【2024年】4人家族の光熱費の平均はいくら?冬の平均は?【一戸建て・マンション】のサムネイル画像
4人家族の平均的な光熱費は、どれくらいかご存じでしょうか。

季節や住居のタイプによって光熱費の負担も変わり、冬の方が光熱費が高くなっているということもあります。

ここでは、4人家族の光熱費の平均額について、実際のデータをもとに解説しながら、これからも高騰が予測される電気代やガス代の節約方法についても紹介していきます。

▼この記事を読んで欲しい人
  • 4人家族で光熱費を少しでも抑えたいと思っている人
  • 4人家族の夏と冬の光熱費の平均額がどれくらいなのか知りたい人
  • 電気代やガス代の節約方法を知りたい人
監修者「井村 那奈」

監修者 井村 那奈 フィナンシャルプランナー

ファイナンシャルプランナー。1989年生まれ。大学卒業後、金融機関にて資産形成の相談業務に従事。投資信託や債券・保険・相続・信託等幅広い販売経験を武器に、より多くのお客様の「お金のかかりつけ医を目指したい」との思いから2022年に株式会社Wizleapに参画。
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この記事の目次

4人家族の光熱費の平均額一覧表【2024年更新】

4人家族の光熱費の平均は、以下の通りです。


光熱費の一覧
電気料金ガス料金
19,941円
6,975円
12,922円
3,946円


光熱費は夏と冬で大きく料金が変わります。


また、住居が一戸建てかマンションかによっても、光熱費に影響する場合があります。


そのため、光熱費の平均を参考にしながらも、自分の家計に合った理想の光熱費を目指すことが大切です。


とはいえ、「なかなか家計の節約がうまくいかない」「実際他の家って光熱費にどれくらいかかっているのかな」とお悩みの方もいるかと思います。


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冬の一戸建て・マンションの4人家族の光熱費の平均額はいくら?

まず、一戸建てとマンションの住まいの違いによる電気代の使用料平均は、以下の通りです。


電気代平均月額
一戸建て8,546円
マンション6,477円


参照:日本生活協同連合会の「電気・ガス料金調査」


ここからは、冬における一戸建て・マンションそれぞれの4人家族での光熱費を紹介していきます。


実際の平均料金を知って、ご自身のご家庭とどれくらい差があるかを考えてみてください。

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冬の一戸建て・マンション4人家族の電気代の平均は?

2022年9月から大手各社で電気代が値上がりし、冬の電気代で打撃を受けた人も多かったのではないでしょうか。


そんななか、2023年9月分からは大手10社中8社が値上げを行っており、毎年の冬の電気料金が気になるところですよね。


まずは、一戸建てとマンションでは、電気の使用料に違いがありますので確認してみましょう。


東京都環境局公式サイト「平成26年度東京都家庭のエネルギー消費動向実態調査 報告書」を見ると、一戸建てとマンションの1か月あたりの平均的な電気の使用量の違いを知ることができます。

平均的な電気の使用量1戸建て(kWh/月)マンション(kWh/月)
単身者219186
2人家族331272
3人家族386313
4人家族436316

このように、使用する電気の量を一戸建てとマンションで比較すると、一戸建てての方が電気の使用量も多く、電気代が高くなることに結びつくことになるのです。


2022年5月~2023年4月の4人家族における電気代の平均は、総務省統統計局 家計調査「家計収支編 二人以上の世帯」によると、1か月あたり14,849円となっています。


また、家族が増えるごとに電気代は高くなり、2023年1月~3月における冬の電気代は以下のようになっていました。

1~3月の電気代平均金額
単身者9,340円
2人家族15,577円
3人家族18,356円
4人家族19,941円
5人家族21,763円

一戸建てとマンションでは、使用する電気量に違いがあり、電気代が高くなる冬の期間は特に電気代の差が顕著に出ることがあります。


寒く日照時間が短い冬は、電気代に大きく影響が出るので、電気代の節約には気を配る必要があると言えるでしょう。

冬の一戸建て・マンション4人家族のガス代の平均は?

