「持病があっても入れる保険のメリット・デメリットは?」
「持病があっても入れる保険のデメリットを踏まえて保険を選びたい」
と、お悩みの方は多いのではないでしょうか。
結論、持病があっても入れる保険には、「通常の保険※部位不担保付」「引受基準緩和型保険」「無選択型保険」の3つがあり、それぞれ以下のようなメリット・デメリットがあります。
詳細 | |
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メリット | ・持病があっても 保険に入れる可能性が高い |
デメリット | ・保険料が割高になりやすい ・希望する保障が 受けられない場合がある |
そのため、なるべく保険料を抑えたい方や希望する保障内容を担保したい方は保険の専門家に相談するのがおすすめです。
本記事では持病があっても入れる保険のメリット・デメリットについて詳しく紹介します。
持病があっても入れる生命保険や医療保険の選び方なども解説するのでぜひ参考にしてください。
この記事の監修者 谷川 昌平 フィナンシャルプランナー
株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー、証券外務員を取得。
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この記事の目次
- 持病があっても入れる保険のメリット・デメリット
- 持病があっても入りやすいおすすめの保険3選
- 通常の保険は条件付きなら入りやすい
- 引受基準緩和型保険は告知項目が少なく入りやすい
- 無選択型保険は告知なしで保険に加入できる
- 持病があっても入れる保険の選び方
- 無料相談窓口に相談する
- 最初から入りやすい保険を選ばない
- 複数の保険会社を比較する
- 持病の保険加入・見直しで保険相談窓口がおすすめな理由
- 保険相談窓口は安くておすすめな生命保険を探してくれる
- 持病があっても入れる保険に関するよくある質問
- 県民共済に持病があっても入れますか?
- 医療保険のデメリットはなんですか?
- 持病はどこまでが持病ですか?
- 保険に入れない持病の一覧は?
- 持病があっても入れる保険はデメリットもあるため慎重に検討する
持病があっても入れる保険のメリット・デメリット
持病があっても入れる保険は「通常の保険※部位不担保付」「引受基準緩和型保険」「無選択型保険」の3種類にわかれており、メリット・デメリットをまとめると、以下のとおりです。
保険の種類 | メリット | デメリット |
---|---|---|
通常の保険 ※部位不担保付 | ・持病以外の病気やケガは 通常と同じ保険料で 保障される | 持病に関する 保障がつかない |
引受基準緩和型保険 | ・告知項目が少ない ・持病に関する保障もつく | ・通常より保険料が割高 ・支払削減期間が 設定される場合がある |
無選択型保険 | ・告知がない ・持病に関する保障もつく | ・保険料が他の 2種類よりも割高 ・持病の再発は保障 対象外になる場合がある |
それぞれメリットとデメリットがあるため、3つそれぞれの特徴を把握したうえで自分の希望に最も合う保険を選択することが大切です。
上記3つの保険について詳しく解説していくので、持病持ちの方はぜひ参考にしてください。
持病があっても入りやすいおすすめの保険3選
持病があっても入りやすいおすすめの保険は以下の3つです。
- 通常の保険(部位不担保などの条件がつく場合がある)
- 引受基準緩和型
- 無選択型
上記のどれに加入するかによって、保障の範囲や保険料など特徴が異なります。
そのため、自分の持病の症状や希望する保障内容から、どの保険が合っているかを判断することが大切です。
通常の保険は条件付きなら入りやすい
持病のある方が通常の保険を選択する場合、特定部位不担保や特定疾病不担保などの条件がついた商品だと加入しやすいです。
なぜなら、特定部位不担保をつけることで保険に加入したあとで持病が悪化したとしても保障の対象外になり、給付金や保険金が支払われないためです。
また、部位不担保だけでなく、「給付金の削減」「保険料の割増」といった条件の代わりに加入できることもあります。
通常の保険は、さまざまな種類から自分の希望に合う商品を選択できることが魅力です。
保険期間や特約などの選択肢も広く、保障を設計する自由度もあります。
また、保障内容が同じであれば、引受基準緩和型や無選択型よりも保険料が割安な傾向にあります。
できるだけ割安かつ幅広い保障を受けるなら、条件付きの通常の保険が選択肢になるでしょう。
引受基準緩和型保険は告知項目が少なく入りやすい
引受基準緩和型保険は、告知項目が少なく加入しやすいという特徴があります。
引受基準緩和型は文字どおり、加入時に申告が求められる「告知」について、通常よりも項目が少ない保険です。
通常と違って部位不担保の契約が不要であり、加入できれば「持病」「既往症の悪化」に対して保障を受けることができます。
ただし、告知内容が限定されて加入しやすい分、保険料が割高になってしまう点がデメリットです。
無選択型保険は告知なしで保険に加入できる
無選択型保険は、告知が不要で加入できる保険です。
現在どのような持病や既往症を抱えていたとしても告知が不要であり、加入しやすい魅力があります。
ただし、保険料は3つでもっとも割高です。
付加できる特約や特則も少なく、保障の内容が限定されるデメリットもあります。
持病があっても入れる保険にはメリットもデメリットもあるため、以下のように悩む人も多いのではないでしょうか?
