- お金持ちの部屋は部屋に無駄なものがなかったり整頓されているのが特徴
- 部屋を綺麗にすると頭の中が整頓されて時間が無駄遣いが減るのがメリット
- 部屋にモノがたまってしまうのは過去への執着が原因
監修者 井村 那奈 フィナンシャルプランナー
ファイナンシャルプランナー。1989年生まれ。大学卒業後、金融機関にて資産形成の相談業務に従事。投資信託や債券・保険・相続・信託等幅広い販売経験を武器に、より多くのお客様の「お金のかかりつけ医を目指したい」との思いから2022年に株式会社Wizleapに参画。
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この記事の目次
- お金持ちの部屋の特徴とは?
- お金持ちの部屋に共通する特徴10選!
- ➀無駄なもの余計なものを買わない・捨てる(必要なものだけ買う)
- ②キレイで整理整頓されている
- ③トイレがきれい
- ④鏡は玄関に置いてある
- ⑤床にモノを置かない
- ⑥家具やインテリアはシンプルなものが多く機能を優先している
- ⑦本棚の本が整理整頓されている
- ⑧日当たり・風通しが良い
- ⑨明るい色でそろえている
- ⑩花が飾られている
- お金持ちは部屋を綺麗にすることを趣味にしている
- 良いものを購入することがお金持ちへの第一歩
- ➀お金持ちは安いものを何度も買うより高くて質の良いものを買って長く使う
- ②お金持ちは同じ機能のものを買わない
- 参考:お金持ちの部屋を真似して部屋を綺麗にするメリット
- ➀心身共に健康になる
- ②頭の中が整理整頓されてすっきりする
- ③時間を有効活用できる
- ④風水の観点からも良い
- 参考:部屋にモノがたまってしまう原因は?
- お金持ちの部屋に共通する特徴まとめ
お金持ちの部屋の特徴とは?
お金持ちの部屋の特徴には、部屋に無駄なものがなかったり整頓されていたりと気持ちが明るくなるような特徴があります。
一概にすべてのお金持ちの部屋がこのような特徴があるとはいえませんが、このような特徴の部屋は気分が落ち着きやすく考え事や仕事に集中しやすくなるため真似してみるのがおすすめです。
- お金持ちの部屋の共通点
- 部屋にモノが溜まってしまうワケ
お金持ちの部屋に共通する特徴10選!
お金持ちの部屋に共通する特徴として今回紹介するのは以下の10個です。
- 無駄なもの余計なものを買わない・捨てる(必要なものだけ買う)
- キレイで整理整頓されている
- トイレがきれい
- 鏡は玄関に置いてある
- 床にモノを置かない
- 家具やインテリアはシンプルなものが多く機能を優先している
- 本棚の本が整理整頓されている
- 日当たり・風通しが良い
- 明るい色でそろえている
- 花が飾られている
➀無駄なもの余計なものを買わない・捨てる(必要なものだけ買う)
一つ目は、「無駄なモノや余計なモノを買わず、不要なら捨てる」です。
お金持ちほど、安売りや100円ショップで買い物はしません。
仮に買う場合でも「買う予定だったモノ」以外は絶対買いません。
そのため、捨てるモノがほとんどありませんし、仮に発生しても容赦なく捨てます。
思い出の品やいつ使うか分からない服も「もったいない」思考で溜めたりしません。
実は、モノには総じて見えないコストがかかっています。
モノが多い場合、どんどんコストが上がっていきます。
- 広い部屋に住まなければならず家賃が上がる
- 部屋が広いと光熱費も上がる
- モノの買い替え費用が多くなる
- モノを処分するためにお金と手間がかかる
- 必要なモノしかないので部屋は狭いから家賃も安い
- 光熱費も安い
- モノの買い替えがほとんど起きない
- 処分するモノがない
②キレイで整理整頓されている
二つ目は、「部屋が綺麗で整理整頓がなされている」です。
これは一つ目にも関連しますが、必要なモノに厳選された部屋は
- 掃除しやすい
- 整理しやすい
- 決まった曜日に掃除をする
- 毎日気になったところを少しずつでも掃除する
③トイレがきれい
三つ目は、「トイレが綺麗」です。
お金持ちは、部屋もそうですが水回りの掃除も怠りません。
- トイレ
- キッチン
- 洗面台
- お風呂
- マットは一切置かない
- トイレブラシは使い捨て用にして毎回ブラシの先は捨てる
④鏡は玄関に置いてある
四つ目は「姿見を玄関に置いてある」です。
お金持ちほど気遣っている身だしなみ。
いつも同じ格好をしているように見えるアメリカIT企業の社長も、服が同じだけで清潔感だけは忘れていないのは特徴的です。
あなたも鏡は持っていると思いますが、部屋の中に置いていませんか?
