痛風(高尿酸血症)でも生命保険(医療保険)に加入できる?給付金や告知内容について解説【保存版】のサムネイル画像
痛風でも加入できる生命保険(医療保険)を探したい
痛風でも入れる生命保険(医療保険)の加入基準を知りたい

とお悩みではないでしょうか。

結論、痛風でも加入できる生命保険には3つの種類があり、それぞれ加入基準が異なります。

▼痛風でも加入できる可能性のある保険
  • 通常の生命保険(医療保険)
  • 特定疾病不担保の生命保険(医療保険)
  • 引受基準緩和型保険
また、それぞれ保障内容や保険料も異なるため、まずは3つの加入基準を把握してどの生命保険に入れるかを知ることが大切です。

この記事では痛風の方が加入できる生命保険の加入基準について詳細に解説します。

痛風でも加入できる保険の給付金や告知内容なども解説するのでぜひご覧ください。

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※通院歴・治療歴は保険会社にバレる可能性が高いです。

※痛風を隠して保険に加入すると告知義務違反となるため注意しましょう。

監修者「谷川 昌平」

監修者 谷川 昌平 フィナンシャルプランナー

株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー証券外務員を取得。
>> 谷川 昌平の詳細な経歴を見る

この記事の目次

痛風でも保険に加入できる条件!保険の種類別に紹介

ここからは、痛風でも加入できる可能性のある以下の3種類の保険について、それぞれの加入条件をご紹介します。

▼痛風でも加入できる可能性のある保険
  • 通常の生命保険(医療保険)
  • 特定疾病不担保の生命保険(医療保険)
  • 引受基準緩和型保険
上記のどの保険に申し込むかで細かな加入条件が異なりますが、一般的には以下の審査基準が設定されていることが多いです。
  • 痛風による入院歴があるか
  • 直近(過去2年)などの発作の有無があるか
  • 現在の尿酸値はどのくらいか
  • 薬物療法ではどの薬を使用しているか など
上記の審査基準と保険ごとの加入条件を満たしているかによって、各保険への加入可否が判断されます。

また、以下の数値を証明できる健康診断書の提出も必要になる場合があるため注意が必要です。
必要度項目
必須血圧値、心電図、尿検査の結果、肝機能(GOT・GPT)
脂質(LDL・HDL・中性脂肪)、尿酸値
任意
※保険会社による
血糖値かHbA1c
不要眼底検査結果

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通常の生命保険(医療保険)における加入条件

痛風の方が通常の生命保険(医療保険)に加入する際の条件は、保険会社によって異なり、下記の項目を踏まえて個別判断となる場合が多いです。

  • 発作の有無や頻度
  • 尿酸値
  • 投薬の有無

痛風は、保険に極めて入りにくい病気というわけではないため、すぐに諦めず自分の症状で入れるかどうかを確認することが大切です。


また、保険会社によって加入可否が大きく異なるため、まずは保険相談窓口で複数の保険会社の加入可否を診断してもらうことをおすすめします。

特定疾病不担保の生命保険(医療保険)における加入条件

痛風の方が特定疾病不担保の生命保険(医療保険)に加入する主な条件は、以下のとおりです。

  • 生命保険会社から提示された「特定疾病不担保」を承諾する

特定疾病不担保とは、特定の病気を保障対象にしないという条件のことです。


痛風の場合は、痛風(高尿酸血症)に関する病気が発症したとしても、給付金を受け取ることができません。


一方、痛風とは関係ない他の病気やケガによる入院や通院などであれば、給付金を受け取ることが可能です。


そのため、痛風以外の部位の病気やケガに手厚く備えたい方は、特定疾病不担保の生命保険(医療保険)も検討することがおすすめです。

引受基準緩和型保険における加入条件

痛風の方が特定疾病不担保の生命保険(医療保険)に加入する主な条件は、以下の項目に当てはまらないことです。

  • 現在入院をしているか、または最近3ヵ月以内に良しから入院や手術をすすめられたことがあるか
  • 過去1年以内に入院または手術を受けたことがあるか
  • 過去5年以内にがんまたは上皮内新生物・肝硬変・認知症・統合失調症・アルコール依存症などで医師の診断・検査・治療・投薬のいずれかを受けたことがあるか

