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LINE証券は儲かるのでしょうか。この記事では、LINE証券が儲かるのかどうかについて解説します。また、LINE証券が投資上級者ではなく初心者向けのサービスである理由や、LINE証券とLINEスマート投資の違いも説明しているので、ぜひお読みください。

監修者「谷川 昌平」

監修者 谷川 昌平 フィナンシャルプランナー

株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー証券外務員を取得。
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この記事の目次

LINE証券は儲かる?上級者ではなく初心者向けって本当?

こんにちは。マネーキャリア編集長の○○です。 

先日、20代女性の友人からこんな疑問を寄せられました。 

LINE証券が流行ってるって聞いたんだけど、これって儲かるの?私、投資なんて何も分からないけど大丈夫なのかな?

最近若者で流行している、株や投資信託などの金融投資。

ここでは、

  • LINE証券が儲かるのかどうか
  • 他の一般的なネット証券との違い
  • LINE証券の特徴

など、これから投資を始める方にとって役に立つ記事になっています。ぜひ最後までご覧ください。 


マネーキャリアでは、お金に関する記事が数多くありますので興味のある方は合わせてご覧ください。  

LINE証券は儲かるわけではない!LINE証券のデメリット7選!


コミュニケーションツールとして、日本で圧倒的な地位を築いたLINE。


現在、LINEはSoftbank傘下のZホールディングスと経営統合し、日本を代表するIT企業として多方面へのサービス展開を推し進めています。


そのサービス展開の一つにもなっているのがLINE証券です。

「スマホで投資するならLINE証券。」をキャッチフレーズに、20代を中心に人気になっています。


しかし、LINE証券のようなネット証券には強力な競合他社が存在します。

  • SBI証券
  • 楽天証券
  • 松井証券
  • マネックス証券
上記の4社は、合併や買収で名称変更はあれど、20年以上ネット証券の大手として君臨してきた老舗です。
特に業界最大手のSBI証券は、サイトに記載の通り12兆円以上の預かり資産を持つ巨大企業になっています。

当然、LINE証券は後発組。
そのため、他のネット証券なら出来て当たり前のことができません。

また、これは証券会社で買う金融商品すべてに言えることですが、
「〇〇は儲かる!」という確約は絶対にできません。

まずは、そんなLINE証券のデメリットをご紹介します。

①取引手数料は無料だがスプレッドが発生する

ここが最も大きなデメリットになりますが、単元未満株で売買するとスプレッドが発生します。単元未満株とは、100株に満たない株数を言います。


100株単位で売買すればスプレッドは問題になりませんが、5000円の株を100株買う際に必要な資金は50万円。

いくらLINE証券が買付手数料無料と言えど、資金がなければ買えません。

10万円程度で始める方は、単元未満株以外は選択肢がないに等しいです。


話をスプレッドに戻すと、主にFXや仮想通貨で使われる「買値と売値の差」のことを言います。利用者から見れば手数料と同じです。


例えば、トヨタ自動車の株価が8300円としましょう。


この際、他の大手ネット証券なら、8300円+手数料で買えます。

大手ネット証券は取引所取引に対応しているため、直接取引所に注文を出せるのです。

トヨタ自動車の場合、東京証券取引所になります。

(※実際の取引は売買板による売買ですが、板については後述します)


一方、LINE証券(単元未満株)は相対取引です。つまり、利用者はLINE証券と株を売買します。

このため、LINE証券が提示した値段で買わなければいけないのです。


トヨタ自動車の場合、LINE証券におけるグループAの銘柄に該当します。

LINE証券の手数料・費用のページに記載がありますが、下記のスプレッドが発生します。

  • 9:00~11:20/12:30~14:50:取引所(東証)の最良気配を基準に0.2%
  • 11:30~12:20:取引所(東証)の前場終値を基準に1% 
  • 17:00~21:00:翌日基準値段に1%   

