内容をまとめると
- 住宅ローンの月々の返済額は借入金額、返済期間、金利の3つの要素によって決まり、新築の場合は12万円から15万円程度返済が必要。
- 住宅の購入金額が高くなればなるほど毎月の返済負担が増え、5,000万円の住宅を購入する際には10万円以上も返済をしていかなければならない。
- 住宅ローンは適切な金額で借入をすることで、無理なく返済を続けることが可能であり、適切な金額を知りたい人はマネーキャリアの専門家への相談がおすすめ。
この記事の監修者 谷川 昌平 フィナンシャルプランナー
株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー、証券外務員を取得。
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この記事の目次
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住宅ローンの月々の平均額はいくら?
住宅ローンは借入金額が高額になるため、月々の返済金額も多くなります。
実際に住宅ローンを利用した人が月々いくら返済をしているかを把握することは、これから住宅ローンを利用する人にとって重要です。
ここでは、住宅ローンの返済金額に関する以下のないようについて説明します。
- 住宅ローンの月々の返済額の決まり方
- 住宅ローンの平均借入額はいくら?
- 住宅ローンの平均返済年はどのくらい?
- 住宅ローンの月々の平均返済額はいくら?
住宅ローンの月々の返済額の決まり方
住宅ローンの月々の返済額は、以下の要素で決定されます。
- 借入額
- 返済期間
- 金利
借入額ですが、これは購入する住宅の価格や、購入時に支払う頭金の額によって変動します。
一般的に、購入価格の20%程度を頭金として支払うことで、借入額を減らし、月々の返済額も抑えることが可能です。
また、返済期間は通常20年から35年の間で設定され、返済期間が長ければ長いほど月々の返済額は小さいです。
しかし、その分利息の負担が増え、総返済額が大きくなります。
一方で、返済期間が短ければ短いほど、月々の返済額は増えますが、総返済額は少なくて済むというメリットがあります。
そして、金利も月々の返済額に大きな影響を与えます。
日本の住宅ローンには、固定金利型と変動金利型の二種類があり、どちらを選ぶかによって月々の返済額に違いが生じます。
固定金利型は借入時の金利が返済終了まで変わらないため、返済額の見通しが立てやすい
一方で、変動金利型は経済状況によって金利が変動するため、リスクも伴います。
住宅ローンの月々の返済額は借入額、返済期間、金利が決定されれば算出することが可能です。
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住宅ローンの平均借入額はいくら?
日本における住宅ローンの平均借入額は、購入する住宅の種類によって異なりますが、3,000万円から4,000万円です。
国土交通省の令和4年度住宅市場動向調査報告書によると住宅の種類ごとの住宅ローンの平均借入金額は以下の通りです。
住宅の種類 | 住宅ローン平均借入額 |
---|---|
注文住宅(土地の購入を含む) | 3,772万円 |
注文住宅(建て替え) | 2,394万円 |
分譲戸建住宅 | 3,054万円 |
分譲集合住宅(マンション等) | 3,020万円 |
中古戸建住宅 | 1,908万円 |
中古集合住宅 | 1,492万円 |
データを見ると、最も平均借入額が高いのは注文住宅(土地の購入を含む)で3,772万円で、最も平均借入額が低いのは中古集合住宅で1,492万円でした。
新築に限って言えば、平均借入額はおよそ3,000万円台となっています。
特に首都圏や大都市圏では、住宅価格が高いため、借入額が3,500万円を超えるケースも少なくありません。
反対に、地方では住宅価格が安価であるため、2,000万円から3,000万円の範囲で収まる場合も多いです。
新築住宅の住宅ローン平均借入額は3,000万円台が多いといえます。
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住宅ローンの平均返済年はどのくらい?
住宅ローンの返済期間については、平均的には30年から35年の長期にわたることが多いです。
住宅ローンの平均返済年数は、住宅の種類によって異なります。
住宅の種類ごとの平均返済年数は、国土交通省の令和4年度住宅市場動向調査報告書によると以下の通りです。
住宅の種類 | 住宅ローン平均返済期間 |
---|---|
注文住宅(土地の購入を含む) | 32.8年 |
注文住宅(建て替え) | 34.5年 |
分譲戸建住宅 | 32.7年 |
分譲集合住宅(マンション等) | 29.7年 |
中古戸建住宅 | 28.4年 |
中古集合住宅 | 28.5年 |
データによると新築の4種類のうち、3種類は平均返済期間が30年を超えています。
新築住宅を購入する方の多くは、返済期間を30年以上に設定している場合が多いです。
新築住宅は購入費用が中古住宅と比較して高くなるため、返済期間を長期に設定して月々の返済負担を減らしたい人が一定数いるといえます。
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住宅ローンの月々の平均返済額はいくら?
