計を圧迫する可能性があります。また働けないことによる収入減少にも備えておくことが大切です。

20代で子どもがいる人は「就業不能保険」や「死亡保険」を検討しましょう。

子どもを育てるためには、食費やオムツ代、衣服代など多くのお金が必要です。また、将来に備えて学費を貯めていかなければいけません。

死亡保障の金額を増やすこともふまえて検討しましょう。

医療保険はライフステージごとに選ぶのがおすすめ

20代の人の医療保険の選び方は、ライフステージごとに選ぶのがおすすめです。


理由は、20代の人は結婚や妊娠・出産など、ライフステージが変化しやすい年代だからです。ライフステージの変化に合わせて保障内容を検討したり見直すことが大切です。


独身の人は、公的医療保険の不足部分を民間の医療保険でカバーしましょう。


具体的には「定期タイプの医療保険」や、最低限の「死亡保障」を準備します。死亡保障は、葬儀代を払えるくらいの金額を保障できる内容で十分です。


結婚した人は、パートナーや家計のことを考えて保険への加入を検討します。


自分が働けなくなった場合に備えることを目的に「医療保険」や「就業不能保険」を中心に加入しましょう。独身の人と同様、最低限の「死亡保障」も備えておきたいです。


子どもが生まれたら、家族のことを第一に考えなければなりません。


自分が働けなくなった場合の生活費や育児費用のこと、将来の学費も必要です。具体的には「学資保険」や「死亡保険」への加入を検討しましょう。

医療保険の相談におすすめの窓口

男性・女性別、ライフステージ別に20代の医療保険の選び方について解説してきました。


しかし「選び方はわかったけれど、自分の場合は何が必要なのかわからない」「商品がたくさんあるから、どれを選べばよいか悩んでしまう」と思う人もいると思います。


自分に合った保険を選ぶために、無料保険相談窓口を利用するのがおすすめです。


おすすめの無料保険相談窓口は、以下の3社です。

  • マネーキャリア
  • ほけんのぜんぶ
  • 保険見直しラボ
保険の相談窓口もたくさんあるので、迷っている方はこの3社を比較して無料相談を申し込んでみてください。

きっと、あなたに合った医療保険が見つかるでしょう。

マネーキャリア

医療保険の相談におすすめの窓口第1位は、マネーキャリアです。


マネーキャリアの主な特徴は、以下のとおりです。

  • 無料保険相談実績40,000件以上
  • 相談満足度93%
  • 提携FP3,000名以上、女性FPも多数在籍
  • オンライン相談に対応
マネーキャリアは、業界最大手の無料保険相談窓口です。

約40社の保険会社を取り扱っており、あなたの悩みを解決できる商品を紹介してもらえることでしょう。

保険相談以外にも家計の見直しやライフプランニングなど、お金に関することならなんでも相談可能です。

何度相談しても無料なので、お金に関する悩みがある人は一度気軽な気持ちで相談してみることをおすすめします。

ほけんのぜんぶ

医療保険の相談におすすめの窓口第2位は、ほけんのぜんぶです。


ほけんのぜんぶの主な特徴は、以下のとおりです。

  • 子育て世帯に選ばれている
  • 相談可能エリアは47都道府県
ほけんのぜんぶでは、お金に関することを「ぜんぶ」相談できる無料保険相談窓口です。

相談形態はオンライン相談と訪問相談に対応しており、一部地域を除いて47都道府県で訪問相談ができます。

ほけんのぜんぶのFPは、それぞれ多彩な専門性を持っています。そのため、一人ひとりのライフステージに合わせた提案が可能です。

相談は何度でも無料で行うことができるうえに、プレゼントキャンペーンも実施しています。

保険見直しラボ

医療保険の相談におすすめの窓口第3位は、保険見直しラボです。


保険見直しラボの主な特徴は、以下のとおりです。

  • 最短10分でのマッチングが可能
  • コンサルタントの点数評価制度を実施
保険見直しラボでは、特定の保険会社にこだわることなく、36の会社の商品のなかからオーダーメイドで相談者に合った保険を提案してくれます。

相談満足度は97.3%と非常に高いのも特徴です。

保険見直しラボは全国に約70拠点あり、訪問相談を主としたサービスを行っていますがオンライン相談も可能です。

もしも強引な勧誘や失礼な対応があった場合にはイエローカード制度があり、担当者を変更できるので安心して相談ができます。

医療保険を選ぶ時の注意点

20代で医療保険を選ぶときの注意点は、病気にかかってしまったら加入できない保険商品あるということです。


20代は病気やケガのリスクは低い年代です。しかし、絶対に病気をしないという保障はありません。もし保険への加入を先延ばしにしており、その間に病気にかかってしまったら加入できる保険は限られたものになってしまいます。