- 3つのうち、どの保険を選べば良いのかわからない
- 持病があっても入れる保険に加入して、自分に合う保障が得られるか不安
そこで、保険相談のプロであるマネーキャリアに相談すれば、上記のような悩みを解決できます。
何度でも無料で相談できるマネーキャリアに興味があれば以下から相談を始められます。
持病があっても入れる保険の選び方
ここでは、持病があっても入れる保険の選び方のポイントについて、以下の3つをご紹介します。
- 無料相談窓口に相談する
- 最初から入りやすい保険を選ばない
- 複数の保険会社を比較する
無料相談窓口に相談する
持病があっても入れる保険を選ぶなら、無料相談窓口に相談しましょう。
なぜなら、持病があっても入れる保険は種類が多く、どの保険に加入できるかは持病の種類や治療の状況によっても異なるためです。
また、加入後も「持病の状況で加入できる保険を見直す」ということも必要になるため、保険の不明点を相談できるパートナーがいてくれると心強いです。
ご自身の症状でも加入できる最適な保険を見つけるためにも、持病の引受基準に詳しい専門家に相談しながら最適な保険を提案してもらうことが大切です
最初から入りやすい保険を選ばない
持病をお持ちの方が保険を探す場合でも、最初から入りやすいものを安易に選ばないようにしましょう。
まず、一般的な生命保険に加入できないか、可能な限り探してみるべきです。
同じ持病でも保険に入れないケースと入れるケースがあります。
特定部位不担保などの条件付きだとしても、一般的な保険のほうが割安なことも少なくありません。
複数の保険会社を比較する
同じ持病を持っていても、保険会社によって加入できる・できないの判断は異なります。
また、同じ「死亡保険」「医療保険」でも保険会社によって保障内容や保険料がまったく異なります。
そのため、自分が保障を受けたい内容をカバーしていて割安な商品を選ぶことが大切です。
1社だけで加入する保険を決めることなく、複数の商品を比較検討して申し込む商品をピックアップしていきましょう。
持病の保険加入・見直しで保険相談窓口がおすすめな理由
持病がある人が保険の加入や見直しをするなら、保険相談窓口がおすすめです。
おすすめな理由は以下のとおりです。
- 保険の相談窓口は安くておすすめな生命保険・死亡保険を探してくれる
保険相談窓口は安くておすすめな生命保険を探してくれる
保険相談窓口では、安くておすすめの生命保険を探してくれます。
持病があっても入れる保険は保障される内容が制限されたり特約などが充実していなかったりすることもありますが、一方で既往歴・持病の内容によっては、通常の保険に加入することも可能です。
「持病があるから普通の保険は入れない……」と諦めるのではなく、通常の保険から加入できる商品を探してみることが大切です。
保険料負担をできる限り抑えたい方は、相談窓口を利用することで希望する保障内容のなかでも特に保険料が安くておすすめな医療保険・生命保険を紹介してくれます。
持病があっても入れる保険に関するよくある質問
最後に、持病があっても入れる保険に関するよくある質問と、その回答をまとめました。
- 県民共済に持病があっても入れますか?
- 医療保険のデメリットはなんですか?
- 持病はどこまでが持病になりますか?
- 保険に入れない持病の一覧は?
県民共済に持病があっても入れますか?
県民共済は、持病があっても加入することは可能です。
ただし、持病の種類や治療の進み具合によっては、加入できないこともあります。
告知の条件を満たせば加入できる可能性はあるため、まずはお住まいの地域で営業している県民共済のパンフレットなどで告知内容をご確認ください。
医療保険のデメリットはなんですか?
医療保険のデメリットとしては以下のような点が挙げられます。
- 病気に罹患したあとでは加入が難しい
- 持病がある場合は特定部位不担保の契約となり、
持病での入院などは保障してくれない場合がある
通常の医療保険に加入できなかったり、特定部位不担保にしないと加入できなかったりする場合、「引受基準緩和型医療保険」なども候補になるでしょう。
持病はどこまでが持病ですか?
持病は、現在も治療中の病気・ケガを指します。
そのなかでも持病は完治しにくく、長期間にわたって慢性的に患う病気を指すことが一般的です。
慢性疾患や基礎疾患とも呼ばれており、「高血圧」「ぜん息」「糖尿病」「心臓病」「リウマチ」「統合失調症」などが該当します。
保険に入れない持病の一覧は?
持病があっても入れる保険はデメリットもあるため慎重に検討する
本記事では、持病があっても入れる保険のデメリットを知りたい方に向けて、下記について解説しました。
- 持病があっても入れる保険は主に「通常の保険」「引受基準緩和型保険」「無選択型保険」の3つ
- 通常の保険は、持病が部位不担保に指定されて保障されない可能性がある点がデメリット
- 引受基準緩和型保険は支払い削減期間が設けられることがある点がデメリット
- 無選択型保険は持病の再発が保障されないことがある点がデメリット
1.以下の病気や状態の方で、通院/入院している方
2.基準(BMI30以上)を満たす肥満の方