仮に8300円のトヨタ自動車株を買おうとすると、最大で8383円で買わされることになります。売る際は8217円になります。


これだけのスプレッドを払う場合、2%株価が上がらなければ儲かることができません。

現在が空前のローコスト、ノーコスト時代であることを考えれば、とんでもないスプレッドです。

補足:取引手数料無料はめずらしくない

大手ネット証券では基本的に100株単位での売買が主流ですが、SBI証券と楽天証券では1日100万円以内であれば売買手数料無料。


一方で、LINE証券で100株単位で取引すると、無料になるのは買付のみ。売りは手数料が発生します。


LINE証券は手数料無料を過度にアピールしていますが、大手ネット証券ではとっくに取り組んでいることであり、全く目新しさはありません。

②話題のタイムセールキャンペーンは現在行われていない

スプレッドがあるとは言え、LINE証券にもメリットはありました。

それがタイムセールキャンペーン。


株が通常価格の3~7%割引で買えるという、一見オトクなキャンペーンです。

直近では2021年3月18日に開催されています。


しかし、このキャンペーンを狙うのは考えものです。

  • 人気ですぐに売り切れる
  • いつ開催されるか分からない
これは、スーパーに例えると

「貼られないかもしれない半額シールを期待して待ち続け、仮に貼られたとしても大勢の人が群がって買えない」

という光景です。

こんな不確実なキャンペーンを待つ前に、株価が上がってしまったら意味がありません。
そもそも、株は安く買うだけではダメで、安く買って高く売るからこそ儲かるもの。

キャンペーンを待つあまり、株価が10%上がったとしたら逆に高く買わされる羽目になります。

現在行われていないようですが、万が一復活したとしても待つ時間がムダです。

③購入できる金融商品が少ない

LINE証券は、取り扱う金融商品も大変少ないです。

  • 日本株
  • わずか30本の投資信託
これは、業界最大手のSBI証券と比べると大きく見劣りします。
SBI証券で取り扱う金融商品は、下記の通り。
  • 日本株
  • 日本株IPO(新規上場株)
  • 外国株
  • 債券
  • 2000本以上の投資信託
これ以外にも、上級者向けに先物取引や差金決済取引(くりっく株365)など、多彩な金融商品を取り扱っています。儲かるチャンスが、それだけ沢山あるということです。

初心者の大半は日本株か投資信託からスタートするため、最初は気にならないかもしれません。

ただ、将来的に「他の商品も買ってみたい!」と思ったとき、LINE証券ではその願いは叶いません。

④NISA口座を開設することができない

小額での取引に力を入れるLINE証券ですが、小額投資の味方であるNISA口座非対応です。


NISAとは、正式には「日本版ISA」ともいわれる小額投資非課税制度です。

年間120万円分の投資が最大5年、600万円分非課税になります。


本来なら20.315%(所得税15.315%、住民税5%)かかる税金が0%。

株価が上がって売却し、実際に儲かる際に約2割の税金を払わずに済むのは大きいです。


投資信託の積み立てを中心に考える方には「つみたてNISA」という口座もあります。

年間40万円分の投資が最大20年、800万円分非課税です。


当然のことですが、大手ネット証券では対応しています。

残念ながら、LINE証券では全くできません。

⑤板取引や指値注文に対応していない

ここからは少し上級者向けの話になりますが、単元未満株の取引では、板取引や指値注文に非対応です。


これは、LINE証券が前述の通り「相対取引」である以上、仕方のないことです。

板取引と指値注文については、順番に解説します。

a.板取引

投資家の間で「板」と呼ばれ、銘柄ごとに

  • 売り買いの値段
  • 値段ごとの株数
が分かるようになっています。他の証券会社から入る注文も一覧で見られます。
板を見て取引をすることを「板取引」と言うのです。

当然ですが、取引所取引でなければ板は見られません。

b.指値注文

そのままの意味で「値段を指定して注文を出すこと」を言います。

株取引には、他に「成行注文(値段を指定せずに注文を出すこと)」があります。
成行も指値も、板に表示されます。

注文には優先順位があり
  1. 成行注文(必ず最優先)
  2. 値段が高い買い注文、値段が安い売り注文
  3. 同じ値段、成行注文なら先に出た注文
この順番で売買が成立していきます。
これも取引所取引でなければできない注文です。

補足:100株単位の取引であれば対応しているが…

上記はあくまで単元未満株での取引の話ですので、100株単位での取引なら対応しています。
ただ、なぜか板の更新が「2秒間隔」という遅さ。
2021年現在、大手ネット証券のスマホアプリでは「1秒間隔」が当たり前です。

たった1秒とは言え、注文を出す際に急な値段の変動に対応し辛くなります。
どうしても、「大手ネット証券の劣化版」という印象が残ります。

⑥各銘柄に対して最大1000万円までしか投資できない

投資金額にも制限があります。各銘柄1000万円までしか投資できません。


これは、大半の個人投資家にとっては十分な金額です。

「そもそも1000万円も持ってないよ!」という方が大半でしょう。


最大1000万円に制限している理由は、

  • 突如人気になった株を一部の投資家が買い漁ると、LINE証券が在庫切れを起こす
  • 特定の株に大量の売りが発生した際、LINE証券は買い取って在庫として抱え込まなければならない
という、相対取引だからこそ発生する証券会社のリスクを軽減するためです。
証券会社では、「お金さえあれば」投資できる金額に制限はないのが原則。