もちろん無いよりは遥かに良いですが、玄関に置くことで靴を履いた時の全身がしっかり確認できます。
ほんの少しの差ですが、その微差が大差につながるのです。
⑤床にモノを置かない
五つ目は「床にモノを置かない」です。
お金持ち、貧乏問わず当たり前になってほしい所ですが、なぜか貧乏な人ほど床にあらゆるモノを置きます。
- 服
- 鞄
- 本
⑥家具やインテリアはシンプルなものが多く機能を優先している
六つ目は「家具やインテリアをシンプルに、機能優先にしている」です。
最近は安い組み立て式も増えたため、安く済ます人が多い家具。
しかし、安い家具はそれなりのコストカットをしているので、
- すぐ壊れる
- ヘタる
- 体に合わない
⑦本棚の本が整理整頓されている
七つ目は「本棚の本が整理整頓されている」です。
部屋が綺麗なので当たり前ですが、本もきちんと本棚にしまってあります。
横積みで保管なんてしません。
本は同じことが書いてある場合も多く、自分が何を持っているか分からないと重複して買ってしまいます。
貧乏な人は、買った後で「そういえばこんな話どっかで読んだな」と思うのですが、自分の本棚を振り返ったりはしません。
お金持ちは、買う前に「自分の本棚にある本と大して変わらないな」と気づき、部屋にある本をまた読むのです。
本は繰り返し読んだり、読み返すことで効果が高まるもの。
お金持ちは本を整理整頓することで、本の効果を高めています。
自然と知見も深まりますから、よりお金持ちになっていくのです。
⑧日当たり・風通しが良い
八つ目は「部屋の日当たり・風通しが良い」です。
日当たりや風通しは、部屋の方角や窓の位置だけで決まると思っている方。
大間違いです。
部屋には後天的な日当たり・風通しがあります。
そもそも、最近は建築技術の進歩に伴い、日当たり・風通しが悪い部屋が少ないです。
お金持ちは、床にモノがなく整理整頓されているので、日当たり・風通しが良い。
貧乏な人は、モノが多く乱雑な部屋なので、日当たり・風通しが悪い。
部屋の日当たり・風通しを変えてしまうのは人なのです。
⑨明るい色でそろえている
九つ目は、「明るい色で揃えている」です。
人それぞれ色に好みはありますが、お金持ちで黒基調の部屋は滅多に見かけません。
これを金運だとかスピリチュアル的な何かで説明する人がいますが、もっと科学的な理由があります。
黒い家具は部屋を狭く見せる効果があるからです。
日本の部屋は、お世辞にも広いとは言えません。
特にワンルームマンションだと、限られたスペースを賢く使う必要があります。
そんな中に黒い家具を増やすと、どんどん部屋に圧迫感が出て居心地が悪くなります。
お金持ちでも黒が好きな方はいますが、
- 鞄
- 財布
- テレビ
⑩花が飾られている
最後の特徴は「花が飾られている」です。
若いお金持ちには当てはまらない例もありますが、年齢層が高めのお金持ちはほぼ必ず生花を飾っています。
決して派手ではなく、1つの花瓶を玄関先に飾っていることが多いです。
見た目にも良いですし、1日の始まりに活力を与えてくれます。
お金持ちは部屋を綺麗にすることを趣味にしている
ここまでお金持ちの特徴を10個取り上げましたが、一言でまとめれば
「部屋を綺麗にしている」ということです。
お金持ちの人にとっては部屋を綺麗にしていることが当たり前で、いわば一つの趣味なのです。
良いものを購入することがお金持ちへの第一歩
お金持ちの特徴を見てきましたが、お金持ちにも貧乏な人にも、それ相応の習慣や考え方が土台になっています。
すなわち、貧乏な人がいきなりお金持ちの特徴を真似しても、続かないんです。
習慣や考え方を変えなければ変わりません。
まずは、「安いモノ探し」をやめましょう。
そして、良いモノを買っていく習慣を身に付けましょう。
良いモノを買う習慣ができれば
- 余計なモノを買わなくなる
- 安かろう悪かろうがなくなる
