
- 結論、60歳で資産2億円ある場合におすすめの資産運用方法はNISAや投資信託、債券投資などです。
また、資産運用を始める前は、リスク分散や商品の選び方などのポイントを抑えることが大切です。
内容をまとめると

監修者 井村 那奈 フィナンシャルプランナー
ファイナンシャルプランナー。1989年生まれ。大学卒業後、金融機関にて資産形成の相談業務に従事。投資信託や債券・保険・相続・信託等幅広い販売経験を武器に、より多くのお客様の「お金のかかりつけ医を目指したい」との思いから2022年に株式会社Wizleapに参画。
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この記事の目次
60歳老後資産2億円の生活レベルとは
60歳で老後資産2億円を持つ場合、一般的な老後生活と比べて余裕のある生活を送ることができます。
具体的な生活レベルを生活・医療・娯楽の観点からまとめると以下のようになります。
分野 | 可能な生活レベル |
---|---|
住居 | 都心部の高級マンションや一戸建てに住める、リフォームや住み替えも自由 |
食事 | 高級レストランでの外食、有機食材や高級食材を日常的に購入可能 |
医療 | 最先端医療や高度な治療を受けられる、予防医療にも十分投資可能 |
娯楽 | 年数回の海外旅行、趣味への高額投資、文化活動への積極的参加 |
その他 | 子どもや孫への教育資金支援、慈善活動への寄付も可能 |
資産2億円あればかなり余裕のある生活を送れる可能性が高いです。
ただし、資産が多いからと言ってむやみにお金を使うのではなく、使い道や目安の金額を立てておくのがおすすめです。
60歳で資産2億円ある場合におすすめの資産運用方法
60歳で資産2億円ある場合におすすめの資産運用方法は以下の3つです。
- NISA
- 投資信託
- 債券投資
NISA
60歳で2億円の資産運用において、NISAは有効な選択肢の一つです。
2024年から始まった新NISAでは、年間360万円まで投資でき、運用益が非課税となるため、節税メリットの高い運用が可能です。
60歳からでも生涯投資枠1,800万円を活用でき、5年程度かけて満額投資することで大きな節税効果を得られます。
特に、安定性の高いインデックスファンドやバランスファンドを中心に投資することで、リスクを抑えながら着実なリターンを目指せます。
また、NISAで運用した資産は相続時にも有利な取り扱いを受けられる場合があるため、相続対策としても効果的です。
投資信託
投資信託とは、投資家から収集したお金をまとめて資金とし、運用のプロが株式や債券に投資・運用する商品です。
投資信託のメリットには以下のものがあります。
- 分散投資してリスクを軽減できる
- 少額から購入可能
- 専門家が運用する
一般的に株式投資はそれなりの元手が必要ですが、投資信託であれば少額から投資できて、かつプロが運用してくれるので、始めるハードルは比較的低いです。
債券投資
債権とは、国や企業などが投資家からお金を借りるときに発行される証書です。
早めに手放してしまうと元本割れする危険はありますが、購入すると利息を得られて償還日になれば元本が戻ってきます。
ただし、債券には多様な種類があるので、満期までの期間や利率は一概には言えません。
もしも、債券の発行元が破綻してしまえば損害は大きいですが、個人で購入できる債券は発行元が国などの大きな機関が大多数のため、倒産する危険性は低いといえます。
投資に挑戦してみたいけれど元本割れの心配があるから踏み出せないという方におすすめの運用方法です。
60歳からの資産運用はFPに相談してから始めるのがおすすめ
60歳からの資産運用はFPに相談してから始めるのがおすすめです。
FPに相談することで、60歳というタイミングにあった資産運用の方法や、ライフスタイルにあった商品の選び方についてアドバイスを受けることができます。
また、万が一の際に家族に少しでも多くのお金を残したいという方には相続税対策に関するアドバイスもしてくれる可能性があります。FPのアドバイスの下、最適な運用を実現しましょう。
FPに相談するなら無料で相談できるマネーキャリアがおすすめです。