2022年1月~3月の平均的なガス代は、総務省統計局「家計調査 家計収支編」によると、4人家族では5,427円となっています。

1~3月のガス代平均金額
独身者3,331円
2人家族4,900円
3人家族5,555円
4人家族5,427円
5人家族5,506円

なかでも冬は、暖房器具や給湯器の使う頻度の高くなる冬は、ガス代も高くなりがちで、2022年1月~3月における季節ごとのガス代は2人以上の世帯で平均6,975円となっていました。
2022年季節ごとのガス代金額
1月~3月6,975円
4月~6月5,828円
7~9月3,704円
10~12月4,522円

また、戸建てとマンションでは、マンションの方がガス代が高くなる傾向にあり、特に関西電力「ガス料金平均額」を見て見ると、ガス代の平均はマンション(集合住宅)の方が高いことがわかります。
住居形態金額
一戸建て6,278円
マンション4,080円

2023年1月から大手ガス会社の値上がりに対して、政府の補助が出ていましたが、2024年5月分からは補助が段階的に少なくなり、今後のからのガス代は高くなっていく予定です。

電気代と合わせてガス代も高くなってしまう冬は、家計にとって大きな負担となりますので、節約を心掛けた方がよさそうですね。

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夏の一戸建て・マンションの4人家族の光熱費の平均額はいくら?


ここからは、一戸建てとマンションの4人家族の夏の光熱費の平均額についてお話していきます。


夏はエアコンを使用することから、光熱費が高くなりがちだと考えている人は多いのではないでしょうか。


前述の4人家族における冬の光熱費の平均では、意外にもエアコン代がかさむ夏よりも冬の方が電気代が高くなっていることに気づくことができます。


夏こそ電気代の節約が必要と思っている人は、ぜひ実際の平均的な料金を知り、冬の光熱費節約の大切さを知って欲しいと思います。

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夏の一戸建て・マンション4人家族の電気代の平均は?

総務省「家計調査 世帯人員別」で世帯別に見てみると、2022年7月から9月の電気代の平均は以下のとおりでした。

2022年7月~9月電気代の平均
単身者6,418円
2人家族10,446円
3人家族12,062円
4人家族12,922円
5人家族14,038円

猛暑が続く夏場は、エアコンが必須であるため、自宅にいればいほど電気料金が上がってしまいますよね。


夏場の電気代を見てみると、2人家族以降は大きな変化がありませんが、戸建ての方がマンションよりも電気代が高くなる傾向にあり、エアコンを使う頻度が高い夏場は電気代が高くなりがちです。


特に、木造の戸建て住宅は電気代が特に高くなってしまうので、マンションから戸建てに引っ越すと驚いてしまう人も多いようです。


オール電化にした場合は、ガスの使用料はなくなるものの、電気代が高くなり、電気代の高騰を実感している人が多くなっています。


2022年1月の電気代をピークに、徐々に安定しだした電気代ですが、2023年10月以降、電気代の値上がりが報道されているため、電気代には敏感になってしまいますね。

夏の一戸建て・マンション4人家族のガス代の平均は?

総務省「家計調査 世帯人員別」では、2023年7月の世帯別におけるガス代の平均は、以下のようになっていました。

2023年7月ガス代の平均
2人家族3,798円
3人家族4,391円
4人家族3,946円
5人家族3,872円
6人家族以上4,616円
2023年7月の平均的なガス代は3,999円となっており、4人家族だと平均に近いガス代であると言えるでしょう。

寒い冬場のガス代に比べて夏の方が負担が減りますが、プロパンガスと都市ガスの違いも大きく影響します。

一戸建てではプロパンガスを使用している家庭もあり、都市バスの2分の1の量ですむという特徴があります。

しかし一方で、プロパンガスは都市ガスとは違って自由料金の設定となっているので、ガスの使用量は少ないのに、ガス代が高いという一戸建ての家庭は、プロパンガスの料金が都市ガスの2倍以上に設定されている可能性があるのです。