- モノが厳選される
- 部屋が自然と綺麗になる
➀お金持ちは安いものを何度も買うより高くて質の良いものを買って長く使う
お金持ちが買う「良いモノ」とは、値段は高いけど質が良いモノです。
特に、財布や鞄は値段と質が比例します。
「数千円の財布」「1万円の鞄」を買うと、1年もしないうちにダメになります。
そしてまた買う羽目になります。
本革の財布や鞄は5~10万円、海外ブランドならそれ以上の金額になりますが、一生モノです。
いきなり高額な買い物をするのは勇気が要りますが、一度買って最低限の手入れをすればほとんど劣化しません。
結局、1万円の鞄を6回買い替えれば7万円。
5万円の鞄をずっと使う方が、結果的には安くなります。
ここでは財布と鞄を例に出しましたが、他のモノでも変わりません。
「安物買いの銭失い」ということわざは、真理をついているのです。
②お金持ちは同じ機能のものを買わない
同じ機能のモノが複数ある部屋。
部屋着やらイヤホンやら、割とあったりしませんか?
- 前買ったものが気に入らなかった
- 一目惚れした
参考:お金持ちの部屋を真似して部屋を綺麗にするメリット
お金持ちの部屋を真似して部屋を綺麗にするメリットは4つあります。
- 心身共に健康になる
- 頭の中が整理整頓されてすっきりする
- 時間を有効活用できる
- 風水の観点からも良い
➀心身共に健康になる
一つ目は、心身共に健康になります。
お金持ちは、部屋を綺麗にすることで「モノに支配される」部屋ではなく、自分がモノを管理する部屋にしています。
誰かに支配されるより、精神的にもリラックスできます。
自然と行動力も活力も生まれてきますので、身体的にも精神的にも健康になれるのです。
②頭の中が整理整頓されてすっきりする
二つ目は、頭の中が整理整頓されてすっきりします。
モノが厳選される分、収納スペースや収納用の家具など、あれこれ考えることが少なくて済みます。
その分、1日の中で「判断を下す数」が少なくて済み、頭をすっきりさせることができます。
実は、人間の頭は迷った度に判断を下してどんどん疲弊していきます。
朝起きた時にリセットされますが、モノが多い人ほど無意識的な判断も多くなります。
余談ですが、スティーブ・ジョブズがいつも同じ服なのは「今日は何を着るか」という判断をなくすためだったそうです。
クリエイティブな発想が生まれたのは、判断を下す数を減らしていった結果からかもしれません。
③時間を有効活用できる
三つ目は、時間を有効活用できます。
モノには見えないコストがかかると言いましたが、そのコストとは「時間」です。
散らかっている人がよくやる
「あれどこいったっけ」とモノを探す時間。
ムダ以外の何物でもありません。
週1回、月1回くらいならまだしも、毎日のように言っている人は、それだけで年間何日分もの時間をムダにしています。
時間がない、忙しいと嘆く前に、部屋や職場のデスクは整理しましょう。
④風水の観点からも良い
最後に、風水の観点からも良いようです。
信じる信じないは自由ですが、風水では「気の流れ」が運気を左右します。
部屋が綺麗になれば、気の流れが滞らないので運気が上がるらしいです。
参考:部屋にモノがたまってしまう原因は?
とにかく部屋は綺麗にした方が良いことが多いです。
とはいえ、
「綺麗にした方が良いことくらいわかってるよ!それでも綺麗にならないんだよ!」
と嘆いている人もいるかもしれません。
嘆く方に限って、部屋にモノが溜まっています。
これは「過去への執着」が原因です。
下記のようなモノを過度に溜めている方は、間違いなく過去への執着が強いです。
- 学生時代の思い出の品
- 昔勉強していた資格の参考書
- 壊れて使えない家電
お金持ちの部屋に共通する特徴まとめ
お金持ちの部屋の特徴、いかがでしたでしょうか。
本記事では、
- お金持ちの部屋の特徴
- 部屋を綺麗にするメリット
- 部屋にモノが溜まる理由