内容をまとめると
- 潰瘍性大腸炎と診断されても、大腸の不担保つきなどで通常の保険に加入できる可能性はある!
- 手術歴、入院歴、年齢に関係なく発症後6ヶ月以内の方は加入がむずかしい
- 潰瘍性大腸炎は保険料が割増になる傾向があるので、保険料が上がらないなら部位不担保でも検討することが大切
- 潰瘍性大腸炎と診断された方で保険加入にお悩みならマネーキャリアの無料加入診断がおすすめ!
保険種類 | 加入可否のめやす |
---|---|
生命保険(医療保険) | 寛解状態が継続すれば加入できる可能性が高くなる 完治後5年以降であれば、加入できる可能性がある |
がん保険 | 潰瘍性大腸炎は大腸癌になる可能性が高いためがん保険に加入が難しい *がんに対する保証を付けたい場合はがん診断特約を付帯できる会社を探しましょう |
引受基準緩和型保険 | ①過去3ヶ月以内に入院や手術、放射線治療を勧められた ②過去1年以内の入院、手術、放射線治療を受けてた ②に該当した場合、加入できない可能性がある |
- 【潰瘍性大腸炎】告知前に準備しておきたいもの
①健康診断書
②人間ドッグの検査結果
③過去、現在の手術状況がわかる診断書
潰瘍性大腸炎になると保険に入れない?潰瘍性大腸炎の加入基準や加入しやすいおすすめの保険について持病保険のプロが解説します。保険会社によって加入基準が違うため1人で保険選びをするのは大変ですよね。そこで今回は一般の生命保険や医療保険、引受基準緩和型保険それぞれの加入のしやすさをわかりやすく解説したので、ぜひ参考にしてください。
この記事の目次
目次を閉じる【潰瘍性大腸炎】生命保険(医療保険)の加入について
- 通常の生命保険や医療保険(がん保険を含む)
- 引受基準緩和型保険
【潰瘍性大腸炎】保険の種類ごとの加入可否のめやす
上であげた3つの保険の加入のしやすさを表でまとめます。
種類 | 加入できる可能性 | 補足 |
---|---|---|
生命保険(医療保険) | 加入できる | 完治後5年以降であれば、加入できる可能性がある *大腸が保障されない部位不担保になる可能性が高い |
がん保険 | 加入しにくい | 潰瘍性大腸炎は大腸がんのリスクがある難病なのでがん保険を引き受けしない保険会社が多い |
引受基準緩和型保険 | 加入しやすい | 保障内容に大腸が含まれる保険を検討するならこちら 保険料が割高 告知項目が少なく加入しやすい |
【潰瘍性大腸炎】生命保険(医療保険)の引受めやす
- 完治後5年以上が経過している人
- 寛解状態が継続している人
- 現在の年齢(50歳以下だと加入が難しくなるケースがある)
- 潰瘍性大腸炎の種類(直腸、脾彎曲部、それ以降)
- 過去に合併症があったか(腸管合併症、腸管外合併症)
- 潰瘍性大腸炎発生後の病状
- 潰瘍性大腸炎で入院したことがあるか
- 投薬・手術の治療内容
引受基準緩和型保険
- 過去3ヶ月以内に入院や手術、放射線治療をすすめられた
- 過去1年以内に入院、手術、放射線治療を受けていた
潰瘍性大腸炎と診断されても保険に加入できる場合があります!
【潰瘍性大腸炎】の合併症の種類ごとの加入
潰瘍性大腸炎が大腸に炎症が起こる難病で原因は特定されていません。口から肛門に炎症が広がるクローン病と合わせて“炎症性腸疾患”または“IBD”(Inflammatory Bowel Disease)と呼びます。
潰瘍性大腸炎は腸管に起こる腸管合併症と、腸管以外の臓器に起こる腸管外合併症があります。
今回はマネーキャリアで問い合わせの多い以下の合併症の保険可否について解説していきます。
- 虹彩炎
- 完治後6ヶ月以上
- 再発のリスクがない
潰瘍性大腸炎と診断されたことのある方の保険の選び方
潰瘍性大腸炎と診断されてどんな保険を選べばいいのかわからない、、
加入しやすい保険を選ぶべき?
保険料が高くても保障は充実させたほうがいい?