これからもガス代が上がることが考えられるので、引っ越し先や現状の家計を見直したい人は、ガス代の節約方法を考えてみるべきだと言えるでしょう。

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4人家族の光熱費は一軒家の方がマンションよりも高くなりやすい


4人家族の光熱費は、住居が一戸建てかマンションかによって差が出てしまうことが多くあり、一軒家の方が高くなりやすい傾向にあります。


2019年9月の日本生活協同組合連合会「電気・ガス料金調査」では、住宅別の電気料金の違いを知ることができるので、ぜひ参考にしてみてください。


一戸建ての光熱費がマンションより高くなる理由として以下の3つが考えられます。

  • 建物の気密性がマンションより劣っている
  • 専用面積がマンションより広いことが多い
  • 賃貸マンションだと光熱費以外の費用がかかる場合もある
これからマイホームを検討しているや、引っ越しを予定している人は、一戸建てとマンションの違いをぜひ確認しておいてください。

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建物の気密性がマンションよりも劣っているため

鉄筋コンクリートで作られたマンションの壁は、隙間がないため断熱効果があり気密性に優れています。


部屋の中に広がった暖かい空気や冷たい空気が外に逃げにくくなるため、電気やガスなどの光熱費が一戸建てに比べて低く抑えられています。


しかし、一戸建ては木造住宅が多く、室内の空気が外に漏れてしまうので、マンションと比べると気密性に劣っていると言われているのです。


鉄筋でつくられた一戸建てなら、マンションと同等の気密性が期待できますが、一戸建てで契約しているンペア数高くなっているため、やはり基本料金の単価による違いが出てきてしまいます。


また、一戸建ての場合、夏場は屋根が直射日光で高い熱を持ち、木造の良さである熱の伝わりが仇となり、室内の気温が上がってしまいます。


夏場はマンション以上に室内の気温が上がってしまうため、一戸建ての方が電気代が高くなることに繋がるのです。

専有面積がマンションよりも広いことが多いため

4人家族がなると、3LDKが一般的なマンションより、将来的な部屋数を考えると4LDKや5LDKなどの一戸建てを検討する人も多いことでしょう。


しかし、部屋数が増えるとエアコンを設置する必要性があり、結果として家族1人1人が自室でエアコンを使って電気代が上がってしまうということがあります。


マンションに比べて一戸建ては天井も高く、広い空間を確保している魅力がありますが、その専有面積の気温を一定に保つためには、電気代やガス代が高くなってしまうのです。


また冷房や暖房器具だけでなく、照明器具が多くなることも一戸建ての特徴です。


玄関先にある外灯で長時間電気を使うなども、一戸建ての光熱費が上がりやすくなっている理由だと言えるでしょう。

賃貸マンションの場合は光熱費以外の費用が重くなるかも

マイホームを購入せず、賃貸マンションに住むことを検討しているなら合、電気やガスなど光熱費以外の費用が発生してしまうことを覚えておきましょう。


マンションを購入し、エントランスやエレベーターなどの共有部分があると、点検や修繕などのために管理費が必要となります。


戸数が多いマンションなら、一戸あたりの負担は軽減されますが、賃貸マンションの場合は、戸数も少ないため管理費が高く設定されていることが考えられるのです。


「マンションは気密性に優れて光熱費が安くなる」


そう思って賃貸マンションを選ぶと、管理費や修繕費を積み立てなければならず、結果として戸建ての光熱費と同じくらい、もしくはそれ以上の負担が発生することもあるので、覚えておきましょう。