上記の告知項目に該当していなければ引受基準緩和型保険に加入できる可能性があります。


ただし、告知が少なく加入しやすい分、一般的な保険よりも保険料が割高になるため検討する際に注意が必要です。

痛風は各保険会社によって加入条件の詳細が異なる

どの保険に加入するかに限らず、痛風持ちの方が加入するための条件は保険会社ごとに異なります。


そのため、同じ保険を提供していてもA社の保険には加入できないがB社の保険は加入できる、ということがよく起こります。


よって、1つの保険会社に加入可否を聞くのではなく、必ず複数の保険会社の加入可否を確かめることが大切です。


そこで複数の保険会社の加入可否をまとめて確認するのにおすすめなのが保険相談窓口における専門家への無料相談です。

より良い条件で加入するなら保険の専門家に相談する

痛風持ちの方が、より良い条件で保険に加入するなら、保険の専門家である保険相談窓口のFPに相談することをおすすめします。


FPに相談することで、相談者の方の痛風の症状や治療状況に合わせて複数の保険会社の加入可否を診断してくれます。


また、その他保険に関する些細な疑問や不安についても丁寧に解説してくれるので、安心です。


痛風でも入れる保険を探している方は、まずは相談してみましょう。

とはいえ、担当するFPによっては相性が合う・合わないなどの問題があります。


そんなときはマネーキャリアのような優秀なFPのみが対応する保険相談窓口を利用しましょう。


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痛風を保険加入時に隠すと告知義務違反になるため注意

保険に加入する際、痛風であることを隠すと告知義務違反にあたるため注意が必要です。


医療保険に申し込むと、現在の健康状態を告知することになりますが、痛風になった・なっていることを隠すことは絶対にやめましょう。


痛風であることを隠して医療保険に加入すると告知義務違反となります。


告知義務違反になると以下のようなペナルティが課される可能性があります。

  • 加入した医療保険が強制解約になる
  • 給付金を請求しても、受け取ることができない
いざ痛風になって入院したときに給付金を受け取ことができず、経済的に苦しい思いをすることになるため告知は正しく行いましょう。

痛風とは高い尿酸値が検出する病気で強い痛みが出る

痛風は、高い尿酸値が検出されることが原因で、足の親指などに強い痛みが出る発作を指します。


尿酸濃度が高い状態が続くと血液に溶けきれない尿酸が結晶化し、関節や組織にたまることで免疫細胞が反応して炎症を起こし、激痛につながります。


痛風になってしまうと、身体に強い痛みが出ることになり、治療のために多くの費用を捻出する必要性が生じます。


たとえ月数千円の医療費でも、半年、1年、2年と長期化することでかなりの負担になってしまうため、安心して治療に専念するためにも生命保険への加入が大切です。


痛風を患っていて生命保険に加入できていない方は、症状に合わせて最適な保険を案内してくれる保険の専門家に相談してみましょう。

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痛風の生命保険に関するアンケート調査結果

痛風になった方に向けておこなった生命保険に関するアンケート調査結果をご紹介します。

今回のアンケート項目は以下のとおりです。
  • 痛風でも加入できる保険は多いと思いますか?
  • 痛風になったあとの保険加入についてどのような意識がありますか?
  • 痛風後に保険に加入できましたか?
  • 加入できた保険の種類を回答してください【加入した方の回答】
  • 痛風後の保険選びで1番大変だったことは何ですか?
  • 痛風後の保険加入について持病保険のプロに相談したいと思いますか?
ここでは上記の疑問について1つずつ解説していきます。

痛風で生命保険への加入について悩んでいる方は、次にとるべき行動の参考にしましょう。

痛風でも加入できる保険は多いと思いますか?

マネーキャリアのアンケート画像痛風と診断された方が保険商品の加入のしやすさについてどのような認識を持っているのかアンケートで調査しました。

痛風になったあとの保険加入についてどのような意識がありますか?

マネーキャリアのアンケート画像痛風になった後の保険加入についてどのような意識がありますか?

痛風後に保険に加入できましたか?

マネーキャリアのアンケート画像痛風後に保険の加入を検討した方に加入できたかどうか調査を行なった結果です。

加入できた保険の種類を回答してください【加入した方の回答】

マネーキャリアのアンケート画像痛風後に保険に加入できた人の保険の種類の比率をアンケートで調査しました。

痛風後の保険選びで1番大変だったことは何ですか?

マネーキャリアのアンケート画像痛風でも保険に加入できた人に保険選びで一番困ったことのアンケート結果です!