こんな悩みを相談される声をよくいただきます。 そこでここでは潰瘍性大腸炎持ちの方の保険の選び方や重視すべき点をわかりやすくまとめていきますので参考にしてください。
①加入しやすい保険で選ばない
潰瘍性大腸炎持ちの方の保険選びのポイントは加入しやすい保険で選ばないことです。潰瘍性大腸炎持ちの方の保険を解説した記事に引受基準緩和型や無告知型保険などを紹介している記事もあります。
しかし、保険は買い切りでなく備えを続けていく買い物です。 そのため加入しやすいからといって「持病があっても入れる保険」という謳い文句につられず一般の保険から検討することがおすすめです。
潰瘍性大腸炎は特に過去の手術内容や症状経過などによって細かく加入基準が設けられています。限定的な保険会社であれば加入できる可能性があります。
持病保険専門の保険代理店や取扱保険会社数の保険会社で加入診断してもらえれば加入しやすい保険が見つかる可能性があります。
②一般の生命保険に加入したいなら限定的な保険を検討する
潰瘍性大腸炎と診断された方でも治療状態や入院歴によって一般の生命保険に加入できる可能性があります。
限定的な保障でも加入を検討した方は加入を検討することがおすすめです。
入院歴6ヶ月以上や寛解状態が継続している方などは一般の生命保険でも加入しやすい傾向にあります。
年齢的な理由(50歳以下は加入がしにくい)や現在の健康状態など潰瘍性大腸炎以外の審査もあり保障が限定される場合もありますが、病状が良好であれば保障が限定的でも加入を検討することが大切です!
③潰瘍性大腸炎の引受基準に詳しい専門家に相談する
潰瘍性大腸炎と診断された方で保険に加入したい方は引受基準に詳しい専門家に相談することをおすすめします。
潰瘍性大腸炎は完治が難しい病気であるため、複数の加入基準を保険会社に見られる傾向高にあります。
潰瘍性大腸炎と診断された方の加入基準 |
---|
現在の年齢(50歳以下だと加入が難しくなるケースあり)、潰瘍性大腸炎の種類、過去の合併症の有無(腸管内、腸管外) 潰瘍性大腸炎発症後の症状、投薬や手術内容 |
持病保険専門のマネーキャリアでは見逃さない保険選びを推進しています!
潰瘍性大腸炎と診断されると保険に加入しにくくなる理由
潰瘍性大腸炎と診断されると通常の保険に加入しにくくなります。理由は、発症期間が長くなると大腸がんになるリスクが高くなるからです。
大腸がんの発生リスクは10年で1.6%、20年で8.3%、30年で18.4%と、診断からの経過年数に比例して、発生率が高くなります。
潰瘍性大腸炎の合併症で起こる症状例
腸管の場合
- 大腸内の大量出血
- 大腸穿孔(大腸内に穴が開くこと)
- 大腸がん(発生から長期期間経過した場合)
腸管外の場合(全身のさまざまな箇所に発生)
- 関節炎
- 静脈血栓
- 肝胆膵
潰瘍性大腸炎で保険に加入できなかった人でも利用できる公的保障制度
潰瘍性大腸炎と診断され通常の保険や引受基準緩和型保険などの民間保険に加入できない方に向け潰瘍性大腸炎の方でも活用できる公的保障制度をまとめます。
「難病医療費助成制度」は潰瘍性大腸炎と診断された方でも利用できる公的保障制度の1つです。
- 各自治体が指定している医療機関で診断を受け許可がおりれば、治療の自己負担額に応じた分が支給される制度です。
お問い合わせの窓口は、お住まいの地域によって異なりますので。詳細については該当する地域にお問い合わせください。
潰瘍性大腸炎の方の保険に関するアンケート調査結果
潰瘍性大腸炎でも加入できる保険は多いと思いますか?
潰瘍性大腸炎になった後の保険加入についてどのような意識がありますか?
潰瘍性大腸炎後に保険に加入できましたか?
加入できた保険の種類を回答してください【加入した方の回答】
潰瘍性大腸炎後の保険選びで1番大変だったことは何ですか?
潰瘍性大腸炎後の保険加入について持病保険のプロに相談したいと思いますか?
よくある質問
潰瘍性大腸炎の給付金や定期保険の更新についてよくある質問をまとめます。
Q保険加入後のもらえる給付金にはどんな種類がありますか?
受け取れる給付金は保険会社や保険の種類によって変わります。
- 入院給付金
- 通院給付金
- 手術給付金
- 難病特約
Q.定期保険に加入しているのですが更新は可能ですか?
潰瘍性大腸炎の保険加入でお悩みならマネーキャリアの無料加入診断がおすすめ!
当記事では糖尿病と診断されても保険に加入できるのか不安な方に向けて
- 検討すべき保険の種類
- それぞれの加入基準
加入できる保険でお悩みなら無料の加入診断がおすすめです!
- 毎月持病保険の専門家同士の勉強会
- 最新の保険の引受基準や病気ごとに必要な保障内容の共有