「光熱費を適切に管理したい」

「光熱費以外も生活費自体が余裕がない」


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【電気代編】4人家族の光熱費を節約する方法


ここからは、4人家族の光熱費を節約する方法について、【電気代編】と【ガス代編】に分けてお話していきます。


まずは【電気代編】です。


高騰している電気代は、現在落ち着きを見せていますが、またいつ料金が改訂されてしまうか心配ですよね。


一戸建てでもマンションでも、光熱費の大部分を占める電気代は、少しでも安くなるように日頃から節約を心掛けておく必要があります。

  • 電気代が高くなる家電を確認する
  • エアコンの設定温度を適切におこなう
  • 省エネ家電に買い替える
  • 家電のつけっぱなし・開けっ放しを少なくする
  • 新電力に乗り換えて基本料や使用料を下げる
  • 契約アンペア数を見直して適切に変更する
これらは、電気代を節約することに大変役に立ちますので、ぜひ各項目をチェックして、該当する項目があれば、光熱費の節約にチャレンジしてみてください。

「毎月の光熱費の請求額にビクビクしている」

「うまく節約してよい暮らしがしたい」


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電気代が高い家電を確認しよう

生活をしていく中で、電気代が高い家電はどんなものがあるかご存じでしょうか。


電気を多く使う家電の使用を、少し減らすだけで大きく節電できるようになるので、ぜひチェックしておきましょう。

  • エアコン
  • 洗濯乾燥機
  • 食器洗い乾燥機
  • 冷蔵庫
  • テレビ
  • 照明器具
テレビや照明器具のつけっぱなしなどに気をつけるだけでなく電気使用量の多い洗濯乾燥機や食器洗い乾燥機は、契約プランを確認して電気代が安くなる時間帯に使用することで、節電に繋がります。

4人家族では冷蔵庫を開く回数が増えてしまいますが、できるだけその回数を減らしつつ、物を詰め込みすぎないように気をつけていれば、冷蔵庫の大きさに関係なく節電効果が表れます。

そのためには、電気代の契約は、生活のペースに合わせたプランに見直すことが大切で、電気料金が安くなる時間をよく確認しておくことがおすすめです。

エアコンの設定温度を気にする

電気代が高くなる原因の1つとしてエアコンがありますよね。


夏と冬は特に電気代が気になるので、できれば節電したいと思っている人も多いことでしょう。

  • 夏場は28度に設定する
  • 冬場は20度に設定する
エアコンの設定温度をこのように設定することで、大きく節電が可能となります。

夏場の28度設定は暑いという人なら、扇風機やサーキュレーターを使用することもエアコンの節電効果に繋がります。

「暑すぎてエアコンの効きが悪い」といって設定温度を下げる人を多く見かけますが、その場合はエアコンのフィルターの掃除や、室外機の周囲に熱を持つようなものを置いていないかなどチェックしてみてください。

少しでも光熱費を抑えたいと考えている人には、エアコンの節電が効果的ですので、ぜひ試してみてくださいね。

省エネ家電に買い替える

家の中にある家電は、いつ頃購入したものでしょうか。


冷蔵庫やテレビ、洗濯機やエアコンなど、日頃からよく使う家電は、10年前と比べて低い電力で使用できる省エネ仕様となっており、電気代を半分くらいまで軽減することができます。