痛風後の保険加入について持病保険のプロに相談したいと思いますか?

マネーキャリアのアンケート画像痛風で保険選びに困った方向けに持病保険のプロに相談したいと思うかアンケートを行なった結果です!

痛風の保険加入に関するよくある質問

痛風の保険加入について、よくある質問と回答を紹介します。


紹介する質問は以下のとおりです。

  • 痛風の人は団体信用保険に入れる?
  • 治療費用にかかる自己負担額はいくら?
  • 痛風で給付金はいくらもらえる?
  • 痛風は持病になる?
  • 保険請求の仕方は?

質問と回答を読み進めることで、痛風の方が加入できる保険や自己負担額、受け取れる給付金などがわかります。


今後に加入する保険を検討する際の参考になるでしょう。

痛風の人は団体信用保険に入れる?

痛風の人が団体生命保険に加入できるかは、症状や治療の状況によって異なります。


痛風でも現在入院はしておらず、尿酸値も安定している場合は団体信用保険に加入できる場合があります。


一方、いま現在入院していたり、尿酸値が不安定だったりする場合には加入できない可能性が高いです。


自分の症状・治療歴で加入できるか事前に知りたい方は保険相談窓口の利用がおすすめです。

治療費用にかかる自己負担額はいくら?

痛風の治療にかかる自己負担額は、通常では保険が適用されて毎月「数千円程度」です。


ただ、痛風は一度通院すれば完治するような病気ではなく、生活習慣の見直しを進めながら長期的に治療を進めることになります。


また、痛風は比較的安価に治療が進められるといっても、入院の場合は約2万円の医療費の支払いが必要になることもあります。


生命保険文化センターによれば、直近の入院時の1日あたりの自己負担の費用は平均20,700円でした。


参考:1日あたりの入院費用(自己負担額)はどれくらい?|生命保険文化センター

痛風で給付金はいくらもらえる?

痛風でいくらの給付金が受け取れるかは、生命保険の契約内容によって異なります。


入院1日につき1万円の給付金を受け取れる医療保険に加入していた場合、痛風の発作が発症して5日間入院すると5万円の給付金を受け取れる計算です。


ただし、特定部位不担保の保険に加入している場合は、痛風による入院は保障されないことがあります。


すでに生命保険に加入している方は、痛風での入院でも保障されるか、1日あたりいくらの給付金が支払われるか事前に確認しましょう。

痛風は持病になる?

痛風は、持病に含まれると判断できます。


そもそも「持病」とは、完治しにくく、長期間かつ慢性的に患っている病気を指す言葉です。


痛風は一度罹患すると完治するということはなく、一生涯の治療や生活習慣の見直しが必要になります。


原因となる高尿酸血症を改善することで発作を減らすことはできますが、持病として生涯付き合うことになるでしょう。

保険請求の仕方は?

保険請求の仕方は保険会社によって異なりますが、主に以下の流れで進めることになります。

  1. 痛風と診断されたら保険会社に連絡する
  2. 保険会社から請求に必要な書類が送付される
  3. 診断書などの必要書類を病院で発行してもらう
  4. 提出書類に不備がないように記載し、保険会社に提出する
  5. 保険会社による給付金支払いの可否が審査される
  6. 審査通過後、指定の口座に振り込まれる
請求用の書類に誤字脱字があると、審査の際に確認の電話がかかってきて思わぬ時間がかかる可能性があります。

少しでもスムーズに給付金を受け取るなら、請求書類に間違いがないことをよく確認してから送付しましょう。

痛風(高尿酸血症)でも生命保険に加入したいならまずはマネーキャリアで無料相談

当記事は痛風(高尿酸血症)の方が生命保険に加入する条件について解説しました。


記事のポイントは以下のとおりです。

  • 生命保険の種類によって痛風の人が加入できる条件が異なる
  • 保険会社によっても痛風の方の加入条件が異なる
  • 痛風でも加入できる保険をお探しなら保険の専門家に相談することが大切

現在は入院していない方、尿酸値が安定している方は、通常の生命保険に加入できる可能性があります。


通常の生命保険の加入が難しい方でも、特定疾病不担保の契約をつけた医療保険や、引受基準緩和型保険には加入できる場合があるので保険加入を諦める必要はありません。


数あるなかからご自身に合う保険を見つけることが大変と感じているなら、保険の専門家であるFPに相談してみましょう。

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