その原則は、LINE証券には通用しません。

⑦閲覧できる情報が初心者向けに限定されている

最後のデメリットとして、情報量が乏しいことです。


大手ネット証券では、下記情報やツールは当たり前に備わっています。

  • 四季報(会社の業績等をまとめた情報)
  • 多機能チャート(株価の値動きを見せるグラフ)
  • 専門家によるブログやオンラインセミナー
  • 会社ごとの速報ニュース
  • PCソフトによる本格的なトレーディングツール
楽天証券では日経テレコンに対応しており、無料で日経新聞を読むことができます。
日経電子版が月4000円以上かかることと比べれば、いかに破格のサービスかがわかると思います。

初心者にとって、各種情報やツールを正しく理解するのは難しいかもしれませんが、いずれは通らなければいけない道。

LINE証券では、元々の情報量も乏しい上に、良くも悪くもスマホで完結してしまう仕組みが取られています。

情報やツールを理解してステップアップする道はありません。

LINE証券は特別儲かるわけではないが初心者におすすめ!


ここまで散々LINE証券のデメリットを並べました。

改めて申し上げますが、証券会社で買う商品に「儲かる」確約は絶対ありません。


LINE証券だから儲かる、とか〇〇だから儲かるという法則なんてありません。

余談ですが、勝率〇%を的中させるのもタイムマシンを使わない限り無理です。


万が一上記のような怪しい宣伝があったとしたら、99%ウソか詐欺。

引っかからないように気を付けましょう。


「じゃあLINE証券はやめた方が良いの?」


と思われるかもしれませんが、初心者の投資の第一歩としては、おすすめできます。

①LINEアプリのみで取引できる

まずは、取引の手軽さ。

LINEアプリさえあれば取引できます。


通常、大手ネット証券では「取引口座の開設」が必須です。

現在は簡単に開設できるようになりましたが、

  • 大量の必要事項の記入
  • 初心者には少々難解な文言の連続
など、まだまだハードルが高く感じるのも事実です。

LINE証券では、そのような煩雑さもなくアプリ一つで完結できます。
  • とりあえず投資を始めてみたい
  • めんどくさがり
  • 投資は高尚なものだと思っている
このような方にとって、LINE証券は大変有難いサービスとも言えます。

②キャンペーンで3株無料でもらえる

LINE証券では、現在「初株チャンス」というキャンペーンを行っています。


「株はリスクがあるから自分のお金をいきなり入れるのは怖い!」


という方でも気軽に始められるように、最大3株無料でプレゼントしてくれる太っ腹なキャンペーンです。


3株もらうには

  • エントリー
  • クイズ全問正解
が必要ですが、キャンペーンは上記リンクより忘れずクリックし、クイズは分からなければ調べればいいだけ。

手順さえ間違えなければ、誰でも3株ゲットできます。
簡単な条件で、なおかつ無料で株を配っているのは、ある程度有名なネット証券の中でもLINE証券だけです。

③数百円から投資信託を購入できる

これはLINE証券に限らずほとんどのネット証券で同一ですが、投資信託は最低100円から購入できます。


大半の個人投資家は資金力が乏しく、100万円未満の資金で、株で分散投資をするのは無理です。


そのため、少額で分散投資を行うために設けられているのが投資信託。

数多の投資家から資金を集め、大きな資金にして分散投資して運用するのです。


投資信託には様々な種類があり、大きく分けて下記2種類。

  • インデックス型
  • アクティブ型
初心者が始める場合は、インデックス型がオススメです。
もちろん、LINE証券で購入できます。

④21時まで取り引きすることができる

取引時間にもメリットがあります。


取引所取引を主体とする大手ネット証券の場合、日本株の売買は

  • 前場…9:00~11:30
  • 後場…12:30~15:00
に制限されます。
働く世代にとって最も重要な時間しか取引ができません。

現在は、このような不都合を少しでも緩和するため、PTS取引(私設取引システム)を大手ネット証券各社が設けています。

ただ、PTS市場内に参加する投資家同士が売買しているだけなので、参加者が少なく、売買が中々成立しません。

LINE証券では、相対取引のメリットを活かし、表示された値段で21時まで取引することができます。
買い取りや販売はLINE証券が行うので、よほどの特殊事情がない限り売買することが可能です。

⑤銘柄をカテゴリーやランキングから選ぶことができる

情報量で劣るLINE証券ですが、最低限の検索ツールは備えています。

銘柄ごとのカテゴリー(業種)や、人気ランキング等のランキングから選ぶことができます。


ただ、この点に関しては大抵のネット証券には設けられており、

  • 値上がり率/値下がり率ランキング
  • 値上がり額/値下がり額ランキング
  • 売買金額ランキング
  • 配当利回りランキング
  • 業種別騰落率ランキング
  • カテゴリーごとの銘柄のスクリーニング(絞り込み)
など、様々な検索ツールが存在します。

⑥セキュリティ対策がしっかりしている

なぜかセキュリティが甘いという悪評が立てられるLINE。

  • 乗っ取られる
  • 電話番号が流出する
  • 〇〇が親会社だから
などと言われますが、「原因は99%利用者であるあなた」です。
誰かのせいにして自己正当化するクセ、いい加減やめませんか?