家電を買い替えると大きな出費となりますが、省エネ効果によって結果として得になるということが考えられるのです。


また室内の照明を白熱電球にしていると、電気代が高くなってしまいます。


LEDに変えるだけで、80%程度の電気代を抑えることが可能です。


4人家族で人数が多い分、家族で使用する電気代も増えてしまいますよね。


電気代を少しでも安くなるように家計を見直したいなら、省エネ効果のある家電や節電方法を検討してみてはいかがでしょうか。

家電のつけっぱなし、開けっ放しを少なくする

冷蔵庫の開けっ放しや、トイレ・お風呂の電気がつけっぱなしなど、よく見かける4人家族も多いのではないでしょうか。


YouTubeを見ていてテレビをつけっぱなしで寝てしまった・・・

エアコンをつけているのにドアを開けっぱなしにしてしまった・・・


日常でよく見かけるこれらの行動は、光熱費をどんどん上げてしまう原因となっています。


どんなに節電効果のある家電を取り入れても、室内の冷気や暖気を外に逃がしてしまい、常にエアコンはフル稼働している状態となってしまうのです。


「これくらい大丈夫」と思っても、4人家族全員が同じことをしてしまうと、電気代を抑えることができず光熱費の負担が大きくなってしまいます。


電気を切ったり、ドアを閉めることは、日頃から気をつけていれば不可能なことではないので、節電に向けて家族で話し合ってみてくださいね。

新電力に乗り換える

生活の中で、どれだけ節電を心掛けても、電気の基本料金が高ければ思ったように光熱費を抑えることはできません。


最近では、どんどん基本料金の安い電力会社が増えてきているので、更なる節電を期待したい人には、新電力への乗り換えがおすすめです。

新電力会社基本料金特徴
Looop電気50Aの場合:0円30分ごとに単価が変動するプラン
新日本エネルギー東京電力エリア/50A:1,278円電力使用量に関係しない固定料金
HTBエナジー東京電力エリア/50A:550円120kWh未満の料金が安い

電気をよく使う時間帯や、電力の使用量に合わせて基本料金や契約プランを比較してみることで、光熱費を大きく抑えられるようになることがありますよ。

契約アンペア数を変更する

4人家族だと40~50アンペアほどで電気契約を結んでいることが一般的だと言えます。


契約アンペアが少ないと、家電を複数使うことでブレーカーが落ちてしまうこともあり、日常生活で不便な思いをしてしまうこともあるでしょう。


一方で、契約アンペアを無駄に大きくしてしまうと、基本料金が高くなり節電効果を十分に発揮できなくなってしまいます。


東京電力の『電気機器のアンペアの目安』を見てみると、ドラム式洗濯乾燥機なら選択時は2Aですが乾燥時は13A、掃除機では弱なら2A、強なら10Aとなっています。


節電を実施しながら、生活のリズムに合わせて契約アンペアを変更すると、電気の使用量が減るだけでなく基本料金も節約できるので、契約内容は必ず確認すべきだと言えるでしょう。

【ガス代編】4人家族の光熱費を節約する方法


大きな値上がりを感じにくいとはいえ、ガス代も補助金によって軽減されています。


しかし、徐々に補助金がなくなっていくためガス代の値上がりに備えておいた方が良いと言えるのです。


では、ガス代の節約はどのようにすればよいのか。


4人家族の場合、家族それぞれに都合や予定があると思いますが、以下のようなポイントを少し見直すだけでガス代の節約に効果を発揮します。

  • お風呂の追い焚きやシャワーの回数を減らす
  • 洗い物の際のお湯の温度を下げたり、料理の際に火力を強くし過ぎない
  • ガス会社の契約を見直す
  • オール電化にする
近頃、オール電化の家庭も増えてきましたが、一時的に大きな費用が発生してしまいます。