住宅ローンの月々の平均返済額は購入する住宅種別によって全く異なります。
国土交通省の令和4年度住宅市場動向調査報告書の年間返済額のデータから月々の返済金額を算出すると以下の表の通りになります。
住宅の種類 | 住宅ローン平均返済額(年額) | 住宅ローン平均返済額(月額) |
---|---|---|
注文住宅(土地の購入を含む) | 174.0万円 | 14.5万円 |
分譲戸建住宅 | 126.6万円 | 10.6万円 |
分譲集合住宅(マンション等) | 148.1万円 | 12.3万円 |
中古戸建住宅 | 106.7万円 | 8.9万円 |
中古集合住宅 | 101.3万円 | 8.4万円 |
データによると、新築住宅では月々の住宅ローン返済額が12万円から15万円です。
中古住宅でも月々の住宅ローンの支払いは8万円台であり、住宅ローンの返済が家計の大きな負担となっていることは言うまでもありません。
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住宅ローンの適切な借入額は?購入金額に対する借入額の割合から確認
住宅ローンを利用することで、毎月高額な返済を長期間継続していく必要があります。
そのため、住宅ローンの借入時には、無理なく返済を続けていける金額で借入を行う必要があります。
例えば、年収500万円の人であれば、年収の5倍の2,500万円を借入すると返済を無理なく継続していけるといわれています。
そのため、新築住宅の購入費用が3000万円としたとき、購入費用のおおよそ17%は頭金で用意し、残りの83%を住宅ローンによって用意することで、無理なく返済をしていくことが可能です。
無理なく返済していけるかどうかは、年収や雇用状況、家族構成など状況によって変わります。
しかし、購入金額全額を住宅ローンによって調達しようと考えると返済が大きな負担となる可能性が高いため、目安として購入費用の80%程度までを住宅ローンでまかなうようにしましょう。
購入費用の20%を頭金として準備することで、月々の返済負担を軽減できます。
住宅ローンの月々の返済額をシミュレーションで確認
住宅ローンの月々の返済金額は住宅の購入代金、返済期間、金利が決まっていれば算出できます。
ここでは、以下の住宅の購入費用ごとに月々の返済金額をシミュレーションします。
- 3,000万円
- 4,000万円
- 5,000万円
3,000万円の住宅を購入する場合
3,000万円の住宅を購入する場合の月々の返済額を考えます。
ここからのシミュレーションについては以下の条件で計算を行います。
- 返済期間は35年、元利均等返済で返済をする
- 頭金は20%
- 金利は全期間固定金利1.5%
4,000万円の住宅を購入する場合
4,000万円の住宅の購入をする場合も同様に月々の返済金額を算出していきます。
4,000万円の購入費用のうち、頭金を20%用意するため住宅ローンの融資を受ける金額は3,200万円です。
3,200万円を35年で返済する場合、設定したシミュレーションの条件下での返済金額は9.8万円です。
4,000万円の住宅を購入する場合、10万円弱の返済を35年間毎月行っていく必要があります。
高額な返済になるため、定期的な家計の見直しが必要です。
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5,000万円の住宅を購入する場合
5,000万円の住宅の購入をする場合でも月々の返済金額をシミュレーションしていきます。
5,000万円の購入費用のうち、頭金20%を除いた部分は4,000万円です。
4,000万円を35年で返済する場合の返済金額は12.2万円です。
12.2万円を継続して返済していくためにはある程度の年収がある必要があります。
また、家族構成の変化や雇用状況の悪化などが起こると返済が難しくなる可能性が高いです。
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適切な返済額を知りたい方におすすめのサービス:マネーキャリア
ここでは、適切な返済額を知りたい方におすすめのサービスについて紹介します。
住宅ローンは、長期間決まった金額を返済していく必要があります。
借入金額が高いと月々の返済負担も大きくなるため、自分の状況に応じて適切な金額の借入をする必要があります。
また、適切な金額で住宅ローンを借りるためには、年収や雇用状況などの詳細な分析が必要となるため、適切な金額をしることは自分では非常に困難です。
そこで、住宅ローンの適切な返済額を知りたい方は、マネーキャリアへの相談がおすすめです。
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住宅ローンの月々の平均額まとめ
この記事では住宅ローンの月々の平均金額や購入金額ごとの月々の返済金額について解説しました。
住宅ローンの月々の返済金額は購入する住宅の種類によって異なりますが、新築の場合は10万円以上となることが多いです。
また、4,000万円以上の住宅を購入する際に住宅ローンを使う場合、月々の返済金額は10万円を超えてくるため、返済の負担が大きくなることに注意が必要です。
住宅の購入代金が高くなればなるほど、返済の負担も大きくなるため定期的な家計の見直しや、借入前に専門家に相談して無理なく返済していけるかどうかを考えるべきです。
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