少なくとも私は8年近くLINEを使い続けていますが、情報がLINE経由で流出したことはありません。乗っ取られたこともありません。

大抵は、怪しいサイト(偽サイト)をクリックしてしまったことによる人為的なミス。
偽サイトは国内外の有名企業のものが多数作成されており、LINEに限った話ではありません。

実際に、LINEはホームページにセキュリティに関する取り組みを記載しています。
また、LINE証券もヘルプセンターにてセキュリティに関するFAQを設けています。

これでもLINEが怖いと言いたいなら、今すぐPCとスマホを捨ててネットを遮断して生活してください。

情報漏洩を完全に防ぐ方法は、アクセスしないこと以外にありません。

⑦LINEポイントでポイント投資をすることができる

LINEのヘビーユーザーであれば貯めているであろうLINEポイント。

LINE証券ならポイントを現金代わりに使えます。


やり方も簡単です。

  1. 入金をクリック
  2. 金額を入力 
  3. 使いたいLINEポイント数を入力

これだけです。
入金時にポイント分を反映させるというシンプルな仕組みを採用しており、非常に分かりやすいと思います。

他のネット証券でもポイント投資はできますが、サービス内容は少々杜撰です。
  • 面倒な事前設定が必要
  • 使えるポイントと使えないポイントがある
  • 名称がバラバラで整理されておらず分かりにくい
など、初心者上級者問わず、ポイント投資の複雑な仕組みに戸惑うことも多いです。
この点はLINE証券のメリットが際立ちます。

⑧つなぎ売りをすることができる

聞きなれない言葉ですが、つなぎ売りをすることもできます。

これは、優待を貰いつつ株価下落のリスクを抑える手法として使われます。


やっていることは単純で、たったの2ステップ。

  1. 同じ値段で「現物買い」「信用売り」を行う
  2. 優待を受け取れる権利が得られた段階で両方とも決済する
ちなみに、信用売りは信用取引の一種。
本当はもっと複雑で奥が深いのですが、つなぎ売りで使う信用売りに関しては、単なる現物買いのリスクヘッジでしかありません。

優待目的の場合は100株で行うことがほとんどなので、信用取引のリスクもかなり限定されます。

特にLINE証券は、信用取引にかかる手数料が業界最安の0円。
他の証券会社より有利につなぎ売りをすることができます。

厳密には信用売り特有のコストも発生しますが、つなぎ売りで持っている期間はせいぜい数日程度。発生するコストも軽微です。

うまくいけば、優待分だけほぼ丸々儲かることもあります。

LINE証券とLINEスマート投資の違いは?


LINE証券とは別に、LINEスマート投資というものもあります。

同じLINEの名が付いていますが、中身は全く違います。


LINEスマート投資の中身は、ロボアドバイザーです。

イメージとしては投資信託に近く、AIが自動的に投資商品や投資比率を決め、勝手に運用していきます。


その代わり、利用者は手数料を支払います。


LINEスマート投資は「初心者にオススメ」と自社サイトでアピールしていますが、あまりオススメできる投資ではありません。

  • 手数料が1%と高い
  • AIに任せれば儲かるほど投資は甘くない
そもそもこんな投資で儲かるなら、わざわざ株を買ったり投資信託を自分で選んだりしません。
買っているのはリスク商品であり、AIであろうと大暴落は防げませんし予知もできません。タイミングよく上がり切ったところで売れれば儲かりますが、それができる人はこんな投資に手を出しません。

自分で責任もって投資できるLINE証券の方が、はるかに良いと言えるでしょう。

まとめ:LINE証券は必ずしも儲かるとは言えない

LINE証券について、いかがでしたでしょうか。

本記事では、

  • LINE証券は儲かるのか
  • LINE証券のメリット・デメリット
  • 他の証券会社やLINEスマート投資との比較
などを中心に、LINE証券が儲かるのかどうかも解説してきました。
改めて冒頭の疑問にお答えすると、

「LINE証券は初心者向けではあるが、儲かると決まっているわけではない。そもそも絶対に儲かる投資なんて絶対にない。」

となります。

絶対に儲かる投資があるなら、汗水たらして働く人が大多数であるわけがありません。
ただ、不確実性があるからこそ儲かる人が出てくるのも事実です。

もしかしたら、儲かる人はこれから投資を始めるあなたかもしれません。
この記事が投資を始める第一歩になれれば幸いです。