
「帝王切開後でも保険に加入できる?」
「帝王切開後でも希望の保険に入れるか不安...」
とお悩みではないでしょうか?
結論、帝王切開を経験した方でも保険に加入することは可能です。
実際に当社で行ったアンケート(※)では、帝王切開を経験した方の内、70%の方が帝王切開後に保険に加入できたという結果が出ています。
ただし、保険会社によって加入可否の判断が異なるので注意しましょう。
この記事では、帝王切開後でも条件なしの保険に加入できる基準を紹介します。
帝王切開後でも入りやすい保険の種類や後悔しないための保険の選び方も紹介するのでぜひご覧ください。
※調査期間:2024年10月18日~2024年10月21日/調査方法:クラウドワークス調査人数:100名※2024年12月時点


▼この記事がおすすめな人
- 過去に帝王切開を受けていて保険に加入できるか不安な方
- 帝王切開後の保険の選び方ポイントを知りたい方
- 帝王切開で保険に加入しにくくなる理由が知りたい方

この記事の監修者 谷川 昌平 フィナンシャルプランナー
株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー、証券外務員を取得。メディア実績:<テレビ出演>テレビ東京-テレ東「WBS」・テレビ朝日「林修の今知りたいでしょ!」
>> 谷川 昌平の詳細な経歴を見る
この記事の目次
帝王切開後でも保険に加入できる可能性がある

結論、帝王切開後でも保険に加入できる可能性はあります。
ただし、手術からの経過年数や年齢・実後の人数などに条件があるため注意しましょう。
これから、帝王切開後の保険への加入条件と加入できない場合の対処法について解説していきます。
帝王切開後で自分が保険に入れるのか気になっている方はぜひ参考にしてください。
加入可否の基準
帝王切開後に保険に加入する際、加入可否の基準となるのは主に以下の2つです。
- 帝王切開後5年経過している
- 年齢40歳以上・実後人数2人以上である
保険会社 | 審査基準 ◎⁼無条件で加入できる 〇⁼部位不担保 |
---|---|
A社 | 40歳以上 ◎ 実子の人数2人以上 ◎ 39歳以下で実子の人数が1人以下 〇 |
B社 | 45歳以上 ◎ 44歳以下 〇 |
- 最近3カ月以内に、医師から入院もしくは手術をすすめられた
- 過去2年以内に、病気やけがによる入院もしくは手術をした
- 過去5年以内に、がん・肝硬変・統合性失調症などの診察や治療を受けた
帝王切開後の保険の選び方を解説

帝王切開を経験された方向けの保険の選び方や重視する点について詳しく説明していきます。
今回紹介する選び方は以下の3つです。
- 加入しやすい保険で選ばない
- 限定的な保障を検討する
- 帝王切開後の引受基準に詳しい専門家に相談する
加入しやすい保険で選ばない
帝王切開を経験した方でも、保険は加入しやすさで選ばないようにしましょう。
なぜなら、加入しやすい保険は保険料が割高なケースが多いからです。
帝王切開後は引受基準緩和型や無告知型保険しか加入できないと書かれている記事もあります。
しかし必ずしも通常の保険に加入できないわけではありません。
そのため、最初から引受基準緩和型や無告知型保険を選ぶ必要はありません。
まずは自分が加入できる保険があるのかを知るために、保険の無料相談をしてみることがおすすめです。
限定的な保障を検討する
今後妊娠する予定がない、妊娠以外を保険で備えたいという方は、限定的な保障を検討することもおすすめです。
帝王切開を1度経験すると、次妊娠した場合も帝王切開になる可能性が高いため、保険会社は妊娠の保障を限定的にする場合があります。
しかし妊娠以外の保障を受けたい方であれば限定的な保証でも問題ありません。
帝王切開後だからと、保険料が高い保険に加入するのではなく、保障が限定的でも一般の保険の加入を検討することも大切です。
保険の専門家(FP)に相談する
保険の専門家(FP)に相談することもおすすめです。
なぜなら、帝王切開を経験した方の加入可否や引受基準は、保険会社ごとに異なるためです。
保険会社ごとの引受基準を把握することで、保険を探す際に、より効率的に複数の保険会社、保険商品を比較することが出来ます。
インターネットなどを使って自分で調べることもできますが、複数の保険会社や保険商品を1人で確認することは難しいため、マネーキャリアのような保険相談窓口を利用することがおすすめです。
帝王切開後に保険に加入しにくくなる理由

帝王切開後に保険に加入しにくくなる理由は、以下のとおりです。
- 子宮破裂の可能性がある
- 今後妊娠した場合に帝王切開になる可能性が高い
- 術後の合併症が多い
帝王切開は保険適応!保険金がおりる可能性もあり
帝王切開などの異常分娩では入院費や手術費は保険で適応されます。
帝王切開にかかる費用は以下の通りです。
種類 | 費用 |
---|---|
予定帝王切開 | 約20万円 |
緊急帝王切開 | 約22万円 |
ただし出産したお子さんの検査代や入院費用、マタニティグッズ費用、入院中の食費などは保険適応外となるため注意しましょう。
保険適応外の部分の費用は購入する物や数にもよりますが、10万円~15万円辺りが目安になります。
その他に金銭面で正常分娩と異なる点としては、帝王切開では民間の医療保険も適応されます。
民間の医療保険に加入している場合には保険金がおりる可能性があるため、保険内容を確認しましょう。
帝王切開後の保険に関するアンケート結果






帝王切開後の保険加入でよくある質問

- 帝王切開に備える保険でおすすめはありますか?
- 帝王切開後でも一般の保険に入れますか?
- 保険加入後に帝王切開をしても給付金はもらえますか?
帝王切開に備える保険でおすすめはありますか?
帝王切開に備えられる保険には多くの種類があります。
代表例は医療保険ですが、さらに女性疾病特約をつけるのがおすすめです。
女性疾病特約をつけることで医療保険の給付金にさらに上乗せした給付金を受け取れる可能性があるためです。
また、女性疾病特約は帝王切開以外にも女性特有の病気の入院や手術にも対応しているのでぜひ検討してみてください。
帝王切開後でも一般の保険に入れますか?
帝王切開後でも一般の保険に入れる可能性は高いです!
しかし保障に制限がある場合があります。
例えば、保険料は通常どおりですが部位不担保がつくことがあります。
保険に加入できたが保険料が高く、保障は手薄という状態にならないよう、加入前に保険の専門家(FP)に相談しながら保険を探すことが大切です。
保険加入後に帝王切開をしても給付金はもらえますか?
保険加入後に帝王切開をした場合は給付金を受け取ることができます。
医療保険に加入している方が帝王切開をした場合、基本的に以下の給付金を受け取れます。
- 入院給付金:入院したときに給付される
- 手術給付金:手術(帝王切開)したときに給付される
ただし、受け取れる額は加入している保険や保障内容によって異なるため、いくらぐらい自己負担額が減るのか自分で確認しておきましょう。
帝王切開後の保険の加入でお悩みならマネーキャリアに無料相談
- 帝王切開後でも保険に加入できる可能性は高い
- 帝王切開から5年以上経過していれば、通常の生命保険や医療保険に加入できる可能性が高い
- 加入基準は保険会社によって異なるため、複数の保険会社を比較検討することが重要
- 引受基準緩和型保険は帝王切開後でも加入しやすいが、保険料が割高になる可能性がある
- 帝王切開後の保険選びでは、加入しやすさだけでなく保障内容や保険料のバランスを考慮することが大切
- 保険に詳しい専門家(FP)に無料で相談できる
- コスパの良い保険を見つけられる
- 時間や場所を選ばずオンラインで相談可能