まずは日頃からガスの節約を、4人家族みんなで考えておくことから始めてみてはいかがでしょうか。

お風呂の追い焚きやシャワーの回数を減らす

4人家族だと、それぞれに予定があるためお風呂に入る時間もバラバラになりがちではないでしょうか。


特に冬のお風呂はすぐに冷えてしまうため、家族が入るたびに追い炊きをしているという家庭もきっと多いですよね。


お風呂の追い炊きは意外と多くガスを多く消費するため、お湯が冷めてしまわないうちに家族が続けてお風呂に入ることが光熱費を抑えるコツとなります。


もちろん追い炊きをするときは、湯舟のフタをするようにしておきましょう。


また、なかにはシャワーが好きな方もいらっしゃいますが、シャワーを出しっぱなしで洗髪や体を洗うのはガス代が上がる原因の1つです。


シャワーを調節できるシャワーホースも販売されているので、検討してみてはいかがでしょうか。

洗い物の際のお湯の温度を下げたり、料理の際に火力を強くし過ぎない

冬場によく使うお湯は、温度を1~2度下げるだけで、ガス代の節約に繋がります。


たとえば、40度に設定しているなら38度まで温度を下げるだけで、ガス代を抑えることができるのです。


また、調理の際に使用するガスの火力は、炎が鍋の底をはみ出るほどの火力を使用しないなど、少しの心がけで光熱費の負担が軽減されます。


契約プランによっては、ガスでお湯を沸かすより電気ケトルやIH卓上コンロなどの方が、ガス代よりも安くなる時間帯もあります。


熱を逃がさないように落し蓋をしたり、仕切り付きのフライパンを使ったり、時短と節電を同時に行える調理方法を試してみるという方法もありますね。

ガス会社の契約を見直す

ガスの使用量を気をつけていても、なかなかガス代が下がらないという人は、契約しているガス会社を変更するという方法もあります。


家族でガスの制限をしすぎると、それぞれに窮屈な生活となってしまうことも考えられるのです。


最近は、電気とガスがセットとなった契約をすると光熱費の負担が軽減できることも多くなってきました。


割引率や基本使用料、初期費用なども比較したうえで、生活サイクルに合わせた無駄のない契約プランに変更することができます。


ガス会社の契約見直しでは、現在契約しているガス会社から新しいガス会社への引継ぎもガス会社がおこなってくれるので、面倒な手続きはありません。


生活の中での節約だけでなく、契約自体を見直してみるという方法も視野に入れてみてはいかがでしょうか。

オール電化にする

光熱費の削減を考えるなら、思い切ってオール電化にしてしまう方法があります。


電気の契約では、夜間や早朝、日中など選択した時間帯は使用量が安くなっているプランが多々あります。


たとえば、エコキュートなら電気代の安い夜間にお湯を沸かして翌日にお湯を使用するという方法で、電気代を節約することができるのです。


節約に繋がる電気契約を結んだうえで、オール電化にすると光熱費の支払いを一本化できることから基本料金の節約に繋げることができるのです。


オール電化へ移行するにあたり、初期費用や新たな機器の購入で一時的な負担は大きくなってしまいますが、上手な電気の使い方を心掛けることで、これからの光熱費を抑えられる期待が持てることでしょう。

4人家族で光熱費が高くなりやすい一戸建て・マンションの特徴


光熱費
への影響として考えるなら、次の4つがポイントです。

  • 家の広さ
  • 設備
  • 使い方
  • 基本料金
一戸建ての場合、マンションに比べて家が広くなるため、光熱費が高くなってしまう傾向にあります。

また、年数が経過した家電は、電気代が上がる原因ともなっており、省エネ対応のエアコンでなければ、いくら気密性の高いマンションであっても電気代は上がってしまうのです。

また、部屋数の多い一戸建ての場合、4人家族が持つ各部屋にエアコンを設置することで、部屋数の限られるマンションに比べて高くなる傾向にあります。

契約プランによっては電気やガスの使用料が安くなる時間帯などもあり、上手に節約を心掛けると、一戸建て・マンションともに光熱費の削減が可能です。

一戸建てとマンションでは、光熱費の節約方法に大きな差はありません。

なかなか光熱費が下がらないという場合は、一度電気やガスの契約内容を確認し、料金プランを見直してみることも、節約方法の1つです。

まとめ:【2024年】4人家族の光熱費の平均はいくら?冬の平均は?【一戸建て・マンション】

物価の高騰で家計の見直しを考えている人は多くなってきています。


まずは生活の基本となる光熱費から考えてみようと思っているなら、一戸建てやマンション、夏や冬の季節の違いによる光熱費の差などを、よく知って自分の生活に合った方法で電気会社やガス会社と契約を結ぶことが大切です。


電気やガス代について、4人家族の光熱費と平均を比較しながら、ぜひ節約を意識して光熱費の負担を減らすことにチャレンジしてみてください。

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