
「帝王切開後でも保険に加入できる?」
「帝王切開後でも希望の保険に入れるか不安...」
とお悩みではないでしょうか?
結論、帝王切開を経験した方でも保険に加入することは可能です。
実際に当社で行ったアンケート(※)では、帝王切開を経験した方の内、70%の方が帝王切開後に保険に加入できたという結果が出ています。

ただし、保険会社によって加入可否の判断が異なるので注意しましょう。
この記事では、帝王切開後でも条件なしの保険に加入できる基準を紹介します。
帝王切開後でも入りやすい保険の種類や後悔しないための保険の選び方も紹介するのでぜひご覧ください。



この記事の監修者 谷川 昌平 フィナンシャルプランナー
株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー、証券外務員を取得。メディア実績:<テレビ出演>テレビ東京-テレ東「WBS」・テレビ朝日「林修の今知りたいでしょ!」
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この記事の目次
帝王切開後でも保険に加入できる可能性がある

結論、帝王切開後でも保険に加入できる可能性はあります。
ただし、手術からの経過年数や年齢・実後の人数などに条件があるため注意しましょう。
これから、帝王切開後に保険に加入できる条件(各保険会社の傾向)を詳しく解説していきます。
帝王切開後で自分が保険に入れるのか気になっている方はぜひ参考にしてください。
加入可否の基準
帝王切開後に保険に加入する際、加入可否の基準となるのは主に以下の2つです。
- 帝王切開後5年経過している
- 年齢40歳以上・実後人数2人以上である
保険会社 | 審査基準 ◎⁼無条件で加入できる 〇⁼部位不担保 |
---|---|
A社 | 40歳以上 ◎ 実子の人数2人以上 ◎ 39歳以下で実子の人数が1人以下 〇 |
B社 | 45歳以上 ◎ 44歳以下 〇 |
- 最近3カ月以内に、医師から入院もしくは手術をすすめられた
- 過去2年以内に、病気やけがによる入院もしくは手術をした
- 過去5年以内に、がん・肝硬変・統合性失調症などの診察や治療を受けた
帝王切開後の保険の選び方を解説

帝王切開を経験された方向けの保険の選び方や重視する点について詳しく説明していきます。
今回紹介する選び方は以下の3つです。
- 複数の保険会社の保険を検討する
- 加入できない場合は部位不担保・引受基準緩和型保険の保険を検討する
- 保険の専門家(FP)に相談する
複数の保険会社の保険を検討する
まず、複数の保険会社の保険を検討することが大切です。
なぜなら、帝王切開後の保険への加入基準は、保険会社によって異なるからです。
例えば、同じ帝王切開後の女性でも「A社の保険には入れないがB社の保険には入れる」というケースは多くあります。
そのため、必ず1つの保険会社ではなく複数の保険会社の保険を検討しましょう。
加入できない場合は部位不担保・引受基準緩和型保険の保険を検討する
いくつかの保険会社をあたっても加入が難しい場合は、条件付きの保険や引受基準緩和型保険を検討することもおすすめです。
2つの保険の特徴は以下の通りです。
条件付きの保険 (部位不担保) | 引受基準緩和型保険 | |
---|---|---|
特徴 | 特定の部位以外は 通常の保障が受けられる | 告知項目が少なく 加入条件が緩い |
保障内容 | 限定的 (帝王切開に関わる 保障は受けられない) | 通常の保険と同様 (帝王切開に関わる 保障も受けられる) |
保険料 | 通常の保険と同様 | 割高 |
部位不担保だと帝王切開に関わる保障が一定期間受けられなくなりますが、その他の部位は通常通りの保障を受けることが可能です。
ただし、次の出産を踏まえて帝王切開に関わる保障も受けたい場合は、引受基準緩和型保険を検討するのも1つの手です。
引受基準緩和型保険は、病歴や手術歴などをお持ちの方向けの保険で、加入条件が緩く入りやすい保険となっています。
ただし、その分保険料が割高になっているので注意してください。
- 「本当に入れる保険がないのか知りたい」
- 「どちらの保険に入れば良いのかわからない」
という方は、次に紹介する保険の専門家(FP)に相談するのがおすすめです。
保険の専門家(FP)に相談する
入れる保険を手っ取り早く探したい方やどんな保険に入ればいいのかわからない方は、保険の専門家(FP)に相談することもおすすめです。
保険の専門家(FP)なら、あなたの年齢や実後の人数などを踏まえて、各保険会社の加入条件を調べ、入れる保険を探してもらえます。
また、適切な保険の選び方もアドバイスしてもらえるので、「よくわらかず保険を契約してしまい損をした」という事態を防止しやすくなります。
少しでも不安がある方は、保険の専門家(FP)に相談してみましょう。
帝王切開後に保険に加入しにくくなる理由