20代の入院の原因第1位は精神疾患であり、死因の上位にはがんがランクインしています。


精神疾患での入院やがんに罹患する確率は、多くありません。しかしいつ誰がなってもおかしくない病気です。


医療保険は「確率は低いけれど、もしそうなってしまった場合に備えておく」ために加入します。


「まだ若いから医療保険には加入しなくても大丈夫」と考えているうちに、もしも病気が発症してしまったら加入できる商品は限られてしまいます。加入できても、保険料が高くなる可能性もあります。


医療保険は、20代の元気なうちに加入しておくのがおすすめです。

医療保険のメリット・デメリット

ここからは、医療保険のメリットデメリットについて解説していきます。


今までの内容を読んで「医療保険に加入しておいたほうがよさそうだな」「でもデメリットはないの?あるなら知りたい」と思っている人もいると思います。


物事にはメリットがあればデメリットもあります。もちろん医療保険についても同じです。


周りの意見ではなく、あくまで自分にとってどうなのか、という視点で考えていただければと思います。


医療保険のメリットとデメリットを比較して「自分にとってはメリットのほうが大きそうだ」と感じたら、ぜひ医療保険への加入を検討してください。

医療保険のメリット

医療保険に加入するメリットは、以下のことがあげられます。

  • 少額の保険料を支払うことで、高額な医療費に備えられる
  • もし入院した場合、給付金が下りるので貯蓄が減らない
  • 特約を付加することで、保障を手厚くできる
  • 高額療養費制度の対象外の費用も医療保険で保障できる
  • 生命保険料控除が受けられる
  • 万が一の病気や入院に対する不安が和らぐ
医療保険に加入すると、毎月保険料を支払うことで、高額な医療費に備えられます。

また保険料は生命保険料控除が受けられるため、病気や入院に備えながら税金を安く抑えることができます。

毎月の保険料が負担だと感じる人もいるかもしれませんが「万が一入院になっても金銭的な安心感を得られる」という点はメリットと言えるでしょう。

医療保険のデメリット

医療保険のデメリットは以下のとおりです。

  • 病気や入院をしなければ、保険料が掛け捨てになる
  • 既往歴や現在の健康状態によっては、加入できないこともある
  • 保障対象外の治療もある
医療保険の保障期間は10年、20年、60歳まで、終身など自分で選択できますが、その間に病気やケガで入院することがなければ、支払った保険料は掛け捨てになってしまいます。

また、医療保険加入の際には審査があります。過去の既往歴や現在の健康状態によっては加入できないこともあるので注意しましょう。

通常分娩の出産、レーシック手術や美容整形にかかる医療費は、医療保険が適用されないことも知っておいてください。

よくある質問

20代の人が医療保険に加入する際に悩みがちな、よくある質問をまとめました。


Q1:20代男女は病気・けがの治療費にいくらかかりますか?

生命保険文化センター令和元年度「生活保障に関する調査」によると、20代で入院した人の52.9%10万円以上〜20万円未満の治療費を自己負担で支払っています。


また、20代で入院した人の23.5%の人が50万円以上〜100万円未満の医療費を支払ったというデータもあります。


Q2:20代で医療保険に加入したほうがよい人の特徴はなんですか?

医療保険は、貯蓄が少ない人手厚い保障を受けたい人におすすめです。Q1でも見たように、入院した人の約半数が10万円〜20万円の治療費を自己負担で支払っています。


20代であれば収入が少ない人も多いでしょう。毎月の生活が苦しくならない金額で医療保険に加入し、万が一の入院に備えておくと安心です。


Q3:高額療養費制度がありますが、それでも保障は足りないのですか?

はい、足りない場合があります。その理由は、高額療養費制度では保障されていないものがあるからです。


たとえば、差額ベッド代食事代先進医療費は高額療養費制度の対象外です。特に先進医療費は高額になるので、保険で備えておくと安心でしょう。

まとめ

貯蓄が少ない20代の人こそ、医療保険に加入して病気や入院に備えましょう


なぜなら、いつ誰が大きな病気やケガで入院するかわからないからです。また、一度病気をしてしまうと加入できない商品が多くなってしまうので、健康なうちに加入しておくことがおすすめです。


20代で入院した人の約半数が10万円〜20万円を自己負担で支払っていることを考えると、医療保険で備えておくと安心できるのではないでしょうか。


「どの医療保険に加入したらよいのかがわからない!」という人は、マネーキャリアをはじめとする無料保険相談窓口に相談してみてください。


マネーキャリアの特徴は

  • 無料保険相談実績40,000件以上
  • 相談満足度93%
  • 取扱保険会社数40社
提携FPは3,000名以上、女性FPも多数在籍しています。

何度相談しても無料なので、どの医療保険に加入すればよいか悩んでいる人は、一度相談してみてください。


あなたに合った医療保険がきっと見つかることでしょう。