- 今後のライフプランを踏まえた資産運用の方法をアドバイスしてもらえる
- 安全に資産を増やすための商品の選び方や運用プランをアドバイスしてもらえる
- オンライン相談も対面相談も対応可能
- 納得いくまで何度でも相談無料
60歳から資産2億円で資産運用を始めるときのポイント
60歳から資産2億円で資産運用を始めるときのポイントは以下の3点です。
- リスク許容度を把握する
- 分散投資でリスク管理を行う
- 専門家に相談する|マネーキャリアがおすすめ
リスク許容度を把握する
1つめはリスク許容度を把握することです。
たとえ資産2億円があっても、リスク許容度を把握した上で堅実に資産運用するのがおすすめです。
60歳から90歳まで生きる場合は以下の金額がかかると想定されます。
- 生活費:1億3,644万円
- 医療費:457万円
- 介護費:581万円
- 合計:1億4,682万円
もしも100歳まで生きれたときは、さらに10年分のお金が必要です。
会社員を退職したあとは収入が途絶えてしまうので、年金に頼るのではなく、ある程度自分でも準備することが大切です。
分散投資でリスク管理を行う
2つめは分散投資でリスク管理を行うことです。
子供・孫に相続するために資産運用を行っている場合、1つの投資商品にすべてを賭けてしまうと思った金額を相続できなくなる可能性があります。
そのため、老後資産2億円あっても油断せずに分散して投資することが大切です。
例えば、国内株式30%、先進国株式20%、国内債券30%、先進国債券15%、REITや金などのオルタナティブ投資5%といった配分が考えられます。
また、定期的な見直しを行うことで、目標とする資産配分を維持し、リスクをコントロールすることも大切です。
専門家に相談する|マネーキャリアがおすすめ
3つめは専門家(FP)に相談することです。
60歳からの資産運用は、税務対策や相続対策も同時に考慮する必要があり、個人で全てを判断するのは困難です。
そこでFPに相談することで、あなたの資産状況やライフスタイルを踏まえた、最適な運用方法を提案してもらえます。
また、税制優遇制度の活用方法や相続時の対策なども含めた総合的なアドバイスを受けることができるので一度専門家(FP)への相談を検討しましょう。
【番外編】資産2億円あれば何歳でリタイアできる?
60歳で資産2億円あれば、仕事を早めにリタイアして、配当や資産運用の収入で生きていくことができる可能性が高いです。
ただし、60歳で資産2億円あっても、家族の状態や自分の支払状況によってはリタイアが現実的かが異なります。
例えば、子どもが独立して教育費用が必要なかったり、持ち家で住宅ローンの返済が終わっているのであれば、リタイアも目指せます。
また、普段の生活費や娯楽費にかかる費用によってもリタイアして問題無いかが異なるため、どんな状況ならリタイアが可能か知りたい方は専門家(FP)に相談してみるのがおすすめです。
60代でリタイアしても大丈夫な人の特徴3選
60歳以降でリタイアしても問題ないとされる人の特徴は、以下の3つです。
- 公的年金で生活できる
- 老後資金が十分に貯まっている
- 今後のシミュレーションをしっかりとしている
これらの条件を満たしている人は、経済的な不安を抱えることなく60代でのリタイアができる可能性があります。
特に重要なのは、公的年金と貯蓄のバランスで、両方が適切に準備されていることが安心なリタイア生活の基盤となります。
また、事前のシミュレーションによって将来の収支を把握していることで、計画的で余裕のある老後生活を実現できます。
まとめ:60歳からの高額資産運用の相談はマネーキャリアへ
ここまで、60歳で資産2億円を持つ場合の生活レベルや運用方法、リタイアの条件などを紹介してきました。
結論、資産2億円があれば裕福な老後生活が可能である一方で、更に資産を増やすためには適切な運用プランとリスク管理が必要不可欠です。
しかし、2億円という高額な資産運用や税金対策、相続税対策には専門知識が必要であり、個人で全てを判断するのは困難です。
そこでおすすめなのがマネーキャリアの資産運用相談窓口の活用です。
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