帝王切開後に保険に加入しにくくなる理由は、以下のとおりです。
- 子宮破裂の可能性がある
- 今後妊娠した場合に帝王切開になる可能性が高い
- 術後の合併症が多い
帝王切開は保険適用!保険がおりる可能性もあり

帝王切開などの異常分娩では入院費や手術費は保険で適応されます。
帝王切開にかかる費用は以下の通りです。
種類 | 費用 |
---|---|
予定帝王切開 | 約20万円 |
緊急帝王切開 | 約22万円 |
ただし出産したお子さんの検査代や入院費用、マタニティグッズ費用、入院中の食費などは保険適応外となるため注意しましょう。
保険適応外の部分の費用は購入する物や数にもよりますが、10万円~15万円辺りが目安になります。
その他に金銭面で正常分娩と異なる点としては、帝王切開では民間の医療保険も適応されます。
民間の医療保険に加入している場合には給付金がおりる可能性があるため、保険内容を確認しましょう。
帝王切開後の保険に関するアンケート結果






帝王切開後の保険加入でよくある質問

- 帝王切開に備える保険でおすすめはありますか?
- 帝王切開後でも一般の保険に入れますか?
- 保険加入後に帝王切開をしても給付金はもらえますか?
帝王切開に備える保険でおすすめはありますか?
帝王切開に備えられる保険には多くの種類があります。
代表例は医療保険ですが、さらに女性疾病特約をつけるのがおすすめです。
女性疾病特約をつけることで医療保険の給付金にさらに上乗せした給付金を受け取れる可能性があるためです。
また、女性疾病特約は帝王切開以外にも女性特有の病気の入院や手術にも対応しているのでぜひ検討してみてください。
帝王切開後でも一般の保険に入れますか?
帝王切開後でも一般の保険に入れる可能性は高いです!
しかし保障に制限がある場合があります。
例えば、保険料は通常どおりですが部位不担保がつくことがあります。
保険に加入できたが保険料が高く、保障は手薄という状態にならないよう、加入前に保険の専門家(FP)に相談しながら保険を探すことが大切です。
保険加入後に帝王切開をしても給付金はもらえますか?
保険加入後に帝王切開をした場合は給付金を受け取ることができます。
医療保険に加入している方が帝王切開をした場合、基本的に以下の給付金を受け取れます。
- 入院給付金:入院したときに給付される
- 手術給付金:手術(帝王切開)したときに給付される
ただし、受け取れる額は加入している保険や保障内容によって異なるため、いくらぐらい自己負担額が減るのか自分で確認しておきましょう。
帝王切開後の保険の加入でお悩みならマネーキャリアに無料相談
- 帝王切開後でも保険に加入できる可能性は高い
- 帝王切開から5年以上経過していれば、通常の生命保険や医療保険に加入できる可能性が高い
- 加入基準は保険会社によって異なるため、複数の保険会社を比較検討することが重要
- 引受基準緩和型保険は帝王切開後でも加入しやすいが、保険料が割高になる可能性がある
- 帝王切開後の保険選びでは、加入しやすさだけでなく保障内容や保険料のバランスを考慮することが大切
- 保険に詳しい専門家(FP)に無料で相談できる
- 加入しやすい保険を徹底的に探してもらえる
- 時間や場所を選ばずオンラインで相談可能